風に身をまかせ』の作文集

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風に身をまかせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/15/2024, 9:17:23 AM

「お待たせ、危ないよ」
「大丈夫、早かったな」
風の吹き抜ける屋上
夕日に煌と舞う黒が眩しく
俯きがちに歩いた先で
からころと笑い声が降る
「後どのくらいだった?」
「一時間くらい」
「本当に案外早かったんだな」
「此処まで来て優先順序は間違えないよ」
「どうだか。手紙忘れてきたりしてないか」
「元々用意するつもりなかったし」
「………そーか」
疾うに既に意味の無いそんなのもの
けれどその右手にひらひら踊る白い紙
「……案外、意外」
「笑えよ一寸感傷に浸ったんだわ」
「笑わないよ、良いんじゃない」
赤い日差しが墜ちてくる
煌々と灼々と墜ちてくる
眼下は忙しなく騒々しく
不気味な程に静まり返り
ただ戦々恐々侃々諤々
大地が太陽に墜ちてゆくのを
ーーー待たないと、二人で決めた
「じゃあ、そろそろ行くか」
「そうだね。またいつか」
靴は脱がずに柵の外
最後の握手は酷く熱く
からりとした笑顔と共に
溶け爛れる風へ足を踏み出した

<風に身をまかせ>

5/15/2024, 9:03:54 AM

ガッカリして、風呂場に向かった。
「ちょっと、何してるの! びしょびしょになって」
母の目が見開かれた。
「ベランダに居たから」
「はー?! なんでこんな台風の日に、ベランダなんか出るの? 危ないじゃない! ここ何階だと思ってるの!」
「18階」
濡れた服と、室内の冷房は、容赦なく体温を奪っていく。
早く風呂に入りたい。
「そうよ。死にたいの? 万が一、落ちたらどうするのよ! もう高校生なら、それくらいわかるでしょ」
風呂場に向かう俺を、母の言葉が追ってくる。
「うっせーなー」
扉を閉めて、母からの追撃を阻止した。

台風の中なら、飛べるんじゃないかと思ったんだよ。
力強い風に身をまかせることができたら、何か変わるんじゃないかって。


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風に身をまかせ

5/15/2024, 8:59:15 AM

風に身を任せ

そこは…闇より深く暗く窮屈な世界だった。
抜け出したい…自由になりたいとその二つの思考が毎日繰り返し頭によぎる。
それ以外考えられず…いや考えられなかったのかもしれない、そんな日々が続いていく。
窮屈な世界には重みがあった。まるで終わらない組体操のように何層にも自分と同じようなものが積み重なっていた。視界は変わらないまま軽くなったり重くなったりを繰り返す。
そんなある日の事、突然に日常が崩れた。
いつもと変わらないずっしりとした感覚はなく、どこか浮憂感がある。一定の速度で上下に揺らされたかと思えば、急に止まったり、、とにかく初めての感覚で戸惑いが隠せなかった、
その時闇より深く暗かった普段の情景は突如として無くなった。
それは私がずっと待ち望んでいた世界だった。
少ししつこいくらいに光り続けている世界に私は今飛んでいる。
目の前にあるのかと錯覚するくらい光り続けている太陽の存在を忘れるくらいに風が気持ちいい、
どこに向かっていくのかも、これからどうして行くのかも何も決まっていないが、何故か不安はなかった。
風に導かれるままにどこへ終点として向かうのか。そんな事を考えるだけで今はきっと世界中の誰よりも満喫してるのだろう。




補足・ 積み重なった資料の1枚の紙が飛ばされる物語
です。

5/15/2024, 8:57:13 AM

風に身を任せて歩む。

肌寒い冬の終わりを告げる風に追い上げられ、力強く歩く。

5/15/2024, 8:55:12 AM

『子供のままで。』

保育の仕事で子どもたちを預かっていると、
「ピンポン♪」とインターフォンが鳴るたびに
幼い子どもたちが、
「ママ!」と目を輝かせて
玄関の方を指差し、
反応することがあります。

ママやパパがお迎えに来てくれた!
と思ってるんですね。
そんな幼い子どもたちの
まっすぐな親への絶対的信頼感が
ほほえましくもあり、
眩しくも感じられます。

親との関係が
人間関係の土台になることを思えば、
子どもが親から愛情を与えられると
信じてやまない表情に
見ているこちらも幸せな気持ちになりますし、
ほっと安堵する思いになります。

私自身は子どもの時
親に対しても誰に対しても
うまく笑えなかったので、
子供の頃の笑顔のままで
笑えることがどんなに
ステキで幸せなことかと
子どもたちを見ていてふと考えるのです。





『失われた時間』

コロナ禍が始まろうとする数週間前に夫が倒れた。
半身麻痺の障害が残る症状で
入院が半年ほど続き、
その間、私は家のことと子どものこと、
そして仕事を済ませてから
毎日、病院へ面会へ行った。

急な状況の変化とこれからの生活のことで
心身が疲弊した。
その年は健康診断の数値が悪く、
低音難聴と診断された。

あれから4年。
とにかく無事に一日が
終わるよう必死だった。

夫のことで
たくさんの手間と時間がとられ、
自分を失くすような感覚に
陥ることもあった。

正直、この生活から離れたいと
何度も思った。
そうやって自分を失くす感覚で過ごしたその頃は
苦しいだけのムダな時間でしかなかった。

だけど、もし夫の病気がなければ
私はずっと平穏と思いながら
空回りしつづける
何も掴めないような生活を
過ごしていたことだろう。

今だって大変なことはたくさんある。
でも、それ以前の暮らしより
今のほうが確かに自分の人生を
進んでいっていると感じられる。

失われた時間
取り戻せない時間

本当はどの頃のことを
意味するのだろう。





『風に身をまかせ』

山の麓のダムの近くに
ベンチがいくつかあるだけの
原っぱの広場がある

休日の朝
赤いタータンチェック柄の
レジャーシートを持って
広場に行く

誰もいない原っぱで
レジャーシートを広げ
一日が始まろうとする
空の下でゆっくりと
身体を動かし呼吸をする

大空から風が吹き抜けてくる
その風を肌に感じながら
自分の心身が大きく
開き放たれていく

この空と風が吹き抜ける中で
身をまかせ
私が在ること知る
特別な時間

5/15/2024, 8:50:59 AM

風に身をまかせて


広い草原で、草むらの上に座りゆったり流れる雲とあたたかい日差しとさわやかな風を感じる。そんな素敵な場所があったら幸せだと思います。
風に身をまかせて、嫌なことも全部忘れてしまいたい。たまにはぼーっとした時間を過ごしたい。

5/15/2024, 8:49:43 AM

私たちランタン祭で飛ばされる願いのように風えらべずに

5/15/2024, 8:22:30 AM

風に身をまかせ


私は、2006年に脳出血になってから、不思議なこと
ばかり体験している

最初は、幽霊なんて信じなかった
小学1年生のときに、脳出血になってから、幽霊が見えるようになっていろいろ悩んだ

そして、不思議な夢や、2006年から幽霊が見えて
私に取り憑いていた
女性幽霊の発言により、自分の前世も知っている



私の前世
日本の戦国時代………

政略結婚していたけれど、赤ちゃんを産んでいなかった
とても短く、20歳にもいっていない
とても悲しい前世の、わたしの最期だった

今はもう成仏していないけれど、
わたしに取り憑いていた女性は、前世のわたしの
お姉さんでした。
その人は、私に呪ってもいいほどの怖さを持っていた けれど、大河ドラマ軍師官兵衛でも出てくるほどの
女性の歴史人物で、その女性の夫は、織田信長に仕えていた人。その女性人物を演じた女優さんも有名な方なので、あまりにも、有名すぎた歴史人物だったため、名前を出さないけれど、

私の前世は、日本の戦国時代にて1580年、
人質に出され、市中引き回しされて六条河原にて
公開処刑として斬首されました。

よく夢の中で、川の近くで後ろ手拘束されている美少女が、人が見ている中、公開処刑で斬首される夢を見た
ことが50回ぐらいある。

幽霊だって見えるし

前職で、
ドラマ[ブラックペアン]外観ロケ地になった
藤田医科大学病院に勤めて転勤し、
今、私は、JA病院に勤めているが、
藤田医科大学病院でも、私の父、亡き祖父が入院した
場所でもあり、お見舞い中に、貞子みたいな幽霊や、
足が無い人間みたいな男の子幽霊もいて、
ぜんぜん怖くない
今でも、JA病院の地下にある霊安室の横通路を歩いて、
霊安室近くの勤務先に勤めている。地下でよく幽霊を 見る。今日だって見えたから。なので、幽霊は
わたしにとって、怖くない

2006年から幽霊を見ることに慣れているし、
自然と幽霊が見えてしまう

自分の前世も幽霊だったときが多かったから

わたしは、左手の親指に仏眼がある。
左手の親指に仏眼がある人は、先祖様に見守られて
霊感が強い証


戦国時代の私、よく頑張った
生前の私だった戦国時代のわたし、お疲れ様
もう悲惨で、惨い最後は無いよね。
無いと信じているから 

自分に[ありがとう]

人生に身をまかせよう

5/15/2024, 8:15:04 AM

『風に身をまかせ』

魔術師のお店で飼われているチェシャ猫は
風に身をまかせてお散歩するのが日課です。

今日は一体どこへ行くのでしょう?

チェシャ猫が河川敷を眺めていると、
少年たちが一人の男の子を
取り囲んでいる現場を目撃。

「やーい、泣き虫リヒト」
「お前のからあげクンよこせよ」

男の子が首を横に振ると、リーダー格らしき
横幅の広い少年が「ライダーキーック!」と
叫びながら蹴りを入れました。
男の子はその場に倒れ込み、周りの少年
たちはそれを笑いながら見ています。

「にゃ~いじめはダメにゃ」
チェシャ猫がふよふよと空から舞い降りてくると、
少年たちは突然現れた謎の生物にギョッとしました。

「うげ!魔物だ!」
チェシャ猫が魔法を唱えると、少年たちの頭上から
タライの雨が降り注ぎ、頭をぶつけた少年たちの
目にチカチカと星が飛んで、そのまま気絶しました。

「ありがとう」
助けてもらったお礼にと男の子はチェシャ猫に
からあげクンを分けてあげました。

からあげクンをもぐもぐと頬張りながら
チェシャ猫は次の場所へ向かいます。

辿り着いた先は銭湯でした。
「あんたまた来たのかい」
受付のおばあちゃんが新聞から顔を上げて
チェシャ猫の方を見ました。
このおばあちゃんはたまに煮干しをくれたり
するいい人です。

受付で香箱座りをしていると、常連さんたちが
やってきてチェシャ猫の頭を撫でました。

「あら猫ちゃん、今日も店番お疲れ様」
「にゃおん」

「よう、調子はどうだい」

お客さんの中でも特にチェシャ猫の事を
可愛がってくれる人がいます。
それはチェシャ猫が歴戦の戦士と
呼んでいるおじさんです。

おじさんの体には傷跡がたくさんあります。
きっと兵士か何かでしょう。

おじさんがお風呂へ行くとチェシャ猫も
そのあとをついて行きました。

おじさんが湯船に浸かると
ざばーっとお湯が大量に流れます。

木製の風呂桶にすっぽりと入ったチェシャ猫は
何だかうとうとしてきました。

「ばばんば ばん ばん ばん」
おじさんが突然歌い始めます。
「にゃにゃんにゃ にゃん にゃん にゃん」
チェシャ猫もつられて一緒に歌いました。

おじさんは風呂上がりにいつもコーヒー牛乳を
奢ってくれます。チェシャ猫はこれが大好きです。
「ぷはーっ!キンキンに冷えてやがるにゃ」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
気が付けばもう夕方です。
どこからかチャルメラの音が聞こえてきて、
夕ごはんの匂いがチェシャ猫の鼻を掠めました。

夕暮れが街をオレンジ色に染め上げる光景は
どこか哀愁が漂います。

お店に帰ったチェシャ猫は今日の出来事を
魔術師に話しました。

「町の人たちに可愛がってもらえてよかったですね」
「んにゃ」

チェシャ猫は満足げににんまりと笑いました。

5/15/2024, 8:11:31 AM

向かってくる風は行く手を阻むけど
振り返って身を任せ揺蕩う
【風に身を任せ】

5/15/2024, 8:02:55 AM

『風に身をまかせ』


線香の煙がたなびいては消えた
風に揺られては薄くなっていく

「記憶に残った、あなたの顔みたいだね」

線香の煙が立ち上っては消えた
風に揺られては散らばっていく

「記憶に残った、あなたの声みたいだね」

写真のあなたは変わらないから
幾年経っても変わらないから
毎日わたしは線香をあげる
あなたの為のおくりもの

線香の煙が私を巻いては抱きしめる
風に揺られては身をまかせていく

「忘れちゃった、あなたの温もりみたいだね」

5/15/2024, 7:51:16 AM

好きな人ができたその子はRくん
友達に「私好きな人できたんだよねー」と話しかけられたので聞いたらわたしの好きな人だった気まずくて私もその子のこと好きとはいえなかった 
そしてその男子と席が近くなって仲良くなってその友達に内緒でLINEを交換してしまった
そしてそのまま何も進展ないまま一年が終わった 
そしてクラス替えでその男子と一緒になってしまったその上友達に「Rくんと仲良くなったよね?好きになったりした?」と聞かれたから「好きになってないよ私別に好きな人いるし言いたくはないけど私二人のこと応援してる」と言っちゃったでもその一週間後Rくんに告白されて好きだったからいいよと言ってしまった
今も友達の前ではいい感じの距離感を保って二人の時はお弁当一緒にしてるけどバレてないみたいだしでもそのRくんの話を今でも友達から聞かされたり話したりすると気まずく申し訳ない気持ちになる
その上最近友達がRくんに告白したと聞かされどうだったか聞いたら「付き合ってる人いるからって振られんだよねショックてか誰だろう」と言われてますます気まずくなったその時は「残念だったねまた出会いがあるよ大丈夫だよ」と言ってあげたけど申し訳なかった

5/15/2024, 7:44:58 AM

風に身を任せ、北に南に旅行してみようか?
普段の仕事を忘れてゆっくり命の洗濯と洒落込むのも一興かもしれない。
職場と自宅の往復にも精神的に疲れてしまった

5/15/2024, 7:38:02 AM

退勤後の地下鉄
地深くを通る暗がりと
蛍光灯のクリーム色の光の中で
空調の風に誘われて
頭を垂れる人の波

仕事して帰って
帰って仕事して
気づけばまた地下鉄の中

毎日毎日が息をするので精一杯

そういえば気づいた、
食べるものが無い
こんな時間だけどスーパー行かなきゃ

重い身体で動かす自転車
夕日が照らす煌々とした光の中を
湿気と生暖かさを含んだ風に乗って
アスファルトの路をずんずんと

5/15/2024, 7:16:36 AM

みだれ髪 手櫛でなおす 君の目に 浮かぶ涙と 花粉への憎悪

お題「風に身を任せ」

5/15/2024, 7:12:34 AM

獣たちは風を読み
鳥たちは風に乗る
人間はどうだろう

私はそんなに風と親しくないけれど
時には自由を知る人の魂にしたがって
風の赴くまま身を任せ
あてのない旅に出てみたい

『風に身をまかせ』

5/15/2024, 7:03:10 AM

自分の気持ちを言葉にするって、すごく勇気がいる。

自分の心を言葉という形にするとき、
その形を作るまでに、昇華するまでに、苦しんで苦しんでやっとの思いで紡いだ言葉たちなんだ。

違う形で受け取られるかもしれないし
無下に扱われて受け取ってすらもらえないかもしれない。

そんな怖さと戦いながら、私が壊れないように、心を見て書いて、毎日を繋いでいる。


周りから無責任に投げつけられた言葉に苦しんでる。
言葉が自身の心を形にしているのなら、あの人たちの心は相当汚く下品で無価値のように思うよ。
早く手放したい。もう解放してくれ。
私がこんなに悩むほど、あの言葉たちに意味なんてない。
ただ、そこに私がいたから。
投げつけるものが言葉なら、目に見える傷がつかないから。




















私ね、昔はお姫さまだったんだよ。
信じてもらえないと思うけど、綺麗なお姫さまだったの。
姿を変えられてしまって、もう二度と戻れないけど。
何度も戻ろうとしたけど駄目だった。
この姿で生きていくしかないって、受け入れたのに、受け入れたはずなのに
どうしても、昔を思い出しては、溢れてしまうんだ。

5/15/2024, 7:02:56 AM

風に身をまかせてみたら、
色々な気持ちが流れていいのかもしれない。

5/15/2024, 6:59:28 AM

風に身をまかせ


どこに行くのだろう。

風の赴くままに。

行く先は誰にも分からない。

5/15/2024, 6:56:15 AM

うちのベランダのローズマリーに
タンポポの綿毛が不時着していた。
不時着だよな。ここが目的地だったら驚くが。
まあ、綿毛氏も風に身をまかせるしかないから
仕方ないけど。

綿毛を軽く摘まんで外へ放った。
すぐ下の芝生に着地してくれたら、またお目にかかれるけど
どうだろね。
なんか不意に昔のバラエティー番組を思い出した。
風まかせ 風まかせぇ~♪

(風に身をまかせ)

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