『誰よりも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は家族の中で一番小さい。
お父さんはとてつもなく大きい。
続いて兄と母が同じくらい。
二人の頭一個分小さいのが姉。
姉よりも半分くらいの大きさが私。
もっと大きくなるために鉄棒にぶら下がった。
重量で足が引っ張られると大きくなれると信じて。
誰よりも大きくなるんだ。
できる。頑張れる。
誰よりも。
可愛いよ。綺麗だよ。
誰よりも。
誰よりも強くありたい。
誰よりも聡くありたい。
誰よりも明るくありたい。
そんな風に考えた時期が、私にもあった。
でも、やっばりしんどいから今は自分への戒めにしている。
誰よりも傲慢で貪欲な精神を持って。
夢を叶えるための強さを心に秘めるよう、自分への、縛りとして。
長く
一緒にいるからこそ
わたしの気持ちを
分かってほしい
という思いが
強くなってしまう。
あなたは
夫
だけど
所詮
他人。
生育歴も
考え方も
全然
違う。
だから、
わたしは
こう思うんだよね。
と
めげずに
言葉を選びながら
散々
伝えてきたつもり。
それでも
そっちが
何も言わずに
無視して
空気を悪くするなら
わたしだって
わたしを
守ってあげないと
いけないんだから
対抗するしかないね!
#誰よりも
誰よりも秀でるものを持つ人はとても魅力的だし、羨望の的になる。
けれど、それなりに平凡だけど実直にこなす人がいるから社会は成立しているのだろう。
「『誰よりも、ずっと』が4月9日、『誰にも言えない秘密』6月5日、『誰かのためになるならば』7月26日で、『誰もがみんな』が2月10日なんだわ」
「誰」5部作かな。某所在住物書きは過去のお題を振り返り、約10ヶ月前の投稿を二番煎じ可能か確認して、片眉を吊り上げた――できそうではある。
不思議な稲荷神社が舞台で、そこ在住の狐一族が、「だれよりも」、ずっと長い間、人間の生活を見続けていた、という投稿である。
「他に『誰よりも』って、何書けるだろうな」
物書きはお題をネットの画像検索にかけ、結果を眺めた。使いやすい言葉だけあって、映画に書籍、歌曲など、多くの作品のタイトルに添えられている。
「……そういや『コレ』も、『誰よりも』だわ」
物書きの目を引いたのは、見覚えある劇場版の……
――――――
都内某所、某アパートの一室、夜。
ジャパニーズアロマポットの一種、茶香炉から八女のあさつゆ品種の甘香が、静かに咲いて、室内の平穏を引き立てている。
パタタタタ、カタタタ、タタン、パサリ。
響くのは部屋の主である藤森の、キーボードに指を滑らせ打鍵する音と、めくった書類の擦れ合い。
それから、ピロン、ピロン。スマホの通知音。
『【急募】オススメのお土産と価格帯』
『誰よりも地元を知る、地元民から見たオススメ
はよ、はよ……』
職場の同部署の後輩である。
ひょんなことから、具体的かつピンポイントな過去投稿分では11月13日、大きな借りを作ってしまい、
ゆえに、その礼として、後輩たっての頼みで、
2月末の藤森の帰省、例年ならば雪深く氷厚い時期であるところの雪国への旅行に、同行するのだ。
オフシーズンの新幹線は割安で、かつ快適。
浮いた移動費の使用先を、後輩は友人へのプレゼントに定めたようであった。
ふむ。 小さな思慮のため息をひとつ吐いて、少し遠くを眺めてから、藤森はスマホを手に取った。
スワイプしてタップして、画像を選んで。グループチャットにメッセージを残す。
『積雪の画像:0円 そこそこ珍しがられる
白鳥の画像:0円 田んぼに居るのを撮るとウケる
凍っている湖:0円 「雪原に見えるが実は」』
実際のところ、何が良いだろう。冗談半分事実半分を送信した藤森は、即座に検索と選別を開始した。
『違う違う、写真じゃ、写真じゃな〜いぃ』
『あながち間違いではない
欲しい情報は?菓子系?工芸品?』
『ぜんぶ』
『お前の土産の予算は小束か大束なのか』
百万(こたば)!千万(おおたば)!
大金移動の気配に、何故か藤森の膝の上でモフモフ団子を形成していた子狐が、耳をピンと立て、尻尾を送風機か高速メトロノームのごとく、振り回している。
「お前の稲荷神社へのお布施じゃないぞ」
くぅくぅ歌って目を輝かせている子狐と、藤森とは、去年の3月3日、約11ヶ月前からの付き合い。
「お前は何が良い?ジャーキーか、新しい首飾り?」
週に1〜2回の頻度で遊びに来る、小さな神秘と不思議の内包者は、言葉の意味を知ってか知らずか、
更に目を輝かせ、ちぎれんばかりに尾を回し、
どこからともなく、某ドッキリで使用するような横看板を取り出して、藤森に見えるよう前足で支え持ち、
そこには、こう書かれている。
【おいしいものいっぱい キレイなものいっぱい
お米とお酒とお揚げさんとお稲荷さんは必須】
「……子狐」
【なぁに】
「多分お前とお前の神社への土産が、誰よりも高額で、非常に難しいと思う。減額の交渉は可能か」
【かかさんに お問い合わせください
ととさんは 多分ケンゲン、ありません】
『で、先輩、オススメのお土産 is なに』
ピロン。子狐とそこそこ真剣な問答中の藤森に、先刻の後輩からメッセージが届く。
藤森はしばし目を閉じ、深く息を吸って、吐くと、
「ちょっと待て」の意味として、短い返事を送った。
『写真』
誰よりも強くなりたいと、君は鍛錬をしていた。
その姿を間近で見たくて、私も一緒に付き合ったね。
けど、私の方が強くなってしまった。
顔から血の気が引く私に、君は笑顔で「すごいね!」と言ってくれたね。
その時、私は思った。
ああ、君は本当に強いなぁって。
⚠️ワンクッション⚠️
・BLです
・貴族とかのファンタジー系のお話。
・受けがまだツンツンしてます。
・日記風
・オリジナルキャラです
攻め ナイルくん
受け ルギーくん
︎︎☁︎︎*.┈┈┈┈┈┈ルギーの日記┈┈┈┈┈┈︎︎☁︎︎*.
02/1620:05
今日、骨董品店であいつにあった。今日も気色悪い笑顔を振りまいて 女どもにモテていた。
ルギー!ルギー!とオレを呼ぶ声が不愉快だった。
今日もオレはあいつのことが嫌いだった。
02/17 19:40
今日はお父様の誕生会があってたくさん貴族が集まった。
その中には当然あいつもいた。今日は一段とご婦人から令嬢、老紳士にまでモテていた。オレのところにも1人の令嬢が寄ってきたが、その子は婚約者がいると聞いていたから
軽くあしらおうとしたが、あいつが話に割り込んで来てその令嬢を連れていった。その時の笑顔も行動もとても不愉快だった。今日もオレはあいつのことが嫌いだった。
02/18 21:15
今日はお稽古三昧だった。
ピアノ、和蘭語とギリシャ文字。西洋の神話、オペラ鑑賞劇団鑑賞、いちばん疲れたのは乗馬。でもすごく最悪だったのはあいつに会ったこと。オペラ、劇団、乗馬が終って休憩にハーブティーを嗜んでいた時。急に部屋に入ってきてお菓子を持ってきたらしい。しょうがなく紅茶を入れてやって15分ほど喋っていると眠くなった。
そこから記憶が無く、ベットの上で寝ていたところをばあやに起こされた。あいつはオレをベットに寝かせて部屋を出ていったのだ。それがいけ好かなく今日も不快になった。今日もオレはあいつのことが嫌いだった。
。*❅┈┈┈┈┈┈ナイルの日記┈┈┈┈┈┈❅*。
02/17 1:20
今日正しくは昨日だけど、ルギーに会った。あの子と最初に会った骨董品店に久しぶりに行ってみると嬉しい事にふわふわな黒髪くんがいた!女の子たちに囲まれちゃったけど会えたから嬉しかった。今日もボクはルギーのことが大好きだった。
02/17 23:40
今日はあの子のお父様の誕生会に呼ばれた。
2日連続で会えてルギーへの気持ちが抑えられなかった。
ルギーと仲良くしていたご令嬢を横取りしてしまった。
嫌われてないといいな。
でも今日もボクはルギーのことが大好きだった。
02/18 23:05
今日、ルギーを見た。
乗馬やピアノのお稽古すっごい頑張ってた。
ボクが見たのはあの子の努力の半分にも見た無い程度だけど一生懸命で可愛かった。
ルギーが休憩中と聞いて部屋に入ってみると快く入れてくれた。数分話しているとお稽古で疲れたのかうとうとし始めた。もう可愛すぎて爆発しそうだった。
いっそもう襲ってしまおうか。欲望を理性で抑えた。
ルギーをベットに寝かせ部屋を出た。
寝顔を見れたから今週はハッピーになる。
今日もボクはルギーのことが大好きだった。
︎︎☁︎︎*.┈┈┈┈┈┈ルギーの日記┈┈┈┈┈┈︎︎☁︎︎*.
02/19 20:11
今日はお母様とケンカした。
お父様の誕生会で寄ってきた令嬢がお母様のお気に入りの子だったらしくオレがそれを逃したから。
オレだって好きな人は自分で決めたい。
少し反発すると結局ケンカになってしまった。
悪い事したのは俺の方なのかな。
自分の部屋で考えてるとあいつがまた入ってきた。
文句を言う気にもなれなくて部屋への侵入を許した。
オレのとこに近寄ってきていきなりハグをしてきたのだ
いつもなら嫌がるが何故があまり嫌では無かった。
あいつはオレの愚痴を聞いてくれて落ち着くまでいや落ち着いてもなんか一緒にいてくれた。
礼を言ったときに頬に触れるだけのキスをされた
3秒ほどフリーズしているとあいつは用事があるからと言って部屋を出ていった。その時に思ってしてしまった。
オレはあいつのことが好きかも、
友情としてなのか、恋愛としてなのかまだよくわかっていない。でも今日からあいつのことがちょっと好きになった気がする。
あとがき
あのこれ続き書きたいです。シリーズ化しようかな、
オリジナルは難しいですね
ちなみにルギーくんは16歳くらいの規律を重んじるタイプの流されキャラ貴族
ナイルくんは18くらいのスパダリ系イケメン貴族
2人の親は仲良い!
ここまでご覧くださりありがとうございました。
明日も投稿したい、イイネしてね!
それじゃ!バイバイ
ひぐま
誰よりも愛してる。誰よりも優れている。誰よりも……。
この言葉を使う人はとても自分に自信があるんだなあと思う。
だってそんなこと、わかるはずがないのに。
誰よりも愛している自信を言葉にしているだけ。
そうではないかもしれないのにね。
【誰よりも】
「おい、いい加減にしろ」
「自分勝手だろ俺。でも今回はガチで許してねぇよ?」
些細なことで喧嘩をした。
でもそんな些細がこんなにも大きな喧嘩に導かれた。
昔からの友達。言うて中学生くらいからの付き合いだ。
気付けば、隣にはいつもお前がいた。
誰にもあげたくなかった、そんなお前が。
来月、結婚することになった_。
誰よりも 高く
誰よりも 速く
誰よりも 遠い
誰よりもずっと遠く離れてしまいそうな君
誰よりも 儚く
誰よりも 脆く
誰よりも 弱い
誰よりもずっと弱く壊れてしまいそうな君
誰よりも誰よりも
他の誰よりもずっと 大切に想っていたのに
僕が誰よりもずっと大切にしていたかったのに
誰よりも勉強ができで
誰よりも頭が良くて
誰よりも先生に好かれてて
誰よりも孤立してて
誰よりも惨めだ。
*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚
もし変われるのなら
私とは正反対になりたい。
誰よりも勉強ができなくて
誰よりも馬鹿で
誰よりも先生に嫌われてて。
でも、
誰よりも好かれてて
誰よりも幸せになりたい。
僕の方が誰よりも君を愛している。
それは君もよく知っているでしょう。
君のために為すことならなんでもできる。
楽しんでいるのなら共に笑い、
悲しんでいるのなら君を慰め、
君の進む道の障害を取り除いてあげる。
君のために惜しむことなど何もなかった。
慣れない家事にも一生懸命で、
君が帰る家でひたすら待った。
そうして君を迎えるのが好きだったから。
開かない玄関。静かな居室。ただひとり。
僕は今でも君をここで待ち続けている。
君はもうここに帰ってこないと知りつつも、
いつか君が帰ってくることを夢見ながら…。
【誰よりも】
誰よりも自分第一主義であるといいけど
世間はそういうのには厳しい目を向けるのさ
社会秩序が保てない
生きていれば誰かを好きになる事を、何回か経験するだろう。
馬齢を重ねてもう60年近い中で、
淡いかすかな思い出や、何年かお付き合いさせていただいたものまであるが、
その中には、やっぱり一生に一度だけするような、燃えさかる炎のような恋もあったのである。
いや、私は女性を引き寄せるような魅力にはまったく乏しいタイプだし、一般男性の平均的な恋愛経験数なんて統計は見た事もないのだから、普通人はどのくらい恋をするのか知らないのだが、それにしても自分の経験が豊富だったとは思えない。
だけれども、
古今東西、数々の大恋愛があったとしても、それらに少しも引けを取らないくらいの経験が、
1度だけある。こんなのは、1度で十分なんだ、その後の私は燃えかすみたいなものなんだから。
でも、恋多き男とか女とか言われている人の行跡を追ってみても、相手をコロコロ変えているように見えて、
それは単なるパトロンだったり、代用品と付き合っていただけで、彼らも本当に好きな相手は1人だけだったのではないだろうか?
私は西行のことを書いた事があるけれど、西行の秘めた恋心が、どんなにか辛く、身を焼く程の苦しみであり、刹那さであったかが想像出来る。
西行は、私である。
そう、私の恋は道ならぬ恋であった。
「誰よりも」
誰よりも
あなたの事を
知っていると言いたくても
あなたが隠してしまうから
上手く言えない
あなたの全てを知ってしまったら
2人はどうなるの?
切なくて暖かくて
そんな感情
誰よりもあなたの事を…
誰よりも
鏡に写る自分の姿を見て誰よりも美しいと思う。
そして狂おしい程に自分を愛している。
何人もの女と付き合ったが、出来るだけ私に似ている女にした。そうして私に似ている選手権を勝ち残って優勝したのが今の妻だ。そんな私と妻の間に娘ができた。当然私に似ている。だが、妻も娘も結局私ではない。例えば私に瓜二つの人間を10とすると、妻は5で、娘は4だ。私は妻を5愛しているし、娘を4愛している。
それは突然だった。会社から駅に向かう道すがら、私に瓜二つの男が前から歩いてくる。私は目で追ったが、その男は私を無視して歩いて行ってしまった。私は追いかけると、男の前に回り込んだ。
「なんで無視する?」
「当たり前だろ?自分そっくりの男に会って嬉しいか?」
「私は嬉しい。」
「お前ナルシスト野郎か?自分そっくりの俺に抱かれたい口だろ?」
「抱いてくれるのか?」
「ついてきな。」
男の部屋に通されると一瞬で性癖が分かった。壁にかけられる手錠や鞭。
「服を脱いで、ベットに上がりな。」
両手を手錠で拘束され、目隠しで視界を遮られ、裸で四つん這いになる。
ヒュン。風を切る音がしたかと思った瞬間、ムチの衝撃が地肌に走った。
私が私を痛め付ける快感。股間がドクンと言って血が流れ込んでくる。目隠しで確認することはできないが人生最大の勃起をしているに違いない。
「おいおい、1発貰っただけでフルボッキかよ。自分ばかり楽しんでないで俺のも楽しませろ。」
手錠された手で男の股間を探り当てると、男のペニスを咥え込んだ。
幸せな時間だった。時間はあっという間に経って、男は満足して寝てしまった。スマホには心配した妻からの履歴が残る。
「残業して遅くなった。今から帰る。」
帰宅すると妻が擦り寄ってきた。
「心配したよー。今日は早く帰って来るって言ってたのに。今晩いいんでしょ?」
今、私の体にはムチの跡や、ロウソクの跡、縄で縛られた跡などが残っているだろう。夫婦生活が終わるかも知れない。しかしどうでもよかった。むしろ全てを公にした上でこの女を痛めつけたいと思った。
女をベットに押し倒すと無理やり服を脱がせた。
「ワイルドなあなたも素敵ね。」
しかし、この女の余裕も、前戯もしないで挿入しようとすると悲鳴に変わった。
「痛いよ。やめてよ。」
「五月蝿い、雌ブタが。」
女の臀部を激しく打ち鳴らす。
「いやー。」
女の姿を1時間前の自分の姿に重ねる。初めて女を可愛いと思った。女のお尻は真っ赤に腫れ上がっている。私は精魂尽きるまで、腰を打ちつけ続けた。
「あなた、もっとちょうだい。もっと痛めつけて。」
初めて私に愛されている喜びが女を雌ブタにさせていた。恍惚の表情を浮かべて、私からのご褒美を待つ姿は凄く醜いと思った。
そして女の醜い姿を自分に重ねることで、人生で初めて自分のことを嫌いになることができたのだった。
誰よりも? 誰よりも、誰よりも…
むぅん、この比較の言いまわしには、子どもの頃から違和感があった。年取った今の感覚では、「誰よりも」という前段に「~の中では」などと「ローカルな集団の条件を提示」せずに使うことは無い。
実際、人間は個々のありようが違う。比較するならば「どの点に関して」比較するのかを示さなければ、「流れゆきて消える」ケムリのように「根無し草な考え」に終始してしまう感がある。
日本の昔話に、ねずみの娘をどこに嫁に出すかでひと悶着するものがある。誰よりも強いものへ嫁に出そうと、やれ太陽さんだ雨雲さんだ、やっぱり風さんだ、いやいや天気に揺らがぬ蔵さんだと続き、一周回って“やっぱりねずみだ”と落ち着く。
太陽さんは「雲にかかられちゃ照らせない」
雨雲さんは「風に吹かれちゃ居られない」
風さんは「どんなに吹こうが蔵は飛ばせない」
蔵さんは「ねずみに齧られちゃ穴があく」…という流れなんだが、さて、この理屈には抜け落ちてるものがある。
太陽さんが照らし、雨雲さんが雨を降らせ、風さんが太陽さんの光と雨雲さんの雨の巡りを起こさなければ、食べ物は生育できない。蔵を建てて食べ物を集める人間が居ると、ねずみは楽々と食べることができる…結局、生けるものとあらゆるものとが、みんなで「命をつなぐもの」を育て運んでいる。この中には「必要不可欠な者」ばかりで「誰よりも強い者」など、何処にも居ない。
まあ、昔話だから、この物語が語られ始めた頃は、そんな本質は「当然の常識」で、いちいち語る必要もなかったのかもしれない。
人間の社会システムも、この「巡り」が無いとたちまち瓦解する。みんな生きものだから。社会システムに疲れてしまうとき、人間は自然の中へ自分を置いてリフレッシュできたりもする。
この惑星での「総合性」の前では、「誰よりも」は幻想だ。
変なルール敷いて不自由にしてるのは誰よりも自分自身だからさ、他人を演じてみるなんてどうだろうか。他人ならキミのルールになんて縛られずに自由だ。
誰よりも。これなら俺は誰にも負けない、そんな自信がほしいね。
自信は人間にとって一番大切なものだと思う。自信があれば行動に移せるし不安を持つこともないだろう。
不安。これが人生を台無しにするものだ。不安があると行動に移すことが難しくなる。
そしてこの自信や不安は生まれ持ったものもあるかもしれないが多くは環境によって育まれるものだ。
肯定されて育った人は自信を持ち否定されて育った人は不安を持つようになる。
その点俺はだめだな。生まれも育ちも悪いから自信よりも不安を多く持つ。こんな人間に生まれたくなかったし育ちたくなかった。