『誰よりも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
吾輩は猫である。
名前はラリー。
自他ともに認めるこの屋敷一番のネズミハンターである。
子猫のころからネズミを狩りまくり、仲間の猫からは尊敬され、主人からも頼りにされている。
しかし最近は歳を取ったせいか、うまい具合に狩れなくなってきた。
始めは若いもんには負けんと踏ん張っていたものの、寄る年波には勝てず引退を考え始めていた。
その日も引退した後はどう振舞うべきか、日向ぼっこしながら考えていた時の事である。
暖かい日差しにウトウトしていると、誰かが近づく気配を感じ警戒を強める。
「ラリーさん、ですよね」
近づいてきた気配は、この屋敷では見たことが無い猫だった。
「新入りか?」
「はい。オレ、ミケっていいます」
ミケと名乗った猫は、ビクビクしながら答える。
「取って食うつもりは無いから、そんなに怖がらなくてもいい。この屋敷は食う物には困らないからな」
「はい」と言いつつも、ミケは相変わらずオドオドしていた。
そんなに吾輩の事が怖いのだろうか?
そのうち慣れるだろうと高を括り、
「それで、何の吾輩に何の用だ?」
「はい、ここでのことはラリーさんに聞けと言われまして……
「吾輩に? 誰がそんなことを?」
「俺を拾ってくれた方です」
ああ、と吾輩は合点がいく。
ご主人はよく吾輩を頼る。
今回も、コイツの面倒を見てくれという訳だろう。
ご主人の頼みとあらば、断ることは出来ない。
「事情は分かった。この屋敷の事を教えてやろう」
そういうと、ミケはほっとしたような顔をした。
「ここでは、仕事さえしていれば怒られることは無い。
仕事について聞いたか?」
「はい、ネズミを捕る事ですよね」
「そうだ」
「でも俺、ネズミを捕るのが下手糞で……」
ミケは不安げな表情になる。
「安心しろ。 ネズミを捕れなくても追い出されないし、飯も出る。
一度も捕まえたことがない猫だっているくらいだ」
「そうなんですか?」
ミケは意外そうに驚いた。
「ああ、もう一つ仕事があってな。これとどちらかが出来ていれば問題ない」
「もう一つの仕事ですか……」
ミケはゲンナリしたようだった。
奴も猫らしく、仕事が嫌いなようだ。
「二つ目の仕事は――
屋敷の人間には甘えろ。これも仕事だ」
「えっ、それ仕事なんですか?」
「ああ、やってみると分かるが、人間は甘えてやると喜ぶ。
主人も例外ではない」
「なるほど、ネズミが取れなくても甘えればいいんですね」
「そうだ。だが『甘える』と行為も奥が深い。
例えば、たまに冷たい態度をりそのあと甘えに行く『ツンデレ』というテクニックがある。おいおい教えてやるよ」
「ありがとうございます」
「他には……
トイレの場所だな。 これを間違えると、人間がかなり怒る。
とんでもなく怒る……気を付けろよ」
「はい、追い出されたくないので気を付けます」
少しビビっているミケに、笑いがこみあげてきそうになる。
そんなことぐらいで、追い出すご主人ではない。
ただ知らない方が緊張感が出るだろうから、黙っておくことにする。
「次に、毛玉を吐くときの事なんだが――
ん、少し待て」
「何かあったんですか?」
「ああ、ご主人が来る」
「!」
俺の言葉に、ミケが驚いた顔をする。
「分かるんですか?」
「長いこと居れば、お前も分かるさ。さっき言ったこと覚えているか」
「甘えろ、ですね」
「そうだ!」
吾輩たちはご主人が入ってくるであろう扉に顔を向ける。
「いいか、ご主人が入ってきたら甘えに行くんだ。いいな」
「はい!」
そして吾輩たちは、ご主人がドアをあけるタイミングを見計らって――
🚪 🐈🐈
「あっ、ラリー、こんにちは。遊びに来たよ〜。
今日もおもちゃで遊ぼうね。
……あれ、知らない子がいる」
「昨日からいるの。名前はミケよ」
「そうなんだ。私、百合子っていうの。
君のご主人様の友だちです。
これからよろしくね、ミケ」
「にゃー」
「ラリーの側にいるって事は、ラリーの弟子ってことかな。
てことは、将来この子も甘えん坊になるね」
「ええ、間違いないわ。
だってラリーはこの屋敷の誰よりも、ずっと甘えん坊だもの」
あの……突然で申し訳ないのですが。
ちょっといいですか?
何処かでお会いしましたっけ?
……そうですよね、初めてお会いしましたよね。
あの、貴方を見た瞬間、
なんだか、昔会ったような。
遠い記憶の中、なんですけど。
……いえ、その、すみません。
今のは忘れて下さい。
……え、貴方もそう思った、って?
やっぱり、そうですよね!
私達、何処かでお会いしましたよね!
なんだかそんな気がしたんです。
誰よりも知ってるような。
ずっと昔から会ったような。
幻想、なのかもしれませんが。
少し、お話しません?
本当にちょっとだけで良いので。
……ええ、そうなんです!
私もこの松の木に行ったことがあって気がして!
不思議なこともあるんですね!
あと、ここで誰かと約束した気がして!
……ええ!貴方も!?
なんだか、運命、なんですかね。
本当なら、そんな奇跡ってあるんですかね!
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
とある家。
古びたアルバムにある白黒写真。
着物を着た男女が仲良く写っている。
そこには「1902年4月10日 四葉写真館にて」
と書かれている。
その見開き隣のページには、
1人の女性の写真が載っている。
傍には松の木がある。
そこには「1905年4月8日 貴方のお気に入りの場所」
と書かれている。
そして、その傍に色あせた紙が挟んである。
そこには、
「もし、僕が死んだら、
いつかの未来でこの場所で会おう。」
と書かれている。
これは遠い過去の記憶。
■テーマ:誰よりも、ずっと
このアプリを使って初めて文章を書いてみることにする。本日のお題は「誰よりも、ずっと。」私は今まで気まぐれにやりたいことを社会の枠組みの中でちまちまやってきた人間なので、お題に反した人間だなあと思った。誰よりも誇れることは無いしずっと続いていることはそんなにないが、それなりに続けていることはあるので決意表明として今回書いてみることにする。
私は筋トレを9ヶ月ほどやっている。この冬は寒くてサボっていたが、寒くなるまでは週一ペースでちまちまやってきた。内容はプランクと立ち腹筋。時々ストレッチをして体を柔らかく、全体的に引き締められたらなあと思っているのだ。筋トレする前にプロテインも飲んでいたので比較的外見での効果はあったように思う。
最初は私の推しが野外ライブに出ると言うので貧弱な体では野外ライブについていけず倒れてしまうから鍛えよう!という気持ちだった。少しづつやってみたらお腹が薄くなったし特に肩が軽くなった。腕が引き締まった時はなんだか格好よくてテンションが上がった。無駄な肉のない引き締まった腕に近づいたような気がして嬉しかったのだ。まあまず筋力が足りないのだが。
最近やっとスプリングコートも出せて、寒がりの私も多少は薄着で外に出られるようになったのでまた格好いい腕を出せるようにしていこうと思う。ずっと、にしていける習慣になればいいがきまぐれな私には気の向いた時に筋トレするのが1番いいのかななんて思うのだ。
〝誰よりも、ずっと〟
誰よりも、ずっと一緒にいてくれたもう一人の自分。
痛みも苦しみも、あの子が受けてくれていた。
目が覚めると、いつも涙の跡があったのに、
ずっと守ってくれていたんだ。
皆んなは知らない、もう一人の自分。
誰よりも愛しい、尊敬する人。
誰よりもずっとでなくていいから、誰かよりずっとでいさせて。
(誰よりも、ずっと)
それで私のちっぽけな自尊心と虚栄心はおなかいっぱいになるから。
誰よりも、ずっと
君が悲しいときも、嬉しいときも、喜んでいるときも、辛いときも僕がずっとそばにいた。誰よりもずっとそばにいる、そう思っていた。僕の1番は君で、君の1番は僕、そうだと思っていたけど、他に好きな人ができたんだね。僕よりもずっと一緒にいたい人が見つかったんだね。
君のそばにいるのは僕じゃなかったか、、、。誰よりも君を理解していたかったのに、1番理解していないのは僕だったか。
僕が、誰よりもずっと、君のそばにいたかった。
この先何があろうと
君との居場所を護るから
誰よりも僕を見て
誰よりもずっと側に居てください。
あなたの特別はおれだけだと思っていた。「ねえねえ」と少女のような可憐な声で語りかけるのも、屈託の無い笑顔を向けられるのも、「ひみつだよ」とおれに囁く秘め事も、ぜんぶおれだけだと思っていたのに。
誰よりもずっとあなたの特別だと思っていたのに。
でも、あるとき、きづいた……。そんなわけがないだろう。
おれだけ……おれだけが? そんな訳が、なかった……。
誰よりもずっとおろかなのは、おれだった。
お題「誰よりも、ずっと」 おまねむ
誰かと比べず
自分の中で最善を尽くせたらいいなぁ。
それが、
誰かにとってのいちばん
或いは 心に届くなにかだったら
本望だなぁ。
----- 誰よりも、ずっと
君と交わしたキスがなによりも熱く強く伝えてくれた
こんなにも寂しくて暖かい
誰よりも感じてる愛を
私が好きになったのは国民的アイドル、奏ちゃんだった。
とてもかっこよくて、私を元気にしてくれる。
でも奏ちゃんはアイドル、私のことを1人のファンとしか認識していないだろう。奏ちゃんのことが一番好きなのは私なのに。他の誰よりも、ずっと前から好きだったのに。
つい、この間、結婚したらしい。
”誰よりも、ずっと“
この地球の
この時代の
そしてこの場所で
貴方に会えた事は奇跡かもしれない
人生ですれ違う人はどのくらいいるのだろう
その中で会話を交わす人はどのくらい?
好きになる人は何人なんだろう
そして私は貴方と結婚する
そう、貴方は私の奇跡の人
だから誰よりもずっと貴方が大切で
だって、奇跡の人だから
次に生まれ変わっても
また私の奇跡の人でいて下さい
お題:誰よりも、ずっと
笑ってる時、泣いてる時
怒ってる時、落ち込んでる時
どんな時でも僕は隣に居た
だって僕の居場所はそこだから。
君には他にもあったんだろう
でも関係ない。僕は変わらない。
どんな所から帰ってきても
僕の居場所は君の隣。
小さい頃から見てきたけど
とうとうこの言葉を言うことに
なるなんて。
嬉しいような、悲しいような。
でも、せっかくだから笑顔で言おう
誰よりも、ずっと傍に居た僕からの
最初の一言。
「初めまして、やっと出会えたね。」
誰よりもずっと好きな人。1番自分の支えになっている人。恋愛感情とかいう話ではないが、私が「誰よりも、ずっと」と思う人は母親だ。
どんなときも自分を励ましてくれたり、時には怒られたりする。それでも愛くるしい母親が大好きなのだと思う。いつか天へと旅立ってしまうと思うと、とても虚しい。悲しい。夜も眠れないし、怖くなる。しかし、それを恐れている暇があるなら、後悔しないように、毎日を彩らせたい。楽しい毎日を送りたい。いつも言えてないね。お母さん、いつもありがとう。どんなときも一緒だからね。
(二次創作)(誰よりも、ずっと)
爽やかな海風が吹く。今日も浜茶屋の営業が始まる。客の殆どはルルココ村の住民だが、最近はつゆくさの里やウェスタウンの人もたまに顔を出すようになってきた。そして、そのきっかけとなった牧場主ナナミも。
「って、何でそんなにだらけてるのヨ」
イゥカの目の前で、テーブルに突っ伏したままナナミは動かない。顔色が悪いとか、寝ているようではなく、単にだらけているだけのようだ。しばらくして、ルデゥスがよく冷えたジュースを持ってきたが、ナナミは動かなかった。
「ちょっと、営業妨害なんだけど?」
それでも起きないので、トレードマークの三つ編みを引っ張ったり、麦わら帽子を外したり、脇腹に軽くチョップをお見舞いすると、ようやくのそりと動き出した。
「だってぇ……」
「だって、何ヨ」
「せんせー、ほんとにわたしのこと好きなのかなぁ……」
せんせーとはウェスタウンの医者フォードである。堅物と有名な彼と、目の前の牧場主は、なんと恋人関係にあった。イゥカ自身はあまり会ったことがないが、郵便屋のウェインに言わせれば、誰もが驚く組み合わせなのだとか。
イゥカは、仕方なく彼女の悩みに付き合うことにする。
「まったく会ってくれないとか?」
「ううん、毎日お昼ご飯食べに行ってるー」
「デートができないとか?」
「3日に1回は牧場に来るー」
「好きと言ってくれない?」
「わたしといるとほっとするんだってー」
「…………」
イゥカはフォードとやらをよく知らない。だが話を聞く限り、これは愚痴ではなく惚気の気がしてきた。イゥカは、ややぬるくなったジュースをごくごく飲んだ。その間も、ナナミはつまらなさそうに、寂しそうに海を眺めている。
「アンタ、十分に……」
愛されてるわヨ、と言いかけて、やめにした。彼がナナミを誰よりもずっと好いていることは、ナナミ本人が自力で気付くしかないのだ。
誰よりも、ずっと貴方のことを愛している。誰よりも人に愛されずに誰よりも人を愛している人間になりたかったけれど、愛し方を間違えてしまった。愛しているつもりだったんだけど愛じゃなくて執着で貴方を縛っていた。愛されているの自己暗示が愛しているの土台になって泡になって消えていった。誰よりも、ずっと貴方を愛していたかった。
僕は君のことを愛している。
告白してきた気弱そうな男子より、クラスで1番のイケメンのあの子より、密かに見つめているガリ勉くんより、誰よりも、ずっと。
だって、君のこと、誰よりもたくさん知ってるんだ。
得意な教科は現代文、苦手なのは体育、好きな学食のメニューはオムハヤシで、よく一緒に帰るのはあの女子、スカートはこっそり短くしてて、今つけてるリボンみたいに柔らかくてキラキラしたものが好きで、百均によく寄るし、家は僕の家の隣の駅だし、校則違反のバイトもしている。
見て。君の写真をたくさん撮ったんだ。
アイスがおいしいと喜ぶ君、テストの点数が低くて悲しむ君、生徒会長に告白したけど失恋した君、バイトでお客さんに謝っている君……あれ?
なんで泣いているの?
僕は君を愛しているから、それでいいじゃないか。
なぜ泣く必要などあるんだい?
君は泣かなくていいんだよ。
幸せにしてあげる。
誰よりもずっと、君を愛している僕が。
誰よりずっとなんて言わないけど
自分ができる一番遠くに行きたい
誰よりずっとなんて言わないけど
自分の中で一番深くまで思いたい
誰よりずっと自分が一番、自分らしい
誰よりも、ずっと一緒に居た。もはや家族よりも長い時間を共に生きている。だからもう好きとか嫌いとかそういう次元じゃないと思っていた。
そんなに長くいると、会話をせずとも意思疎通ができる。
あいつは顔に出やすいから、というのを差し置いても俺はあいつの事を知っている。誰よりも、ずっと。あいつよりも。
でもそれはあいつだって一緒だ。あいつだって俺をわかっている。自分の限界には気づけないくせに、俺の機嫌は察せる。
だから、俺の気持ちもわかっていると思っていたのだ。
誰よりも、ずっとわかっていたはずなのに、忘れていた。
あいつは自分のことになると鈍感だった。
『誰よりも、ずっと』
人の決死の告白「ええよ、どこ行くん?」で済ませやがった!
そんなお決まりのボケをホンマに言うやつ居るのかと思っていたが、めっちゃ近くに居た。灯台もと暗し、ちゃうねんアホ!
作者の自我コーナー
いつもの。ギャグっぽくなりましたが、鈍感なのは自己評価が低いからです。いつか王子様が呪いを解いてくれるといいんですけど、あの人照れ屋だからなぁ…。
誰よりも、ずっと(9日)
誰よりも、ずっと見栄っ張りなのは、どうしてだろうか…
別に、常にマウントを取っていたい、トップ(1番)を取っていたいって訳ではないんだけど、相手より優位に立っていたいってのはある(笑)
嫉妬もするし、ちょっとそういうのでイラッとくる時はあるけど、そういうもんだと思って割り切っている私。
本当、もう少し我儘(わがまま)に生きて行きたいわ…(笑)