『風邪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
詩とかではなくて
本当に風邪をひいたかもしれない
鼻水が止まらない
元々鼻炎持ちだけど
今日は殊更酷い気がする
でも言わない
明日楽しみなことがあるから
きっと風邪じゃない
もし明日嫌なことがあったら
きっと風邪だっただろうな
コンコン コンコン 狐の声がする
雪の降る庭で 楽しそうに子狐が遊んでいた
僕はその様子を布団で横になりながら
コンコン コンコン 羨ましそうに眺めている
【風邪】
愛失い
僕のこころは
風邪をひく
心が風邪をひく=うつ病
大切な人を失い、
心に深くダメージを負った僕のきもちをよんでいる
最近、鼻をかむことが多くなった。風邪をひいたのかな。周りの友達も喉が痛いって言ってたり、咳をしている人も多いから、どこかで移っちゃったのかも。体調が悪くなるのは風邪の菌のせいだけど、やっぱり対策はしないといけない。睡眠をしっかりとって、適度な運動をして、暖かい格好をする。めんどくさいことかもしれないけど、自分の身は自分しか守ることができないから頑張るしかない。
弱くなくなるのが怖いよぉって言ってる人にどう声を掛けたらいいんだろう。誰かにとって誰かっていうのは須らく無力だね。溺れている人に手を差し伸べたら水に引きずり込まれてしまうことがあるなんていうけれど、結局2人とも助からないんだもんな。
風邪を引かないように気をつけてね。って言って意味のある人じゃない。君に欠けた部分はここじゃないから、時間の無駄をしているなあ、っておもう。
意味がないんだもんね、全部。君にとって都合の良いことはどうも信じられないんだろう。消えたような気分で話せなくちゃ、ね。
26.風邪
僕は熱をだしてしまった。
とても高く、40度近く出てしまった。
「最悪だ…」頭が痛い、喉が痛い、体がだるい。
目の前がグラグラしていて気持ちが悪い。
目をつぶっていたらいつの間にか寝てしまっていた。額が冷たい。冷えピタをつけてくれたのだろうか。
目を開けると天使がそこにいた。
夢でも見ているのではないか?そう思った。
「目覚めたの?おはよう。体調はどう?」
そう聞かれたが、混乱していて声が出ない。
どういうことだ。天使が目の前にいる。
そんなことを思いながらまた寝てしまった。
起きると、夕方になっていた。
隣には夢に出てきた天使に似ている人がいた。
よく見ると彼女だった。
僕は夢でも現実でも彼女が看病してくれたんだと
とても嬉しかった。
これからも彼女を大事にしようと思う。
風邪
空気が乾燥して、喉がイガイガし始めると、
またこの季節かぁと、焦って飴を舐め出すんだよね。
風邪をひいた。
身体が丈夫なのが自慢だったので少し悔しい。
風邪をひいてしまった罪悪感に
苛まれたが、風邪をひいていいこともあった。
好きなドラマを沢山観れた。
久しぶりにゆっくり休めた。
いっぱい寝れた。
仕事を風邪で休んでしまったのは
少し申し訳なく思うが、休みたい時は
適度に休む事も必要だなと思った。
休みすぎは良くないかもだが、自分の限界を
知ることも大切。
辛い時は無理せずに休もう。
たとえ風邪でなくとも。
#風邪
#6
「風邪」
風邪引きの時は、何故かどうでも良い記憶が
断片的に思いだしちゃうのは、なんなんだろうか…?
え?マジ、俺、死ぬの…?とまでにはならないが…。
風が冷たく 体を包む
風邪の微熱 心にささやく
喉のかすかな痛み 風邪の告白
寒さと共に 体を襲う
布団の中で 戦う身体
風邪の影が 静かに忍び寄る
温かなスープが 癒しの手
風邪の嵐にも 勇気をくれる
僕の経験をもとに書きました。是非読んでいってください。皆さんは、こんなことにならないように気をつけてください。
「君が風邪をひいたら、辛くなったら、どこにいても会いに行くから!」
大好きで、大切な君に言った僕は、まだ現実を知らなかった。
君の住んでいるところに行くための交通手段。それに費やす費用。僕が知る由もない。そんな僕の、時によっては嘘とも解釈できる言葉に君は
「私もそうさせて」と、たった一言。
口に柔らかい、僕の心を照らすような、優しい微笑を浮かべてそう言った。
あれから、僕は、君と会うこともなく、今では普及しているメッセージアプリで別れを告げられた。
その時に言われた言葉は「友達として、仲良くしてね」だった。
僕は今も思う。
君は元気かな。いじめられてないかな。
風邪をひいてないかな。
そして心配になった僕は、意を決してこう連絡する。
「久しぶり!嫌なことはない?元気?」
「風邪はひいてない?」
この時、自分の無力さを思い出して胸の奥が痛んだ。
熱、鼻、のど。
熱が出たら休める。
基本鼻とのどにしか来ない私は損だ。
風邪は風邪。しんどいのに。
(風邪)
「アンタ、顔赤くない?もしかして酔っ払ってる?昼だけど」
「まさか。仕事前に飲む程私は不真面目ではないよ」
珍しく同僚から話しかけてきたと思ったら、飲酒を疑われていた。否定はしたが、とても不名誉だ。
「熱でもあるんじゃないか?」
彼女に呼ばれてきたのか、友人が顔を覗き込んできた。
熱?私は丈夫な体だから、熱など出た記憶はない。
「師範、大丈夫?」
「無理しないで休んでろよな」
弟子たちもぞろぞろと出てきて私は囲まれた。
特にだるくもなかったが、確かに少し体が熱を持ってる感覚はある。
そして、半ば強引に自室へ追いやられ、ベッドに横になった。
「珍しいな、お前が風邪を引くだなんて」
「風邪……?」
思わず聞き返す。
同僚たちは呆れた顔をする。何故だろう。
「粥でも作ってくるから、大人しくしてろよ」
「私もー!師範、起きたらダメだからね!」
弟子たちに命令までされてしまった。
「お前は無理しすぎだ、いつか過労死するぞ。だからあれ程休めと言ったのに……」
「まぁ、いい機会じゃない?しっかり休んで早く復帰しなよ。仕事たまってんだから」
耳は痛いが、こうして見守られているのが嬉しくて、つい笑ってしまう。
「すまない、お言葉に甘えて今日は休ませてもらう」
「何か欲しいものはあるか?」
「いや、無いよ」
私の欲しいものは今、目の前にあるのだから。
こんなあたたかな気持ちなるのなら、風邪を引くのも悪くはないな──不謹慎だがそう思った日だった。
【風邪】
「ぁ……なんかグラグラする…」
それは頭が痛んだ事からはじまった。
元々偏頭痛持ちだし、雨も降ってるからまたいつものことだ、と呆れ半分で薬を飲んだ。
いつもならすぐ効く頭痛薬も全くもって効かない。
あ、これちゃんとヤバいやつだ、と認識したとたんグラリと視界が揺らいで黒に染った。
次に目が覚めたのは見知らぬ天井の下だった。
ほのかに消毒液の匂いがする。それに先生の匂い。
「…よかったぁ、やっと起きた…。気分はどう?」
「せ、せんせぇ……?」
「そうだよ、貴方が倒れたって聞いて心配で来ちゃった」
いつもより先生の目線が低い。
ベットサイドに手をかけてこちらを見つめる先生に見とれて暫くボーッとしているとおでこにデコピンを食らった。
一応病人ではあるのだから少しは優しくして欲しいものだ
「なんでもっと早く周りの人に言わなかったの、」
だって気づいたのが遅かったとか、薬を飲んだのに効かなかったとか言いたいことは沢山あったけど、先生が心配してくれた事実が嬉しくて言葉が出ない。
そんな私がまた熱に魘されてるとおもったのか、おでこに先生の手が触れた。
熱をもった額に体温の低い先生の冷たい手が触れれば、熱が引いていくようだ。
「あつ……風邪かなぁ、。悪化しないといいけど…」
「先生…、授業は、?」
この時間先生はうちのクラスで授業があったはずだ。
こんな時にまで先生の事を考えられる私偉いでしょ、とか
「…あ〜ほら!じゅ、授業変更でね?2組の授業無くなっちゃったからフリーだったの。たまたまね、」
じゃあまだ先生はいてくれるってことでいいのかな。
風邪の時って人肌が恋しくなるっていう言葉に甘えて先生を捕らえておきたい。
「なぁに、帰って欲しくないの?この後授業も無いし貴方が帰るまでここに居てあげるよ」
くふふ、とはにかんだ顔が眩しい。
先生の整いすぎた国宝級の顔を見てたらまたクラクラしてきた。
心做しか額の熱も上がった気がする。
「…せんせい、かえっちゃダメ、です…」
「はいはい、何処にもいかないよ」
額にあった手がするすると髪の毛を撫でた。
あぁ、幸せすぎて死んでしまいそう。
風邪をひくのもたまには悪くないなぁとか。
2組の現代文の授業は先生の都合によって自習になっていたが、自習の本当の理由は先生のみぞ知る。
2023.12.16『風邪』
CMじゃないけれど、私の風邪は、喉に来る。
と言っても、もうずーっと風邪はひいていない。ちなみにひいた時は、近所の耳鼻咽喉科へ行く。(治療と薬の出し方が上手なので)
二度ほど、咳が止まらないことがあった。
冗談抜きで、一日中。何をしていても止まらない。寝てもいられない。咳をし続けて一ヶ月ほど経ったのち、肋軟骨を骨折した。(レンドゲンに写らなかったので、肋軟骨だろうと。肋骨なら、ちゃんと写るらしい)
相当、胸に負担がかかっていたというわけだ。
風邪をひいたとしても、この時期、インフルエンザやコロナも流行っているから、個人での判断は危ない。結局、病院で検査を受けることになる。そんなあやふやな状態にならないためにも、風邪はひかないに限る。暖かい格好をして、手洗いとうがいをして、湯冷めは避ける。この冬も、無事に乗り切りたいものだ。
「風邪」
お題【風邪】
「ぶえ、ぶじゅん! 」
隣で盛大にくしゃみをしたのはブルドッグの小茶郎だ。
「あれ? 風邪引いた? 」
ちょっと前から父ちゃん、風邪気味だったからなあ。犬にも風邪ってうつるんだ。
そんなことをぼーっと考えながら、たたみ終わったタオルを片付けて、晩御飯の用意をする。
小茶郎のご飯はちょっと体にいいものを。
ご飯の後も小茶郎は心なしか元気がないように見える。
いつもなら、まだ走り回っている頃なのにもう毛布の上で寝ている。
それを見ながら、私もこたつで寝てしまった。
次の日、小茶郎は元気いっぱいで、昨日のくしゃみはどこへやらという感じだった。
父ちゃんも完全回復したようでピンピンしていた。
それに対して私は…
「クシュンッ!!」
ずぴーっと鼻をかむ私に父ちゃんは「こたつなんかで寝るからだ」っだって。
そういや、父ちゃんが風邪引いたのもこたつでなちゃったせいだったか?
なんにせよ、さっさと風を治さねば。
心配そうにくっついてくる小茶郎に風をうつしてしまわないように。
#風邪
本当、風邪って嫌い
身体の不調が出て 苦しくて 辛い
でも、風邪をひいたら
家族皆んな優しくなって愛されてるって実感できる
私はその瞬間が好き
自分は愛されてるって思えてじゃあ早く風邪を治して
家族に愛を返さなきゃて幸せが巡る
でも、身体の弱い私はよく風邪をひく
それだからこの幸せの連鎖が辛いと感じるときもある
だから私は風邪が嫌い
私は体が弱く風邪をひきやすい。
私にはひとつ上の兄がいる。
私は兄よりも恵まれ幸せだと思う。
親からの愛情も、才能も兄より貰ってるから。
兄は小さい頃から何も出来ない。いわゆる馬鹿だ。
私は兄を貶す。私の方が立場が上だから。
だって、また風邪をひけば親からの心配もされる。
『愛されもするから。』
馬鹿で親に愛されない兄より、
親に愛されて才能もある私の方が上だから。
周りから私は
『風邪ひきわがままお嬢様』
と呼ばれている。
私はそれを否定しない。
だってお嬢様みたいに育てたれたし。
もう完璧なお嬢様でしょ?
#『風邪』
No.7
風邪#22
冬の訪れを風が教えてくれた。
「もう今年も15日か。早いような遅いような、、、
濃い一年だったな。」
なんて冬空の下で零した言葉は喧騒の中に消えていった。
気づけば僕の好きな季節が巡ってきた。
レモンティー片手に真っ赤になった手を見てやっと寒さを実感する。
僕はなにをしているんだろうか。
待ち人なんていないのに。
早く帰らないと風邪をひいてしまうかもしれないのに。
私はよく風邪をひく子どもだった。
熱はあまり出なかったが、喉が弱かったのか咳がひどく、特に夜は辛かった。
甘えん坊だった私は、そんな時は余計に母にべたべたとまとわりついたものだったが、不思議なことに母に風邪がうつることはなかったようだった。
私は母が寝こんでいるところを見たことがない。
なんで、お母さんは風邪ひかないの?
気合いよ、気合い。
布団をかぶった私が聞くと、母は笑ってそう答えた。
そして今。
「気合いよ、気合い」
いつの間にかすっかり丈夫になった私は、あの時の母と同じ言葉を娘に返している。