『静寂に包まれた部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
爆撃のあとにキーンという音が流れる映画があった。主人公が鼓膜に衝撃を受けて一時的に失聴した状態を表現したのだろうが、建物が破壊される音よりリアルで記憶に残っている。
それとはまた状況は異なるものの、私は静寂の中にいるとなぜかキーンと耳鳴りがする。
ひょっとしたらいつも耳鳴りがしていて、外からの音が消えると気づくのかもしれない。
換気扇の音、家の近くを走る車の音、隣りから響く足音……起きている間、そこらじゅうに溢れている音を意識することはあまりない。
夜、布団に入って寝つこうとすると、冷蔵庫の動作音や時計の秒針の音が急に大きく感じられたりする。
音はいつも身近に存在している。
家では生活音が、外にいれば、たとえ周りに人がいなくても空気のさざめきを感じる。
そんななか、まれに訪れる無音の時間。
すべての音が途切れ、静けさと同時にやってくるキーンという耳鳴りは、内から聴こえてくるため振り払っても消えない。
静寂はしんとしている状態をさすが、少なくとも私にとって無音の状態は耳と心をざわつかせるものだ。
『静寂に包まれた部屋』
『静寂に包まれた部屋』
実家を出てから10年ほどしたとき、
両親が旅行に行くので実家の空気の入れ替えを頼まれた。
そのため、久しぶりに一人で
実家に泊まることにした。
思い返すと
いつも家に帰ると誰かのいる空間だった。
主が居ないだけで
家がひっそりと静まり返る。
いつもは古めかしくて懐かしい雰囲気が
生活音の無い今宵は、
家の明かりの灯らない暗闇から不気味な雰囲気か漂ってくる。
会話が無くても
喧嘩していても
誰かが傍に居てくれることが
とても心強いことだと思った。
「静寂に包まれた部屋」
雨に佇む。聞こえるのは胸の鼓動と雨の音のみ。
そこはあたかも静寂に包まれた部屋のごとく。
僕の心の灯火は、弱い通り雨のような
些細なことでも消えてしまう。
空が泣く。本気の恋と勘違いした苦い香水の香りも
君との予定で埋まったカレンダーも全部洗い流す。
君の心が世界に一つだけではないことを忘れ
突然の君の訪問に僕は踊るように浮かれていた。
時間よ止まれとは言わない。
でも、あの頃の夜景は綺麗だった。夜明け前の
小さな窓から見える景色全てが鮮やかだった。
目が覚めるまでに君の声が聞こえる気がした。
愛する言葉はいらない、ただ……
形のないものを掴むように君を求めてしまうのだ。
君が別れの時を告げる。
不完全な僕はまだ、涙の雨に佇んでいる。
この部屋に居たところで
何か変わる訳でもない
それでも
漫然と留まるのは
怖いからだ
何も出来てないことに
後ろめたさと
申し訳なさと
自虐の念
自分を罰したい欲求
それらが
蜘蛛の巣のように
私に絡み付いて
行動と思考を鈍くさせる
それに抗うように
焦燥感が加速して
私はまたしても
自分を見失う
たった一人の
この部屋で
私は静寂に殺される
#静寂に包まれた部屋
『静寂に包まれた部屋』
昨晩泊まりに来た友人が帰ってしまうと、先ほどまでの騒がしさが懐かしくなるほどに静かになった。トーストを乗せていた皿とカフェオレを入れていたマグカップを流し場に持っていくと食器がカタカタと鳴る。スポンジで洗剤を泡立てる音や流し場に水が流れていく音、そして蛇口から水滴の一粒が落ちる音まで聞こえてしまう。
テーブルに置いていたスマートフォンに手を伸ばすと友人から世話になったとメッセージが入っていた。昨晩交わした酒のことや料理のこと、思い出せなかった昔話を今思い出したことなど、楽しい時間の反芻がそこにはあった。静かな部屋に思い出し笑いが漏れ出でる。ダイニングの椅子をギシリと鳴らして、返信を打つことにした。
「6月頃に『狭い部屋』ってお題なら書いたわ」
エモい話を、書けないこともない。某所在住物書きはカキリ小首を鳴らし、ため息を吐いた。
静寂には複数の色が存在する。
痛い、気まずい、穏やかな、あるいは感動的な。
いずれにせよ、夕暮れの部屋を舞台に主人公ひとり、あるいは友人とふたりで、何か酷く悩ませれば良い。
沈黙はスパイスとなるだろう。
「でも不得意なのよ。エモネタ。納得行くハナシ書こうとすると投稿16時17時になっちまうし……」
ぽつり。物書きは弱点を吐露し、物語を組む。
ところで主観的な議題提起だが、人口多い東京都を始めとした都市において、「静寂」はなかなか貴重で、遭遇確率は少ないように感じる。
雑踏内で無音・静寂を得る方法は何だろう?
――――――
秋が近付く頃合いから、体調というより、「心調」も、崩れることがある気がする。
何人か共感してくれるフォロワーさん&フォロイーさんもいる。それで実際に困ってる人もいる。
自律神経がどうとか、気温差疲れがどうとか、医学的には言われてるけど、
だいたいこういうハナシを呟きックスですると、
どこからともなくコレやりなさいの指示厨・価値観押し付け厨やら心の問題厨やら、変な方のスピリチュアル系が小さなレスバを繰り広げる。
いつもサーチ&バトル作業お疲れ様です(なお感謝は一切してない)
そういう「心調」が崩れた日に何をしたくなるか、何もしたくなくなるかは、人それぞれだけど、
私に関しては、静かな場所に籠城したくなる。
静寂に包まれた自然だ。
それか、静寂に包まれた部屋だ。
東京はどこもかしこも「音」で溢れてるから、多分、その反動で「無音」の栄養失調なんだと思う。
なお東京はどこもかしこもだいたい「音」で溢れてる(大事二度)
――「しゃーないよ。日本一の人口密度だもん」
私の職場の昼休憩。
「東京って基本的に何か音してるよね」ってハナシを、今年の3月から一緒に仕事してる付烏月さん、ツウキさんって同僚にしたら、
まぁまぁ、正論っちゃ正論で返された。
「公園はだいたい誰か居るし。俺の前職の図書館も『静粛に』っては言うけど人多かったし。
カラオケはひとつの手だろうけど、隣の部屋の人がデカい声で歌ってるとか、それが聞こえるとか」
まぁ、まぁ。普通にあるよね。
付烏月さんは昼ごはんのコンビニサンドイッチの包装を開けながら言った。
「カラオケは考えつかなかった」
「どうしても静かな場所に行きたいなら、それこそ、藤森のアパートに引っ越しも手じゃない?」
「藤森先輩、」
「防音防振徹底してて、ほぼほぼ無音じゃん」
「家賃無理」
「うん」
「東京の静寂は、お金がかかる……」
「うん」
夏から秋に変わる頃の一過性だから、別に良いけどね。頑張って我慢、できないこともないけどね。
そんな言い訳をポツリして、私も私で、お昼ご飯のお弁当を突っつく。
「静寂の栄養素が不足してるっていうより、残暑だの気温差だののせいで、人付き合いの消費APとか消費HPとかが増加しちゃったって説もある?」
「ありそう。バチクソにありそう」
東京の静寂、静寂に包まれた部屋はお金がかかる。
自分で言った言葉を心の中で繰り返して、
お弁当箱の中のミートボールを、ぱくり、ぱくり。
「……そういえば藤森先輩の近所の茶っ葉屋さん、お得意様専用の飲食スペースが何故かすごく静かで、今秋のスイーツイベントやってる」
あそこ、なんであんなに静かなんだろう。
疑問提起っていうか話題提供っていうか、なんとなく「静寂」のハナシをしたら、
「ちょっとそのハナシ、詳しく」
静寂じゃなくて、「スイーツ」の方に反応した付烏月さんが、そこそこ真剣な顔してスマホをタップして、私の目を見た。
「たしかその茶っ葉屋さん、藤森がそれこそ、お得意様だったよね」
多分というか確実に、今日の仕事終わりに向けて、本店の藤森先輩にメッセ送ってるんだと思う。
「イベント限定スイーツセット、6種類らしいよ」
「ろくしゅるい」
「お一人様1日につき、2種類までだって」
「にしゅるいまで」
「静寂に包まれた部屋で、私と藤森先輩と、付烏月さんとで3人。1日で制覇できる」
「よぉしちょっと3人してスイーツでAPだのHPだの回復しに行こうか」
編 集 中
文字打つの力尽きたんで一旦保存だけしとく手法
静寂に包まれた部屋。
シンプルデザインが余計に事態を悪化させるだろうか。
いいや、大勢の中で孤独を感じるのが苦痛と同じように、部屋だけ賑やかな中孤独を感じるのはなんとも惨めになる。
だから、
これで。いい。
可哀想って言われるのが多分怖かったんだ。
だからか、旧友に会うのは疲れる
時の流れを突きつけられる気がして
己と比較してしまう気がして
相変わらず目つきの悪い君はいつからか気が強い
あいつは身長がぐんと伸びたらしい
あの人はサッカーの県大会で優勝したらしい
あの子は垢抜けて今じゃクラスのマドンナらしい
俺は何も変わらずただこの部屋に居る。この何とも言えない嫌な感情で俺を蝕んでくるこの部屋から、出ることができない。
瞬く間に全てが変わっている気がする。
時の流れがあまりにも早くて
俺はもうどうすることもできなくて
焦って足掻く気力もなくて
大の字になってこの部屋に一人閉じ籠る
落ちぶれた俺を見て、「変わったね」
なんて言われたくなくて
鏡に映る自分の眼を見た。
こんな眼、いや…
「こんな顔、してたっけ」
〔ピーンポーン〕
インターホンがなった。
誰も映っていない。
少し考えてから
外に出ると、
玄関ドアに小洒落た小袋がかかっていた
家に入って中を見るとひとつの手紙のようなもの。
白い横に長方形の袋を閉じるのに桃色のハートのシールが貼られていた。
典型的な恋文みたいなフォルムに少し笑いが溢れた。
手紙の割には随分と厚みがある
「…すごい枚数だな」
中身を読んでみた。
何故かどれだけ席替えをしても、必ず私の席からは貴方の横顔がよく見える私は、とてつもない幸せ者です。近すぎず、遠すぎず。ちょうどいい距離で、ずっと見つめていても気づかれない。いや、貴方だから気付かないのかもしれません。少し視線に疎いです。
そんな貴方の髪の毛がカラスのようで。あまりにも漆黒で。どこまでも吸い込まれてしまいそうな時、貴方の席にちょうど当たる西陽で、波打つように煌めき出す。肩につかないくらいの長さの毛先は、いつも四方へと自由に跳ねています。私が貴方の全てを知ったような口を聞いてしまいますが、それがどうにも貴方らしいと感じて、そんな「貴方らしい」それを見つけて、見つめる度、私は心地良い気持ちでいっぱいになります。
貴方の髪の毛を結んだ時にだけ大々的に見える、太すぎなくて骨っぽすぎない首がどうにも色っぽくて。肌が弱い貴方は、少し掻いただけで、うっすら桃色のミミズ腫れになる。それに加えて肌が白い貴方は、それがよく目立つ。よく友達に「それどうしたの?」「大丈夫?腫れてるよ」なんて言われて、少し面倒くさいような顔で「いつものことだから」と返す貴方をいつも見ていた。触りたい、私だけが触りたい。そんな首をどうか近くで見つめていたい。
貴方の後ろ姿を静かにずっと、見ていたい。筋トレが趣味で、走ることが楽しいと言う貴方は、綺麗で繊細な筋肉が程よくついていて、腹筋が綺麗に割れている。体格が良くて、綺麗で、惚れ惚れします。すっと縦に長いその体に触れてみたい。
体を動かすのが好きだと言う貴方の、運動している姿はとてもかっこいいです。汗だくなのにどうやったって爽やかな貴方が綺麗です。水筒の水を飲む仕草、溢れた麦茶で濡れた口をぐいっと拭く仕草、一口が多くて、喉が動いている感じ、男前で髪をかきあげてる仕草、その腕にはヘアゴムが通してあって、貴方が動く度綺麗な腕でチラチラ揺れています。貴方のヘアゴムになりたい人生でした。
私は貴方と関わるなんて機会、全くと言っていい程無いです。程遠い。話したことがほぼ無い。それでもそんなの気にすることなんて無いとでも言うように、気さくでフランクな貴方は、真冬の学年集会の時、カイロを教室に置き忘れた寒がりの私は、どうしようもなく寒くて、静かに震えてました。偶然そんな私の隣に並んでいた貴方は、それに気付き、ジャージのポケットから出した手を私に差し伸べて、「おいで」と言ってきました。大きくて細い指。なんとなく無意識に偏見で、冷たい手かと思っていましたが、混乱しながらもそっと手をのせると、貴方はぎゅっと私の手を握って、そのまま貴方のポケットに入れました。貴方の手は、とても温かかったです。そして小声で、「あったかいっしょ?体温高いんだよね」私の手をずっとぎゅっと握っていました。そんな貴方の体温と初めて聞く小声に貴方と近距離な現実への自覚で心臓がうるさくて、おかげさまで私の体温は貴方よりも熱くなりました。
周りと比べて貴方は、声が少し大きいだけでなく通りやすい声をしているので、同じ部屋に居るだけで誰かとの話し声がよく聞こえてきます。貴方の話し方は、気ままで、軽い。ハキハキとしている時もあればゆらゆらしている時もある。それに少し低めで落ち着いた声。気づいたら聞き耳を立てて静かに貴方の横顔と一緒に見つめてしまいます。
百面相とは貴方のことだったのでしょうか。貴方はぱっと見冷静でクールな澄ました印象があります。なのに誰かと話しはじめると途端に表情筋豊かになります。そんな様子が可愛くて、面白くて、愛おしくて。むず痒い気持ちになります。
貴方のいたずらな笑顔を向けられると、私はどうにも胸が苦しくなる。
貴方を何かに例えるならば、まるで風のようです。
形こそ無いけれど、確かに在る。一定のことをすることもなく、一定の場所にいることもないです。実に気まぐれで自由なんです。なのに、「怒りを覚えても、真っ直ぐにこちらの目を見て、無邪気で清々しい程眩しい笑顔をするから、憎めない」そんな貴方の周囲の人々の様子を見る度、綻んだ嬉々とした笑いが自分の胸から溢れてくるのです。そして「今日もお疲れ様です」なんて呟いています。
そんな風のような爽やかで涼しげな貴方の全てに触れる距離に居てみたいなんて、厚かましく思ってしまうのです。
何事にも楽観的で自由かつ柔軟な姿勢で向き合う貴方は、時として堅実な人に激しく衝突されてしまいます。そんな時でも貴方の冷静に淡々と自分の納得する意見を貫き通す姿勢は、どんな誰よりも凛としていて、惚れ惚れしてしまうのです。
そしてまた時として、重苦しくて、つい自然と俯いてしまうような行き詰まった時は、新しい風を吹かして空気を回し、彩り、顔をそっと上げさせてくれるそんな貴方に、私は日々救われました。胸にじんわりと、更に「好き」が灯っていきます。
恋は盲目と云いますが、それは真ですね。貴方の魅力は罪な人のせいですよ。
貴方はあの日を覚えているでしょうか。
あれは心地良い木漏れ日の土曜日のことでした。私はいつもの土曜日課のように、近くの森林公園で読書をしようと公園に向かっていた時でした。歩きながら、空を見上げて肺を空気でいっぱいにしていると、どこからか聴き覚えのある貴方の声が聞こえてきました。考える間もなく足が先に声の方へと向かっていました。曲がり角の先から聴こえてきました。
尻込みながらも、勇気を振り絞って一思いに曲がってみました。するとそこには、ほんの少しだけ遠くに、野良猫と戯れる貴方の姿を見つけました。そんな貴方は、一段と楽しそうで、柔らかくほころんだ、どこか優しい笑みを浮かべていました。そんな姿をそのままずっと傍観していたくもあり、目の前に居る貴方に私を見て欲しくもあり、胸が絞られるように熱くなりました。
すると貴方の白くて大きくて細い手の平に、すっぽりと頭を預けながら、猫が私を横目で見て、「にゃ〜ん」と愛らしい声をかけてきました。そして貴方が私の方に振り向きました。
急に目が合って、驚いて咄嗟に隠れてしまいました。
私の心臓の、壊れてしまいそうな程に早く強い鼓動も知らずに「なんで隠れるの」なんて言いながら、軽く首を傾げて耳から落ちた髪の毛が艶々でサラサラで、その一瞬は貴方しか見えなくなりました。太陽すらも貴方を照らしていて、より輝かしさが増して、目眩がしました。遂に心臓が止まってしまうかと思いました。
バスで隣の席になりました。
驚く程軽い荷物で
落ち着いてシンプルで
弟の部屋のような感じはしませんでした
シンプルで
匂いが沢山
絵があって
隅々に貴方らしさがありました
脱ぎっぱなし
少ない物、開放的な
男の子の部屋でした
統一感がありながらも
ものが少ない
生活感
本が沢山
絵が飾ってあって
特に強いこだわりは感じない
お下がりだとか貰い物とか子供っぽくて年頃的には嫌がりそうなものを普通に使ってるところとか
そのまんま貴方の部屋
貴方はあの日を覚えているでしょうか。
地頭が良くて要領が良いです。カリスマ性があって近寄りがたいです。
実は結構人気なきっと貴方は知らないと思います。
ショッピングモールにあるスイミングプールの習い事へ妹を送って来た頃
何にもなれない
どんな人になろうとかしてないから、俺はただの俺だ。
「結局自分にただ自信が無いだけなんだけど」なんて、ハッとした顔ではぐらかすように笑う貴方の
独立心旺盛で向上心があります自分にストイックで
近寄りがたい空気
愚痴をこぼさない貴方の姿勢は美しいです
けれど
私にとって貴方の全てが美であり、光であり、糧であり、私に最大限の好きを与える元です。
その全てとは、貴方の卑屈だったりマイナスな考えや感情、それを含め私は貴方のことを愛しています。愛していますなんて重いだろうけど、一回だけ言わせて下さい。
貴方のことを、私は心から愛しています。
貴方が学校に来ない日は楽しくないです
貴方の姿が見えないだけでこんなにも寂しい気持ちになるなんて。
明日は来るかな、なんて希望を持って
自分が休むだけでも嫌になりました
貴方を見れないから恋は人を変えるんですね
びょうにきをつかうやうになって
「うんビンゴ」
弟でもいたのかな?
物腰柔らかい 妹ちゃん?
あ、私次女末っ子なんだよね
気ままで
そんな貴方は結構優秀です。
効率的合理的
見ていて知っていることが多かったと思ってた
話してみると
気取らない感じ
こうしようとかこうあらなきゃというのがなくて、本当の自由気まま
理想に囚われない
受け入れる非を
聡いから
貴方は太陽でも無いし、顔面国宝でも無い。
輝かなくて良い目立たなくて熱くなくて明るくなくて
繊細な風
きっと貴方は人の感情を機敏に分かってしまうのでしょうね。そして自信が無い
いくらか堂々とハキハキしているようなイメージもある貴方も、自信はないのです。
「何、今日はやけに早いなぁ?寝れなかったの?」
「いや…母さん、俺今日学校行くから」
「…!」
酷い顔をしていた
「えっなに大丈夫?
「何の問題もない!ただ行きたい時に行っていいんだからねとは言ってたけど一年ぶりの登校をそんなに軽く唐突に言われると驚くもんね。
「……ガハハハハ!そうかいそうかい!いつでも早退していいからね。無理だけはすんなよ?何ならチャリで迎えに行ってやるから!」
「そこは車でお願いします…」
周りより少し高い背丈
私だけだったらいいのになんて
あんなにキラキラしてるのに
とっても素直になる日があります微笑ましい
「あの…!わっ私、西校に行くの。だから、多分もう会うこともないけど、お互いっ、頑張りましょうねっ!!」
「俺も西校だけど?」
「えっ、?でも西校に行くのはクラスで私だけって…」
「途中変更した。連絡先、教えてよ」
「へ?」
「もう会えないなんて言わずにさ、一緒に遊びに行けばいいじゃん。結局高校一緒だけど。…まぁ連絡先知りたかったっていうか…」
子どもが産まれてからは
寝る暇もなくお世話して
こどものこと以外はほとんど考えられない
毎日、朝から晩まであんなに騒がしくて
怒鳴ったり、笑ったり、泣いたり
でも、今この部屋は静寂に包まれて
こんなにも広い
寂しい。
静寂に包まれた部屋で1人になるといつも私の心をその気持ちが支配する。その気持ちを埋めるためだけにマッチングアプリにログインした。だれかれ構わず話して、会って。それが私の日常である。こんな私にも、愛する彼がいる。
彼は私に対して愛情がないという。付き合ってても、1番近いようで遠い。だから今日もその寂しさを埋めるべく、静かなこの部屋でマッチングアプリにログインしてしまう自分がいる。。
静寂に包まれた部屋
あの人が家に帰ってから、私のいる部屋が静寂に包まれた
また、1人の時間が来てしまった…
そう思ったが、ぬいぐるみ達や本があるからまだいいかと思い直し、幼少期からの友達を膝の上に乗せ、本を開いた
お題『静寂に包まれた部屋』
ふと目が覚めた。
何も音がしない。
静かだ。まだ夜中なのだろうか、ベットから起き上がり辺りを見渡すと……。
そこは自分の部屋ではなかった。
End
6:静寂に包まれた部屋 14
小さい頃、静かな部屋が嫌いだった。
一人っ子は親を独り占めできるとか、甘やかされるとか、期待が重いとかよく聞くけど我が家は私が甘えたがりの末っ子気質という以外はよくありふれた一般の家庭だった。
ありふれてた。そのはず。
でも父は私より祖母を優先した。
何があろうと祖母からの電話に出て、私に話しかけるよりも優しい声で楽しそうに話した。
私が風邪をひいても、祖母が心配だと言い祖母の家へと去った。
私が泣きながら助けを求めた時、「近所に何て言われるか」と周りからの評価を第一に考えた。祖母へは「私は元気だよ」と伝えなさいと言われた。
母は私より祖父を優先した。
毎晩の電話に会話を切られる事が辛くて泣いて嫌だと言った時、心底めんどくさそうな顔で「そんな事で泣いているの?」と言い捨てた。
母が祖父と話す時、母の目に私はいつも写っていなかった。
風邪をひいた時、母は祖父から呼ばれてると言い祖父の家へと去った。
静かな部屋は嫌いだった。
起きたら誰もいなくて、涙が出るのに誰も拭ってくれないから。まま、ぱぱ、と大声でどれだけ呼ぼうと誰も来ないから。お腹が空いても何もないから。どれだけ熱が高くても誰も看病してくれないから。
耳がきぃんとするから。
世界にひとりぼっちのような気がするから。
どれだけ親を求めても、親は自分の親を求めるから。
私は誰の子供?あなたたちの子供じゃなかったの?
静寂に包まれた部屋
静寂に包まれた部屋でふと考えた。
君がいた頃の日々を、楽しかったあの頃を。
君が夢に向かって上京を決意したあの日から何年経っただろう。
君が上京すると言った日、私は寂しくてたまらなかった。だけど君が決めた事だから精一杯応援しようと思った。そして君が上京する日の朝、去ってゆく君の背中に私はそっと頑張れって言った。
あの日から元気かなって、時々君の事を思い出す。元気だよねきっと。私は君が夢に向かって頑張る姿をずっと応援してるよ、辛くなったらいつでも戻っておいでね
『静寂に包まれた部屋』
何もかもが嫌になって投げ出したくなって、
耳を塞いでいた日々。
何を見ても、何を聴いても、何も知っても、
退屈だった。
楽しい気持ちすら、無くなった。
いつだったっけ?
とある日に道端ですれ違った人に、
自分が落としたハンカチを拾ってもらったことがあった。
その人はかなり遠いところから来ていたみたいで。
その人と今自分がいるところについて話したり、
ちょっとした悩み事を話したりしているうちに。
「そういえば、“透明空間”という名の休憩所、
見たことないかい?」
「いや…見たことないですね」
「おっかしいなあ…君、一度通り過ぎたことがあるはずだよ」
「え?なんで…」
「そろそろ家路につかなきゃいけない。私はこれで…」
そう言いながら、鈴のついた鍵を小さなカバンから出し、
去っていった。
透明空間…?休憩所…?
そんなところあるのかな?と思いつつ、
スマホのマップに「近くの休憩所」と検索してみた。
どうせただの休憩所しかないでしょ…と思ったが、
検索結果が出た。
error
あれ?電波でも悪いのかな?
ここらへん電波悪いなんて聞いたことないし…。
何回も検索してもerrorしか出てこない。
「…まあ、いっか。帰ろう…。」
そう諦めて帰ろうとした時、
鈴の音がした。
振り返ると、
“透明空間”と書かれた看板の休憩所があった。
「嘘でしょ…?」
恐る恐る近づいてみると、近くに猫が通り過ぎた。
猫は鼻先で、そっとドアを開けた。
猫は振り返り、鳴き声を出す。
入らないの?の言わんばかりの見つめ方。
“透明空間”に入ってみた。
一歩ずつ、歩を進めた。
何歩か進んでいくうちに、
通りすがりの猫はいつの間にか去って行った。
静寂に包まれた部屋
防音室か?というのは冗談として、なんだか詩的なお題だな。
しかし静寂に包まれた部屋って具体的にどんな部屋だ?普通外からの音が聞こえてくるから静寂とまでは中々いかないと思うけど。
そういえばこれは静寂とは真逆で騒音問題になるんだけど今日の朝下の階がどんどんうるさかった。
俺は夜勤で早朝に帰ってくるんだけどその時自転車を降りる音とか階段をのぼる音がどうしても出る。
それでどうもその音に対するカウンターというか嫌がらせでどんどん音をならしてるんじゃないかって思ってしまった。
下の人がこっちの音に反応するのは今日だけじゃないからな。考えすぎってわけじゃなさそうなんだよな。
でも早朝とはいえ自転車とか階段の音は生活音だからな。これでそんな嫌がらせされるのは腹が立つ。
今までは早朝だし前にも下の人が音に反応したことあったから極力音が出ないように静かに行動するようにしてたけどこういうことされるとむかつく。
なのでこれからは静かにするのやめて普通にしよう。別にうるさくするつもりはないけどもう下の人に気を使うのはやめだ。むかつくし。
クーラーの吹き出し音
扇風機の回る音
冷蔵庫のモーター音
暑さを倍増させるセミの声
全てから解放されて静かな家の中
幸せだ〜日本の秋🍂
静粛に包まれた部屋
君と二人
君は窓辺で昼寝
私は本を読んでる
君をチラリと見る私
君に触れたい私
でも起こしてしまうから我慢
昔から賑やかな場所より、静かでゆっくりとできる場所が好きだった。
もちろん、友達と遊んでワイワイするのは好き。
けど1番落ち着くのは図書館だったり、自分の部屋だったり
そんな場所でお気に入りの本を読むのが好き。
昔はね。
貴方と出会ってから初めて賑やかな部屋も悪くないと思えた。
ちょっとした事で喧嘩して
テレビを見ながら大笑いして。
1人で静かに過ごすより、貴方と騒がしいくらいの時間を過ごす方が遥かに好き。
その事に気がついたのは貴方がいなくなって、昔と同じ静かな部屋に戻った頃。
幸せってなんで無くなった頃に気がつくんだろう。
今は貴方がいない静寂に包まれた部屋が嫌い。
「静寂に包まれた部屋」
淹れたての
コーヒー香る
朝10時
雨のカーテン
降ろしたままで
今日は休み。
世間の人はもう三連休は先週のうちに終わっている。
そんな中職場の振り休で、今月三度目の三連休。
大事な時間だと思いながらもダラダラと過ごしてしまった朝。
でもなんとか振り絞って10分で支度して、家から5分のよもぎ蒸しに来ている。
温めるってこんなに心が休まるんだなぁ。
新しいことを始めようという心の余地が生まれた。
静かで一人きりになれる空間で自分と向き合おうと思う。