『雪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幼い頃は、雪が大好きだった。
都会だったので、滅多に雪なんか降らない。だからこそ、たまに降る雪の特別感と、手を焼くような冷たさが大好きだった。
いつからだろう。雪を嫌いになったのは。
寒いし、滑りやすくなるし。……都会にとっては敵でしかない。1年に少ししか降らない雪のために防寒着なんて買ってられないし。
……幼い頃はあんなに真っ白に見えた雪が、今は薄汚れて見える。
変わってしまったのは雪じゃなくて、私の心なんだろうな。
今日は雪が振りました。何年かぶりの雪でわたしは感動しました。また私は降って欲しいと思っています。なぜなら雪は特別な体験で、色んな遊びが出来るからです。また降って欲しいと思っています。
「雪、こっちおいで」
白い毛とグレーの丸々の目をもつミヌエットのオス猫。
これが私の飼っている猫の特徴である。
冬に出会ったから、真っ白な毛並みをしているから。いくつか理由はあるけれど、この子は【雪】だ、とそう目が合ったときに思った。
まだ小さくてか弱い雪が、私の呼ぶ声でこちらに来る。
可愛いねぇと撫でていると『もっと』とねだってくる。
いつどの姿を切り取っても、可愛くて愛らしい。
これからもずっと可愛がらせておくれよ
【雪】
猫を飼ったことないから100%妄想のお話。
いつか飼ってみたいな〜( ¯﹀¯ )
・・·・・· 雪 ・・・·・・·・・ ·・・·・・· ·・・·・・·・・·・・·・・·・・·・・·・・
·・・·・・·・・·・・·・・· ・ Je suis en train d'écrire. ・·・・· ·・・·・・·・・・・·
"雪"
ある日の放課後、試験が近かったため図書館によって勉強をしていた。
誰かが歩く音、紙が擦れ合う音、誰かの小さな話し声、とても小さな音でも耳が拾える程に静まった空間。
大好きな本にも囲まれて、世界で最も素敵な場所のように感じる。
なんだか機嫌が良くなって座ったまま足をパタパタと動かすと、床と足が擦れ合う。
腕時計を見ると、ここに来てから2時間が経過している。
もう外は暗いかなと窓に視線を送ってみると、ふらふらと不規則に舞い落ちていく沢山の白を見る。
ガタリと、この場所には似合わない音を立てて立ち上がり一瞬の他人の視線を感じながら広げていた教科書を片付けて鞄に詰める。
外に出て、見上げるとしんしんと窓から見た様子と変わらずに降り注いでいる。
雪だ、と相好がとびきり崩れるのを感じる。
この地域はあまり雪が降らず見るのは数年ぶり程
先ほど鞄から取り出した傘を持って差し、手だけ傘から出したりしてみる。どんどんと手が冷えていく。
私は満足しながら帰路に着いた。
雪
真っ白な雪はふわりと優雅に舞う。
そんな優雅さに目を離せない。
寒さを忘れてしまうほどに
俺はずっとそれを見つめていた。
すみません。しばらく更新することができなくなりそうです。
「このダンジョンは何処かおかしい。」の続きを待ってくれていた方がいたらごめんなさい。
全てが雪のように溶け、私自身の問題がなくなった頃にまたお会いしましょう。
帰って来れるその日まで、またいつか。
ドアを開けると、そこは白に覆われた世界だった。
珍しい、と呟くと、白い息がもれる。
緑の木も、青い屋根も、赤い車も白くて、日常が知らない風景に変わっていた。
かじかんで赤くなった手で白をそっと受け止める。それはすぐ透明になってしまったけど、じゅうぶん。
私もこの世界で、降り続ける白の一部になれた気がしたから。
空から君の手に吸い込まれていく雪。
僕は少し雪が羨ましくなった。
薄暗い昼下がり、室内はしんと静まり返っている。窓の外では、音もなく白い粒が空からこぼれ落ちていた。
ハルは厚手のカーペットの上に、とてんと座り込み、窓の向こうをぼんやりと眺めている。
一歳半になるその体躯は、幼児特有のむちむちとした肉付きに溢れていた。おむつの膨らみで丸々と膨らんだお尻、ちぎりパンのように段がついた太もも、そして手首のくびれに埋まった柔らかな肌。白髪の頭を少し傾けると、重たそうな頬の肉がぷにっと垂れ下がった。
その大きな目は、とろんと半開きで、潤んだ灰色を湛えている。
空から舞い降りる白い欠片に、ハルの視線はゆっくりと吸い寄せられていた。
「……ん、……しろ……?」
つぶやきは、空気に溶けるほどにか細い。
ハルは、短い指先をむにっと動かし、窓の方へと手を伸ばした。しかし、短い腕では遠く及ばない。ハルは、んしょっと声を漏らしながら、四つん這いになって這い進む。
膝をつくたびに、もちっとした足の肉が床に押し付けられ、きゅっきゅっと可愛らしい音が鳴る。移動のたびに、おむつの重みで腰が左右にふりふりと揺れた。
ようやく辿り着いた窓辺。ハルはぴとっと、冷たいガラスに小さな手のひらを押し当てた。
「……ゆ、き……? せんせ……ゆき……ふ、てる」
ハルは期待に満ちた、きゅるんとした瞳で振り返った。
部屋の奥、アンティークの椅子に腰掛け、優雅に本を捲っているのは美世である。
美世は、ハルの呼びかけに視線すら向けない。ハルの存在そのものを、部屋に置かれた薄汚れたガラクタか何かのように、徹底して無視している。
ハルは、美世の反応がないことに少しだけ不安を覚え、眉をしゅんと下げた。
それでも、外で踊る白銀の世界はあまりに美しく、幼いハルの好奇心を刺激してやまない。ハルは立ち上がろうとして、ぷるぷると短い足を震わせた。
「ん、く……」
むちむちの足に力を込め、窓枠を掴んでぐいっと体を持ち上げる。不安定な重心が揺れ、転びそうになりながらも、なんとか立ち上がった。
窓に張り付くようにして、ハルは外を見つめる。
「……きら、きら……。……ゆき、さわる……する」
ハルは、美世の方をもう一度見た。
大好きな「せんせい」に、この不思議な白いものを教えてあげたかった。自分ひとりでは届かない、あの冷たそうな輝きを、一緒に見てほしかった。
ハルは、つたない足取りで美世の方へと歩き出す。
てち、てち、と。たどたどしい音を立てる。時折、自分の足のもつれに驚いて、とと、とよろけながら、必死に距離を詰めていく。
美世の足元まであと数十センチというところで、ハルは止まった。
美世の冷徹な眼差しが、本から外れ、足元の"肉の塊"へと向けられたからだ。
「……せんせ。……ゆき、しろ。……おそと、しろ。……はる……みる、する」
ハルは、期待に胸を膨らませ、ぼんやりした目をわずかに細めて笑った。その小さな、柔らかそうな手が、美世のスカートの裾に触れようとした、その瞬間。
「触るななと言ったはずよ。汚いわね」
氷のように冷たく、刃物のように鋭い声が、ハルの動きを凍りつかせた。美世は、汚れ物を見るような蔑みの視線で、ハルを射抜く。
「お前のような汚物と、雪を眺める趣味などないわ。……いい加減離れてくれるかしら。目障りよ」
ハルの笑顔が、一瞬でびたっと止まった。
くるりと輝いていた瞳は、見る間に恐怖と悲しみに染まり、うるうると涙を蓄え始める。美世の言葉は短く、慈悲の欠片もない。ハルにとって、それは何よりも恐ろしい拒絶だった。
「ん、あ……ぅ……、せん、せ……。……ごめ、なさ……」
ハルは、触れようとした手をぎゅっと握りしめ、胸元に引き寄せた。
触れてはいけない。何度も言われて、理解できても、行動には移せない。ハルにとって、理解することと、受け入れられることは違うのだ。
ハルの小さな体は、恐怖でがたがたと震え出した。
先ほどまで美しく見えていた雪も、今はただ、自分を美世から遠ざける冷酷な壁のように感じられた。
美世は、ハルの絶望など一瞥もせず、再び本に目を落とした。
「雪なんて、ただの凍った水に過ぎないわ。お前と同じ、価値のないゴミよ」
ハルは、声も出せずに立ち尽くした。
とろんとしていた目は、今はただ虚空を見つめ、大粒の涙がふるりと、もっちもちの頬を伝って落ちた。
外では依然として、雪が美しく舞っている。
暖かな室内で、世界で一番大好きな人の隣にいながら、ハルの心には、外の雪よりも冷たい孤独が静かに積もっていった。
「……は、る……いい、こ……する、の。せん、せ……」
消え入るようなハルの独り言に応える者は、誰もいない。美世に冷たく突き放された瞬間に、ハルの幼い世界は音を立てて崩れ去っていた。
「……あ、ぅ……ん……ふぇ……」
ハルのぽやっとした大きな瞳が、みるみるうちに潤み、溜まった涙が限界を超えて決壊する。
一歳半の幼児にとって、大好きな「せんせい」からの拒絶は、世界の終わりも同義だった。ぼろぼろと大粒の涙が、もっちりした桃色の頬を伝い、床へと滴り落ちていく。
「……あ……ぅ、……あぁぁぁ……っ……ん……んんーっ!」
一度溢れ出した感情は、もう止まらない。ハルは顔を真っ赤に上気させ、ひっく、ひっくと短い呼吸を繰り返しながら激しく泣きじゃくった。
幼い子ども特有の、ふっくらと丸いお腹が、泣き声に合わせて波打つように上下する。ちぎりパンのように段がついた手足は、やり場のない悲しみに震え、ぷるぷると小刻みに揺れていた。
ハルはその場に力なく、とてんと座り込んだ。
おむつで丸く膨らんだお尻が床を叩き、むにっとした太もものが左右に広がる。ハルは短い腕を顔に押し当て、溢れる涙と鼻水を拭おうとしたが、不器用な手付きでは顔中をぐちゃぐちゃに汚すだけだった。
「……せ、んせ……ん……あぁっ、うぅ……っ。……や、ぁっ、なの……や……っ」
泣き声は次第に、言葉にならない叫びへと変わっていく。
ハルは必死に美世の気を引こうと、あるいは許しを乞おうと、その潤んだ瞳を美世へと向けた。しかし、視界は涙で遮られ、大好きな人の姿は白くぼやけて見えない。
窓の外では、依然として雪がしんしんと降り積もっている。その白さは残酷なほどに清らかで、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになったハルの醜態を、いっそう際立たせていた。
一方、ハルがどれほど激しく泣き叫ぼうとも、美世はぴくりとも動かない。彼女の視線は手元の本に注がれたままで、ページを捲る指先には一切の迷いも、動揺もない。
ハルの叫びは美世にとっては不快な雑音ですらなく、ただの無価値な現象に過ぎなかった。
視界の端で、白い肉塊が泣き崩れ、床を汚している。その事実が、美世の嫌悪をいっそう深いものにする。彼女はハルの泣き声に重なるように、ただ冷ややかに、心の内でその存在を否定していた。
「……ん、はぅ……ぅ……せん……せ、……みる、して……。……あ、ぅ……」
ハルは、這うようにして美世の足元へ近づこうとした。
むちむちの膝を床に擦り付け、必死に手を伸ばす。しかし、美世に触れればどうなるか、辛うじて残っているつたない記憶が、ハルの動きを躊躇わせる。
美世はハルが自分の衣服に触れる寸前、汚らわしいものを避けるようにすっと足を引いた。
その徹底した拒絶に、ハルはさらなる絶望を味わうだけだ。
「……あ……ぁぁ……う……あぁぁん!」
ハルは顔を床に伏せ、今度こそ大きな声をあげて泣いた。
とろんと半開きだった目は、今は涙で真っ赤に腫れ上がり、ぎゅっと閉じられている。泣き疲れて、体力が削られていく。それでも、幼児の激しい感情は収まるどころか、行き場を失ってハルの小さな体の中に積もっていくが、変わらず部屋の中にはハルの泣き声だけが響き渡っている。
美世は一切の声をかけず、慰めの手を差し伸べることもない。彼女にとってハルは嫌悪の対象であり、あるいはただの「玩具」でしかない。同等の一人の人間として扱うつもりなど、毛頭なかった。
ハルは、泣きすぎて熱くなった頬を、冷たい床にぴたっと押し付けた。床の冷たさが、外の雪を連想させる。
さっきまで「きらきら」と喜んでいた雪は、今はもう、自分を凍りつかせる恐ろしいものにしか思えなかった。
「……せん、せ……。……ん、ぅ……ごめ、なさ……」
しゃくり上げながら、ハルは何度も、何度も謝罪を口にする。
何に対しての謝罪なのか、自分でも分かっていない。ただ、美世が怒っていること、自分が嫌われていること、それだけがハルの全てだった。
「……なんの謝罪なのかしら。うるさいから黙ってくれない?」
美世は吐き捨てるように、冷たく言い放つ。ハルに向かって放った言葉というより、うんざりとしたひとりごとのようだった。
ハルの幼児らしい、丸みを帯びた背中は、泣き声を抑えようとしているせいで、ひきつけを起こしたようにぴくりと上下し続ける。
美世の冷徹な沈黙と、ハルの絶望的な泣き声。
二人の間には、窓の外に積もる雪よりも深く、決して埋まることのない断絶が横たわっていた。
どれくらい経ったのか。美世は、ようやく一区切りついた本を静かに閉じる。
パタン、という乾いた音が、ハルの泣き声を一瞬だけ遮る。ハルは期待を込めて、びしょびしょの顔を上げた。
しかし、美世はハルを一瞥だにせず、ただ優雅に立ち上がると、部屋を出て行こうとした。
ハルは、去りゆく背中を追いかけようとしたが、痺れた足が動かない。
「……ん、あ……っ、まつ……し、て……、……せ、んせ……っ」
力なく伸ばされたハルの手のひらは、不器用な形をして虚空を掴む。美世の衣擦れの音だけが、ハルの耳に残った。
後に残されたのは、薄暗い部屋と、降り続く雪、そして独り泣き続ける、無力な幼児の姿だけだった。
振り絞るようなハルの声に応える者は、誰もいない。
ただ、昼下がりの静寂と、窓の外の白銀だけが、幼児の絶望を静かに見守っていた。
26.1.7
#雪
「雪」
雪国産まれの私。
だけど
今いる地域は
滅多に雪が降らない。
これを言うと
顰蹙かったけど
雪降らないかな。
雪
こんなこと言うのもあれやけどさ、
ちょろちょろ降ってる牡丹雪って埃みたい
雪が降るとみんなインスタに
backnumberとか
よくわからない洋楽とか
あげるけど
あと3回しかない
高校の冬に
雪の日に彼氏と
手袋を片方ずつつけて
真ん中の手は
繋いで
「寒いけど温かいね❤️」
なんて
言ってみたいのです。
積もり積もって
記憶の奥底に
こびりついた黒い塊が
ある朝溶けて
消える
そんな日を待つより
仰向けに寝転んで、
雪と一体化してみない?
雪
息を吐くたび、
透明な空気が体の奥を通り抜けていく感覚があった。
だが、足跡がひとつ、またひとつと刻まれるたび、
白い肌は日常の痕跡を受け入れるように崩れてゆく。
靴底に巻き込まれた泥や、溶けた水に混じる土の色が、
純潔を静かに侵していく。
舞い落ちる粒が、肩や髪を濡らし、
その冷たさが、小さな瑞々しさとともに、
確かな痛覚を伝える。
踏み荒らされた表面は、かすかに光を反射し、
光沢を帯びる。
清らかさはすでに日常の色に染まり、
世界の透明さは戻らぬものとして、
熱と湿り気の記憶だけを残した。
題 雪
雪が降る前は風が鳴る
屋根の瓦は白く
柿の木は雪に覆われ
門は雪が積まれる
竹林が頭を垂れる朝が来る
「雪」
灰色の重たそうな雲から、白い雪が降ってくる。手がかじかむ手を擦り合わせつつ、ゆっくりと白い息を吐いた。
こんな雪の日は、嬉しそうな君の笑顔が頭に浮かぶ。雪が大好きでいつも子どものように無邪気に笑っていた。僕はそんな君の笑顔に元気をもらっていたのに。今、君はこの雪をどこで誰と見ているのだろう。あの笑顔を誰に向けているのだろうか。
寒さのせいか鼻がツンと痛み、僕は灰色の空を憎々しげに見上げた。
薄く積もった雪
ここは冷凍都市
こんな日はこんな夜は
ZAZEN BOYS
自問自答 こんな朝は
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2026/01/07 雪
お題:雪
後日あげるのでお題とスペース保存しておきます。
「雪」 #240
ふわふわ、さらさら、
ねえ、見て。綺麗。
なのに、すぐにいなくなっちゃう。
ねえ、
あなたみたいじゃない?