『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
失恋をした…といっても
遠くから見ていた私の片想いだった訳だが
気になるあの人の隣に並ぶ
彼女はとても楽しそう
あーあ。
そんな場面見たくなかった
この想いごと風に乗ってどこかへ
運んでくれたらいいのに
純粋な風はありえない。
風はいつも、何かを一緒に運んでくる。
目に見えるもの、小さくて細かいもの、目には見えないけれど感じれるもの。
言葉や思いなんてものも、運び出してくれるかもしれない。
風が吹く度に、この世のあらゆるものは循環をはじめ、留まっていたものはぞくぞくと動き出す。
そう思うと、風はだいぶと迷惑なヤツだ。
この世には、他のものと交じりたくない。ひとりでいたいものだっているはずだ。
わざわざ表に駆り出して、見たこともない場所へ運び込まれて、何かも分からないものとごちゃまぜにされるなんて、とんでもないこと。
そうやって、周りを巻き込まないと気が済まないのだろうか。
風の音は、大きい小さい関わらず、微かに「泣き声」のように思う。
風が泣いてるのは、誰かと交ざりたい寂しさ、なのか。
どうしたって、ひとりで吹くことが出来ない、不幸のせいなのか。
だから、風はよく、雨を纏う。
「泣いてる」風には相応しい。
そしてその「泣き声」が止むのは、何も変化しない、誰にも混ざらない、純粋な孤独。
無風の時だけなのだ。
このお題
全く分からず
一つも思い付かず
気持ちが吹雪いてる
ミ゜ミ。゜ミ(* >ω<)ミ゜。ミ。ミミ
陽の落ちる海を見ていた。
風が運んできた黒い雲が空を覆い、
さっきまで乾燥していた浜へ、
針を刺すように雨が降る。
雨宿りをした懐かしい場所、
君との思い出がよみがえる。
風に乗って導かれた、今の私に必要なもの。
【風に乗って】
お題 風に乗って
きみのため息なんて春風にかえてやる
陽のあたる坂道を自転車で駆けのぼる
きみとなくした思い出乗せて行くよ
らららららー口ずさむぅー
って、これは風になるか。あらやだ失礼。
きょうは暑い1日だった。
晴れてるから外に出たのに雫が時々顔に当たる。
傘がいる程じゃないけど、慌てて携帯で雨雲の確認をする。、、、雨雲1つなし。
南風が吹いて、海より山のほうが気温が高かったらしい。
海は見慣れてるから山に行きたい。
ほんとうは林の中で静かに暮らしていたい。
自分を見つめ直してる時間が続いてる。
「風に乗った気球に乗って」
ある町にある少年が住んでいました
上を見上げると青く広い空がひろっがている
雲が優雅に散歩している
ソレを見た少年は 空に手を合わせて
願いを告げた
『どうか、、、どうか僕も空を飛んでみたい。」
そう少年が願った瞬間 なにか丸いものが雲の中から
降りてきた。
僕はその球体に乗り 空をかける
僕は鳥になったかのように 空を飛び回る
この青く、広い広い世界を旅して、やがて
僕がこの世に生れた意味を知るような気がする
風に乗って
固体が溶けると液体になる。液体が溶けると気体になる。そして気体が1番自由に動きやすい。固体が動くと地震が起こる。液体が動くと豪雨となる。気体が動くと台風になる。台風も怖いからなるべく強風ぐらいですんでもらいたいと思う。心地よい風が吹くのは夏の季節。夏が熱くて、寝苦しいのは知っているけれど冷たい飲み物が美味しい。冷たいシャワーが気持ちよい。風に乗って南の楽園で暮らす夢をみる。
どうするの~、これ?彼女はそう言いながら、わたしの眼前に掌にはやや余る程度の長方形の紙を翻してみせた。
どうするも何も捨てたらいいじゃない、そんなの。ただの紙屑じゃ――じゃあ!ボクが貰っちゃうけど!いいよね、ね!彼女は幾分かの力を込めて言い切ると、わたしのことなど構わずに紙面に目を落とした。ねぇ、これすぐそこだよ。
差し出された紙面を覗くと、確かに今わたし達がいる学校に程近い住所が書かれている――とは言え、大部分の文字が濡れて掠れてしまった券面には辛うじて大書きの「館」の文字と件の住所、それから赤色の「ペア」の語が読み取れるばかりだった。
せっかく拾ったんだから有効活用だよ。夕暮れの路地を歩きながら彼女は言う。拾ったって言っても玄関先に風で飛んできただけよ。そんなことより、もうすぐそこだよ、なんかの館!
宅地には不釣り合いな急峻な坂を上りきると、少しく瀟洒な居ずまいをした、和洋折衷の屋敷があった。すっごい、お洒落!モダン、だよね!息を切らすわたしの方を顧みながら、彼女は何とも愉しげに言い放った。誰もいないし、入っちゃおうよ――言うが早いか、勝手に扉を開け、彼女は建物の中へと入っていく。
へぇ~。彼女はいかにも気のない顔をして歩いている。勝手に入って怒られたらどうするのよ。屋敷の中はこの辺りの気象観測に功労のあった気象学者に関する展示物が陳列されていた。顕彰を目的とした記念館というやつだろう。チケットあるんだから大丈夫だって。彼女は言いながら、一つの展示の前に立ち止まった。
覗いてみると、ガラスケースの中に数通の手紙が収められている。なあに、それ?さあ?言いつつ、二人揃って周りを探してもそれらしい解説はなかった。
――それはラブレターだね。
突然、背後から男性の声がした。驚きの余り、黙ったまま硬直する。しかし、ガラスケースに反射して半透明になった声の主が視界の隅に見える。わたしたちが慌てて無礼を詫びると、館長――と彼は名乗った――は、世間話から説き起こして、施設のことやら学者のこと、それから件の展示物が投函されないまま学者の机から見つかったのだということを教えてくれた。
すっかり遅くなっちゃったね。きっと退屈だったのだろう、彼女はあくびをしながら言った。わたし達は礼を済ませると館の外へ出た。不思議なことに未だ街は夕照のまどろみの底に沈み込んでいる。しばし、その光景に見惚れていると、開けたままだった館の扉の向こうから、柔らかな風が吹き寄せて来るのが感じられた。振り返ると、扉がゆっくりと閉まっていくところだった。ねぇ――今あの屋敷の中、何もないように見えたんだけど、わたしは言いかけた言葉を呑み込んだ。それに、明かりさえなく、窓も割れていたように見えたのは気のせいだったのだろうか。ねぇ、早く帰ろうってば。わたしの思案などお構いなしに彼女はわたしの手を引く。お腹空いたな~。
家へ着く頃には、黒々とした空に満月の光が白く輝いていた。玄関の扉に手を掛けたとき、足元に一通の封筒が落ちているのに気がついた。暗夜の街に、ただ木の葉が風にそよぎ擦れる音だけがする。
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風に乗って
眼下に広がる街並みに
沢山の物語が 呼吸する
フェンスの縁 足掛けて
頭上に鳶が円を描き
風を呼ぶ
遠い地平線 さらにその向こうへ
紙飛行機 風に乗り
何処までも 飛んでゆけ
そして いつか会うときは
輝いた僕が
きっといる
嗚呼 紙飛行機よ
試練を越えた その先で
笑い合おう
離れた指先
僕の物語が 呼吸する
お題【風に乗って】
タイトル【最高で最強】
月影に浴衣姿
紫陽花柄でぎこちなく
カランコロン
煌めく花火と喧騒と
カランコロン
風に乗ってシャンプーの香り
カランコロン
うなじを撫でる後れ毛に
触れてみたいと思ったよ
#32「風に乗って」
ささくれ尖った心を、風に乗って香る白檀が慰める。人間だった頃の忌まわしい記憶に苛まれていると、あの人はいつの間にか私のそばにいる。特に何をするでもなく、ただ静かに私を抱き上げて庭先を歩く。彼のいない世界に比べ、こっちの風は柔らかい。作られた肌にも微かに感じる優しい冷たさが心地よい。
「今日は庭の調子がいいなぁ。」
あの人が聞き慣れた声で呟く。風が運んだ愛しい声が作り物の耳に流れ込むと、それだけで私は安心できる。
とっくに失ったはずの体温が、動けない私を包んでいるようだった。
風になりたい
一日ボーとなる
無性に涙が出る…
風じゃなくてもいい星になりたい
また無性に死にたい
死ねば記憶がなくなる一番いい
駄目だったら運転中にぶつかってくれないかなぁ!?
意識不明とか記憶がなければいい
それだけを願う…
今日ぶつかってくれないかなぁ
思いっきり
【風に乗って】
風に乗ったら
何処までも飛んでいけるのかな?
空を飛んで自由になれるのかな?
風にも種類というものがある
追い風なら何処までも飛んでいけるだろう
自分が鳥になったかのように空を自由に飛び
地面という言葉を知らないように
しかし、向かい風になったとき
人は自由を求め、考える
地面という新しい言葉を知って束縛を感じる
仕方のないことだ
「人生」「生きる意味」「世の中」
というのはそういうものなのだ
そんなのと知ってしまったから
空を飛ぶ一歩を踏み出せないのだ
私は
【風に乗って】
風に乗って走る。あの夕日の向こうへ行くんだなんて馬鹿みたいなことを言い合ってた。自転車で二人で帰って馬鹿笑いしてすぐに時間なんて過ぎて行っちゃって。暗くなってまた明日って、言えていた。
「私たちって昔は馬鹿だったんだね。」
「今もでしょ。」
今も走ろうって言ったら走ってくれるんだろうな。そう思えるから彼女は今もでしょなんて言ったんだ。彼女が気に留めるはずもない私が気にするだけの言葉。やっぱり、馬鹿かもしれない。
「今も馬鹿だったかぁ。」
「自覚あるだけいい方じゃん。」
私らはやっぱり馬鹿なんだ。今も変わらない。夕日の向こう。隣の区までも風に乗って走っていくんだ。馬鹿なことして、言いあって。変われないんだ。
知らなかった
私があなたのことを大切に思っていたことを
知らなかった
あなたとの別れの日が来ることを
知らなかった
あなたの旅立ちがこんなにも虚しく、胸を締め付けられるものだと言うことを
―――私は何も知らなかったのだ。
"家族"だからあなたはいつもそこにいて。でも、おはようもおやすみの挨拶も無く、特別に会話することも無い。ただ必要最低限の会話を繰り返すだけの毎日だった。
お互い好きも嫌いもないそんな存在だと思い込んでいた。
ある日、あなたが家を出ていくことを知った。県外の学校に行くらしい。その時はそんな話を聞いても特に思うことは無かった。
しかし、旅立ちの日に近づくにつれ、あなたの物が減るたびに妙に胸がざわついてくるのを感じた。どうしてこんなにもざわつくのか分からず、私はそのざわつきを掻き消すように大音量で音楽を流した。旅立ちの日の前日はなかなか寝付けなかった。
旅立ちの日の当日。あなたは挨拶も無く家から消えていた。荷物を詰め込んだキャリーバッグも歩きやすそうな靴も薄手の上着も何もかもなくなっていた。リビングのテーブルにあった置き手紙には母の字で『起こしても起きなかったので飛行機にお見送りしてきます。』とだけ書かれていた。
私はふらふらとあなたのいた今はほとんど物がない部屋に行き、ヘタリと床に座り込んだ。いつの間にか私の目からは大粒の涙が溢れていた。そこでようやく気がついたのだ。私はあなたの旅立ちが悲しかったことを。寂しいと感じていたことを。
あなたが旅立っても今までと変わらない毎日を過ごすのだと思っていた。必要最低限しか会話なんてしなかったし、それなのに寂しいと感じるなんてかけらも思いはしなかった。当たり前のように一緒に過ごしていて何も気づかなかったのだ。
私は涙が枯れるまで声を上げてただただ泣いた。
泣き続け、しばらく経った頃にポケットから着信音が聞こえてきた。スマホを取り出し、通知を見てみると今日旅立ったあなたからのメッセージだった。
『またね』
その一言に私は嬉しいあまりに再び泣いたのだった―――。
―――――――――
私はあなたの乗った飛行機が見えないかと外に出た。
眩しい陽射しの下で心地よい風が身を包む。いつかあなたが家に帰ってきたとはいっぱい話そう。何度旅立ちがあろうとももっと話しておけばよかったと後悔しないように。この寂しさが消し飛ぶくらい。
当たり前すぎて今まで気がつかなかったけど、
あなたが私の家族で良かった。
―――今まで、ありがとう。どうか元気で―――
どうかこの言葉が風に乗って旅立ったあなたに届きますようにとただ願う。
私は青く澄み渡る空に浮かぶ眩い飛行機に手を伸ばした。
ふわり、ふわりと空を飛んでみたい。
みんなよりもずっと高い位置で、自分たちが暮らしている街を見てみたい。
あとは純粋に、自由気ままに空を飛んでみたいってのもある。
風に乗って、高く高く舞い上がっていく。
……あぁ、どんな感じなんだろう。
とにかく、飛んでみたい。
夢でもいいから。
〜風に乗って〜
はじめまして、いま、頭に浮かんでいるのは「明日早いから、早く寝なくちゃ」ということ。
風に乗って、といえば、少し前、駅から歩いて帰っているとき、枯葉が風に乗って、あとをつけてきたことがあった。枯葉が地面と擦れる音が、まるでハイヒールのようで、あまりにも長い追跡なので、不気味さすら覚えた記憶がある。
今日は風が強かった。風があるのとないのでは、同じ気温でも体感温度がかなり違う。今日は少し、肌寒かった。
風に乗って____
「夏 美しい日本語」
私は、光る画面に向かってその言葉を打った。それでも、私がほしい言葉はなかった。どんなサイトを見ても知っている言葉ばかり。そして、言葉や意味を読んでも理解しがたいものばかりだった。だんだんと言葉ではなく詩やことわざ、俳句が表示されるようになり、一度スマホを閉じる。
私が求めているのは「言葉」だ。文じゃない。詩じゃない。俳句じゃない。同じような言葉が無駄にたくさんある日本。でも、少しずつ違う。その感覚を味わえるのは日本語を知っているものだけ。日本人だけ。
その繊細な言葉をもっと知りたい。
美しいものをもっと見て読みたい。
もう一度スマホを開き、間違えて画像をタップした。すると、美しい夏の海の写真に、言葉が添えてあった。
「写真と言葉で残したい未来のこと」
思わずその写真を押すと関連コンテンツにはたくさんの写真と美しい日本語が添えてあった。
私が求めていたもの。
それは、美しい日本語。
でも、本当は美しさだったのかもしれない。
写真にも言葉にも一気に惹かれ、
私はその人の虜になってしまった。
古性のち
こしょうのち
フォトグラファー
美しいものは好きですか?言葉や文は好きですか?
ここいる皆さんは、好きな人が多いと思います。
ぜひ、この方を調べてください。本も出しているのでよかったら買ってみてもいいかもしれません。
この方のおかげで素敵な世界と日本語に出会えました。
風に乗って走ると
何処までもいける
風に乗って行こうとすると
時々前に進めなくなる
風に乗って後ろにいくと
背中が押されてとっても楽になる
風っていいよね
I am a bird. My hobby is to see city while riding wind. One day I found very beautiful city,People who live in that city is very kind and they usually smile. If I were a person. I would like to live in that city