『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鋭い眼差し
クラスの皆が僕を睨んでいる気がする。
ナイフのような鋭い眼差し。
怖いし痛いし苦しい。
先生は僕の被害妄想ってばかにしてくる。
でも大丈夫。もう何も怖くない。
今日で全てを終わらせる。
どことは言わないが、そっと足をかけた。
今日のお題が一番皆無。
監視される時とかじゃないかね。例えば、試験とか大事なことやってる時とか。そのぐらいかな。
「鋭い眼差し」
【鋭い眼差し】
今でも思い出す事がある
インフルエンザになり
寝込んでいた時の事だ
高熱にうなされ
床に伏していた
枕元に水分だけを備え
夢か現か
フラフラとトイレに向かい
戻って来ると
布団が少し湿ってる気がする
寝汗か
特に気にせず再び夢の中へ
何度目かのトイレから戻って来た時
寝室の戸が少し開いていた
出る時にきちんと閉めてなかったようだ
部屋に戻ろうとすると
中から何か音が聞こえて来た
戸の隙間から覗いてみると
枕元に人が立っている
こちらに背を向け
布団に向かい何かをしている
不意にこちらを振り返った
向けられた鋭い眼差しは
目が合った瞬間
「やべっ」っと呟いた
片手にファブリーズを携えた嫁であった
もう話しかけてこないで
そう言った、あなたは僕に鋭い眼差しを向ける
そっかもう潮時なのか
そう感じて僕は家を出た
彼女と別れて3年後僕は別な人と結婚そして子供ができた
はじめまして、今日から担当になりました、◯◯です
娘が通う学校の先生は元彼女だった
鋭い眼差し
目つきの悪い猫がこちらを見ている。
怒っているように感じる。
あの猫には近づいてもいないのだが。
しかし、鋭い眼差しでこちらをじっと見ている。
なぜだろうか。
すると、猫がこちらに向かって走って来た。
私は反応できず、襲われると思った。
買ったばかりの生魚を奪われた。
私は無傷だが、夕飯のおかずを失った。
『鋭い眼差し』
佳奈ちゃん。
僕は、4年前のあの日から君が好きだ。
囚われて、見世物にされてたあの場所から、僕を連れ出してくれた。
君の、おはようと笑いかけてくれる顔が、名前を呼ぶ声が、僕は大好きなんだ。
君の幸せを誰よりも願っている。
君の泣いてる顔なんて見たくない。
涙を拭ってあげたい。
なんて、無理な話だよね。
僕は、君のことをずっと見てるよ。
君の話をずっと聞くよ。
それしか僕には出来ないから。
だから、笑って。
「おはよう〜、きょんちゃん」
良かった、昨日の顔が嘘みたいに元気な顔だ。
「昨日も、話聞いてくれてありがとね。」
「私、切り替えて頑張るよ。」
そうやって今日も、僕のために餌を入れてくれる。
ガラス越しの君が少しぼやけて見える。
「いっぱい食べてね〜、きょんちゃん。」
目が大きくて笑顔が可愛い彼が
鏡に向かって急いで歯磨きをしている
その時の彼の表情が
鋭い眼差しで歯を磨いているのだ
こんなに鋭い眼差しで歯磨きをしている人を
初めて見た
彼には言ってないけど
元気がない時思い出して
可愛いなぁと元気をもらっている
(鋭い眼差し。)🦜
あのね。
僕は、小雀だから
鋭い眼差し、は
出来無い。🦜
もしも
鋭い眼差しを
しても・・・、
全然怖く無いよ。🦜
(でもね。)
「大鷹しゃん。や
隼しゃん。
みたいな、猛禽類。が
鋭い眼差しを
すると、物凄く
怖いんだよ。」🦜
《だけど。》
✣僕は・・ね、
鋭い眼差し、は
出来無いけど。🦜
【猛禽類が
絶対に、真似の
出来無い
・優しい眼差しが
出来るんだよ。】🦜
そんな目で見ないでよ。
僕は、僕はやってないんだ。ほんとうだ。
そう、ほら、僕の他にも、いただろ、
僕じゃない。僕じゃないんだ。
どうして僕ばっかりうたがうんだ、、
前回のことは前回で、
今回に結びつけないでくれ、
本当に僕じゃ、僕じゃない
そんなに、睨まないでくれよ、
違う。
ちがう、。。。。
鋭い眼差し
昭和の大横綱・千代の富士を思い出した。
とにかく強かった!現役の時もカッコよかったが、
髷を落として親方になった時もカッコよくてユーモアセンスもあり、YouTubeで高砂一門のイベントを見た時はお腹が痛くなるほど笑った。
そんな千代の富士はこの世にはいない。短く華のある人生だったね。
【冷却ナイフ】
小学生の時、先生に睨まれたことがある。
その先生とはほとんど話したことが無いのだけれど、
すれ違いざまに挨拶したら無視されて睨まれた。
私はドキッとした。
脳が固まって冷えるのが分かった。
それでも私は廊下を歩き続けた。
気にしている私に蓋をして歩き続けた。
後ろから「おはようございます!」という下級生の声が聞こえて、
それに続いて「おはよう」と先生が挨拶する声が聞こえたけれど。
名探偵に見通せないものは無い
今日も鋭い眼差しで謎を見抜く
鋭い眼差し
お題『鋭い眼差し』
僕が友だちとよく行った公園には「鬼」と呼ばれるお爺さんがいた。お爺さんはいつもボール遊びをする僕たちを睨みつけるようにしながらベンチによく座っていた。
怒鳴られたことはなかったが、声をかけられることもなく、静かに睨みつけられるのは大変に居心地が悪かった。文句があるのなら言えばよいのに、といつも思っていたがお爺さんが話す姿を見ることはなかった。
あのときの公園を見る度にふと考えるのだ。お爺さんは何を考えていたのだろうか、と。
かつて自由にボール遊びができたあの場所はもう閑散としていて、「ボール遊び禁止」の立て看板だけがある。ベンチは人が溜まるのを防ぐためか、気が付いたら撤去されていた。もう子供が遊ぶ賑やかな声を随分と前から聞いていない。
以前はベンチがあったところに立った僕はあの日を思い出す。あの懐かしい日を。自由にボール遊びができた日を。
ふと、過去の記憶が蘇った。お爺さんが一度だけ慌てたように立ち上がったことがあった。あれは僕が蹴ったボールが公園の外を出たときだった。友だちは真っ直ぐ走って道路に出たボールを拾おうとしていた。
あのとき、確かにお爺さんは立ち上がっていた。そんなことを今になって思い出したが。
お爺さんは多分、たいそう目付きが悪かっただけなのだろう。
眼光鋭く
その眼差しを向ける先に魚が水の中を
ゆらゆらと揺れている
パッと翼を閉じ川に飛び込む
次の瞬間
くちばしにはイワシを加えて
空に飛んでいた
海猫は
空でニャーと鳴く
イワシを一飲みにすると
船へ向かった
客から食べ物を物色する
海猫は
こうして旅を続ける
水に沈んで
しまった様に
貴方を想うと
苦しくなる
手を伸ばしても
届かない
貴方への想い
貴方は気付かない
私の想い
叶わない恋だって
わかってる
わかってるよ
でも貴方の事
忘れられない
忘れられないよ
貴方は親友の物
だから
想い隠して
二人の前で
笑顔作る
どこに向かうでもなく歩く。
正直なところ目的地はどこでも良かった。歩きたいと思う気持ちすら不確かだった。
昨日まであったはずの部屋の空気はどこかへ消え去ってしまった。
外の新鮮な空気が身体じゅうを駆け巡る。
足を前へ運ぶ。
ふと、顔を上げると鋭い眼差しの信号機と視線がぶつかった。
僕はどこへ行っても、僕から逃れることは出来ないようだった。
「鋭い眼差し」
これは僕が学生だった頃の話。
僕にいつも鋭い眼差しを送ってくる女の子がいた。
僕は正直少しその子が怖かった。
でも、その女の子の視線は嫌じゃなかった。
目が合えばその子は目を逸らしてしまう。
その子に僕は次第に惹かれていった。
彼女のよく見ると可愛い瞳に吸い込まれた。
彼女も僕に好意を抱いてくれていることがある日分かった。
僕のことをこんなにも好いてくれている女の子がいることが素直に嬉しかった。
ある日の帰り道彼女が海辺を歩いているのを見かけた。
僕は思わず声をかけてしまった。
「ねぇ、何してるの?」と僕が言うと彼女は
「笑顔の練習、好きな人に好かれたいから。」と答えた。
「好きな人って誰?」と僕が言うと彼女は慌てていた。
「それは秘密。」と彼女が言った。僕は思わず
「僕は君が好きだけどなー。」と言ってしまった。
「えっ?」という彼女に
「僕のこと好きになってくれる?」と僕は言った。
「もう、好きだよ。」と彼女が答えた。
「ねぇ、こっち向いて。」と僕が言うと
「ん?」と言いながら彼女がこっちを向いた。
「前髪切らないの?」と僕が言った。
「何で?」という君。
「君の目が好きだから。」と僕が言うと君は照れて目を逸らした。
鋭い眼差し
まるで獲物を捕らえるような
まるで何かを見透かすような
まるで怒りを向けるような
まるで自分を強く見せるような
鋭い眼差しの裏に隠れているのは
相手に向ける怖さなのかもしれない
『鋭い眼差し』
BL要素あります。お気をつけください。
あなたの鋭い眼差しに射貫かれて、足がすくんだ。
気づけば目前に迫ってきていた瞳から目を逸らせないまま、壁とあなたの間に挟まれる。
緩く掴まれた手首に、ほんの少し、ひりついたような痛みが走った。
「一人で行くなと言ったのはお前だろう?なのに、なんで私を一人にするんだ」
怒りに満ちたように吐き出すその言葉は、その実は寂しさと切なさを孕んでいた。
尋ねている風でもない言葉に適切な返事が見つからなくて、ただただ整った顔を見つめる。
ぴりつきながらも湿り気を含んだ空気は、まるであなたの心を反映したようだった。
俺の手首を掴む手に力がこもる。
普段はつり上がっている眉毛をハの字に下げながら、願うように、祈るように、あなたは微かに震えた声で言葉を紡いだ。
「私にはお前が必要なんだ。置いていかないでくれ。頼むから、一人にしないでくれ。私は、お前がいないと、だめなんだ」
どうしてだか、そんな顔を見たくないと思った。
あなたには、笑っていて欲しいだなんて。
あなたには、幸せでいて欲しいだなんて。
その感情を言い表す言葉が『愛』ということに気づくのに時間はいらなかった。
空いている方の手であなたの頬を撫でる。
少し肩を震わせたあなたが、鋭さを削いだ代わりに僅かに潤ませた視線を寄越した。
「つきしま…」
「俺が隣にいていいんですか」
喉の奥から絞り出した声は、自分でも笑えるくらいに震えていた。
「ばかすったれ。わいがいいんじゃ」
乱暴に袖で涙を拭ったあなたが、その手で俺を抱き締める。
俺も、あなたの背中に手を回した。
「俺もあなたがいいです」
ゴールデンカムイより鯉登さんと月島さんです。
今回はカプ要素なしで書こうと思ったんですけどねぇ。おかしいな。
最後がいい感じに締められなくて無念です。
お題「鋭い眼差し」(雑記・途中投稿)
……駄目だ全然思い浮かばない。
射竦めるような、とか殺気を向ける、とかあるけど、正直鈍感だから気づかない気がする……。