我が故郷では、朝8時の鐘の音と共に唱歌ふるさとが流れる。ありきたりな風景だと思っていた。しかし、故郷離れて◯年。今ではなんでもない時に唱歌ふるさとを聞くと、涙ぐむお年になっていた。特に2番の歌詞。如何にいます父母恙無しや友がきのところは涙腺が緩むポイント。実際に帰りたいわけではない。もう帰る家もない。両親も亡く、知り合いももう。私は思い出の中に帰りたいのだと思っている。
8/6/2023, 5:33:51 AM