過ぎ去った日々』の作文集

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過ぎ去った日々』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/10/2023, 1:00:40 AM

『過ぎ去った日々』

_ふと目が醒めた。
ガタンゴトンと小刻みに振動する電車は平日の昼間故か人もまばらで何処か別の世界に迷い込んだ錯覚すら受ける。
未だ薄らぼんやりとした眼を擦り擦り、上にキャリーバッグがあることを確認し、視線をずらして窓の向こうを眺める。
ここは何処だろう、木々の茂みが差し迫って硝子が不快な音を奏でている。とりあえず緑のないあの都会からは遠く離れたことだけは確かだ。再度眠りにつこうと思っても変に目が覚めてしまい手持ちぶたさで左手の爪を眺めた。そこは僅かに濡れそぼり、自身が泣いていたことを知る。過ぎゆく景色に、ゆっくりと記憶が溶けていく。

……あの人は一目惚れだと言った。
断っても断っても諦めず、終に折れた自分はあの人を受け入れて、それで…。それでいつしか、知らない景色も感じたことのない感情も、みんなみんなあの人の存在によって齎された。何をするにもあの人がいた。
自分はあの人なしでは生きられなくなってしまった。
突然、それが恐ろしく苦しいものに感じてしまい、そこからはもう、どうしようもなくなって、暴れて荒んで満足に生活することすら、できなくて。離れなければと荷物だけ持って家を解約し始発の電車に飛び乗った。
逡巡するそれは移りゆく風景と同じ速度で脳裏に還り、それにたまらなく気味が悪くなる。
一瞬あたりが暗くなる。トンネルにでも入ったのだろうが、自分にとってはそれがあまりにも長く苦しいものに感じた。

急に映り込んだ光に視界が麻痺する、と同時に目に飛び込んできたのは一面の青、蒼、あお。
凪いだ青。
美しいそれに目が冴える。それはまさしくあの人の目の色そのもので、慈愛に満ち満ちた優しい青だった。

あの人に何も言わずに出てきてしまったと思い出す。本当はもう二度と会わないと思っていたのに、沸々と後悔の念が押し寄せる。もうどこにも息苦しさなんてなかった。自分はひどく安心して重力に従い再び目を閉じる。
爽やかな風が暖かな陽射しが心地良い。駅に着いたら昼御飯を食べてそれから海に行こう。沢山写真を撮って、それから次はあの人も誘ってもう一度。


過ぎていった思い出とこれからを、あの人と共に過ごそう。

3/10/2023, 12:59:45 AM

自分の心身の体調が悪い時、
よく過去を悔いることがある。

付き合っていた彼女のこと、両親のこと、自分の努力が足りなかったこと。

体調や、仕事の環境が改善すると考えなくなってしまう。

ダメなやつだな。俺は。

3/10/2023, 12:59:35 AM

認知症手前の方達と話して気付いたことがある。

彼等は5分前の記憶は無いが、50年前の記憶は
とても鮮明に、かつ詳細に憶えている。
かつての恋人の名前や誕生日はもちろん、
起きた出来事の年月日まで憶えていたりする。

5分前に、私が来た理由は当然忘れている。
短期記憶については、殆ど残らないことは
知識としてよく知ってはいるが。

では、残っている長期記憶は?

人は、様々な経験を経て『思い出』を作る。
60年以上生きれば、その数は膨大だ。
彼等が語る思い出も、長い人生の歴史に刻まれた
『大切な1ページ』には違いない。
色濃く残るページ数は人それぞれだろう。

その中で、何度も熱く語る大切なページがある。
どんな人にも必ずあるそのページは、
映画を観ているかのように色鮮やかだ。
話すのに夢中の彼等は、どこか若々しくも見える。

しかし、ここで気付いたことがある。

もし、残された時間が長くない彼等や、私達が、
死ぬ前に患う最後の病が認知症だとしたら。
今ある殆どの記憶が、失われたとしたら。

最後の記憶に残る『思い出の1ページ』こそが、
人生において『最高の宝物』ではないか。
僅かに残る虹色の記憶が、死ぬ前の彼等や私達の
確固たる心の支えになるのだと。
いくら富や名声、友人の数などを誇っても、
最期の瞬間に憶えていなければ、虚しく消える。

私達は今、心の支えとなる思い出のページを、
虹色の記憶を、いくつ作れただろうか?

過去を塗り替えることは出来ず、
灰色の記憶は灰色のまま消えていく。

今は過ぎ去った日々のページ。
色鮮やかで美しい虹色のページを、
最期にいくつ、めくれるだろうか。


『過ぎ去った日々』

3/10/2023, 12:47:37 AM

🌿過ぎさった日々🌿

少し寒さの残る庭先に
菜の花が咲き始めた✨

おひさまの光を受けて
黄金に輝く

福寿草…
レンギョウ…
次々に咲く黄色の彩り

母が好きだった花々

いとしげに庭を眺める
母の笑顔が好きだった

懐かしい…
過ぎさった日々たち

🌿✨🌿✨🌿✨🌿✨

3/10/2023, 12:27:17 AM

《過ぎ去った日々》


「あの、こんな私にも就職できるでしょうか?」

仕事相談所の窓口で相談した。

「今までやってきたことを書き出してください。
わたしはこの作業を『仕事の棚卸し』と呼んでるんですよ。ほはほ。嫌でも自分と向き合いますから、その中から自分の強みを見つけていきましょう」


自分はできると思っていても
他人にしてみたら
そんなこと、できて当たり前でしょ?
って思われるような気がして
自信もなくて
殻に閉じこもってた。

誰かのSNSを見ては
楽しそうな日常が眩しすぎて
つい、アプリを閉じてしまう。

そんなこともあったね。
順調な時ほど
過ぎ去った日々を振り返ることができるものね。

必死だと
振り返る余裕もないから。

どんな経験も
自身を作ってきたものだから、大切なもの。
過ぎ去った日々を
振り返るのは、死ぬ直前でいい
っていうほど


今を
がむしゃらに生きてる?

3/10/2023, 12:14:53 AM

過ぎ去った日々

保育園

小学生

中学生

過ぎていくのは早いね。

3/10/2023, 12:12:52 AM

『過ぎ去った日々』

過ぎ去った日々は
もう戻らない

戻るとすれば
君の記憶だけ

過去にも戻れないし
未来にも行けない


こんな普通の世界で
僕達は普通の恋をする

でも周りから見たら
少し変らしい



だって僕達
"幽霊"だから


49テーマ【幽霊】

3/10/2023, 12:04:07 AM

死のうと思っていた。他人と同じように生きられない自分に、ほとほと嫌気が差して。しかしそんな時に、私は君と出会った。見ている景色が似ていたからか、少しずつ話すようになり、親しくなった。共に笑い、泣き、苦しみながら、それでもお互い励まし合って、気付けば10年生きていた。

 そんな、過ぎ去った日々の宝物のような思い出を、私は君の結婚式のスピーチで語った。残念ながら私に文才はなかったので、会場の人たちをまるごと感動の渦に巻き込むことは出来なかったが、3割くらいは目を潤ませていた。私が友としてのすべてを込めた祝辞を、新郎新婦が笑顔で受け取る。幸せそうな君を見て、私の視界はみるみる歪んだ。「幸せになってね」の声は、さすがに震えた。

 そうして式が終わった帰り道。夜の帳が下りてしばらく経った空は、今にも泣き出しそうだった。「傘、持ってくれば良かった」なんてひとり言が夜闇の中に溶けていく。眼の前で踏切の遮断機が下りた。カンカンと鳴り響く音。電車が通過する直前の踏切が、まさかこんなに魅力的だとは知らなかった。

3/9/2023, 11:27:42 PM

一日一日、刻一刻と生命の時間は削れていく。
だからこそ一分一秒も大切にして行かなければならない。
そう言ったのは誰だっただろうか。

窓際に寝転んで、空を流れゆく雲を眺める。日当たりの良いリビングは、ただ横になっているだけでも眠気を誘うような心地よい暖かさに満ちていた。
このまま眠ってしまいたい、まとまらない頭でふと思う。眠ってひたすら眠って、今ある現実が全て夢で、何もかもが無かったことになってくれたら、どんなに楽だろうか。
視界を少しでもずらせば、散らかっていた様々なモノの代わりに置かれた段ボールが現実へと導く。逃げるように視線を逸らす。逃げて、無かったことになって、この暖かなリビングでずっと暮らしていけたなら。どんなに幸せなことだっただろう。

思えばこの部屋をそんなに気に入って選んだわけではなかった。条件に合って、なんとなくしっくり来る。ただそれだけだった。
内見などする時間もない。おそらく建設中に撮影されたものであろう、サイトに載っていた一年前の写真を頼りにこの部屋を借りた。
住めば都とはこのことだろうか。改めて思う。どこまでも居心地が良くて、暖かくて。賃貸だけれども、ここはまさに自分の居場所だった。住み続けるほど、大事な場所になっていった。
転勤族である以上、ある程度の覚悟はしなければならない。一年が当たり前のように過ぎていく訳ではなく、来年の春にはもういられないかもしれない、という覚悟を季節が過ぎる度にしてきたつもりだった。それでも荷物の整理をするという建設的なことをしなかったのは、どこかその覚悟から逃げ出したかったからなのかもしれない。荷物を整理してしまったら、ここでの春はもう来ないかもしれないから。

バサバサッと大きな音がして、積み上げた本が雪崩を起こす。その音でハッとして現実へと戻る。見たくもない段ボール。しまう荷物で散らかった部屋。生活に必要なものが散らかっていた部屋が、引越し荷物の散らかった部屋になる。
そうなってしまったらもう、ここは我が家ではないのだ。どんなに居心地が良くても、環境が許してくれない。逃げたい。逃げ出してこのままここでの生活を続けたい。なのに、現実が許してくれない。
己の事情でも意思でもなく行われる転勤は得てして多大なストレスをもたらす。言うことを聞きたくない身体を頭が無理矢理に納得させて、機械人形のように動かしている。
本当に、ノロノロと動きの鈍い身体は人形そのもののようだ。それでもなんとか起こして、荷造りを再開する。
一日一日、段ボールは増えていく。ここでの残りの人生をカウントダウンするように。生命が削れていくように。
最後のひとつを詰め終わった時、ここでの生活は終わりを告げる。心の中も、空っぽになる。荷出しをしたら残るのは、いつも空虚だ。心の置き場も、居場所もない私。新しい場所を探して、決められた場所へと旅に出る。空虚を連れて旅路を往く。

新居での荷解き。それが終わったら、少しはこの空虚な心も埋まっていることを祈ろう。大事な場所との思い出に囲まれて、私は新しい居場所を探していく。次の荷造りの時には、ここも居心地の良い我が家であるように。

3/9/2023, 11:15:06 PM

何度後悔しても

 何度戻りたいと叫んでも

 もうあの日には戻れない

 時は刻々と進むけど

 その秒針は後ろには進めない

 ただただ前へ進めと促すだけ

              『過ぎ去った日々』より

3/9/2023, 10:46:51 PM

【過ぎ去った日々】
入学した日からもう6(または3)年経ちました。
それまで悲しいことも辛いこともありましたが私達は今、卒業しました。
今までの一日一日が大切な思い出です。

あっという間に過ぎ去った日々
この思い出を忘れずにこれからも歩んでいきます!

今までありがとうございました!

3/9/2023, 10:42:27 PM

毎日の記録を書き集めてポーカーをしたい。
そうした方が悲しい出来事も面白さに昇華出来そうな気がする。

3/9/2023, 10:40:22 PM

どんなに願っても、あなたはもう帰ってこない。



もう一度あの日に戻れるなら、
あなたにどんな言葉をかけられただろう…

もう一度あの日に戻れるなら、
「行かないで」と素直に言えるだろうか…

もう一度あの日に戻れるなら、
「ごめんね」と顔を見て謝れるだろうか…

もう一度あの日に戻れるなら、
あんな小さなことで怒ったりしない…

もう一度あの日に戻れるなら、
あなたの言った「ごめん」を受け入れる…

もう一度あの日に戻れるなら、
あなたにあんな顔させない…

もう一度あの日に戻れるなら、
「愛してる」と伝えたい…

もう一度あの日に戻れるなら…




だけど、もうあなたは帰ってこない。

どんなに神に願っても、

あなたはもう帰ってこない。

どんなに反省しても、

あなたはもう帰ってこない。

どんなに請い願っても、

あなたはもう帰ってこない。





あなたのいない世界なんてもういらない。

あなたと過ごすこれからはもうない。

あなたと過ごしたこれまでも帰ってこない。

それならもう何もいらない。


いま会いに行くね



過ぎ去った日々

3/9/2023, 10:34:41 PM

『過ぎ去った日々』が溶け合った海には後悔が浮いている。追体験したい程の楽しいことや喜びは、潜って探さないといけない。

 後悔を掬い当時を振り返ってはため息をついた。
 あの時の物言いは失礼だったかな、考えてから行動に起こせば違う結果を導き出せた?私の過去の集合体に後悔先に立たずのことわざが漂う。
 浮くのは私の心残りだから。戒めとして次の糧になるようにより良い言葉と行動の種類を増やして可能性を広げるため。

 気落ちした日もあれど潜れば優しく元気付けてくれる日々だってちゃんとある。潜って探す過程はまるで冒険者になったようで心が踊ってつい夢中になった。
 快晴、汗が止まらないほどの暑さ、水やり、向日葵と彼。とキーワードを並べて記憶の糸を頼りに進むと海中で花の形になって咲いている。彼の誕生花でもあるそれは、溌剌と愛嬌のある彼にとてもよく似合う私の好きな花。

「花はもちろんだけど、種も好きなの」
「縦縞の模様でかわいいよね」
「えっと、食べるほう…」

 きょとんとした彼。食い意地が張った女だと飽きれられたかもと、ホース片手に羞恥で赤くなった私に降ってきたのは、朗らかな笑い声だった。笑う彼と向日葵に残った水滴がきらきらと眩しくてずっと見ていたくて、その顔を引き出せたのが私で嬉しかった。

 ひとつの行いに注視する後悔とは違い、花を慈しむのと同じ様に五感を使ってその日を丸ごと噛み締めては元気をもらう。不安を感じた時にも潜って勇気を、そっと背中を押してもらった。

3/9/2023, 10:31:25 PM

過ぎた日々を思い返して
ああ、あの時ああすればよかったなあ。と後悔することはあれど
今生きてる自分は、その選択の連続から成り立っているものだから
あまり過去にとらわれ過ぎない方が、私は良いと思う
個人の見解だけどね

3/9/2023, 10:19:53 PM

青春を満喫しよう。
過ぎ去った日々の中で色々あり、全て思い出の一つ。
過去に後悔しない青春を送ろう。

3/9/2023, 9:21:32 PM

考えたって仕方ない
時間が戻ることはない
引き返せはしない
後悔したってもう遅い

3/9/2023, 8:50:16 PM

今まであった事を思い返してみる

俺は彼女とずっと一緒に居すぎたみたい

過ぎ去った日々に全て彼女が隣に居て

彼女の綺麗な声,コロコロ変わる表情が

いつまで経っても目が離せない。

俺の生活は彼女との生活に染まってしまったみたいだ。

毎日君に「おはよう」を言って

毎日君と隣で過ごして

思い返してみると彼女と過ごす日々は

とても幸せで心が暖かくなるような日々だった。

これからの生活も君の隣で過ごしていきたいな。





─────『過ぎ去った日々』

3/9/2023, 8:45:13 PM

あれから数日後
あの時のことは、夢だったんじゃないか?
と思っている。
しかし、体の節々の痛みがそれを夢ではないことを語っている。
あれから山芽くんには会っていない
彼は大丈夫だろうか?
そんな風に思うことしか今は出来ない

今日も教員として教壇に立つ。
今回のこの事件をキッカケに、改めて自分を見つめ直した。やはり、綺麗事だとわかっているが、私は1教員、夢は自分のスクールをいろんな思想が思考が許される寛容されるスクールを作ること、今はただこの夢を真っ直ぐに追いかけ今日も教壇に立とうと思う。

いつかまた、もしかしたら世界の平和が揺らいでしまうような出来事が自分じゃなくても教え子がその決断をしなければならない時が
やってきたとき、自分で自分の選択に悔いが残らないような選択が出来るそんな生徒が出来るような場所を作って起きたいのだ。

3/9/2023, 8:11:34 PM

過去を振り返るとまず悪いことから思い出す

誤解されたこと
理不尽に感じたこと
怒られたこと
嫌味を言われたこと
修正されないまま続いたちぐはぐな会話
一所懸命話したのに伝わらなかったこと
失望
やらかした失敗
ついて行かなくてもよかった人間関係

そんなことを思い出しては
迫ってくる思い出たちを振り払うように

「あーーーーー!!」
と叫んだり
「死ね!しね!!」
と罵倒の言葉が口をついたり
脈絡のない適当な言葉が大声で飛び出したりする

完全におかしい人だ

自衛できていたら不要な独り言は減っていただろうか

「自分を大切にする」という言葉の意味を早くに理解していたかった

嘘をつかずに過ごせるようにする
→すらすらと状況を話せるようになる

時間がもったいないという感覚を身につける
→自分の時間を有意義に使う

できる限り無理のない人間関係を築く
→卑屈からの解放

生きていてよかった
周りも私を認めてくれた

そう思える環境に巡り会いたいものです

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