『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
過ぎた日々は戻らない
だから美しく見えるのかもしれない
この20年を振り返ると
子供たちの笑顔がたくさん浮かぶ
生まれた時の笑顔…夜泣きに困ったけど
夜な夜な寝かしつけに読む絵本への
期待の笑顔…何度もせがまれて大変だったけど
保育園のバスに乗り込む時の笑顔
…バスに乗りたくないと大暴れもしたな
大変なことも面倒なことも
たくさんあったけど
あたしの今までの日々は上々だ。
こうして書きながらあれこれ思い出す今日も
きっと笑顔で過ぎた日々につながるんだな
過ぎた日を思う。
過去は過ぎても、忘れることは出来なかった
君を思い出さないよう、君といった場所も行かないようにしたし
君の好きな食べ物だって食べないようにしていた。
けれど 、君を忘れようとしてる時点で、君のことで頭がいっぱいになっていることに気づいた。
君の存在が 、君の笑顔が 好きだった。
今も忘れることない、あの時の最初で最後の 笑った顔を。
「ね〜何歳に帰りたい?」
この、ありふれた質問を何度言ったり
言われたりしただろうか…
最初の頃は、「私は高校2年生」と
迷わず返していた…
友達も良かったし、担任も良かったし
とにかく17歳の私は楽しかったからだ
しかし、いつしか「過ぎた日を想う」
そんな考えも浮かばない位、当時から
長い時間が過ぎた…
聞かれたから考えてみると、
波乱万丈色々な事があった…
人生の良き時間は長い人生の中では
本当に短いとつくづく感じている
大変な想いをして乗り切ってきた今から
もう1度かえり、再度チャレンジなんて
まっぴらごめんだ…
今の私は一歩一歩前に進むのみ…
この時、この瞬間が一番大切で
貴重な時間なのだと経験から学び
実感している
明日又ね〜、って言いながら何時迄も話し尽きなくて。話し込んでは又ねって、何回したかなぁ~。覚えてる?て私を忘れた貴方に聞いてみる!
「過ぎた日を想う」
君がいなくなってから1年がたったよ。
君に会いたいな。
やっと冬になったよ。
君と出会って、恋に落ちた季節。
いつもは忙しくてあんまり思い出さなくて済むけど冬になったら嫌でも君を思い出す。
冬ってさ人肌が恋しくなるよね。
でも、君以外の人と付き合う気はないよ。
何故って、それは君をまだ忘れられないからだよ。
君から貰った思い出を捨てるなんて僕にはできないよ。
君は天国で元気に過ごしてる?
きっと君は僕のことを上から見てるんでしょ。
僕は君がまだ好きだよ。
だから、許して欲しい。君を忘れられずに愛し続けてる僕のことを。
君の太陽のように明るくて、星のように輝く笑顔をもう一度だけ見たいな。
でも、今天国に行ったら君に怒られちゃうね。
まだ僕は天国には行かないけど、いつか行ったら君のこと探すから待っててね。
雪が降る寒い夜に先に天国に行ってしまった彼女を思い出して僕は1人で空を見上げた。
〜過ぎた日を想う〜
うじうじ考えてた昔
とある日から
同じことで躓いていることに気づく
そこから
幼少期から少年期 青年期と
振り返った
そうしたら 自分を覆っていたが
壁が少しずつ壊れ始める
少しずつ 少しずつ
壁が壊れた先にあったのは
何も無い ただの草原だった
今は 過ぎた日を想う時間が
減ったけど
そういう時間での 気づきは
これからも大切にしたいものです
過ぎた日を想う
出会って2日で
アップルパイを一緒に食べた友達がいた
趣味があったし
なんだかんだ優しい人で
毎朝一緒に学校へ行った
「親友になれるかもね!」なんて言っていた
花火をしようとも言われていた
それほど私達は凪よかった
でも
私は嫌われてしまった
心の底から私という存在がだめになったらしかった
それは小さな積み重ねだった
優しいあの子に無理をさせてしまった
結局、私達は花火をすることはなかった
何よりも本気でやった部活とか、
友達と歩いた帰り道とか、
頭を悩ませたテスト期間とか、
胸が高鳴った初恋とか、
そんな何気ない毎日が青春だった、
あの頃がたまらなく恋しい。
上司に厳しく怒られ、俯いていた電車の中で、
あの頃を思い出した。
戻りたい。
あの日々に。
思わず涙が零れそうになるのを堪えて、
なんとか家の玄関を開けた。
わかっていたつもりではいた。
でも、あまりにも夢見た理想とかけ離れていた。
甘く見ていたんだ。
だから、縋る思いであの頃が詰まっている箱を開けた。
中学、高校の卒アルに、体育祭の時のハチマキ。
修学旅行のときノリで買った変なマスコットキャラのぬいぐるみ。
お揃いのキーホルダー。
卒業証書。
後輩から貰った寄せ書き。
1つ1つ見ていくと、思わず笑ってしまうものが多かった。
あぁ、こんな事やったな。
懐かしいな。
写真の中で、生き生きと輝いている自分達。
こんな大人になってしまってごめん。
友達と書きあった寄せ書きを見ていると、
1つの言葉が目に留まった。
『俺達は、此処にいる!!!!』
思わず目を見開いた。
多分、忘れかけていた何かを忘れていた事に気づいたから。
写真の中の笑っている自分と目が合った。
そして、無意識に笑っていた。
久しぶりに、声を出して笑った。
よく、「過去は振り返るな」「前だけ見て進め」
なんて言葉を聞くけど、
思い出して、また戻りたいと思う日が来れば、
戻ればいい。
別に止まっている訳では無いのだから。
また過去の自分達に救われる日が来るだろう。
「過ぎた日を想う」
一緒に部屋を探した
一緒に食器を揃えた
一緒に料理を作った
いろんな所に行った
いろんな事を覚えた
いろんな思いをした
僕の″そういう所が好き″だと言った
君の″そういう所が好き″だと思った
深い所で繋がっていると信じていた
それなのに...
僕の″そういう所が嫌い″と攻めた
君の″そういう所″がイヤになった
二人の信頼関係は壊れてしまった
もう出て行くよ...
ひんやりした風に吹かれながら
ひとり、過ぎた日を想う
きっと...
これで良かったんだ...
昔ながらの和室に敷かれた布団で上半身を起こし、外を眺める。縁側の奥にあるこぢんまりとした庭では、桜の花がひらひらと舞っていた。毎年のことながら、その姿を見ると妙に寂しくなってしまう。
「なんだ、起き上がって大丈夫なのか」
出会った頃よりも背は縮んでシワシワになってしまったお爺さんが、気遣わしげにこちらへと寄ってくる。
「ええ、随分良くなったわ」
そう言ってまた桜の木のほうをみれば、お爺さんは思いついたように席を立った。そしてすぐに戻ってきたかと思えば、2人分の麦茶を持ってくる。
「あら、麦茶にはまだ早い季節じゃない?」
ご丁寧に氷まで入った麦茶は、娘の真奈に見つかれば、病人に何飲ませているの!と怒られかねないだろう。だがお爺さんはさも当たり前のように、嫌だったか?と聞いてくる。
「ふふ、まさか」
渡された麦茶を飲みながら、2人でゆったりと桜の木を眺めた。まだ満開になってそう時間は経っていないが、早くも葉っぱがつき始めている。きっと雨が降ってしまえば、このままあっという間に散ってしまうのだろう。
「こうやって桜を見ていると思い出すなあ。ほら、辰樹を妊娠していた時だ」
「ああ、真奈の時よりも悪阻が酷くって困った時のことね」
懐かしい思い出に目を細めると、お爺さんは神妙にうなづいた。
「あの頃は毎日食べられるものが変わって、ドキドキしたもんだ。だが、麦茶だけはなぜかずっと飲んでくれてなあ」
「そういえばそうでしたね。あの時も2人で麦茶を飲んで桜を見たわ」
今ではすっかり年老いてしまったが、まだ若かった頃も変わりなくこうやって2人で麦茶を飲んでいた。そうやって2人でゆっくりしながら話して、眠くなって横になるまでがセットだ。
そう思い出すと途端に眠くなってくるから不思議なもの。
「ねむるのかい」
「ええ、ちょっとだけね。まだ私は元気よ」
そういうとお爺さんはひどく嬉しそうに笑って、2人分の麦茶を手に取った。
「真奈に怒られる前に証拠隠滅せにゃならん」
「あらあら」
くすくすと笑いながら、ゆっくりと目を瞑る。
「おやすみ」
その声と共に瞼の上に置かれた手が、いつもと変わらず冷たくて暖かくって、幸せな気持ちで眠りにつく。まったく、ただの風邪なのに大袈裟なんだからと、いつまでも変わらない桜とお爺さんの優しさが暖かかった。
昨日は、通院の合間に神社へ行ったんだけど、思いがけず拒絶の気配を感じてしまった。
そんなときは、我が身を振り返る。
黄緑色の風を受けた日を思い浮かべて、ゆっくり頭を下げて。
落ち着いてから、また来なさいって。
【過ぎた日を想う】
「過ぎた日を想う」
わたしの、"それは" 君と過ごした今日までの日々
今で言うデジタルの時代に、
君とであった日から2年半…
初の遠距離に
なにも知らないとこから始まる、探り合う2人
親に反対されてでもどうしても別れたくなくて
隠れてでも好きだからと
"付き合っていこ"と決めてくれた君
そして、ようやく親に認められ
嘘つきながらこそこそ会うこともそれからは、
ちゃんと「彼に会いに行ってくる」と堂々と付き合えれるように
"あのとき、わたしのことを選んでくれてありがと"
過ぎた日を想う
窓の外に青い空
白い雲は流れていた
先生と友達と三人の教室
校舎あちこちから
みんなの音が聞こえた
午後の練習は珍しかった
トランペットを持った先生が
午前中より
優しかった
いつもと違って見えた
フルスコアで友達のパートを眺めながら
先生と友達がマンツーマンで練習しているのを聞いた
友達が失敗しても楽しかった
先生も笑っていた
この時間が
一生続いてほしいと
思った
今日という日を
なぜか
絶対に忘れないと思った
もう卒業したけど
一年以上経った今でも
思った通り
覚えている
友達はひねくれ者になった
あの先生は目の下にクマができた
でも
私は何も変わっていないと思う
友達とは
まだ仲良くしている
先生に会いに行くと
いつも
笑顔で迎えてくれる
あなたにとって青春とは何と聞かれたら
真っ先に
あの日のことを思い出す
あの日は
過ぎたけれど
まだ
心のなかの窓に
青い空が見える
もう、昔のこと。小学生の頃に抱いた気持ちじゃないか。
でも、まだまだ…中学2年生になって、学校も離れて…。
弟同士が同じ小学校だから、行事で会うこともある。
でも、向こうから話しかけてくることはない。そもそも認識されているのかも分からない。
小学校では休憩時間、話したり、たまに一緒に帰ったりした仲だったはず。
でも、やっぱり向こうからしたら「友達未満」だったのかな、なんて思ってしまう。
弟の運動会で、貴方はリレーを走ったよね。地域別の。
その待ち時間、貴方がこっちを見ている気がして、お辞儀をしたんだけど見てくれてたのかな。
お辞儀してから暫く、動けなかったんだ。それほど貴方が好きだから。
なんでこんなに好きなんだろう?って考えた時に顔…かなって思ってしまう自分がいる。
でも、きっとそれだけじゃなくて、女子に、なかなかなびかないところとか、いつも落ち着いているところとか。でも意外と涙もろい。男子友達とは笑いながら話していたり。
好きになったから好きなんだ。って文があるけど、今なら分かる気がする。小学6年生まで話したこともなかったけど、少しずつ話すうちに気づいたら好きになっていた。
実は両想い!なんて事があったらいいと願うけど、現実だからそりゃあ上手くはいかないさ。
まず、スペックが違うから。貴方は頭が良くて、運動も出来て、見た目も素敵で…。何でも卒無くこなしてしまう。
彼から見たら私なんてきっと眼中にも無いんだろうな。夢に出てきてくれた彼と現実は違うから。
今となっては昔の話。きっと彼も私なんて何にも覚えてないから。昔の話。場違いだから、諦めてよ。随分昔の話。
もう、諦めてよ。行動に移す勇気なんてこれっぽちも持ち合わせていないんだから。
【回想】
午後三時。
私は本を片手にベランダへと向かった。
玄関を開けると、傾き始めた太陽が差し込んできて眩しかった。
ベランダにあるイスに腰掛け、私は本を開いた。
ちょっとした哲学書。
私は最初のページをめくり、哲学の世界に入り込んだ。
本を読んでいると、過ぎた日のことを思い出す。
主に子供の頃のこと。
子供の頃、私は「楽しさ」とは程遠い生活を送っていた。
両親から…
いや、これ以上は止めよう。
とにかく、私は楽しくなかった。
しかし、音楽に出会ってから幾分は生活を楽しめるようになった。
どこの誰か分からない人の歌声。
心に触れる旋律。
それだけが総てだった。
大人になり、「逃げること」を覚えた。
私は家を出て、都会に出た。
しかしそこでは…
いや、これも止めよう。
とにかく、上手くいかなかった。
そういうわけで、私は自由を求めるようになって、今ではこんな森の中で生活しているのだ。
ここでは、誰も私の自由を奪わない。
それだけでよかった。
しかし、私はもうわかっている。
この美しい日々も、もうすぐ終わるのだと。
私は本を閉じた。
「過ぎた日を想う」
久しぶり、たぶん1年ぶりくらいだろうか?
「誕生日おめでとう」
忘れかけていた人からラインが来た。彼は、誕生日に祝いの言葉を言うくらいには、私のことを心に留めておいてくれたのだな。幸福感と罪悪感に同時におそわれた。
なにか、返信しなくては……。
「久しぶり、ありがとう」
一言のメッセージと、申し訳程度の猫のスタンプ。
数年前、人気者だった彼を巡って、まさかの六角関係という昼ドラまがいの人間関係が出来ていたことも、今ではテッパンの笑い話のネタだ。それだけ大人になったのかもしれない。私も、彼もきっと。
あの頃、私たちは無敵だった。
4人が揃っていて、完璧だった頃。
「過ぎた日を想う」
基本、今と近未来が大事なので
過去は振り返らない方なのだが
このテーマなので振り返ってみる
いい人生ではない感じがする
あの時ああすれば
あの時もっとこうすれば
後悔ばかり思い出す
願わくば
近未来でない、遠い未来の最期の時に
私の人生そう悪くもなかったなと
思えるように明日からがんばろう
そう思った
「過ぎた日を想う」
突っ込むところではないなと思いつつ、
"想う" "想う"
この2つはどう使い分けるんだろう。どういう意味なんだろう。私の持論を書いてみる。
想う:心の底から、その感情を噛み締めること
思う:パッと思いついたこと
こんな感じかな。
………
スマホで調べてみると大体合っていた。
想う は、心が中心。感情を込める時に使う。
思う は、頭や心が中心。幅広く使える。
過ぎた日を想う
いろんなことが
あった日々
過ぎた日を想う
もう戻らない
あの頃よりも
もっと想い出は
そこに
なな🐶
2024年10月6日2283