『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠くの空も近くの空も空で
いつも私の見ている空なのだろう
遠くの空の下ではどうだろう
私の知らない世界が広がっていてそこでもみな目的意識を持って生活しているはずだ
空の彼方ではどうだろう
私はきっと直接見て誰かに話すことはない世界だろう
遠くの空へ思いを馳せると色々想像できる
遠くの空には私の知っている空と私の知らない見ることもないような面白い世界
君は山を登るのが好きだった。
“空がよく見える!” ってはしゃいでいたっけ。
でも、今日は一人で山に登っている。
君との思い出を思い出していたら
あっという間に頂上まで来た。
上には空が、下には崖がある。
じゃあ、 ‘’下” に行けば ‘’上” にいる君に会えるのか
と一瞬考えたが、思考を止めた。
明日はどんな空が広がっているのかな。
#遠くの空へ
きみが誰のために泣いているのか、何がどうして痛く泣いているのか、脳足りんのわたしではまるで分からなかった、でもわたしも分からないなりにきみの肩の上下と一緒に泣いた、どこもかしこも痛くなかったけど、軽々しくきみと繋がれたなんて思っていた、なんにも知らないくせに、あのとき溢れたものすべては何よりも美しかったとそんな味の無い信仰に救われようとしていた
/遠くの空へ
歩いてきた道をふり返ると
足跡が文字のようにもつれて
これまでの道がうねうねと続く
ひとつの文章として見える
ここまで来たんだ、と思う
成し遂げたこともない
友だちも失ってきたけれど
遠くへ行きたいという願いだけは
皮肉のように叶った
ふり返る彼方がとおく
かつて遠くに見た空の下にいま居る
それだけで ひとつ
ひとつだけ、
認めきれない自分の通信簿に
『済』の判を押す
これよりも遠くへ
行けるか まだ
まだ歩く
生きているなら行かねばならないし
もうすこし
良い一文(あしあと)が綴れるかもしれない
遠くの空へ
そろそろ海外へと思うけど
飛行機に乗るのはやはり好きではない
旅行が出来るというワクワク感があるから多少気持ちが上回るだけの事
次はいつ行けるだろう
「同じ空で繋がっている」なんてものは嘘だ、と、キャリーケースを引きずりながら嘆息した。
住み慣れた辺鄙な田舎から、ビルがひしめく都会へ。テレビの中をのぞき込んで何度も見た光景を、テレビの中に入り込んだかのようにまざまざと見せつけられる。
私は今日からこの街で暮らすのだ。
地元では叶えられない夢を掴むために。
だから怯んじゃいられない。
首を横にぶんぶんと振って、コンクリートの大地を踏みしめた。
第ニ話
でも、そんな僕でも、私でも、
人間だから。
同じ…人間だから。
胸に溜めているのが苦しくて、
いつかは飲み込めなくなる。
溢れてしまいそうになる。
吐き出してしまえは楽なのに、
吐き出す事ができなくて、
結果…自分を傷つけて終わる。
…そんな自分が嫌になる。
自分を変えたい。
でも簡単には変われない。
でも、取られたくない。
あなただけは…っと。
遠くの空へ…祈るばかり。
…祈るだけじゃダメなのに。
遠くの空に
遠くの空には虹がかかっている🌈 雨が上がったみたいだ
虹を見ながら今日も平和な1日だったなと思った明日も平和だといいなと虹に願うのだった
─遠くの空へ─
「僕は何故生きている?」
遠くの空へ、今日も問う。
その答は帰ってこない。
ただひたすらに問い続ける。
いつかの答に期待して。
「遠くの空へ」
貴方のところへ行きたい
俺も
貴方の傍に居たい
貴方のところなら
何処へでもついていける
地獄でも
天国でも
遠くまで
遥か彼方まで
例え貴方が
封印されても
それで
俺が死んだとしても
何度も生まれ変わって
君を愛したい
君を封印から開放したい
今でも
貴方を愛してる
いつまでも
愛してる
遠くの空へいっても
愛してる
「絶対助けますからね、五条さん」
空って綺麗。勉強なんかやめて空を見てたい。そうすればきっとみんな繋がってるんだって安心できるでしょ?
空は広い。
出口も何も無い部屋で座り込んでいた。
四方を壁に囲まれた、誰も居ない真っ白な部屋。
それが僕の普通だった。外の世界が気にならない訳ではないけれど、僕には無縁だからどうでも良かった。 どうせここから出られないのなら、希望も挑戦も全て無駄だと思っていた
部屋の外から僕に呼び掛ける君の声を聞くまでは。
僕は自分で君のどこに惹かれたのか分からない。君の嘘も本当もぐちゃぐちゃに混ぜた話が好きだったのかもしれないし、内側から出ようともしないこんな僕を見つけてくれたところが好きなのかもしれない。
君は、僕に意思を与えてくれたんだ。
僕はこの壁の向こう側の『青い空』が見たくなった。
僕は壁を叩き続ける。
叩いて叩いて、それでも傷一つ付かない壁を恨みながらまた叩く。限界も、満足も、僕が決めた。この天井も、この壁も、僕が作った。自分で自分を型にはめて決めつけていたんだ。閉じこもって、僕の知らない新しい外へ飛び出すのを恐れてたんだ。
僕は君の教えてくれた『青い空』が見たい。 壁を破って挑戦したい。無駄でもいい、失敗してもいい、ただただ心の動く方へ身体を動かしたい。
遠くの空へ思いを馳せる。
君の声が纏う、どこか暖かい空気が流れて来た気がした。
#遠くの空へ
『 遠くの空へ』
私の思いは遠くの空に打ち上げられた
「遠くの空へ」
いつも、遠くの空へそれはある
憧れて、希望を抱いて、そして届かない
手が届かないから欲しくなる
近くにないから欲しくなる
いつも、遠くの空へ手をのばして
憧れて、希望を抱いて、足元をみない
危ないよ、つまずくよ、それでも
遠くの空を見上げては歩いた
あの空と海が溶けあう水平線も
モコモコと湧き上がる入道雲も
朝日や夕陽、月さえも遠い空にある
そんなことを思いながら
河原に寝そべって、遠い空に黄昏る
彼と離れてから数日たった。
彼は海外に行ってしまって
すぐに会いに行くことが出来なくなった。
彼に届くはずのない紙飛行機を作って飛ばしてみる
遠くの空へあなたに届くように
離れていても気持ちは変わらないけど
寂しくなるから
あなたの帰りを待っています。
─────『遠くの空へ』
「やっと終わったぁ、」
と、外にでる。
背伸びをして、独り言が出てしまうほど疲れていた。
そこでふと目に入ったのは大きな虹。
さっきまで雨降ってたなと思いながら少し疲れを浄化させるように空を見ていた。
あの虹ってどこまで続くのだろうか。
ここから虹が見えているところまでとても遠く感じた。
でもきっと届くことは無い。
虹を通ってみたい。
子供の夢でもある。
さすがに無理、だな。
どれだけ広い空だと思ってるんだ。
あんな遠い空へ行けるわけが無い。
子供の夢は散っていくんだな
夢は叶えられるもの少しでも叶えなきゃだ。
『遠くの空へ』
はい、じゃあこれをこうして空のほうへよろしくお願いします。
メッセージボトルって言うんですか?
昔は海に流してたんですけどね。
うん?
遠くの空へ流したい。
あーなるほど。
毎回質問あります。どうせなら遠い所へ流したいと。
空って、一つなんです。
遠い、近いという概念が空にはありません。
そして、このボトルも行き着く所は決まってます。
間違いなく、あなたが行って欲しい所へと行き着くのです。
はい?
そんなの、いいから、他の国へ行くようにしろ?
だ、か、ら空は………
それなら、自分が外国行って流せ!!
近所で高望みするんじゃない!!
その日は朝から暖かく、お昼過ぎには気温は20度を超えていた。ふと窓の外を見ると清々しい程の快晴で、良い日になりそうな気がしていた。
その日は新学期始まって1回目の授業で自己紹介は上手くいくか友達が出来るか期待と不安でドキドキした
結果は散々だった。自己紹介は緊張して考えていた文が飛んでいき在り来たりな事しか話せず、話してみたい子がいたが引かれるのが怖くて話し掛けれなかった
そうこうしているうちに時間は過ぎ下校時間になり校舎を出る。靴を履き替え玄関から見上げた空は相変わらず雲1つ無く遠くの空には一番星が顔を出しており夜が来ることを告げていた。私はその星に今日の後悔と明日への希望を込めて手を合わせる。そして私は帰路につく、明日こそ話せますようにと願いながら
季節は春。
春と言えば、入学式。
私は、憧れだった華のJKになるため、つい先日、入学式を終えてきた。
でも、私が思っていた高校生活とは なんだか違くて、楽しいとは中々思えない。
中学生の頃のが楽しかったな。
中三の頃に、中二の頃に、戻りたいな。
友達に会いたいな。
なんて、最近は毎日思っている。
高校の友達ができないのか?と聞かれると、
そうではない。2人ほど、話せる相手ができた。
でも、私は人見知りで、初対面の人と話したり友達になるのはどうも苦手。
気使って話さなきゃ。
気まずくならないよう何とかしなきゃ。
なんて考えてしまって、中々楽しめない。
高校生活始まって間もないのに、
もう行きたくない。
なんて気持ちに襲われてしまって、最近は何もやる気が出ない。
気力がなくたって空を見上げることくらい簡単なのに、それすらも最近はしていない気がする。
青空を見たら、少しは気持ちが晴れるのかな。
遠くの空は、どうなっているのだろうか。
私の空は、真っ暗。
みんなは、快晴なんだろうか?
不安しかない高校生活。これから、楽しくなるんだろうか?
Fin.
高校生活が不安です
空を見上げる時間は贅沢だと思う。
出かける時に今日は晴れか、雨か、曇りか、の確認で見上げることはある。
けれど、日常的に空を見上げても特に得られるものはない。だから空を見上げるという時間は贅沢だと思う。
でも、子供の頃は違った。
訳もなく何度も空を見上げたし、その度に雲の形が面白いなとか、この空はどこまで続いているんだろうとか、いろいろなことを夢想した。
成長し、社会に出て、日々の生活に追われて、空を見上げることより大切だと思うことがたくさんできて、変わってしまったけれど。
今日、このお題に出会えて、また訳もなく空を見上げるのも悪くないんじゃないかと思った。
きっと空を見上げる余裕のない今の自分は、自分のことでいっぱいいっぱいになっているのだと思う。
また訳もなく空を見上げてみたら、少しは周りを見る余裕を持つことができるんじゃないのかな。
いつか遠くの空の下の誰かのことを思えるくらい、余裕のある人間になれたらいいなと思う。