遠い日の記憶』の作文集

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遠い日の記憶』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/17/2023, 11:02:42 AM

左下の灰色の橋と右下側の住宅街。

右上には二手に別れた道があって、
別れた間には宿があった。

左下の橋の下には川があって、
左上には川の上流に繋がる森がある。

右上の道に付いてる階段から森に降りれば、
浅瀬の川に足が付く。

上流を目指して森を進むと、
柔らかい石の段差が快く連なっている。

それを登って、歩いて、そして……

何も無かった。

段差が無くなってもそこに川はあって、

先の見えない木の連なりが恐怖を与えた。

下流には人が居たのに、そこには誰も居なかった。

だから帰った。

逃げ去ったんだ。

それ以上は何も覚えていない。

踏み込んじゃいけないこと、だから。



【お題:遠い日の記憶】



┌────┐
| 一言 |
└────┘

記憶は思い返す度に穴が開きますね。
表現するのも難しいです。
でも本当に何も覚えてないなら、その時は……

7/17/2023, 11:02:10 AM

夢を見た。まだ大人になれない年頃の、一番親しかった友人との思い出を。
 背伸びをしたかったわけでも、悪びれたかったわけでもないけれど、二人一緒に家を飛び出して夜の街へ出かけた事。

 学校では教えてくれない淀みと諦観、燻る煙に乗る悲観。大人になりきれなかった大人たちが、夜の店へと消えていくその背中を見た。

 幼かった僕達には、それが大人になるということなんだと輝いて見えた。キラキラした世界だと、その目には映っていた。

 あの頃のあこがれは、背が伸び月日を重ねることで忘れつつも叶っていく。
 あの頃の僕は、今の僕を見ても同じようなことを思うのだろうか。

 蝉にかき消された、あの子の背中と一緒に。

3.『遠い日の記憶』

7/17/2023, 11:02:07 AM

懐かしいと言うべきか、つい最近と言うべきか。
ただ、もう戻らないことなんだなぁ、ってことだけは解ってて。
当たり前だけれど、幸せ、だったのかな。

”遠い日の記憶”

思い出すことは、何でか少しだけ物悲しいことだったりするんだ。




遠い日の記憶

7/17/2023, 11:01:34 AM

初めて海を見たのは、
夏休みに親戚の家に遊びにいった時だった。

夜、花火をやるために海岸に行ったのだ。

灯りのない広大な闇が目の前にあって、
キラキラした水面と、陸との違いを
大人たちに教えてもらい、
それでも境目がよくわからず、
かすかな恐怖を感じていた。


今でも、夜の海は、少し怖い。




#遠い日の記憶

7/17/2023, 11:00:49 AM

高1の春の放課後に、きみと遊んだことがある。
喋りながら歩いて街に行って、カラオケに行った。
あの時は混んでて、1時間しかいられなかったよな。
最初に歌うことになって、ほんの少し考えた結果、有名な歌手の歌を歌った。
そのあとに買い物にも行ったよね。
あの時の場所に行くと、きみのことを思い出してしまいそう。
あの時は、本当に楽しかった。

7/17/2023, 10:58:00 AM

遠い日の記憶

寄せては返す波の音
ゆらゆらと揺れる感覚
いつの記憶なのだろう

海で暮らした覚えはない
なのに
海を見ると、磯の香りを感じると
どうしようもなく郷愁を感じる

いつの記憶なのだろう
どこの記憶なのだろう
何故思い出せないのだろう

釈然としない思いを抱いたまま
広い海原に思いを馳せるしかない

7/17/2023, 10:55:49 AM

心配させてごめんね…

振り返ることで

悲しい思いさせてたかも…

ごめんね…


俺は…

ミーチャンだけだから…





通り過ぎていく季節中で

振り返り足下確かめ

今この時をふたり有る事に感謝して

7/17/2023, 10:51:18 AM

お題『遠い日の記憶』

保育園の頃だ。保育園にはあまり慣れなくて、
いつも泣いてばっかりだった。

それに比べて今。どうして泣いたのか、
遊ぶことが出来る場所をなぜ泣いて過ごしたのか。

でも、友達も沢山できて、小学校に入学しても
保育園の時と同じ友達と出会うことが出来た。

大人の今、とても後悔は少ない──────

7/17/2023, 10:51:01 AM

高校生の頃、自転車通学していたのを思い出す。
いつも登校時間ギリギリに行っていた。朝は何を食べていたのか思い出せない。パン🍞を食べた記憶も白米を食べた記憶もある。
授業は修行だった。時間との戦い。今では信じられないくらいシャイだった。女の子ともまともに目を見て話すことは出来なかった。

7/17/2023, 10:50:57 AM

高校生の時、妹と大好きな映画を観に行ったことを思い出す。
財布を握りしめて、30分も電車に乗って、券とジュースとポップコーンを買って、ワクワクしながら席に着く。
もう何回も観た映画だけど、何度観ても始まるまでドキドキしていた。
エンドロールまでしっかり観終わったら一緒に席を立って、電車の中で感動したところ、カッコよかったところ、泣きそうになったところを30分間息もつかずに話し合った。

それから少し経って、私は大学院生、妹は社会人になった。
話す機会は減ってしまったけど、あの映画が都心でリバイバル上映されることを知った。
それからは電車の経路を調べたり、映画館までの道順を調べたり、当時の思い出話をしたり、久しぶりに妹と話す時間ができた。
精一杯のお洒落な服を着て、1時間半も電車に乗って、都心の喫茶店のコーヒーの値段にビックリして、券とジュースとポップコーンを買って、ワクワクしながら席に着く。
久しぶりに観たあの映画は、私たちをあっという間に高校生に戻した。
エンドロールまでしっかり観終わったら一緒に席を立って、電車の中で感動したところ、カッコよかったところ、泣きそうになったところ、そして昔の思い出を1時間半息もつかずに話し合った。

更に時が経って、私は独りで生きていくことを選び、妹はパートナーと家庭を持つことを選んだ。
話す機会はほとんどなくなってしまったけど、あの映画が周年記念に都心で上映されることを知った。
どこの映画館に観に行こうか、ランチは何を食べようかと、1年近く振りにLINEでやり取りをすることができた。
お気に入りの鞄をもって、すっかり慣れた地下鉄に乗って、ランチを楽しみながら近況報告をして、券とジュースとポップコーンを買って、ワクワクしながら席に着く。
十数年振りに観たあの映画は、私たちをあっという間に高校生に戻した。
エンドロールまでしっかり観終わったら一緒に席を立って「俳優さんも、私たちも、歳とったね」とのんびり話しながら駅で別れた。

無邪気に過ごしていたあの日々は遠い日になってしまったけど、あの映画が繋いでくれなくても、妹とまた屈託なく話せる日が来ればいいな。

7/17/2023, 10:49:18 AM

酔ったあの時間がかえってこればいいのに
ピンッと音鳴る缶ビールはこだまする

苦くてしょっぱいお酒の味
好みでもない悪あがきの味

あーぁ、不味い

君を思い出すから苦いんだ




#遠い日の記憶

7/17/2023, 10:48:22 AM

遠い日の記憶

自分の中の古い記憶をたどっても
幼稚園でのあやふやな思い出くらいで
写真が無ければ
全てが本当にあったのかさえ
あやしくなってくる
親の記憶もそれほど当てにはならず
遠い日の記憶はやがて
薄れて
肉体の終わりとともに
いつかは消える

たかだか人ひとりの人生の記憶
誰かの役にもたたないだろう

そんなふうに考えても
たとえば誰かの頭の中にあるイメージや
記憶を
文章や映像等で得られることは
やはり意味があるのだと思いたい

脳の中や肉体に残る記憶と
もしかすれば
魂というものに本当に必要な記憶が
刻まれると信じることは

たぶん自由だから

7/17/2023, 10:47:59 AM

幼稚園の時、間違ったことをして先生に怒られた。
凄く昔のことなのに、今でも表情だったりなんなりが
頭に浮かんできて苦しくなる。

小学生の時、勉強が嫌になってやらなかったり、給食を残すと怒られた。
宿題をやらなかったのは私が悪いと思うけれど
給食を残しただけで生徒を責める先生のことはどうかと思う。

中学生の時、授業で指名され、分からず答えられなかったら色々先生に言われた。
「小学校卒業した?」とか「小学生以下だよ」とか。
先生は冗談で言ったのかもしれないけれど、
私は本気で傷ついた。

学校以外でも、どんどん心の傷が増えていった。
親に、友達に、姉に、いろんな人に。
さまざまな人達に傷を負わされた。

私のことを知ったかぶって、私のことを全て知ったように。
私に言葉の刃を向けた。
その度に思ってしまうんだよ。

「お前になにがわかんだよ」って


『遠い日の記憶』

7/17/2023, 10:37:11 AM

亡き友達の夢を見たとき、思い出すのは、遠い日の記憶。

7/17/2023, 10:37:09 AM

遠い日の記憶


「ふふ、ごめん、かわいいなって」
君が笑う。
「私も好き」
真っ赤な顔も。
「つらかったよね」
泣き顔も。
「ホント信じらんない!」
怒った顔も。
「あいしてる」
とろける顔も。
「おばあちゃんになっても、一緒にいてね」
全て鮮明に覚えている。何一つ薄れずに。

「なあに、人のことジロジロ見てにやにやして」
「歳をとったなと思って」
「まあ失礼ね。お互い様でしょ」
「そうだな。ずっと一緒に生きてきた」
「? そうね、色々あったけど」

7/17/2023, 10:35:19 AM

僕には、変な記憶がある。

それは4人家族の記憶。

僕の家族は、母さんと父さんの3人なのに。

…妹が、いた気がする。

この記憶にいる妹は、7歳ぐらい…の年だ。

凄く笑顔が綺麗な…そんな妹。

夢だったのかも知れない。

気のせいなのかも知れない。

確かめたいけど、

親達には言ってはいけない。そんな気がした。

どうしてだろう。


ー遠い日の記憶ー

7/17/2023, 10:35:12 AM

遠い日の記憶は、その時に覚えていて月日が経つ度に儚く消える。
消えて欲しくないことに限って、消えてしまう。
元々なかった記憶かのように

7/17/2023, 10:33:53 AM

古びた旅館の 売店に

君は 並んで いた

パーマのかかったような 茶色の毛の

くま の ぬいぐるみ



瞳は茶色く 

首に巻いてある リボンさえも 茶色く

ぼくは まばたきをしない 君を

「バリバリ」と音のなる 財布に入れてある

祖母からもらった せんべつ で 買うことにした



それから ぼくは 旅に出るたびに

君を手提げに忍ばせた

「荷物になるだろう」 と 親に言われても

君と 記憶を 培った


君を お風呂にも入れて

もこ、もこと 泡を立てて洗った

脇の糸がほつれた時は 

「緊急手術」を 行った


君は 今 押し入れにいるだろう、か

過去の記憶を遡り 懐かしがっているだろうか

その点で やはり 僕たちは

似たもの同士と いえるだろうか

7/17/2023, 10:32:49 AM

…?
どこか懐かしい田園風景
でも目に写るのは
コンクリートの世界。

和装ばかりの人が集まって
洋服なんてものは
見当たらなくて、

人は死んだらもう次は無いのか
何もないってどんな感じなのか

思い馳せていたらこうだ。

随分と懐かしい記憶。
頭の中には
教科書でしか見たことない
あまりにも懐かしい記憶が

頭を巡る 夏。
–遠い日の記憶–

7/17/2023, 10:27:06 AM

ずっと昔の記憶力。
忘れられないの、ずっと。
別に貴方を好いていた訳ではないのに、
困ったものね。
自分の気持ちを整理するためにも
したためることにするわ。
あの暑い夏の日。
私の被る麦わら帽子が風に拐われて
貴方の手の中に入ったのよ。
こう思うと、
本当に忘れられていないのね。私。
それから時々お話をするようになって、
友人になったのよね。少し懐かしく感じるわ。
ねぇ、何処に行ってしまったの?
貴方は優しいから私に嘘をついたのでしょう?
また、暑い夏の日に帽子を飛ばせば
貴方が拾ってくれるのかしら。

夏は少しノスタルジックに浸ってみても
良いのではないでしょうか。

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