『逆光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
逆光と聞くと小学校の卒業アルバムを思い出す。
一人一人の名前付き写真とクラスの集合写真。
その日休んだ人はいなかったので右上の丸抜きは無い。
ここにちゃんと写ってるので別に構わないのだが…
次のページ、一年間にあった行事の写真がランダム風に配置されて
真ん中に「6年1組」の板看板。
予測はしてたが、自分だと分かる写真は無い。
ただ無いとも言い切れない。なぜかというと
遠足の写真に逆光で顔が判別できない三、四人が
奥の方に写っている写真があるからだ。
上手い手を使ったものだ。
ま、こん中の一人と思っておこう。
(逆光)
逆光
虚像と錯覚しそうなほど、深い闇を見つめていた。
「…死にたい」
1人の少女がそう呟いた
すると暗い路地裏からゆっくりとこちらへ向かう足音が聞こえた
「あっ、あの……っあの」
【生きてください】
書かれた1枚のメモを手渡す
それはまるで学生が異性に告白をする光景のようだった
「愛の反対は死だと思う?」
そう投げかけた質問の意味がわからず彼は首を傾げる
「きみが………そっ、う思う。りっゆうは知らっ、ないけ…ど……げ……原因は…っ、何なのか…し、し…調べるべきだと思う…」
「…っきみが、“死にたい”…ど、っとと言うのが」
「俺は…よく…わ、わっ…か」
目の前にはよく知らない男の人
何かを必死に伝えようとしている
この人になら
最後くらいなら話してもいいと勝手に口が動いた
「…殺したい」
ずっと、深く奥に沈んでいた心の声
思っていたりよりその言葉は軽く言えて
同時に死ぬことへの決心が深まった
少女は求めるように両手を差し出す
彼は如何を問わず少女を抱きしめた
「ねぇ…なんであの時私に声をかけたの?」
【寂しそうな顔をしてたから】
「…そっか」
西宮可奴
人の目を過度に気にする女の子。
好きな人を殺してしまい、思わず家から飛び出て冷静になった後罪の重さから自殺をしようとした。
東野傳次郎
吃音でいじめられてきた経験があった為、メモで会話をする。
フリーの一般人。お金はない。
自己肯定感は高いので生きたいと願うが自分が好きではない。
多分2人でどっか遠くで幸せに暮らしてる。
逆光
俺はいわゆる舞台の裏側という職に就いている。
「始まった、、、!」
俺には密かに応援しているアイドルがいる。だか、ステージの裏側でしかその姿を見たことがなく、逆行によりピンクの光をまとう影でしか彼女の動きを見た事がない。
それでも、彼女のステージの素晴らしさは伝わった。
「いつか影じゃない君のステージを見たいな。」
俺は彼女の影の手に触れた。
〝逆光〟
逆光の中で、私達は別れたね。
あなたの顔は見えなくて、
言いたかった言葉は出てこなかった。
会えなくなるなら、そう言ってくれれば良かったのに。
私の涙は、あなた以外に見せたくなんか無いんだから。
逆光
若い頃カメラマン兼記者を3ヶ月ほど発行部数5万部ほどの新聞社でしていた。
糖尿が出ていたので正社員になれないと早合点して辞めた。
中途採用経験者扱いで、即戦力
「将来、社長も夢ではない」
といわれた。
東大卒も先輩にいた。(今も塾教師パートの同僚に京大院生先生がいる)
カメラを持って取材にいった。横に〇日新聞とかの大手の記者がいたりした。
大手のカメラマンに、ちょっとカラカワれた。メモとペンを持って何か書こうとしたら、目を剥いて逃げていった。自社は“二刀流”だと言っていた。
花博の取材は暗くなるまでした。
屋外でフラッシュ無しでシャッターを切っていたら親切なカワイイ二人の女子中か高校生に言われた!
「♡フラッシュ!♡フラッシュ!」
高感度フィルムなので必要ないよ!
と言おうと思ったが、後の説明が面倒なので「ありがとう」と言って立ち去った。
普段でも、逆光撮影しょうとしたら親切な人が一杯いて
「逆光!逆光!」って!
逆光シンクロ、シルエットとか説明面倒なので
「ありがとう」と言って
取り合えず順光で写真何枚か撮って行き過ぎるのを待ったりした。
通算 87 作目
♡もっと読みたい 931 突破記念号
自分が撮った今上陛下花博開会式御来賓写真が一面トップを飾った 徳博🥸
今日のお題「逆光」
みんなお久しぶり〜と言っても俺はここに初めて書くんだけど(笑)今日は早く学校が終わったから書こうかなって思って(笑)春斗にも言われてたし、たまにはなんか残しておこうって書こうと思ったんだけどお題が「逆光」って…どんなこと書けばいいんだっ!
まずは逆光の意味からググってくるから一旦保留にしとく(笑)
はい、調べてきました(笑)え〜逆光とは一般的に、「逆光線」の略、写真などで対象の背後から自分の方へ向かって指す光。のことらしいんだけど、いまいちよく分からなかったから実際に画像とか見てやっとわかった(笑)え?お題が逆光って絶対書きずらくない?何書けばいいの?(笑)あ、そうだ!今俺パッと思いついたんだけど、逆光っていうAdoさんが作った曲があるんだけど(知ってる人多分多いかな?)その曲がすごい好きでいつか覚えて歌いたいって思ってるんだよな〜ま、難しいんだけど(笑)こう考えてみると歌い手さんとかってやっぱすごいわ〜って思ったりしちゃう(笑)自分自身歌は超好きなんだけど、なかなか思った通りに音程とかリズムが合わなくてプロの人とかすごいな!っていつも聞いててそう思うことってたくさんある(笑)こうしてどんどんお題から外れていくんだけど(笑)あ〜でも逆光ってよくよく考えてみたら使ってることあるかも(笑)写真を撮る時とか使ってる(笑)いや〜、いざ言葉を聞くとなんだっけ?って思っちゃうことって実際に多くて難しい言葉だと思うと余計、え?何それ?って聞いたことある言葉でも言っちゃうことってあるよね〜(もしかして俺だけ?)
すっごい雑な文章だから、どゆこと?って思ったところもあると思うけど今日はここまでにするな!じゃ、また書きたくなったら書きにくるわ〜(^^)/~~~
全く関係ないけどさ、女の子だからとか言う理由でブラ買わされるのとか意味わからんし、私は今で十分だしいやだったから否定したのに何でなんも聞かず買うわけ?
ほんまに意味わからんて。
ジェンダァァァァァァァァァ
逆光
眩しくてサングラスを買ったんだけど、これじゃ君の顔が見えないね。
運転のためとはいえ、これじゃ逆効果だ。
え、どうしたの?前?
「本日昼頃、███付近の高速道路で乗用車が逆走しました。助手席に乗っていた20代の女性は病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。運転席に乗っていた20代男性は意識不明の重体です。
続いて、今世界中で脚光を浴びているアーティスト……」
逆行
前から照らしてくれないと進めない、背中ばかり照らされたって自分の影しか見えやしない。
走るつもりで靴紐を結ぼうとしゃがんでも影はいっそう濃くなるだけだ。
先の見えない夕方時に走ろうとするから愚かなんだ。
次に朝が来る時はまた太陽は前から見えるはず、
きっと前途を照らしてくれる。
遮光
古い映画を連想させる、、、
閉塞的な日々を送っている主人公。
疲れ果てて眠ったあと、ふと目覚めて
今何時だろう?
カーテンを開けると、容赦ない陽気な光が降り注ぐ。。。
その屈託のない陽気な光に一瞬
「苛立ち」を感じるが、、、
散歩に出掛けてみよう。。。と動き出す!
kozara
逆光
写真を撮る際、逆光を使って上手く撮りたいと思う。
暗くならずに。
アートっぽい、写真を撮るのが夢だ。
教室の窓際で1人夕日に背を向けていた僕は、その時何を思っていたのだろうか。
嬉しかったのか、悲しかったのか、ただぼーっとしていたのか。今となってはわからない。
10分か、1時間か、はたまたそれ以上か、立った時
「パシャッ」
というシャッター音が聞こえた。
意識が急に覚醒した。
僕は微睡の淵にいたことを理解した。
シャッターの主は言った。
「おはよう」
と。
私は、挨拶を返し、なぜ写真を撮ったのか聞いた。
曰く、シャッターの主は美術部で、今週末までに絵を描いて提出したいといけないが、書きたい絵や構図が思い浮かばず、散歩している時に僕を見つけ、この構図を参考に描きたい。と思って写真を撮ったんだそうだ。
写真を見てみると、そこに映るのは自分なのに、自分ではないかのように美しかった。
影になりよくわからないミステリアスな表情、その縁から漏れ出るオレンジの光。
これをみると、逆光がさまざまな映画や歴史的な絵画で選ばれているのがわかる気がした。
それから少し話したあとシャッターの主は教室を出ていき、僕もそれを習うように教室を後にした。
「逆光」
そちら側にはいけない
わたしは目を閉じるだけだから
向こう側にはいけない
わたしは眩しくあなたを想う
逆光
暗い闇夜の中を私は、息を切らして
走っていた。
必死に誰かの背中を追い掛けていた。
やっとその背に追い付いて顔を上げると
後ろの街頭の灯りを背にして立っている
その人の顔が 振り向いた顔が
逆光が邪魔をして見えない
ただその光に目が眩み
目をどうしても開けられない・・・
その人の顔を確かめたいのに
見えない
あれは一体 誰だろう...
その時 別の方向から声が聞こえた。
「起きて!」肩を揺さぶられ 私は、
目を覚ます。
「もうとっくに下校時間だよ」
隣の席の男の子にそう声を掛けられる
私は、大きく伸びをして
その男の子の方を見る
「ありがとう」私は起こしてくれた事に
お礼を言い 立ち上がる。
そのまま自宅に帰ろうとして足を一歩
踏み出せば
「あの!」振り向くと起こしてくれた男の子が声を掛けて来た。
「よかったら一緒に帰らない?」
私は首を傾げる。
「何で?」と私は、思わず返してしまう
私にとってこの人は隣の席の男の子
それだけだ そんなに仲良くなった
覚えも無い 寧ろ 今 初めて喋った
様な気がする。
なのにその男の子は、・・・
「何でも無い気にしないで さようなら」と言って駆け出して行ってしまう
何となくその男の子の顔が寂しそうに
見えた 何故だろう....
そうして突然 私の中に何かの映像が
フラッシュバックした。
何か分からず首を傾げる。
でも思い出せない...
でも何となくさっきの夢の続きを見た様な
気がした。
僕は、駆けた さっきの言葉を無かった事にしたくて...
「何で声を掛けてしまったんだろう...」
自分の未練を呪う
彼女は、もう僕の事を思い出さない
どんなに近くにいても...
逆光が 掛かった夢のヴィジョンとしてしか彼女の中には、残らない
ある事故のせいで彼女の記憶の中の僕は
消えた。
無理に思い出してもらいたくはない
それは、本心だ
それなのに欲に負けた
「はぁ~」と僕はため息を吐く
彼女の命が此処にあるなら
他には何も要らない
そう誓った
たとえ僕という者を認識できなくなっても
僕は彼女の側に居ると決めた。
恋人と言う関係性に戻れなくても
赤の他人の認識でも....
僕は彼女の側に居続けたい....。
思い出せない。
毎日のように隣に居て、笑っていた君のこと。
真っ黒に塗りつぶされた君の顔。
大きく開いた口が笑った。
ホントに居たのかな、僕の隣に。
君は存在してたのかな。
思い出せない、君の名前を。
あれだけ毎日のように呼んでいたのに。
今は、どんな名前だったか、最初の一音すらも分からない。
ごめんね、こんな友達で。
また君に、死を与えてしまう。
テーマ「逆光」
「ねぇ~。もうそろそろ
撮ってもいいんじゃない」
[だめだよ〜。あと少し待って]
そう言って君は私に笑いかける
「何でそんなにこだわるの」
[だってこだわったほうがいい写真が撮れるから]
「さっきもそれ言ってたじゃん。寒いよ〜」
そう言うと君は言った……
[あっ、今。ちょっとそこ立って!!]
「え、何!!急に」
[早く早く!!]
彼の言葉に急いで立つと
[はい!チーズ!]
パシャ……
[………っっ。]
撮り終わった後
君はカメラをずっとみてる
「ねぇ、撮れたの?見せて」
[へっ……あっ…失敗しちゃったみたい。
こんなの見せたら怒りそうだからだめだよ。]
「えっ……。なにそれ〜。」
[ほら、帰ろうよ(笑)]
「えぇ~。」
そんなことを言って君は私の手を握って
歩き出す……
「まぁ。いいけどさ〜」
そうやって二人で手を繋いで帰路につく……
僕は逆光に照らされて微笑んでる
君の写真を見て何故か君に見せたくなかった…
『 だって
こんなの
見せたくないじゃん……
きれいだし…
だからこれは
僕だけの【秘密】 』
逆光状態で化粧したりヘアアイロンしたりするのクソ難しくて草。当たり前なのに気づかずその状態で頑張ってて、ある日たまたま場所変えて顔面正面光浴位置になったらめちゃくちゃやりやすくなって草。不便さすらも当然とし疑問を抱いてなかった過去の自分に草。変わらないものなどなくて草。
体の輪郭だけ浮かび上がる、椅子に腰掛けた黒幕の男。
暗いアンダーパスの向こう側からカツカツ足音を立てて近づいてくる謎の人物。
背後から襲われて仰ぎ見ると、武器を振りかざした真っ黒な人影。
必殺仕事人の登場シーン。
映像における逆光は、顔が見えない=得体の知れないものを表すときによく使われる印象がある。
風景で浮かぶのは、黒々とした山の稜線が朝日で金色に輝く瞬間。
夕焼けを背景にしたビル群。
朝日や夕日が後ろから射すと、なにげない風景にも不思議と風情が生まれる。
もっとも身近な逆光というと、やはり人を撮影するときだろうか。
今はスマホで撮ることが多いので自動調整してくれるが、かつては悲惨な仕上がりの写真が結構あった。
個人的に印象深い逆光は、昔の金曜ロードショーのオープニングかな。音楽込みで。
『逆光』
【逆光】(300字)
今日はデートの日だ。
めいっぱいにおめかしをした彼女が、待ち合わせ場所に現れる。ふんわり巻いた髪、風になびく淡いワンピース。
私は目を細めて彼女の姿を確認し、すぐに視線を逸らす。彼女の輝きは、私には眩し過ぎる。
彼女は人混みの中に恋人の姿を見つけ、ぱっと満面の笑みになる。私はそれを注視しないよう気をつけながら、二人並んで歩きだす彼らを、そっと目で追う。
彼女の輝きを遮って、濃く浮かび上がる、彼のシルエット。今日も黒い服がよく似合っている。彼女のお陰で、彼はいっそう格好よくなった。
私は彼を好きだったはずだ。だが、彼女の光に目を眩まされて、もはやどちらに恋をしているのか、わからなくなっている。
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どっちにしろストーカーでは……
お久しぶりです。休眠中もときどき♡をいただいていたようで、ありがとうございます。
コンパクトにストーリーを作る練習として、300字ぴったりで書いてみました。今後もたまに300字に挑戦したり長めの話を書いたり書かなかったりする予定です。よろしくお願いいたします。
「お母さん。このアルバムはこっちでいい?」
娘が一冊の厚めな本を持ってくる。
表紙は経年劣化しており、少し黄ばんでいた。
『そうね、そこに置いておいてくれる?』
私はそばの段ボールを指さして答えると、娘は素直にアルバムを段ボールの中に入れた。
その段ボールの中には、数冊ほど似たような本が入っている。どれもアルバムで、中には家族の写真だけではなく、夫婦の思い出の写真なんかも入っている。
「にしても、アルバム多いね。」
娘はそう言いながら腰をトントンと叩き、フローリングの床に直に座った。
『お父さん写真撮影が趣味だからね。』
「あぁ、ことある毎にカメラ持ち出してた様な気がする。」
私の旦那は写真撮影が好きで、どこかへ出かけたり
イベント事の際には必ず自前のカメラを手に持っていた。
こうして撮られた写真たちは、全て現像してきているので数千枚近くがこうしてアルバムに保管されていることになる訳だ。
『これでも、この家に引っ越してくるときにかなり減らしたはずなのよ。』
「これで……?」
二人の視線は、目の前に山積みされたアルバムへと行く。
まだ数十冊ほどありそうだ。
『……お父さん、捨ててもまた撮っちゃうから……』
「それじゃあ、整理しても意味ないじゃないのよぉ。」
『まぁまぁ、写真で我が家を埋もれさせない為にも、手伝ってちょうだいな。』
呆れながら話す娘を宥めながら、作業を再開した。
ハラリ。
とあるアルバムを持ち上げようとしたと同時に、一枚の写真が落ちた。
『あらやだ、いけない。』
その写真を拾い上げ確認すると懐かしい写真で、思わず笑みがこぼれる。
『……ふふ。』
「何見てるの〜」
娘が横から顔を出し、覗き込んできた。
写真を見てにやけていたから気になったのだろう。
『懐かしい写真だなとおもってね。』
写真を見せると、娘は目を丸くする。
その写真には、人が一人写っているのだが、背景の夕日のせいで顔が全く写っていない。
逆光になってしまっていたのだ。
「これって失敗?」
キョトンとした顔で聞いてくる娘が少しおかしく、思わず吹き出してしまった。
『ふふ、これね、お父さんが初めて私を撮った写真なの。』
「お父さんが?」
『そうよ、私と付き合いたての頃はまだ撮るの上手くなくて。でも、私やこれからできるであろう家族との思い出を、こうして残していきたいって撮り続けたの。』
写真をそっと優しくなぞりながら、当時の会話や情景が頭の中に流れていく。
『おかげで、この量のアルバムができた訳だけど。』
ははは、とお互いに笑う。
一通り笑ってから、再び写真に目を落とす。
『これは、お母さんが持っておこうかな。』
「え、その逆光の写真を?他のにすればいいのに。」
『ううん、これがいいの。』
私は洋服のポッケに写真を優しくしまった。
『綺麗に撮ってもらった写真は、もちろんこれの他に沢山あるわ。でも……』
『あの人が初めて撮った写真はこれだけだもの。理由なんて、それで十分よ。』
そう言いながら微笑むと、娘もふふっと笑ってくれた。
「なんかいいね。そういうの。」
『あなたも、そんな人に出会えると良いわね。』
「……善処します。」
娘は耳を塞ぎながら、アルバムの山へと戻って行く。
『さぁ、私も続き頑張らなくちゃ。』
腕まくりをして私も作業に戻った。
#逆光