もう、昔のこと。小学生の頃に抱いた気持ちじゃないか。
でも、まだまだ…中学2年生になって、学校も離れて…。
弟同士が同じ小学校だから、行事で会うこともある。
でも、向こうから話しかけてくることはない。そもそも認識されているのかも分からない。
小学校では休憩時間、話したり、たまに一緒に帰ったりした仲だったはず。
でも、やっぱり向こうからしたら「友達未満」だったのかな、なんて思ってしまう。
弟の運動会で、貴方はリレーを走ったよね。地域別の。
その待ち時間、貴方がこっちを見ている気がして、お辞儀をしたんだけど見てくれてたのかな。
お辞儀してから暫く、動けなかったんだ。それほど貴方が好きだから。
なんでこんなに好きなんだろう?って考えた時に顔…かなって思ってしまう自分がいる。
でも、きっとそれだけじゃなくて、女子に、なかなかなびかないところとか、いつも落ち着いているところとか。でも意外と涙もろい。男子友達とは笑いながら話していたり。
好きになったから好きなんだ。って文があるけど、今なら分かる気がする。小学6年生まで話したこともなかったけど、少しずつ話すうちに気づいたら好きになっていた。
実は両想い!なんて事があったらいいと願うけど、現実だからそりゃあ上手くはいかないさ。
まず、スペックが違うから。貴方は頭が良くて、運動も出来て、見た目も素敵で…。何でも卒無くこなしてしまう。
彼から見たら私なんてきっと眼中にも無いんだろうな。夢に出てきてくれた彼と現実は違うから。
今となっては昔の話。きっと彼も私なんて何にも覚えてないから。昔の話。場違いだから、諦めてよ。随分昔の話。
もう、諦めてよ。行動に移す勇気なんてこれっぽちも持ち合わせていないんだから。
10/6/2024, 10:38:42 AM