『遠い日の記憶』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ディズニーランドが3000円ちょっとで行けた日々
『遠い日の記憶』
後藤さんPart3!お待たせしました。
こちら後藤さんシリーズPart3です。
Part1、2読んでいなかったら遡って読んでみてください!
では、どうぞ〜
おーい?吉田夕夜くーん。
あれ、吉田くん?えぇ、寝てる…まぁ、毎日僕を愛す事、優越感を感じさせる事、一生を過ごす事を完璧とまでは行かないけどこなしてくれてたからなー。
たまには寝かせてあげよーか。
んー…そこの君、僕の過去の話は聞き飽きたよねー?だからさー吉田くんに話をしてもらおうと思ったんだけど寝てるからさ、僕の兄さんの話するね。
前に泣く事を許して貰えなかったって言ったじゃん?兄さんが死んだ時も泣かして貰えなかったんだよね…僕の親クソ過ぎて…僕ね、兄さんの事が大好きだったんだ。
兄さんは男だからって泣いちゃダメって事はないんだ、俺だって泣く、泣く時はこっそりだけどねって僕の意見を否定しなかった。
一緒に勉強とかゲームして遊んでたな〜懐かしいや…泣いていいよって云われても、泣けなかった、泣けない身体になってたんだよね。
兄さんにも同じ話したときに、凄い泣いてたけどなんで泣いてたかわかんない。
ごめん、俺のせいだ、お前を守ってやれずにごめん?みたいな事言ってた気がする。
兄さんには凄い守られたのに守ってあげれなかったの僕の方。
兄さんはクソ親に押されて車に轢かれて死んだんだ、僕はその時学校だったから、知らなかったけど兄さんは車に突っ込んでった馬鹿って云われてて、押されたのに、変な噂立てんなよってずっと思ってた。ごめんなさい、兄さん。クソ親が眼球と右手首だけ無いって騒いでたけど犯人は僕なんだよね、流石に保管するしかなかったよ。
兄さんの眼球と右手首は吉田くんが寝てるベットの横にホルマリン漬けが置いてあるんだ〜ずっと一緒。
ちょっと、ちょっと、待ってよ。
引かないでよ…僕が吉田くんを監禁してる時点で引く所でしょ普通は。
其れで引かないってことはさ、ホルマリン漬けでも引かないってことじゃない?はい、帰ってきて〜話が終わるまで帰さないからね〜。
………君のせいで何処まで話したか忘れたじゃんか…えっと、クソ親に押されて…そうだ、その後僕は学校でも兄さんの事で虐められて、親にも虐待を受けてた…一方的にね。
それで、こうなった訳さ。
後日談に近い話になっちゃったね。
あれ、吉田くんが起きてきた。
おはよ〜じゃあ僕はこれで話終わりね。
吉田くんが起きてたら吉田くんの話しようね。
吉田くんが話すんじゃなくて、僕が話すんだけどね。
じゃあね〜また会おう。
後藤さんシリーズPart3終わりです!
お待たせしました!すいません!
Part4は吉田くんがメインです。
話すのは後藤さんだけど……
遠い日の記憶
小3の頃、友達と本屋さんに行って、お小遣いで初めて買った本は〝ヘレンケラー〟だった。
中学生になるとティーンズハートの小説や少女マンガに
ハマり友達と貸し借りをして休日は朝から晩まで読書ばかりしていた。
お気に入りは折原みと、花井愛子、倉橋耀子、真柴ひろみ、くらもちふさこ。
真柴ひろみ先生に年賀状を出したら紫色でプリントされた少女漫画のハガキが送られてきた事がある。
少女マンガや恋愛小説の内容は記憶していない。
"遠い日の記憶"
《あの頃》の記憶は、一日だって忘れた事無い。
酷く魘される事は無くなったけれど、見なくなった訳では無い。
忘れる事を許されない。俺自身だって《あの頃》を忘れたくない。たとえ許されたとしても、だからって無かった事にしたくない。
《あの頃》の俺がいたから、今の俺がある。
喜びも悲しみも、怒りも、どんな過去であれ、色々なものと繋がり合いながら《今》になった。
どんな過去でも、俺の大切な過去。いつまでも覚えていたい過去。
誰になんと言われようとも、抱えていたい過去。
すごく小さい頃、兄とその友達に混ぜてもらって、
草原でソリ遊びをしたことがあった。
僕だけ周りより年下で輪に入れなかったから、
少し離れたところで1人で遊んでいた時に、
草に隠れていた切り株にぶつかってしまった。
強い衝撃を受けたあと、身体はソリから離れて高く
宙に投げ出された。
それを僕は地面から眺めていた。不思議だった。
いまだに忘れられない記憶だ。
遠い日の記憶
通っていた幼稚園のバザーで買ってもらった
軍手で作った女の子のお人形
たくさん一緒に眠ったね
その次はラスカルのぬいぐるみだったな
夜を一緒に過ごしてくれたお友達
いつしかお別れしちゃったけれど
今日のお題で思い出すことができました
ちなみにここ最近は
蛇のぬいぐるみが枕元にいます
夏、よく家で冷やし中華が出てきた。
幼いころはなんでかすごく苦手だったな、
味とか食感とか上に乗ってる具材とか。
全然進まなくて麺が伸びてより最悪だった。
洗濯物干してる母もそんな私をみてイライラしてる感じだったのを覚えてる。
大人になって一人暮らしを始めるとスーパーに売ってる冷やし中華に目が止まる。
なんとなく食べてみたくなるけど、意外とあの上に乗せる具材を揃えるのもめんどくさくて手に取らない。
あのときなんであんなに苦手だったんだろ。
夏らしくていいのにな、と今更思う。
お題【遠い日の記憶】
今日のお題。遠い日の記憶。
ちょい待てふざくんないっつも思い出話ばっか書いてる私になにを書けってぇ?まあ勿論書くけどね!
これは、私がポケ○ンにハマった課程の話。…小学五年の夏。
「ショー、どーしよ。」
「どうかしたか?」
「遊びたいゲームがない!」
私は同い年の従兄弟、ショーと別々のゲームをしていた。
「はあ?お前ふざけんなよ。」
「いやいや本当だし!至ってまじめですー!」
…そんなこんなあって
「あーもう分かったよ、ただしマ○カと○リメ、あとカ○ビィはダメだからな?」
「えー、うーん、○猫プロジェクトと○ケモン○ラックどっちがいいと思う?」
「知らんわ。一番上のあいつに聞け!」
「白○とポケ○ン、有名だけどうちらにゃあんま縁のない2つだけんねー」
「そういうこった。」
「じゃあポケ○ンで。」
「…猫好きなのにいいのか?」
「んー、まあ面白くなかったらそっちにする」
どっちも面白くない訳無いことに失念していた私達。
結局2人ともハマった。
「遠い日の記憶」
私は、夢を見た。昔、旅行先で食べたサーモンの握り寿司が美味しかったという夢。
この夢は、昔、実際に旅行先でサーモンの握り寿司を食べた、私の遠い日の記憶だと思った。
また旅行に行ってサーモンの握り寿司を食べたいと思い、旅行に行く事にした。
「楽しみだ!」
私は独り言を呟いた。
遠い日の記憶
病院で恐らく親に抱かれて見ていたのだと思う
曽祖父がベッドに寝てて氷を欲している
自分の中にある最古の記憶
あれはなんだったのだろうか
大人になってもたまにふと思い出す 遠い日の記憶
◎遠い日の記憶
人間は、ふと過去を振り返ることがある。
周囲の雰囲気だったり、季節独特のにおいだったり……引き金となる要素は辺りに溢れている。
それでも、どうしても思い出せないこともある。
小さい頃に一緒に遊んだあの子の声。
秘密基地にしたあの場所への行き方。
そして、産まれたばかりの頃のこと。
それらは、誰もが簡単には思い起こすことはできないものだ。
それでも。
移り変わりゆく町並みを見て私たちは時の流れに思いを馳せるだろう。
此処は昔はこうだったのかもしれない。
こんな人が生きていたかもしれない。
過去は、全てが現在に繋がっている。
思い起こすのはその土地が持つ記憶か。
もしくは、人々が紡いできた魂の記憶か。
遠い日の記憶は、
まだ此処で息づいている。
「なんで蚊取り線香で蚊が落ちるか、知ってるか?」「ううん、どうしてなの?」
「蚊はな、赤ちゃんのころからお母さんに『あの渦巻き🌀を見てしまったらもう命はないの』って教えられて育つからなんだ」「ええっ」
胡散臭いにもほどがある話を鵜呑みにしていた
「そのおもちゃ、分解してかっこよくしてやるから貸してみろ」「分解…?ちゃんと直してくれる…?」「当たり前だ、ホラ!」
わたしのお人形用の素敵な自転車はそれきりバラバラのままになった
何かと騙されたり泣かされたりしたけど、それでも好きだったお兄ちゃん
ある日の幼稚園の帰り道「おーい!」と呼ぶ声の方を見ると、見慣れない長い電車のようなものの先頭にお兄ちゃんが立って意気揚々と手を振っている
三輪車の後ろに荷車、スケートボードに
足蹴り乗用消防車、ハリボテ戦車、あれこれロープで繋げたうえに風船も三つ四つふわふわ付けた豪華で奇天烈な、わたしのお迎え用特別車輌
三輪車をこぐお兄ちゃん 消防車を蹴立てるわたし たくさんの友達の驚いた羨ましそうな顔
家までの短い距離が、誇らしさで胸いっぱいのパレードになった
もう聞けなくなっちゃったけど お兄ちゃんの記憶の中の幼いわたしはどんなだったろう
同じくらいあったかくて面白い、なつかしい思い出だったらいいな
「遠い日の記憶」
#465
ー日記
2007年07月x日
雨の日だった
今日は学校からの帰りが遅くなり
食堂で彼氏が待っていてくれた
彼の向かいに座って
カロリーメイトを齧りながら
彼の近況報告を聞く
雨足が強くなって来て
早く帰りたい気持ちが湧いたけれど
彼の話も聞いていたい
そろそろ帰る?と
彼は私に訊ねて
うん
頷くと
はい これ
手にはバイクのヘルメット
家まで送るわ と彼
…ありがとう
お礼を言うと
バイクの後ろに初めて乗せてもらった
ひゃぁ!!
凄く風と雨に当たって
家に着く
た…ただいま…ちょっと…寒い…
てなわけで
さっきお風呂に入った
今日もお疲れ様
彼氏さん、ありがとう!
ーーーー
遠い日の日記を
今読み返す
あの頃も色々あって
楽しかったのかな
いや
毎日毎日頑張ってたな
今の私はどうかなぁ
彼氏とも別れて
今は独り身
独身貴族なんて古い言葉が浮かぶ
まあ
確かに自由は自由だし
でもって
平和が一番よなぁ
今日も
お疲れ様でした
遠い日の記憶。それは、私たちが出逢った日のこと。もし、あの時私が彼を助けなかったら、彼を助けたのが別の人だとしたら。今の私たちは存在しないだろうと思うとゾッとする。彼にとっては泣き虫な自分の苦い思い出なのか、私と出逢えた日という幸せな記憶なのかどっちなんだろう。
「おや、ぼーっとしてどうしたのですか?」
「ううん、何でもない」
私は自分で思っている以上に考え込んでいたらしく、その様子に気づいた彼の声で現実に引き戻された。せっかくのおやつ時にネガティブな話をしたくない。彼が焼いてくれたホットケーキが冷める前に食べてしまおうと、私は考えることを止めた。
「私ね、あなたと出逢うことができて幸せだよ」
「いきなりどうしたんですか、俺も幸せですよ」
ただそれだけを伝えて、楽しい休日を過ごした。
テーマ「遠い日の記憶」
異国で出会ったあの子。
名前も知らない。
年齢も国籍も何も知らない。
私と同じように旅行で来ていたのか、現地の人なのかも分からない。
言葉を交わした記憶もない。
ただ、ホテルのロビーで一目見たとき、何かを感じた。
翌日、ホテルのプールで再会した。
一緒に遊ぼうと言った記憶も、言われた記憶もない。
でも、気づいたら二人で楽しく遊んでいた。
水しぶきを浴びながらはしゃいだあの日。
あの子が日本語を喋っていたのか、他言語を喋っていたのかは分からない。
あの子の声を聞いたかも分からない。
だけど、確かに心は通じ合っていた。
言葉ではなく、何か別のものを介してコミュニケーションを取っていた。
確かに見えない何かで繋がっていた。
どんなにまた会いたいと願っても、私はあの子を知らない。
/遠い日の記憶
【遠い日の記憶】
私を抱く強い腕
私の手を引く優しい手
一日中泥だらけになって遊んだ日
初めて褒められて
初めて泣くほど叱られて
初めての喜びを知ったあの日
初めての挫折を味わったあの日
そして初めての恋をしたあの日
そんな日々が記憶になったあの日
私はあなたに逢えたのよ
あなたを抱くこの腕が
あなたの手を引くこの手が
あなたを呼ぶこの声が
あなたの遠い日の記憶になった頃
どうかどうか
あなたの人生が
幸せなものであることを願います
私がそうであったように
遠い日の記憶
「お母さん、寒いから、あったかいお蕎麦食べたい」
商売が上手くいかず、お父さんは生活費を持ち出すギャンブラー
お母さんは店番と、病弱な私のお姉ちゃんの看病。
お姉ちゃんが夜中に発作が出たら私は荷物持ちとして叩き起こされる。入院したら私は親戚の家に預けられる。
いつもお母さんの背中を見てた。
おばあちゃんに嫌な事いわれたり、お父さんがいなくてもお仕事したり。
忙しいお母さんに代わって、ご飯を炊く。洗濯をする。
お姉ちゃんは機嫌が悪いと私を叩く。
お姉ちゃんを怒らせたら発作が起きて、また病院代がかかる。
悲しくなったり、寂しくなったら元野良犬のペットの犬小屋に行く。
犬はいつも私の入れるスペースを空けてくれて、温かい。
お姉ちゃんが入院した日。珍しく私は預けられず、家に親戚が集まった。
大人の怖い顔から逃げたくて犬小屋にいた。
「お姉ちゃんは病弱で心配だから家で面倒みてあげるから」
「いや、お姉ちゃんは我が家で預かった方が病院が近い」
そんな親族の声が聞こえて、どうやらお姉ちゃんの取り合いをしてるみたい。
お姉ちゃんが貰われっ子になっちゃったら、寂しいけれど夜中に起こされたり叩かれたりしなくて済むし、お母さんもゆっくり休めるな。
病弱なお姉ちゃんはワガママだけど、色白でほっそりしていて目がパッチリでお人形さんみたいな可愛らしさ。
2つ年下の私は健康だけが取り柄で、地黒でチビで不細工だ。お姉ちゃんはいつかお金持ちのお医者さんと結婚するって。私は家業を継ぐ為にお婿さん貰うんだって言ってたから、お姉ちゃんはいつか家を出て行かなきゃならない。結婚できる歳まではまだまだあるけどちょっと早まるだけなのかもしれない。
お父さんのいない親族会議にお母さんの親族はいない。
お母さんの親族はうんと遠くに住んでいるから、去年に私だけで何か月か預けられたきりだから、お母さんはもううんと長い間会っていないのかもしれない。
翌日、お母さんとお姉ちゃんのお見舞いに行った帰りにお母さんは海に連れてってくれた。
海水浴とかの海じゃなくて大きな船が泊まってる海。
海水浴の季節じゃなくて、新年を迎えたばかりの寒い日。
お母さんは珍しく私と手を繋いでくれてる。
2人の手は手袋もしてなくて、骨っぽいお母さんの手も私の手もアカギレが目立つ。
お母さんは海に飛び込んで死にたいって思っている。
私を一緒に連れていこうとしてる。
お母さんが決意をする前に、何か言わなきゃっていっぱい考えた。
だから
「お母さん、寒いから、あったかいお蕎麦食べたい」
生まれて初めてワガママを言った。
『死にたくないよ』
お母さんは、そうだね。って言って、近所のお蕎麦屋さんに連れてってくれて、かけ蕎麦をひとつ頼んでくれた。
「遠い日の記憶」
遠い日の記憶の、記憶喪失。
このままのどかに忘れ果てて…思い出さなくてもいい。
ギュッとロープを握るように、掴んでいなくてもいい。
…手放してしまってかまわないんだ。
それが君を苦しめるなら、捨ててしまっていい。
けれど、それを決めるのは君だから……
この選択肢を覚えておいて。
おかしいね。忘れろって言ったり覚えててって言ったり。だけど、
人は人の選択には触れられなくって、
それって大げさなんだけど…「聖なるもの」だと思うから、
さりげなく決められたらいいな。
泣きながら決めてもいいな。
聖なる君の記憶喪失。
あるいは、聖なる君の記憶顕現。
どっちも綺麗だ。
君は、どう思うのかな…
お題《遠い日の記憶》
みずみずしいオレンジのような太陽が煌めく。死の果てにいた森も、神秘性を取り戻していた。
世界は彼らを忘れてしまったかのように、美しく再現され不変のまま。
暁をもたらす姫も。
夜の王も。
どこへ旅立ったのか、誰も知らない。
“クゥちゃん、ルシュラみてみて! 私が育てた薔薇なの”
“悪くなかった。――おいクオイ、にやにやするな。気持ち悪い”
「――リシュ? ユーリ……いるわけ、そんなわけないな」
一瞬彼らの声が聞こえた――と思ったが、やはり幻想だ。そんなものは。ルシュラが気分を変えようと紅茶を用意していると、いつものように明るいクオイが入ってきた。
「よっ! アップルパイおまけしてもらったから食べようぜ。あいつらの分もあるから、ちゃんと紅茶、人数分淹れろよ?」
「わかってるよ」
お見通しか。こいつには、永遠に勝てはしないだろう。ルシュラは苦笑しつつ人数分のカップを用意する。
四人分を。
1日がものすごく早い…
口癖のように「1日が30時間あれば
自由な時間が出来るのに…」
そんな言葉を繰り返しながら
日々は目まぐるしく移り変わっていく…
「一難去ってまた一難」
この言葉もしかり…本当に次から次へと
心配事は湧き出てきて私を悩ませる…
「遠い日の記憶」とは、人生が一段落し
縁側でお茶でも飲みながら
「大変な事ばっかりだったけど頑張ったね〜」なんて言いつつ、人生を振り返り
反省とねぎらいを込めた言葉とセット
なんじゃないか…そんな気がする
だから、毎日悩んだり、心配したり
「30時間欲しい!」なんて余裕がない言葉
を発しているうちは使わない方が賢明だ