僕の経験をもとに書きました。是非読んでいってください。皆さんは、こんなことにならないように気をつけてください。
「君が風邪をひいたら、辛くなったら、どこにいても会いに行くから!」
大好きで、大切な君に言った僕は、まだ現実を知らなかった。
君の住んでいるところに行くための交通手段。それに費やす費用。僕が知る由もない。そんな僕の、時によっては嘘とも解釈できる言葉に君は
「私もそうさせて」と、たった一言。
口に柔らかい、僕の心を照らすような、優しい微笑を浮かべてそう言った。
あれから、僕は、君と会うこともなく、今では普及しているメッセージアプリで別れを告げられた。
その時に言われた言葉は「友達として、仲良くしてね」だった。
僕は今も思う。
君は元気かな。いじめられてないかな。
風邪をひいてないかな。
そして心配になった僕は、意を決してこう連絡する。
「久しぶり!嫌なことはない?元気?」
「風邪はひいてない?」
この時、自分の無力さを思い出して胸の奥が痛んだ。
12/16/2023, 12:20:36 PM