赤い糸』の作文集

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赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/1/2024, 8:41:34 AM

赤い糸


連想したのは、千人針。

一枚の布に、千人の女性が赤糸で一針ずつ縫い、千個の縫い玉を作った布。出征兵士の武運長久を祈って贈った。日清・日露戦争のころ始まり、日中戦争以後盛んになった。千人結び。

以上解説。

映画などでは、
道端に女性が布を持って立ち、
「千人針お願いします」と声をかけ、
通りすがりの女性が縫って、
「ありがとうございました」と
布を持った女性が頭を下げる…
なんてシーンを見たことがある。

最近、「ラーゲリより愛を込めて」という
日本映画を見た。
(人によってはネタバレとなるかも。
 注意してね)

先の大戦の映画で、
千人針のシーンは無い。シベリア抑留の話。

主題歌を、好きなバンドの一つである、
Mrs. GREEN APPLEが務めているので、
興味が湧いた。

結論 なかなか良い。
後半、犬が疾走するシーンは
涙が溢れてきた。

主演の二宮和也。全体的に良かったが、
声が出にくくなるシーンは
説得力があった。撮影順は
バラバラのはずなのに、段々と声が…と
なっていっていて、役者根性という感じ。

中島健人演じるとある役は、良い意味で
中島健人と気付かないくらい新鮮だった。

特筆すべきは安田顕だ。
一切の希望を無くした人間とは
こういうものか、と言葉が出ない。
その人間が…と見てのお楽しみ。

やはり戦争ものなので、目を覆いたくなる
シーンはあるものの、感動のシーンも多い。

見て損はないかと。

7/1/2024, 8:20:10 AM

No.12 【赤い糸】

皆は赤い糸はあると信じていますか?
私は赤い糸なんて無いと思います。
好きじゃない人と結ばれ、好きな人は
離れ、これじゃ赤い糸というより青い糸
話は変わり、この日本には染色という
技術があります。この染色は染料だけ
ではなく、血でもできるそう。そして
染色できる素材は糸などの絹がいいの
だそうです。

7/1/2024, 7:56:53 AM

赤い糸。
”運命の赤い糸”なんてよく言うけど、それって何?
”運命”って、何?
決められてるのだろうか。
とあるゲームでとあるキャラクターが言っていた。
”たとえば、己の一生がすべて定められているとしたらどうだろう”と。
まぁ、そんなこと我らには知る由もないことだ。
もし、本当にこの世に神がいるのだとしたら、その神がこの世界のことについて決めているのだとしたら。
なんて、これは私の戯言だ。
そのゲームに影響を受けすぎた私の戯言。
だから、戯言としてこの後の話を聞いてほしい。
私はよく考える。
もし、”すべてが定められているのだとしたら”と。
もし、この世の出来事すべてが定められているとしたら、惨劇も喜劇も何もかも、何者かが定めたシナリオ通りに起こり、影響を及ぼしているのだとしたら?
答えの出るはずもない問い。
だが、考えれば面白い。
考えたことの無い者へ。
考えてみてはどうだろうか。
発想力が鍛えられる。
物事の見方が変わる。
おっと、この辺にしておこうか。
では、また次のお題でな。

7/1/2024, 7:56:39 AM

プツン

今私の中でそんな音がした。

今日やけに静かだな。

だんだん意識が遠くなっていく。

私の中で全ての糸が切れたんだ。

綺麗夜空を見ながら私はそう思った。

⋯赤い糸⋯

7/1/2024, 7:53:52 AM

自分は恋愛をした事がないから分からないけれど自分と対になる赤い糸を持つ人、運命の相手がいるとするならそれはどんな人だろう。会った時はなにか感じるものがあるのかな、どれだけ先にいるんだろう。気になるな。
でもなんで赤い糸っていうんだろうね?暖かいから?青は悲しい感じで辛そうで切れちゃいそうだもんね。白もなんだか儚くてすぐ切れちゃいそう。紫は、なんだか澱んでるし、ピンクは1番らしいけど色欲のイメージ強いし、1番しっくりくるのが情熱的な赤なのかな。よくわかんないや。



(文章書いたことないからこのアプリ難しい…何書けばいいんだ……。でもみんなの作品すごく綺麗でとてもいい……。)

7/1/2024, 7:40:02 AM

任務の帰り道、レノが運転するバイクの後ろに跨り帰路につく。



通り過ぎる景色の中、陽の光に合わさって彼の赤い髪がキラキラ輝く。



「綺麗」



正面から見ると短そうに見えるけど後ろは私より長い髪。
大して手入れをしていないという割には指通りも良くサラサラと指からすり抜けていく。




「おい、しっかり捕まってないと落ちるぞ、と」




運転中に自分から離れたのを気にしてエンジン音に負けない声が降ってくる。



「はーい」



腰に腕を絡めて落ちないよう、力を入れる。




彼の髪が自分の指にかかった時、なんだかそれが赤い糸の様に見えて心がくすぐったかった。






-赤い糸-

7/1/2024, 7:38:13 AM

15歳までに結婚する人と会っているという迷信があるように、赤い糸が繋がった人は今もどこかで生きていると思うと、、、



なかなかせかいは面白い

7/1/2024, 7:35:35 AM

見えねども
結ばれている気もしてて
勘違いかも糸の色は?

7/1/2024, 7:30:14 AM

僕たちは赤い糸で結ばれてるんだよ。
違うよ、白い糸だよ
何それ?だってほら、こんなに真っ赤なんだから。
ううん。白いよ
君が見てるのは違うものじゃないの?
ううん。君と同じものを見てるよ
じゃあ、赤くないとおかしいよ。
おかしくないよ。だって、白い糸が赤く染まってるだけだもん
何の赤なの?
君の血液よ
どうして染まるの?
私たちに結ばれてるのはただの糸だもん。運命の糸なんかじゃないもん

少女は少年に背を向けると、小指に結ばれた糸を解いて駆けて行った。
少年は倒れたまま動かず、日は暮れる。


お題『赤い糸』

7/1/2024, 7:24:08 AM

脳を揺らす
啜り上げる
鼻水が垂れた
違うや
赤い赤い糸
シャツにポタ
じわりと花開く
どうでもいい
ただひとつだけ


違う
それもどうでもいい


そう
それでいい
あなたが私に赤い糸を垂らした
あなたが私の赤い糸を手繰る度
見えない糸があなたを縛る
あなたの糸は私が垂らす
遠い遠い未来で
今はあなたが垂らす番
ね?

7/1/2024, 7:23:15 AM

赤い糸が繋がってなくても、私は確かに恋をしました。

7/1/2024, 7:16:59 AM

ただの赤色の糸
それにここまで執着してしまうのは
「運命の赤い糸」なんて言葉があるからだね

私の小指に軽く糸を巻いてボビンを転がせば
ほら、まるで赤い糸が運命の人を探しているみたい

——— 君に辿り着くわけないって知ってるのに、ばかみたい

7/1/2024, 7:06:11 AM

運命の赤い糸

そんなもの見えるわけがない
私には最愛の彼女とのそれがみえない
そんな戯言私は信じていないといいながら
私は赤い糸を彼女と結んだ

7/1/2024, 6:45:34 AM

夕紅色に染まった糸を手繰り寄せる

ゆっくりと ゆっくりと

いつ終わるかもわからないくらい

長い長い時間をかけても

止まることなく伸びる糸

その先は一体何処に結ばれているのだろう

もしかしたら

虚空にぶら下がっているかもしれない

それでも

夕紅色の糸の未来を信じて

ゆっくりと確実に手繰り寄せる






「赤い糸」

7/1/2024, 6:43:04 AM

夥しい量の赤、赤、赤。
その中心に赤い糸で雁字搦めにされた人間が両腕を左右に縛り上げられながら座り込んでいた。
もう何日経ったか分からない。判断力も鈍っている。体の自由を奪われようと、自分が愛した人間に何をされようと受け入れる以外に選択肢がない。
周りの人間はあんな女狂ってる、別れたほうがいい、なんて言ってくる。それがなんだって言うんだ。そんなのはじめからわかってた。俺はそれすらも愛しているんだ。何をされても互いに互いを捨てることはない。とっくの昔に俺たちは狂ってしまった。

俺がいる場所に彼女は帰ってくる。

既に視界には相手しか見えなくなっている。
愛に溺れるように、赤い糸が二人を飲み込んだ。

7/1/2024, 6:29:35 AM

目に見えない
見たことない
見える日は来ない
一回命を落としたら
見えるようになるかもしれない


赤い糸

7/1/2024, 6:11:00 AM

「行ってきまぁす!」
と、いつもの様に夫と二人の子供の元気な声が玄関から聞こえる
手をエプロンで拭きながら慌てて見送りに玄関先へ跳び出す

これが、千暁の家の朝の風景だ

同じ年の夫との間に二人の子を設け、特に不満もなくそこそこ幸せな毎日を
過ごしている


夫とは会社の同期で、いわゆる職場結婚だ

交際して2年が経った頃まわりの友達もチラホラ結婚をし出し、
「私達もそろそろなのかな?」
と、何となく結婚も視野に入ってきていたが、彼に対して不満は無かったがけれど、どうしても彼でなくてはというものも無かった
「これ、という決め手」
が無かったのだ


そんなある日、海が見たい!という私の希望で海へのドライブデートをした
夏にはまだ少し早い時期だったが、日差しは夏そのもので、海からの照り返しがジリジリと肌に痛かった
あまりの眩しさにサングラスをかけていないと、砂浜の反射で目が潰れてしまいそうだった

そんな暑さでも、一応恋人同士
しっかりと手は繋いだままだったが、彼の手の汗が気になり、彼が手を解いてくれないかと握る手の力を緩めた

その瞬間、繋いだ彼の手と千暁の手が離れないように真っ赤な糸が繋がれている「画」が千暁の目に映った
もちろんそれは幻想に゙違いないのだが、千暁の目にははっきりと見えたのだ
それは、ピンクでもオレンジでもなく真っ赤な糸
「これが、お告げっていうヤツか!」
と、今まで吹っ切れずにいた、どこかモヤモヤした思いが一気に吹き飛んだ気がした
「これを待っていたのよ!運命の人は彼ですよということよね?」
と千暁は嬉しさが込み上げた

帰りの車の中で、千暁の方からプロポーズした
「私達やっぱり結婚するべきよ!」


結婚して15年、何となく夫との歯車が合わなくなってきている気がする
嫌いになったとか、一緒にいるのがしんどいということではないけれど、今感じている違和感が将来老後を迎える頃に大きな亀裂になりはしないかという漠然とした不安だった

夫と老後を一緒に過ごしているイメージがどうしても湧いて来ないのだ

「本当に彼が運命の人だったのかしら…?」
こんなことさえ最近思うようになった

「倦怠期ってことかな?
そうだ、昔のアルバムでも見てみるか!」
と、昔の新鮮な気持ちを思い出してみたくなり、二階の寝室へ上がった

「結婚した時に実家から持って来たはずだけど…
あ〜、あった、あった!」
昔のアルバムを開くのは結婚して以来だ

当時すでにデジタルなものは出ていたが、千暁は写真としてアルバムにきちんと残しておきたくて常にカメラを持ち歩いていた


「あった、あった、こんなこと!」
と写真を見返しながら懷かしさと共に、かつて抱いていた夫への熱情が胸の奥から体の奥から湧き上がって来た

「この写真だわ!
暑い日だったのよね〜
彼の手なんかビショビショで
それで、あの時真っ赤な糸が目の前に現れたのよねぇ」
当時の胸の鼓動まで蘇り、あの日見た糸の赤さを思い出し、やっぱり夫は運命の人だったのよね…
と、夫との間に隙間を感じていた自分を恥じた


「えっ?! 嘘でしょ?! ちょっと待ってよ! 何、この写真!
私、頭にサングラスかけているじゃない!」
写真を良く見ると確かに頭にピンクがかった薄いブラウンのレンズのサングラスをかけている
「てことは、サングラス越しにあの糸を見ていたってこと?!
サングラス越しだったから赤い糸に見えていたってこと?!」





『赤い糸』

7/1/2024, 6:05:15 AM

「赤い糸」

この歳になって、もうどうでもいいと思っていたけど、神さまはちゃんと見てくれていたのね。

私は大きな病院の清掃スタッフ。アラヒィフと言われる歳になっても独身。プロポーズされたことは何度かあったけど、どの人も決め手に欠けて、この人と結婚したいと思う人には振られ、結局一人のまま。

長くアパレル業界で働いてきたけれど、歳を取っても続けられる仕事がしたくて40代で転職した。ハイヒールを履いて笑顔で接客する毎日から、黙々と掃除する毎日への変化は戸惑うことばかりだった。でも10年以上続けてそれなりにやりがいも感じている。どこに行っても自分の力を出し切れるようにするだけのことだ。

私の担当は病棟全般。病室を中心に回る。ある日、その個室を掃除しようと「失礼します」と声をかけ部屋に入る。患者はいなかった。シャワーもトイレも完備の個室だ。床にモップをかけていると入院患者の名前が目に入った。ドクンと胸が大きくはねた。珍しい名だからすぐにわかった。

どんな病気?

同い年で、ケンカばかりしていた。専門学校に通っていたころバイト先で知り合った。彼は大学生でかっこよくてもてた。どうして付き合うようになったのか今も謎だ。

ひと通り掃除を終え部屋を出ると、ちょうど彼は帰ってきた。気づかれないようにうつむいてすれ違った。

「奈美?」

うそ、気づかれた。

「違います」 

「違わないよ。その声はやっぱり奈美だ」

手をつかまれ部屋に引き入れられた。三十年ぶり?それなりに歳は取ったけど彼はあまり変わらない。

「会いたかった」

今だけ、少しだけ夢を見させて。これって、赤い糸の仕業?

7/1/2024, 6:02:47 AM

赤い糸


本当にあるのか
本当にあるなら
見えたらいいのに
でもどこかで
信じてる自分がいる

私の糸が
君と繋がってますように

7/1/2024, 5:55:52 AM

赤い糸(繋いだ小指)


「ねえねえ、来世わたしと一緒にいない?」

空の上で転生の順番待ちをしていると、後ろに並んでいた性別のまだ定まっていない、魂の器に声をかけられた。
「一緒にいるってどういう意味で? 兄弟姉妹? 恋人とか夫婦?」 
一緒にいるという表現だと、そんな関係が妥当だろう。
友人や幼馴染みも枠を広げれば、その範疇に入るかもしれないが。

「血の繋がりより、お互い他人で出会う方が面白そうじゃない?」
「まあね。でも君と僕には前世何の接点もなかったよね? 神様が許してくれるかな」

来世を決定するに当たって、神様は前世での行いや人間関係、性格などを重視する。
加えて何らかの接点がある者同士、無条件で傍に転生させることが多く見受けられた。

その魂はじゃあお願いしてみる、と順番が近くなるとふわふわと神様の方へ寄って行き、何か交渉している身振り手振りを暫くしていたが―――程なくして戻って来ると、落胆したように俯いたまま元気がなくなっていた。

「ダメって。そういうお願い叶えてたら、きりが無いからって」
………まあそりゃそうか。
「残念だね」
「うん。残念すぎる」
今にも泣き出しそうなその声に、何とはなしに同情心が湧く。

前世で寂しい人生を歩んだのか、酷い仕打ちでも受けたのか………。

―――その時ふと、自分の小指に巻かれた赤い糸の存在を思い出した。
ここへの道すがら案内役の天使が何の気紛れか、自分の小指にそれを結んで悪戯っぽく笑ったのだ。

『あなた前世不遇だったのをよく頑張ったから、これをあげる。誰か気に入った子の指に端を結んであげるといいわ』

その子とずっと仲良くいれるおまじない。
神様には内緒よ?

………。
もうすぐ順番だ。
僕は咄嗟にその魂の子の手を取ると、まだ半透明のその指に糸の端を結んでやった。
「これ、なに?」
「僕もよくわからない。でも繋いでいれば、次会えそうな気がしない?」

そう言うと微かに頷いて微笑んだので、少しは役に立てたかと何となく安堵した。
そうして魂の子は転生の滑り台に乗り、一気に下って見えなくなっていった。
暫くして自分もそれに乗る。

赤い糸は最初短かったが、切れずに伸びてどんどん細くなり、もう目視では確認できない。
でも結んでいる感触はそこに確かにあると確信する。

―――会えたらいいな。
いやきっと、会えるはず。

転生先で楽しみができたと、その糸を辿る期待に胸を膨らませながら―――自分も勢いをつけ、希望に満ちた滑り台を滑り降りた。


END.

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