遠くの空へ』の作文集

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遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/16/2025, 1:05:26 PM

※遠くの空へ

「悪い人は飛ばせないんだよ」
祖母が紙飛行機……のようなものの折り方を私に教えながら呟いた。
「何故かね、これは悪い人が空に向けて放っても、必ず地面に落ちてしまうんだ」
「そうなの?不思議だね」
相槌を打ちつつ祖母の真似をして紙を折る。
「あぁ。だからね、ここいらじゃ昔、お見合いの際にこれをする儀式があったくらいさ」
「え、それガチのやつ?」
「お見合いが破綻したら一家ごと引越しちまう。それくらいのさ」
「おーわ、こえぇ……」
「だからアンタも婿さん連れてくる時ぁやるからね」
祖母が私を見てにこりと笑うが、目が本気だった。
「結婚する報告で審査されるのかぁ……」

私は遠くの空に霞むほど飛ばせたそれを、未だ出会えてもいない結婚相手に何と説明しようかな。どう聞いても迷信の類だったから、私は少しだけ首を傾げた。

8/16/2025, 1:03:05 PM

遠くの空へ

飛んでいく飛行機

どこに向かっているのかな…

飛んでいく飛行機をみていたら
長く会えていない友人を思い出す
元気にしてるかな…

ゆっくり時間が出来たら
今度こそ会いに行きます

8/16/2025, 1:02:04 PM

遠くの空へ。

遠くの空へ
今日は
来た。

久しぶりに
見れて
嬉しかった。

8/16/2025, 1:00:25 PM

部屋から見上げる空は青くて、私と恋人の好きな色が視界いっぱいに広がっていた。
 
「いい天気だなぁ」
 
 私が小さくこぼすと、それを聞いていた彼が同じような角度に見えるように近くに来て空を見上げていた。
 
「本当だね。ドライブでも行く?」
「行きたい!」
 
 ぽつりと呟いた彼の言葉にめちゃくちゃ反応して振り返ってしまった。
 だってデートになるもん。
 
 それに青空は私と彼を結びつけてくれたものの一つが〝好きな色〟だから、こんな空色を前より好きになったの。
 
 私はもう一度空を見上げる。
 遠くまで見える夏らしい爽やかな青空はとてもキレイで、思わず見惚れてしまった。
 
 
 
おわり
 
 
 
四五七、遠くの空へ

8/16/2025, 12:59:20 PM

戦争のDVDを見る度に遠くの空へ飛び立ってる彼らが撮されている。どんな気持ちでどんなけの人を思って飛び立ってるのか知りたくてももう知ることなんてできない。

8/16/2025, 12:57:58 PM

ここ数日は体調も良く、それならって事で道の駅巡りをしてきた。

モロヘイヤ、つるむらさき、ニラ、ししとう、ピーマン、茄子、ニンニクの芽、^^など^^など^^たくさん買って来た。

わたしも、イモムシには負けるけど、青い葉っぱが大好きだ。

庭のトマトが巨大化していて、ゴーヤも丸々と太ってた。

「トマトはなんで赤くなるんだろうねぇ」

う〜ん、そういう事を前は言う人でもなかったのに、ふと思い浮かんだ事を言葉にするようになったんだな、と思った。

それでいいと思う、家に居る時は開けっぴろげで居ればいい。たまに喧嘩する、それも必要。

わたしも、車の中でずっと思う事、見えた事を喋ってた。楽しかった。

8/16/2025, 12:56:59 PM

遠くの空へ

拝啓
そちらの生活は慣れましたでしょうか。
私の方は全然慣れなくて、未だに胸に空いた体温が時折恋心を締め付けてきて苦しいです。
あなたがいなくなったと聞いて初めは私何かの御伽噺だと思っていました。
だって直ぐに死ぬような弱い人じゃなかったもの。
そんなことを思っていたのは私の主観で、実際のあなたの弱さに気づけなかった。
そんな私にも責任はありますよね。
拝啓だなんて格好つけたけど私らしくもないですよね。
天国、と呼べるかは別として。
あなたの幸せを、何時までも、何時までも祈っております。
ずっと、ずっと、大好きです。
あなたの骨が風の前の塵と同じ価値になっても。
何時か終わる花火より下の価値だとしても。
私にとってはどんな宝石よりも大切だから。
ねぇ、気が向いたらお返事をください。
私、幾らでも待てるよ。
死んでも待つからさ。
だから、お返事が欲しいの。
何時もみたいな明るい声で、一言。
ただ名前を呼んでくれればいいの。
霞掛かった声からはもう、分からないから。
大切でも声は薄れてしまうから。
だから、声が聞きたいの。
お願い。
一生の、お願いです。
私の全てを捧げてもいいのよ。
だから、また、声を聞かせて。
その形の綺麗な整った唇から、名前だけを。
吐いた息すら美しいだろう、その声を。
何度も言います。
何度でも言います。
また、声を聞かせてよ。
お返事、ずっと待ってます。
そしてその時に聞かせてね。
あなたの今いる遠い空の景色の事。
私への気持ち。
全部。
全部全部。
全部全部全部。
全部全部全部全部。
全部全部全部全部全部。
全部全部全部全部全部全部。
全部。
愛おしいから。
住むべき環境の変わり目ですが、
どうか、ご自愛くださいませ。

敬具。

2025/08/16
君の愛した私から。
私の愛する君へ。

8/16/2025, 12:49:37 PM

黒き鷲
 白き白鳥を
 ふた親に
 わが雛を羽ばたかせたまへ
                (250816 遠くの空へ)

8/16/2025, 12:49:26 PM

遠くの空へ


遠く。
遠く。

いこう。

8/16/2025, 12:47:52 PM

遠くの空に

教室の窓から見えた空は、昨日より少しだけ高くて、でも、なんだか遠かった。
まるで、手紙の返事が来ない日曜日みたいに、取り残されたみたいな青。

今日も私は、うまく笑えなかった。
みんなの笑い声に混ざれない私の声は、泡みたいに浮いて消えた。
既読スルーみたいな空気が、肌の奥までしみてくる。
「大丈夫」って言葉は、ほんとうは誰かに言ってほしい言葉だって、ずっと前から気づいてた。

午後の空は、ぼんやりとグラデーションで、誰かの心みたいだった。
オレンジに沈む雲が、あの子のくちびるの色と似ていた。
私が一番好きだったあの子。
優しくて、静かで、よく目をそらすくせに、夢だけはちゃんと見てる子。

あの子は春に転校して、わたしの世界からログアウトした。
「また会おうね」って言ったのに、それっきり。
言葉って、何かを約束するためじゃなくて、傷つかないためのバリアだったのかな。

部屋に帰って、スマホの画面をぼんやり見てたら、
どこかの知らない人が「#空は心のスクリーン」って書いてて、
なんだかちょっと、泣きたくなった。

わたしの心にも空があるなら、
いまは曇ってる。
でも、きっと――遠くの空は、晴れている。

痛みも、孤独も、傷跡も、
たぶん全部、通り雨みたいに流れてく。

だって空は、誰の上にもあるんだもん。
見上げたらそこにあって、
届かなくても、ちゃんとそこにある。

遠くの空に、いま、祈る。
あの子が笑ってますように。
わたしが少し、強くなれますように。
そしてこの詩が、誰かの心に、
そっと届きますように。

8/16/2025, 12:47:22 PM

「遠くの空へ」


この空は、貴方が居る遠くの空に繋がっているのだろうか?
貴方に、会いたい……

8/16/2025, 12:43:41 PM

窓の外を眺めても見えないのは、もう知っている。
目を閉じて、遠くの空へと思いを馳せる。
音だけ聞こえてくる。
近いけど、見えなくて遠い。
音に合わせて、昔見た花火を頭の中に思い浮かべる。

8/16/2025, 12:40:05 PM

ピアノを始めたのはいつだっただろうか。正確には覚えていないが、小学生の頃には鍵盤に指を置いていた。初めて弾いた曲さえ覚えていない。
有名な曲といえば「エリーゼのために」だったりとかだろうか。それすら、右手で少しメロディを弾けるだけになってしまった。
そう思えば少し淋しく、残念なことだが、仕方の無いことだった。金銭的な余裕がなくなってピアノを辞めたのも、時間が経ち、曲を忘れたのも。
しかし、私が曲を弾いたという事実だけはこの壊れた電子ピアノと共に残っている。それだけで充分だ、と納得するようにした。
誰でも弾けるのかもしれないが、私は「きらきら星」がお気に入りだった。時々、気が向いたら、ほんの少しだけ弾いている。問題なく指を動かせるのはかつての事実があったお陰だろうか。
死人は消えたらあの世へ行くという。なら、記憶は何処へ行くのだろうか。事実は何処へ行くのだろうか。死人と共に消えるのだろうか。それとも、また別のところへ行くのだろうか。
願わくば、こんなところへ留まらないで欲しい。ピアノならば、美しい旋律を奏でてくれる誰かの元へ。もっと裕福な家庭で。忘れられないところで。
ふと我に戻って、私は電子ピアノの解体作業を進めた。



「遠くの空へ」

8/16/2025, 12:35:39 PM

遠くの空へ

今自分は生きている。

でもあの人は死んでしまった。

生きていたときより、身近に感じる。
本当に近くに居て私を見ているような…。
それは見守ると言うよりも執着。

愛と言うより渇愛。

そちらの景色はどうですか?

この世の世界はどんなふうに見えますか?

言葉にしなくても、想っただけで夢に出るのはなぜですか?

何か伝えたいことがあるのですか?

それとも迎えに来ているのでしょうか?
もし、本当に迎えに来たら…自分はどうするのだろう。

いつ死んでも良いと思っているくせに、いざ突然あの人が迎えに来たらついて行けるのだろうか?

愛は何処にあるのか?

そもそも愛はあったのか?

最も信じられない人間は自分自身。

心から愛した人は誰?

みんな心から愛してくれた。それは嘘のない真心だと…嘘つきな自分でも感じた。

みんなはどう感じたのか?

信用出来ない女でも、なんの得が無く見返りが無くても、彼らは愛してくれた。

遠くの空にはあの頃一緒に見た月が同じように光っている。

8/16/2025, 12:33:38 PM

遠くの空へ

わたしの周りのせいなのか
わたしの保守心のせいなのかわからないけど
わたしは飛ぶことを捨てた

捨てたのか捨てられたのかはもう覚えていない
遠くの空をただただ眺める日々

遠くの空へ
飛んでいたあの日を
今日も噛み締めるだけ

8/16/2025, 12:21:03 PM

深く深く飲み込まれていく

淡く広がる空のその奥へ

手を伸ばし捕らえようとも、指の隙から零れていくだけ。

*遠くの空へ*

8/16/2025, 12:19:05 PM

遠くの空へ

よく私は、残酷で綺麗な夜空を見上げる。

―あぁ、星になりたい。
そう思いながら。ありえない話だってわかってる。
でもね、よく母さんが言ってたんだ。

『死んだら皆、星になるんだよ』って。

私は今日も、美しく斑に輝く空を見上げる。
手をどれだけ伸ばしても届くことはない。遠くの空へ思いを馳せながら。

8/16/2025, 12:19:02 PM

今年も先祖の霊を偲ぶお盆を過ごす事ができた  家できゅうりの馬、茄子の牛を飾り お墓参りをして滞りなく供養する事が出来たと思う… 遠くの空へ無事に先祖の霊を送り出せたかな〜? これが終わると夏は後半へと進んでいく…   
          ポポヤ

8/16/2025, 12:13:19 PM

題:願いを星に乗せて

 8月と言えば【ペルセウス座流星群】。今年は12日深夜から13日未明にかけてが最も活発に見られると予想されていました。
 その時私は、暗闇から降り注ぐペルセウス座流星群に、願いました。
 ーーこれからもずっと、ピーチさん達と、それからチコ達と、幸せに過ごせますように。
 この願いを流星群は受け止めてくれたのでしょうか。
 でも、もし受け止めてくれて、遠くの空へと運んでくれていたら、星の女神様には感謝してもしきれません。
 貴方の願いも、案外遠くの空へと運んでくれているのかもしれませんね。

お題『遠くの空へ』

8/16/2025, 12:07:27 PM

テーマ:遠くの空へ

空はたくさんの表情を見せる。

青空でも空が高かったり低かったり。
夕焼けでも赤色や黄色だったり。

晴れた日の白い雲、曇りや雨の灰色の雲。
形もいろいろ。

不思議な現象。
虹、今日一日ラッキーな気分になる。
オーロラ、北欧に旅行して見てみたい。

世界ではどんな表情なんだろう。
遥か遠い空を思うこのひととき。

追記:みんなの明日がいい日になりますように。

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