『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鐘の音が聞こえる。
近くの教会で結婚式を挙げているようだった。
貴方が守ったこの国で、今日も誰かが幸せになっている。
私も貴方と結婚したかった。
ゴスッ…ゴスッ…
けっこうな衝撃を頭部に感じて目を覚ました。
部屋はうっすらと明るくなっていた。
「うぅぅぅ〜…もう少しねむ…」
ゴスッ…ガブッ…
「痛ぁぁぁ〜」
最近、我が家の一員となった雌猫のララだ。
先輩猫のロロはヘソ天で爆睡中だ。
ララは食いしん坊でツンデレ。
お腹が空くと私の布団へ来て、スリスリゴロゴロ。
その後は頭突き、その後は甘噛み。
ここまでされると寝てなどいられないので、モッサリと起きる。
フローリングの床にヘソ天で寝ているロロを跨いで、トイレへ行き、顔を洗う。
猫達のごはんを用意して、猫達のトイレ掃除。
その頃にはロロも起きて来る。
ロロはオットリさんで甘えん坊。
ごはんよりも遊んでいたいタイプ。
暑がりなので、夏場はめったに布団へは来ない。
さて、毎日寝不足で愚痴も言いたくなるのだが、そんな毎日が嫌いではない。
お寺の鐘の音が、5時を告げた。
今日も平和な一日でありますように。
日曜日になると地元の教会で鐘がなる、
カソリック教徒上智大学の教会
昔フランス語で聖書を生まれて始めて読みました。
近くには、サンパウロ書店何か書物があり
父がこの本を読めば悩みは、解決するかもしれないと一冊プレゼントしてくれました。
父は、亡くなりましたが聖書は、毎日時間がある時に目を通しています。
教会の礼拝堂には、神様や聖霊や御霊達がいます。
皆さんも事故や怪我で身を守られたときに
神様に守られたと思いませんか?
是非一度教会の礼拝堂に来て下さいね。
愛を感じます神様の愛は、無限でいつつしみ深い愛です。
あの色も
あの音も
あの匂いも
貴方に手向けられてた
あの全て
匂いも忘れて
あの音も
あの色も
これから消えてくはず
なのにね
『朧の夜月 鐘の音』
金の音が遠くでなった
いつもは楽しげなんだけど
今日はなんだか悲しげになるから
私の気持ちも沈んでく
【鐘の音】
鐘の音と言えば除夜の鐘。
新たな年が来るというのに、次第に重苦しさが募って来るような、どこか不穏な音。
数年来聴いてない。聴こえて来ない?
鐘の音
鐘の音が鳴る。この学園の中心には、大きな鐘が昔から設置されていた。
「うーん、この音は何度聴いても心地が良いね」
先輩が目を細めながら、窓の外を見ている。ふわりと夏の風が先輩の長く黒々とした髪をなびかせた。俺の所属するオカルト部、唯一の先輩はそれはそれは楽しそうにしている。
「音というか、この近さだと振動って呼んだ方が適切だと思いますよ」
俺の言葉に先輩が、きゃらきゃらと笑う。
「確かにね。びりびりと肌が震えるから、君の言う事は間違いじゃない。僕は好きだけれど、君はあまりこの鐘が好きじゃないのかな」
先輩が立ち上がり、背を伸ばす。
「嫌いではないですよ。別段、好きでもないですが」
「うちの部室は鐘から距離が近いからねえ。君には悪いな、と思わないこともない」
にこにこと何かを企んでいる時の笑顔で先輩が近付いてくる。
「でも、一応ここに部室を構えたのには理由があってね」
「……なんですか?」
ふふん、と胸をそらす先輩が窓の外を指差す。直近に見える鐘はいつもと変わらない。いいや、何かが引っ掛かる。
「あの鐘は学園の異変を察知するという言い伝えがあってね。我らオカルト部にぴったりの話だろう?」
じっと鐘を見て、俺はようやく気がついた。
「鐘の音が止まない」
学園に入ってから早数ヶ月。最初は意識していた音も日常になってしまえば、それを意識しなくなる。日常に溶け込みすぎたせいで、いつもなら止まっている筈の鐘の音が続いていることにすぐに気が付けなかった。窓から見えるグラウンドで部活動をしている生徒たちも騒いでいる様子がない。
「君は運が良い。入学してすぐに学園におかしなことが起きるんだから」
「運が悪いの間違いでは?」
先輩は、わざとらしく目を見開いた。
「それ、本気で言ってるの? オカルト部に入っておいて?」
つんつんと俺の頬を突いた先輩の指を掴んでやめさせる。夏だというのに冷たい指だ。冷え性なのかと心配になってくる。
「まあ、俺としても気にはなりますよ。先輩がたまに語る冒険譚が本当のことなのかが分かりますし」
地下に続く洞穴での事件や手芸部で起きた密室の全ミシン消失事件など、様々な事件の話を先輩は部活の時に語ってくれる。そのどれもが、オカルト部に所属しているのに普通の人間の起こした事件なので、先輩は不満らしいのだが。俺は割と楽しく聞いていた。そりゃあ、せっかくなら超自然的な体験をしてみたいけれど、ミステリだって好みなのである。
「本当のことしか君には話してないだろう?」
「昨日、俺の分のチョコレート食べてないって嘘をついたのは流石に覚えてますよ」
先輩がそっぽを向いた。
「とにかく、僕と君で学園の異変を解決しようじゃないか。これで毎日部室に来てるのに活動をしてないせいで擬似幽霊部員だなんてクラスメイトに揶揄されることもなくなるよ?」
「それは先輩だけのあだ名なんで、俺には関係ないですね」
「……ええい、いいから調査開始!」
先輩に引き摺られて部室を出た俺は知らない。この異変が原因で次から次へと学園で起きた困り事が持ち込まれることを。
辛い感情に出会うことは
本当はありがたいことになんです。
なぜなら辛いことの裏側には成長という言葉が隠されているから。
どんなに挫けそうな時も次はどんな成長が待っているのかと、視点を変えて見てみればもしかすると未来の自分のみかたにできるかもしれないですよね。
鐘の音が響き渡る。
たくさんの羽を休めていた鳥がその音に驚いて飛び立っていった。
リン、ゴーン。リーン、ゴーン。
部屋中に。耳に頭に響く。それもそのはず。鐘のすぐそばに間借りして暮らしているのだから。
はじめは心臓が止まりそうに、というか音が体中に響いて痛いほどだったが、もう慣れた。
おれの暮らしはここの手伝い。
朝の掃除、炊事、洗濯に家畜のエサやり。何でもする。
服を着替えながら、おれに似たような暮らしのプリンセスの話をつい先日聞いたことを思い出した。
(ああでも、あれはまだプリンセスじゃない頃だっけ?灰かぶってた時か)
羨ましいとは思わない。
おれには魔女の手助けなんていらないからだ。
誰かの手を借りて幸せを掴むくらいなら、おれはこの暮らしのままでいい。
幸せは、自分の手で掴んでこそだ。
靴紐を結んで、割れた鏡の破片で髪の毛の乱れを直した。
おれにとってこの鐘の音は、一日のはじまり。
早くここを出てやるという意志の再確認。
背中を押してくれる音だ。
「よっし、今日もやりますか!」
/8/5『鐘の音』
サイボーグ009の主題歌
「誰がために」
歌の後半で鐘の音が聞こえるよ。
なんかNHKのど自慢の鐘二つっぽいけど。
当然みんなまだ、免許も持っていなかったり車も持っていなかったから、だいたいの子は自転車を買ってた。私の同室の子たちも揃って自転車で出掛けてたから、ますます私は部屋で独りだった。
それを知ってなのか、サカイは自分の部屋に呼んでくれるようになって。同室の子やサカイが仲良くなった男の子数人に混じって、男の子たちの話、聞いてたなぁ。どんな音楽が好きとか、地元でどうしてたとか。
居場所を作ってくれてありがとね。サカイだけじゃなくて、そこにいた子たちも私がそこにいることを当たり前に受け入れてくれてありがとね。
その頃に、薄ーっくて水っぽいインスタントコーヒーの味覚えたよ。寮の部屋にはコーヒーメーカーしかなかったから、とろろ昆布にお湯だけ入れたあんまり味のしないお吸い物も作ってくれたよね、忘れない。
5月20日
大型スーパーついでに昼ごはんを食べに
家族とドライブに行った
昼ごはんは焼肉屋によったけど
食べ放題めっちゃ美味かった
我が故郷では、朝8時の鐘の音と共に
唱歌ふるさとが流れる。
ありきたりな風景だと思っていた。
しかし、故郷離れて◯年。
今ではなんでもない時に
唱歌ふるさとを聞くと、涙ぐむお年になっていた。
特に2番の歌詞。
如何にいます父母
恙無しや友がき
のところは
涙腺が緩むポイント。
実際に帰りたいわけではない。
もう帰る家もない。両親も亡く、知り合いももう。
私は思い出の中に帰りたいのだと
思っている。
夜半
ジャンジャンジャン
けたたましい音がする
ジャンジャン
ああ、五月蝿い
ジャンジャンジャン
暗がりで目を開ける
ジャンジャン
外が騒がしい
ジャンジャンジャン
"山火事じゃ!皆早う逃げろ!"
ジャンジャン
カーテンを開ける
ジャンジャンジャン
人々が逃げ惑っている
ジャンジャン
裏山の上の方に赤い炎が見える
ジャンジャンジャン
雷でも落ちたか
ジャンジャン
それにしても今時、
ジャンジャンジャン
〇〇で知らせるって珍しいな
ジャンジャン
ああ、逃げなきゃ
ジャンジャンジャン
足がもつれる
ジャンジャン
前方へつんのめる
ジャンジャンジャン
壁へ頭を打ちつけて意識が遠のく
ジャンジャン
ジャンジャンジャン
ジャンジャン
…
目が覚める
壁に投げつけられた目覚まし時計が、変な鳴り方で鳴り続けている
ああ、夢か
カーテンを開けて裏山を見る
緑豊かでどこも燃えていない
ホっとひと息ついた瞬間、ふと思い出した。
そうだ、あれは半鐘、半鐘だ。
半鐘の記憶を夢に見たのだ。
―――鐘の記憶
#33【鐘の音】
気だるい午後の授業中。生ぬるい教室の空気を、扇風機がぐるぐる掻き回す。そんな何気ない日の事。
突如、鐘の音が響いた。チャイムとは違う、まるで教会にある大きな鐘が鳴ったような音。
クラスはざわめき、何人かは辺りを見回す。
おかしい。まだ授業は途中な上、ここの近くには教会など、ましてや鐘を鳴らせるような施設は無い。
鐘の音は鳴り続けている。
誰かが悲鳴をあげた。
「空!!空が!!!」
その声に一同が窓を見る。
息を呑む声。
夏を象徴する空の青色はそこには無く、代わりに黄金色にまばゆく輝いた雲がどこまでも広がっていた。
聖書か何かでありそうな光景に、クラスメイトは呆然としている。
鐘の音は鳴り続けている。
「あ、あは、あははははは!!!」
突然、先生が笑い出す。
「終わりだ!!この世の終わりなんだぁあぁ!!」
あとはもう、理解できない事を叫びながら先生は教室の窓に手をかける。そうしてそのまま、その身体は重力に従って。
べちゃ
一連の出来事は、教室を混乱させるには十分すぎた。
阿鼻叫喚。
泣く者、怒る者、絶望する者、中には同じように発狂して飛び降りる者。
鐘の音は鳴り続けている。
そんな中、隣で少女がくつくつと笑っていた。
「世界の終わりみたいだね」
僕は思わず呟く。
すると少女はふと笑うのをやめ、
「終わるんだよ」
真面目な顔で僕を見つめた。
「いつか世界は終わる。それが今日だったってだけなのに、何をそんなに焦ってるんだろうね」
静かだ。この世界にはもう、僕らしか残っていないような、そんな気分になる。
「『天界の崩壊』
……起きちゃったんだから、しょうがないよね」
彼女はいつの間にか窓辺に移動していて、
「一緒に来る?」
そう言ってこちらに向かって手を伸ばす。
鐘の音は鳴り続けている。
僕は、彼女の手を取った。
「行こうか」
彼女の言葉を最後に、意識を失う。
目を閉じるその寸前、彼女の背中に白い羽根が見えた気がした。
帰りましょうの合図が鳴って
迎えに来た死神さんが
私には天使のように見えたの
題:鐘の音
鐘の音が聞こえた。
私の周りには色んな国の人がいた。
お年寄りの方が多かった。
私はここがどこなのか分からなかった。
お年寄りのほとんどは右側の扉の中に入っていった。
まだ若い人達は左側の扉の中に入っていく人が多かった。
身体中に傷がある子が居た。
15歳くらいかな。
その子は右側の扉に行った。
扉の上には、「このまま進む」と「やり残し」が書いてあった。
「このまま進む」が右で
「やり残し」が左だ。
さっきの女の子は「そのまま進む」に入っていったんだ。
私は見ていて涙が出てきた。
……ちがう。そーじゃない。まず、えっと。
なんで私がここにいるんだろう。
ここって多分死んでしまいそうな人達の集まりだよね。
私がここにいる理由はなんだろう。
手首に傷がある。
よく分からないから「やり直し」の方に進んだ。
鐘の音がした。
すると。。。
見覚えのある家の中に居た。
私の手にはカッターがあった。
手首を切る寸前で状況を理解した。
手首を切るのを辞めた。
次の日、その次の日、そのまた次の日。
1週間が過ぎた。
その間、私は辛かった。
鐘の音がした。
目を開けると見覚えのある部屋にいた。
扉が2つ。
「そのまま進む」と「やり残し」があった。
私は腕を見た。
手首に傷があった。
私はよく分からないから「やり残し」の方に進んだ。。
鐘の音がした。
鐘の音は私の中では、除夜の鐘。
信仰はしてない。
近所にあるのが、お寺だけだから。
聞いたからって、何か起こるわけではない。
でも音がすると、あっ!って思う。
一年は早いな。
鐘の音。
アラーム音は鐘の音にして。
いつもより起きやすくなるから。
2度寝もしやすいけど。
鐘の音は静かな時も騒がしい時も聞けば落ち着く。
鐘の響く街。鐘の響くお寺どこまでも響くような澄んだ音色。
なんだかあなたに会いたいな。
夏が始まり、蝉が鳴く朝も夜も厳しい暑さが続く中、
みんなはどうしているのかな、、、
時々雨、最近は風が強く、台風が近くなってきた
毎日午後6時にどこからか鐘の音が鳴り響く
聞こえてきた瞬間、小さい頃の思い出が何故か浮かび上がる
昔みたいに、 戻れたらいいな
なんて戻れないことはわかっている、だから、
前に進まなければならない
今年の夏は厳しい暑さでもあり、
厳しい生活の始まりでもある。