『遠い日の記憶』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は悪い想像をするのが得意な子供だった。
病的なほどに飛躍したマイナス思考。
お風呂のお湯を貯め始めると、栓を閉め忘れて水浸しになり、みんな溺れるんじゃないかと怖くなり泣く。
テレビでガス漏れ事故の映像を見て、うちでも起こるんじゃないかと怖くなり泣く。オール電化なのに。
今となっては馬鹿らしい思考だけど、当時の本気で怖かった気持ちは鮮明に覚えている。
歳を重ねるごとにマシにはなっているけど、今でも考えすぎの性分は変わらない。
人が生まれながらに持つ性分って、前世か何かに影響されてるんじゃないかと最近本気で思い始めた。
きっと私も、前の前くらいの人生で何かあったんだろうな。
何もかもが怖くて仕方が無くなる出来事が。
その遠い昔の記憶が私のどこかに残っていて今の私の思考の癖になっているんだろうな。
なんてね!
【遠い日の記憶】
物心ついた時からずっと、脳裏に焼き付いて離れない景色がある。バカみたいに青い空の下で、誰かが頬杖をついている。僕へと視線を向けてにこりと笑ったその人は、楽しそうに口を開くのだ。
『 』
声も聞こえない、顔も見えない誰か。だけどきっと、僕にとって大切だったはずの思い出。こんなことを言ったら周囲には呆れられるだろうけれど、それでも僕はひそやかにこれは前世の記憶なのだと信じている。
(早く会いたいな)
きっと君に会えば、思い出すことができるはずなんだ。遠い遠い日の記憶を反芻するたびに胸を締め付ける、この愛おしく切ない感情の正体を。
夏の日差しに手をかざし、ペットボトルの水を勢い良く飲み干して。そうして僕は、君を探すための旅路の歩みを再開させた。
通っていた保育所
キラキラ眩しい海
家族みんなで入った温泉
お風呂から隣の家のおばあちゃんに話しかけている
こんな断片的にしか覚えていないけど
こんなカケラが集まって“今”の私はできている
『遠い日の記憶』
今日
10年ぶりに
ライブに行った
タイミングよく
ふと
昔を思い出したんだ
昔は
病んでる部分が多かったのかな
地味ではあるものの
それなりに
暴れたおしてた
何かを壊す、とかそういう意味ではなく
暴れライブ的なのによく行ってた
妹と
同時に
昔は
“重大発表”が大嫌いだった
大抵が脱退とか解散だったから
うん、懐かしいな
(2023.07.17/遠い日の記憶)
幼さの残る声によって奏曲される教室の空間。
窓の向こうに広がる曇天の空が徐々に、
顔色を悪くさせてゆく。
刹那、光の線が空を張り巡る。
多くの人影を残した。
突飛な出来事に奏曲という雑談が中断され、
「わぁっ」と声を上げ、
多くの視線が窓の向こうへと投げ出された。
ほぼ同時に地の底から
這い上がるような低い雷鳴が
空に、教室に、響き渡った。
足がもつれて転んで
膝を擦りむいても
がむしゃらに
走って追いかけた
誰かの目も気にしない
あんなに夢中になれたのに
―遠い日の記憶
書く習慣/104日目。
「 遠い日の記憶 」…
その記憶は、
若い頃…子供の頃…昔の出来事、
そんな遠い日の記憶がほとんどだ。
・・・私の、子供の頃…
遠い、先の、過去の、記憶。
昔は、人ならざる者が居た…
魔法に近いもの、超自然現象があった…
前世にも君とは会ってたかも…
自分は、〇〇だった…かも…
そんな空想的な非現実を体験した事がる。
今も、
この記憶は…あの記憶は…
あれ?この記憶って、
私の記憶だったけ?
何をしてるんだろう?何でだろう?
そんな事が存在するかもと、
私の記憶では無いもの、
それはリアルで現実的な夢が、
その現実の場所と瓜二つに映った。
多分、偶然だろうけど…
みんなは、明晰夢と言うのを知ってるかな?
夢を夢だと実感しているそんな事、
私が5〜6歳だったかな?その時のだから
コレも遠い日の記憶だろう…
今でも偶に見るけど、
私の見る夢は全て
悲惨で非常だ
夢占い関係なく毎回
死と異様を暗示させる夢が多い
そんな、私が今でも記憶に残っている。
一般の人なら、
夢と現実が区別できなくなるほどだ、
・太陽がでてる昼間の様な夜
・沈んだ真夜中
・顔の見えない人影達
・蠢く動物?達
・見ても見なくても存在する場所
だけど、現実味の無いと感じるのは
・冷たい風と暑い風
・半分だけ生気を感じない
・とち狂った自然現象
そして、
・何者でも無い存在
そんな体験を小さい頃からしてた。
そのせいか、感情が不安定で
小学生になる前は人間不信だったわ…
でも、それのおかげで
少し学べたモノもあった。
命とは生物とは自然とは、
非科学と霊、魂と感情、
とても不思議に思う。
子供の時から今でも人間性とは何かって
人間観察してるけど…
基準となる人間性は存在しなかったけど
人間って何種類もいるんだなって感じる
まぁ…
遠すぎる記憶は覚えてないけどね
では、また明日…
遠い遠くの記憶は正確なのだろうか
遠い日の記憶
もう一度
行ってみたいなぁ
あの日の
あの場所へ
《遠い日の記憶》
遠い…記憶か、
あまり考えたことも無かった。
頭の中を整理するのが億劫で、
昔のことで頭の中を埋めるのが嫌で、
今があることは変わらないんだから。
昔なんてどうだっていいのに…
そんなことばかり考えているから、
いつも冷たいって言われるのかなぁ…
黒歴史だのなんなので騒ぎ立てる人より数倍マシだと思うけど。
「 遠い日の記憶 」No.21
突然嫌な記憶がよみがえってきた。
『あの時、こうすれば良かったかな…。』『あの時、こんなことしなければ起きなかったのかな…』などを考えて少し呼吸がしづらくなる。思い出したくない記憶が私の頭の中にたくさん詰まっている。この、嫌な記憶だけ、自分で消せたらいいなと思った。
クラスに嫌われてる男子がいる
でも私は普通に喋っていて、
みんなに喋んない方がいいよって言われるのが嫌
何でみんなどうりにしないといけないの?
と私はずっと前から思う。
私は自由に生きていたい。
次の話
クラスで朝にいつも挨拶する。
でも1人の子はずっと無言
1人の子以外しか挨拶はしていない、
いつも,ずっと無言で
不思議に思う。
喋らないって本当に不思議なのかな、
私はみんながいつも喋ってるからだと思う。
でも私はその子はその子でいいと思う.
自由に生きよ!
次の話
私は水が好き、
垂らすとポチャン
って言う音が聞こえて、
なぜかスッキリする。
見た目が透明でツルツル?してるからだと思う。
次の話
空は時間によって色が変わる。
"人の気持ち"みたいで綺麗だと思う。
次の話
最近夏になってきて熱くなる。
冷たい物が欲しくなると思う、
でも冬になると暖かくなりたいと思うと
思う。その夏と冬が混ざったのが春と秋だと思う。
春と秋良いよね。
次の話
人それぞれ個性がある。
"あの人はあの子が好きなんだ以外"とか
別にいいと思う、
人それぞれでみんな良い。
次の話
花火は綺麗 火花って何故か怖いと思う、
花火は色が素敵だからかな?
でも私はどっちも綺麗だと思うな
次の話
私の夢は落ちる夢
階段から、エスカレーターから…
段差から落ちる夢しか見なかった
何故なんだろう。
と今もずっと来年も思ってると思う。
【遠い日の記憶】
これは多分、偽りの記憶だろう。
いや、そんな格好つけた言い方をするほどのものでもない。
自分に都合の良いように改変された記憶。認識。
頭で考えることなんて、心に感じることなんて、簡単に揺らぐのだから。
だから、そう。私が彼をあんなに純粋に、あんなにひたむきに好いていたことなんて。
きっと、絶対。
「結婚おめでとう」
なかったんだから。
初恋の人がいた。
ふわふわ柔らかな髪を揺らしながらぱちりと大きな目を潤ませて、同い年の子達よりも少し小さな体で私の後ろを懸命について来ていた可愛いあの子。突然やって来て突然ぱったりと姿を見せなくなった上に何故かその地域の学校では会えなかったから一緒に遊んだ回数は数える程だったけれど。私の手を握って安心したように微笑む顔を思い出すと、今でも胸が切なくキュンとするのだ。
「ほんとに可愛かったんだよー」
「……"ユウくん"?」
「そう。ユウくん」
過去に思いを馳せて頬を赤らめる女に、へぇ、と男は素っ気なく返事をした。愛想の良い男の無愛想な反応に驚いたように顔を上げた女は身を乗り出してその顔を覗き込む。
「妬いてる?」
そう言って悪戯っぽく笑った女の顔に一瞥を返して、男は手元のマグカップに口を付けた。
「ね、妬いてるよね?ね?」
「はいはい妬いてる妬いてる」
「ふふ。マサルも可愛いとこあるじゃん」
ご機嫌に席に座り直した女は気がつかない。
男が隠れたマグカップの奥で笑っていたことも、昔と変わらないその悪戯な笑い方を懐かしんでいたことも、再びその手に触れられた男の喜びも。
今は全て、"優くん"だけが知っていた。
/遠い日の記憶
遠い日の記憶…
あの日の記憶も遠い日の記憶に入るのかしら…?
でも、遠くに感じない
つい、昨日のことのよう
遠い日っていつだろう
まだ、短い間しか生きてないから、
分かんないや…
長生きしたら、わかるかな?
あの人が亡くなった、あの日も
遠い日の記憶に入るのかな?
なんだろなー。遠い日の記憶。
実は広島に旅行に行ってから10年経つんです。まぁ、来月なんですけどねーꉂ🤣𐤔
私の誕生日を含めての旅行、わたしの短大時代からの友達と毎年行ってました!!!
いつも記憶に残るのは
黒歴史
あの時の自分にこう言いたい
「写真とか日記とかマジ残さんでね!!」
遠い日の記憶
過去はやり直せない。ただそこにある。
現在、意識していないだけで、記憶の片隅にそれはある。
ふとしたきっかけで思い出す、遠い日の記憶。
楽しかったこと、悲しかったこと。
もう一度、過去に遡って過ごせたら・・・
なんて考えたりしないよ。
その積み重ねた日々が、私を形作っているんだから。
こんな私も悪くないって思っているんだから。
みんなでプール掃除をした去年の7月。
空は青く、澄んでいた。
近いようで遠い、いつかの思い出。
それは、とても色鮮やかに記憶している。
年季のある、使い古した手帳。
去年の出来事がふと、頭によぎる。あの頃も楽しかったなぁ。みんなはどうしてるんだろう。
手帳の最後のページに綴る、今年の7月の出来事。
来年の自分が何を書くのか、何を思うのか。
手帳を見返すその時が楽しみだ。
*遠い日の記憶*駄作だね☆
『遠い日の記憶』
あの方は 行ってしまわれた
「お国のために立派に戦ってきます」
凛々しくご両親に御挨拶し
前夜 わたくしにだけこっそり
「本当は戦いになど行きたくない」
涙ながらにおっしゃっていたのが
嘘のような立派なお姿だった
「必ず生きて帰ってくる」
二人きりの約束は
遠い日の記憶
この広い海のどこかに
眠っていらっしゃる 貴方
わたくしも まもなく参ります
あの頃 待ち合わせた
カフェ―で 待っていて下さい
お題
『遠い日の記憶』
「 んー、 疲れたぁ、! 」
仕事が一段落つき、私は大きな伸びをした。
『お〜、終わった?』
「 まだですよ(笑)先輩が渡した書類ですよ? 」
「 めっちゃ時間かかってます 」
『そーだったわ(笑)息抜きにランチ行かない?』
「 あー、やめておきます。 」
『そっか、頑張れ』
「 はい(笑)(笑) 」
先輩が居なくなってから私は深くため息をついた。
ふと、こんな時に思い出す遠い日の記憶。
遠く、とても遠い記憶だから現実かは分からない。子供の頃の空想かもしれない。
だが、内容は思い出せない。
ただ、明るい朝日が私の前を登るだけの映像が。