"遠い日の記憶"
《あの頃》の記憶は、一日だって忘れた事無い。
酷く魘される事は無くなったけれど、見なくなった訳では無い。
忘れる事を許されない。俺自身だって《あの頃》を忘れたくない。たとえ許されたとしても、だからって無かった事にしたくない。
《あの頃》の俺がいたから、今の俺がある。
喜びも悲しみも、怒りも、どんな過去であれ、色々なものと繋がり合いながら《今》になった。
どんな過去でも、俺の大切な過去。いつまでも覚えていたい過去。
誰になんと言われようとも、抱えていたい過去。
7/17/2024, 11:21:18 AM