『踊りませんか?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
踊りませんか?
フロアには優雅な音楽が流れ
人々は思い思いに談笑している
貴族の社交場はきらびやかでいて
みな腹の中を読み合っている
だから来たくなかったんだ
遠巻きから送られる値踏みするような視線
下心見え見えの挨拶をしてくる人々
そんなものから逃げるように
人気のないバルコニーに出る
おどろいたことに
先客がいた
年の頃も自分と同じくらい
彼女もまた
親に言われるままこの舞踏会に参加し
貴族たちの腹の読み合いに疲れたクチだろう
だからだろうか
つまらなさそうに空を見る彼女に興味が沸いた
「よろしければ、僕と踊りませんか?」
思わず声をかけていた
彼女は驚いていたが
嫌がらずに手を差し出してくれた
部屋の中から漏れてくる微かな音色に合わせて
君と僕は人知れずステップを踏んだ
さらり、となびく艶やかな黒髪に、
控えめに飾られる青い薔薇のコサージュ。
このパーティー会場で目立つと言ったら、そうでは無い部類。
煌びやかなアクセサリーは身に付けておらず、
全体が落ち着いた暗めの青でまとめられている。
――そんな彼女を遠目で見ていた時。
コッコッコッとヒールを鳴らして、急ぎ足で来る彼女。
しかも、僕に向かって。
そして目の前に着くなり一言。
「私と一緒に踊りませんか?」
ちょっと息を切らしながら、柔らかく笑う彼女。
僕はすかさず答えた。
「喜んで」
〜踊りませんか?〜
それは 夜の月の下
影を落とした君の顔
そこは 在り来りな公園
帰り際に寄っただけ
震える掌を 差し出して
非日常へと君を誘う
「僕と…」
/踊りませんか?
『踊りませんか?』
ホールは静寂に包まれていた。
2人の武装した戦士が見つめ合っていた。
片方の戦士の方から籠った女性の声が聞こえた。
「私と踊りませんか?」
片方の戦士の方からは男性の鼻で笑う音が聞こえた。
「死の舞踏会でも開くのか?」
お互い顔は見えて居ないが、笑っているのが感じ取れる。
どことなくカタンと音がしたと同時に2人の戦士は
お互いに向かって武器を構え走り出していた。
お互いの武器は大きな音を立て、
手から離れることは無かったが2人は体勢を崩した。
しかし一瞬で立直し、また武器を向けた。
その様子はまるでどちらかが死ぬまで終わることの無い
踊りだった。
【踊りませんか?】
(※性的表現有り🔞)
ネクタイをスルリと触り
首輪のようにグッと掴んで引き寄せる。
くわえたタバコの煙を優しく吹きかけ
ゆっくりと追い詰める。
そして足を絡ませ 口元をチラリと見て
キスをするそぶりをして突き放す。
これは『恋』の駆け引きをするタンゴ。
せいぜいお互いの熱が冷めるまで
このタンゴを踊りましょうか
さて、
激しく踊る準備は出来てる?
題:踊りませんか?
ある日突然行ったこともないクラブに行きたくなった。
とりあえず、やりたい事をすぐやる私は行くことにした。
私 「おぉ、クラブって私が入っていいのかなwまぁいっか、みんな最初は初心者なんだしねー」
入って隅の方で見知らぬ人たちを眺めてたら声をかけられた。
「踊りませんか?」
私 「…えっと…私に言ってますか?」
まったくもって知らない人に声をかけらりたから少しびっくりしてしまった。まず、私に言ってるのかすら分からなかったから、恐る恐る聞いてみた。
「はい!あ、えっと名前を教えてください」
やっぱり私に言ってたのか。
名前も聞かれた。答えといた方がいいか。
私 「あ、私は白橋 夢叶(しらはしゆめか)です。」
「いい名前ですね!とても可愛らしいです( *´꒳`*)」
私「あなたのお名前も聞きたいです。」
「あ!そーですよね!僕は黒坂 歩夢を(くろさかあゆむ)です!」
私「あ、夢って字が一緒ですね(*^^*)」
歩夢「おー!ほんとですね!!」
私「そういえば、踊りませんかって聞いてくれたんですよねwいいですよ私なんかで良ければですけど、」
歩夢「え!ほんとですか!!ゆめかさんありがとうございます!」
私は歩夢さんと踊って、連絡先を交換して帰った。
何故か分からないけど歩夢さんが気になって眠れない。
1度会っただけなのに、なんでだろう。
歩夢さんの踊りませんかと言う言葉が頭から離れない。
また行こうかな。
中学生の時
学園祭で貴族の役をして
体育館で
女装した男子と
男装して
踊った
「お手をどうぞ」
「ハイ」
セイフはそれだけで
広い体育館を
どんなダンスをしたか記憶にない
ダンスなんて
出来ないのだから
担任がした男装の化粧が上手くて
宝塚みたいと
好評だった。
そのラッコは貝を鳴らすのが好きだった。貝の中身よりも貝の丈夫さを気にするようなラッコだったので、他のラッコから笑われてきた。
それでも好きなことに変わりはなく、やがてラッコはそこらの海で一番のドラマーになっていた。海上ライブには大勢の客が来る。この時ばかりはホッキョクグマもシャチもワシも、海越えはるばるやってきては魚や鳥と肩を並べてラッコのパフォーマンスを楽しんだ。
そんなラッコが今、手ぶらのまま、蝶形に作った貝殻を首元に引っ付け、雪の粒をきらきらと全身にまとっている。
「……あの」
いつもは無心に貝を腹へと叩き海上を盛り上げるラッコが、静かに海面へと手を差し出した。
「ぼくと踊っていただけませんか」
イルカはきょとんとした。イルカは陽気な性分で、宙へ跳ねるだけではなく、そこらに落ちていたボールや海藻を器用に使ってパフォーマンスをする。彼らに惚れ込む客も多い。が、求愛ダンスに応じるかどうかはそのイルカ次第だ。
「嫌よ」
「え」
「わたし、ダンサーなのよ? この辺りで最高のね。だからあなたと踊るなんて嫌。わたし、あなたの音で踊りたいもの」
イルカは波間の中を滑らかに泳ぎ、そしてぽぉんと美しく跳ねた。三日月のようなそれをラッコはぽかんと見つめて、そうしてようやくその言葉の意味に気付き、「ぼくでよければ、ぜひ」と微笑んだ。
ラッコとイルカは、今やどこの海においても一番を誇る最高のパートナーだ。
踊りませんか?と
毎夜手を取るのは
不安や 恐怖や 孤独であった
逃れようのない手に任せ
踊り 踊らされ
踊り疲れてやっと眠る
そんなのを繰り返すうちに
すっかり 彼らの友となった
そうして私は今や
こちらから手を差し出すのだ
不安や 恐怖や 孤独に向けて
踊りませんか?と
踊りませんか?
即答で踊りません、結構です
これがただの踊りなら
生きていて何かしらに乗せられて
踊ろうとして踊っている訳ではない
必要ないって知らないんだと思う
踊って得をする人がいる
同じ踊りでも人によって違う
これが挑戦しませんかなら
勝手にやってるから
ほとんどは余計なお世話だよってなる
知ることは必要でも
必ず使う訳ではない
出来ることでも知っている訳じゃない
説明が出来たとしても把握はしてない
iPhoneとか未知じゃない?
ちょっとした操作が出来る程度では
そもそも踊りませんか?って
ほとんど選択肢がない
誘われている時点で参加してる様なもん
踊っても踊らなくても
そんなに人は人を観てないから
気楽にしてたらいい
よほど迷惑をかけない限り
その迷惑だって
ただのごく一部が騒いでいるだけ
数や勢いに騙されても
我に帰れるなら
コントロール出来るようになる
違うって認識が
違いを認識する方法
なんでも一緒にしたら駄目ですよ
一緒に踊ってはいても
それぞれ別々なんですからね
一緒に踊りたい相手になら
合わせてみるとは思う
これをコミニケーションとも言う
相手に判って貰えるように
徐々に簡単にしていくしかない
#踊りませんか?
踊れませんが?
地元の馬鹿ロック音読すら踊れませんが?誘うのか?
マツケンサンバなら多少…。
森のロンリー・オールドマン
その老人は深い森の中で一人きりで暮らしていた。家も森の木を材料にして造られており、そこそこ立派な家に住んでいた。
老人は街に出ることはない。生活水は川の水を使い(この川がまたとても澄んだ綺麗な川だ)、電気の代わりに薪で暖をとった。当然、夜は部屋の中は蝋燭の明かりのみになるが、老人はこれらを不便だと思ったことは1908年にこの場所に移り住んで以来、40年間一度もない。老人の孫と妻は戦争で先立ち、もはやこの家にいるのは老人一人だった。
老人は小口径のライフル銃で森の動物を狩っては、それらの肉を余すことなく食べ、日曜日には神に祈りを捧げていたが、とうとう彼は限界が来ていた。
ある時、彼の家に見知らぬ男がやってきた。男は元ナチスの軍人で、高級将校の一人だったという。しかし彼の身なりは浮浪者そのもので、身体からはきつい臭いを放っていた。男は拳銃を老人に向けるなり、「この家を借りるぞ」と言った。老人は彼をもてなした。
というのも、老人は孤独感に心を押し潰されそうになっていたからである。この際、誰とでもいいから、一緒に居たいと思っていた。軍人は川で身体を洗うと、老人に何か食べ物をよこせと要求した。老人は焼いた鴨肉とワインを差し出すと、二人は奇妙なランチタイムを始めた。
腹を満たした軍人は、勝手にソファーに寝転ぶと、ワインの残りを飲んだ。老人は軍人に何か話しかけようとしたがやめた。彼がすぐに眠ってしまったからである。
軍人の左手首にはめられたヒトラーの印が刻まれたクロノグラフの時計を老人は宝石を見るような目でまじまじと見ていた。
それから老人はライフル銃を担ぐと森へと入っていき、その途中でカーキ色の制服を着た連合国軍軍警察の男とばったり出会った。男はドイツ軍人を見なかったかと聞いたので、すかさず老人はその男の眉間を撃った。
森に乾いた銃声が響き渡り、その音を聞いた軍人は飛び起き、一目散に老人の家を飛び出して行ってしまった。
老人はまた一人になった。
踊りませんか?
昔流行った、ダンスの映画…久しぶりに見たら、一寸だけ、踊れる気がした。が、何のことも無く、運動会のフォークダンスすらまともに出来ない…手足を同時に動かす何て…あの映画の頃、片想いだった君と一緒に観てから、何度も誘われたけど、曖昧に誤魔化すだけだったね…一度でいいから言ってみたかった、踊りませんか…
やっぱり前作【別れ際】の続きです。
この間から、妙に頭が働かない。
授業に身が入らないばかりか、当番の掃除を忘れてしまったり、気がつけば寝ていたり。
まるで、思考をすることを禁じられているようだと友人には話したが、一笑にふされて終わってしまった。
そこからの記憶は、あまりない。
彼がこの話を聞いてきたのは、台風が吹き荒れて、季節が混ざり合ってしまったような曇天の日の事だった。
話しかけられた途端、頭を覆っていた霞が一気に払われたような気がした。「かわいそうに。」不意に聞こえた音に顔をあげれば、
彼はその顔(かんばせ)を歪め、憐憫にも似た表情で僕を見下ろしていた。
君には全てを話す義務がある。それが、つまらない争いに巻き込んでしまった、せめてもの詫びだ。
そう切り出した彼の話は、所々聞こえないところもあったけれど、気にならないくらい理解し難いものだった。
昔のことだ。古事記を読んだことは?あれの八割くらいは、本当のことだよ。
そう、世界には<’”<~^の神々がいて、常に季節の座をかけて争っていた。その時の神は皆一様に一人だったがある時^^~^^”::_*_()の神から生まれた1柱が兄弟神三柱をつくりだした。そして、季節の座を皆で掴み取った。我らは4柱でひとつ。一年を四等分し、交代で治めることになった。幸せだった。皆幼く、純粋で、欲を知らなかった。ある時、西のエデンから逃げてきたと言う蛇を見つけた。蛇は狡猾に我らに取り入り、夏に欲を持つことの素晴らしさを教えた。夏は行動の夏。もっとも深き時が生まれるとき。全てを手にしたくなり、春を連れて私と冬を滅ぼしにきた。
元々、全てを眠らせ、休眠を与える静寂の冬と木々を実らせ着飾らせ、最も華やかであると言ってもいいくせに、たんたんと夏から冬への移り変わりの引導を引き受けるだけの秋。停滞していた日々で、欲を知った夏は春には"面白く"感じたのだろう。しかし、命を芽吹かせ、豊穣の風を吹かせる春に滅亡はあつかえず、結局我ら秋と冬は季節から追放されるに至った。
君に春の術がかけられているのに気がついた時は心底驚いた。人は時として神を悪霊にさえ変えてしまうほどの力がある。きっと、詮索されることを恐れたのだろう。
だが、あの術は人を無気力にする。元冬の力だ。あのままだと、君は死んでいた。
きっと、君は信じていないんだろうね。
厨二病だと揶揄してもらっても構わない。
これは、ただの懺悔なのだから。
全てを失ってなお、片割れを愛しく思う、愚かな者の懺悔なのだから...
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お題の【踊りませんか?】どこいった?って話です。
ちょっとこの話と結びつけるのはできませんでしたね...
背景が明かされて、敵?の正体も見えてきた..?
次回は違います!
「巡り会えたら」
もし、私が私自身と巡り会えたら。
もっと気楽に、息を吸ってと伝えるかな。
#34
生まれたとき
ひとりひとりのステージに
自分では選べない課題曲があるのだとしても
どう踊るかは自由
だから
ほら、すてきに気持ちよく踊ろう!
「踊りませんか?」
#224
踊りませんか?と誘われても
絶対無理断る
最後に踊ったのはいつやろう
高校の体育の授業で制作ダンスした
みんなの前で踊って恥ずかしかった
今もリズム感ないし手拍子が精一杯
踊れる人が羨ましい
「踊りませんか?」
踊りませんか?という言葉が
手を取ってくださいという意味なら
手を取ってくださいという言葉が
私を助けてくれるという意味なら
私はずっとその言葉を求めていたかもしれない
真っ青な空の下。授業中の屋上という箱庭に、今日は僕以外の客人が訪れた。
「サボりか?」
「あなたこそ」
綺麗な長い黒髪をなびかせた客人は、僕の隣にスンと座る。真面目そうな面して僕と同類なのだろうか。
「先生が心配していたぞ。2-3橋本 尚クン?」
ギクリ。肩がはねる。
なんで僕の名前を知っているんだ。同クラスでもないし、そんなに有名人でも無いのに。
「ははは。人間関係を友好に進めるためさ。全学年のクラスと名前を覚えるくらいわけない。
そんなことより、サボりをする時は事前に誰かにいいたまえ。君の担任が心配していたぞ」
すごい事をさらりと言い流し、僕の目先に(正確に言えば僕のメガネの先だが)指を突きつける。
ほんとに何者なんだこの人。
「そういうあなたはどうしてここへ?」
「あぁ。3組にサボり魔がいると聞いてな。気になって付いてきた」
「なんですかその理由……」
「それに」
隣でひょいと彼女が立ち上がる。
「サボりも悪くないな。気分がいい!」
挙句にはふんふんと鼻歌を歌いながらそこらでくるくると回る。彼女の影がゆらめく。強い日差しで一瞬彼女が消えたように思えて、慌てて数回瞬きした。
「君が毎回屋上に来る理由が分かった気がする!」
踊りながらそう言って、彼女は笑う。
理由?理由か……ただ、僕には退屈だったんだ。閉鎖的な空間で受ける授業が。あの気だるくて生ぬるくて苦痛とも言える時間から解放されたかった。
そんな僕の漠然とした理由を言えば、彼女はまた笑うだろうか。
「何をぼーっとしているのだ?」
彼女が踊りをやめて、こちらに手を差し出す。
「一緒に踊ろうじゃあないか」
僕は別に屋上に踊りに来たわけではないが……ニヤリと笑う彼女を前に、断るのは野暮だろう。
僕は「喜んで」と恭しく頭を下げ彼女の手を取り、青空の下のステージへと上がった。
踊りませんか?
嬉しいことがあったのですか?
盛り上がることがあったのですか?
できることが増えたのですか?
やりたいことができたのですか?
嫌なことがあったのですか?
悲しいことがあったのですか?
息苦しさを感じたのですか?
寂しさに押しつぶされそうですか?
その全てを体の中から踊らせてみませんか?
気持ちの良い動きで踊りませんか?