『誰もがみんな』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『交差点』
青信号 知人が通る 軽く会釈をする そして別れる
黄色信号 空腹の合図 知らない中華料理屋をわざわざ目指す 赤信号 みんなで渡れば怖くない そんなわけは無い 私は止まる 知人は行った 赤信号を
群衆に紛れて そしてまた別れる 今度は会釈もすることもなく
誰もがみんな壁にぶち当たる
壁に当たってクサるか上を向くかは
自分次第
歯を食いしばって上を目指すほうが
先は明るく感じられるよね
誰もがみんな
死に向かって
日々を送っている
いつかは訪れる
命が尽きる時
わたしは
何を思うだろう
心に優しい時間を
できるだけ多くして
この限られた人生を
生きて行きたいと
願う
# 誰もがみんな
誰もがみんな
誰もがみんな私よりも幸せそうに見えて、
苦しい時があった。
こんなに私はジタバタしているのに、と思っていた時、久しぶりに友人たちに会った。
幸せそうで悩みなどなかったような彼女たちだったのに、やっぱりいろいろあって、
病気で大きな手術をしたとか、離婚したとか、いきなり家業を継ぐことになったとか。
それでも皆笑っていた。
いろんな苦しいことも哀しいことも飲み込んで、
愚痴を吐きながら、笑い飛ばして前を見る。
きっと誰もがみんな。
#170
【誰もがみんな】
誰もがみんな
何かしらの悩み、苦しみ、悲しみを抱えているはず
私はそう信じたい。
そう思わなければ私ばかり惨め
きれいな服をきて颯爽と歩くあの人にも悩みはあるよね?
楽しそうにお茶してるあの人たちにも苦しみはあるよね?
笑いながら携帯で話してるあの人にも悲しみはあるよね?
どん底にいるのは私だけじゃないよね?
「そうだよ!」と誰か言ってほしいのに
誰の声も聞こえない。
やっぱり私だけなのかな?
お題:誰もがみんな
「この世界は誰もがみんな生きる権利を持っている」
この言葉を”綺麗事だ”と否定したらダメだろうか
そもそも僕は思うんだ、生きる権利ってなんだ?って
権利がなくたって生きてもいいじゃないか…
あー違うか、そういう事じゃないんだよなぁ、
ダメだ、僕には言葉にする事が出来ない
生きる権利ってなんなんだろうな笑
幸せに暮らしたい
穏やかに過ごしたい
住み慣れたところで生活続けたい
こんなささやかな事が
たった一瞬の出来事で壊されてしまう世の中
誰もが願う
みんなの想い 大切にしたい
#誰もがみんな
みんなが空を見ている
何も変わりのない空を
晴れていても
雲が広がっていても
雨が降っていても
雪が降っていても
何かあってもみんな
平等に
“同じ空を見上げる“
「 頭が高い控えおろう」
「「「「「ははー」」」」
誰もがみんな、その場に膝をつく。
無理もない。
目の前にはあの水戸黄門様がいるのだ。
若い時から様々な悪事をやった俺でも、膝をつくしか道は無い。
かつて俺に悪の道を教えてくれた師匠も、黄門様だけには逆らうなと言っていた。
それほどのお方だ。
だが俺には一つ疑問があった。
本当に『あの』水戸黄門なのだろうか。
なるほど、疑うだけでも不遜であろう。
でも本物であるかどうか、俺には全く見当がつかなった。
黄門様(仮)一行に気づかれないよう、隣で土下座をする相棒を小突く。
「なんだよ」
相棒は不機嫌な様子でこちらを睨みつける。
「あれ、本物だと思うか?」
「本物に決まってるだろ。印籠も持ってるし」
「そうなんだが、俺は本物の黄門様も印籠も知らない。
あれが本物か偽物か分からないんだ」
相棒は黄門様(仮)の方へ一瞬目線を向け、俺の方に視線を戻す。
「確かにお前の言う通りだ。あれが本物かに偽物か、全く分かんねえ」
「だろ」
「ほかのやつが知っているかもしれない。聞いてみよう」
相棒は、一行に気づかれないよう隣のやつを小突き、なにやら話している。
だが、その男も知らないらしく、その男はさらに隣のやつを小突き、さらに隣の男を――
といった様子で、波の様に動きが伝播していく。
だが誰も知らないらしく、一向に答えが戻ってこない。
黄門様が本物なのか、偽物なのか。
誰もがみんな、判別する方法をしらない。
ここまで誰も知らないとなると、本当に水戸黄門が存在するのかさえ怪しい。
俺は、俺たちはよく分からないやつらに土下座しているのか……
なんだか、急に腹が立ってきた。
なんでこんな目に会わなくてはいけないのか?
ちょっと悪事を働いただけなのに!
俺は立ち上がる。
「貴様!どういうつもりだ!」
黄門様(仮)に立っている隣の男が叫ぶ。
「本物かどうか、よく分かんないやつらにヘコヘコできるかよ!」
「この印籠が目に入らぬか!」
「その印籠が本物か分かんねえんだよ!」
俺は言い返す。
「こうなりゃヤケクソだ。一か八かお前たちを殺して俺は逃げる」
「貴様ぁ!」
「待ちなさい、角さん」
黄門様が男をなだめる。
「儂に任せなさい」
すると角さんと呼ばれた男が一歩後へ下がる。
「そこの君、儂が本物かどうかわからんと言うが……」
黄門様(仮)が一歩前に出る。
「これでどうかな?」
そう言うと、印籠が光輝き始めた。
なにが起こっているんだ?
「変身!」
黄門様(仮)が叫ぶと、黄門様(仮)が光で満たされる。
そして光が収まると、黄門様(仮)は全身を鎧に身を包み、顔を仮面で隠してい。
「あ、あんたは……」
俺はこいつを知っている。
「黄門仮面!」
日本中で悪を成敗し、弱い者たちを救う正義の使者。
知らない人間なんて、この日本には一人もいない。
「歳には勝てなくてな。必要が無ければ変身しないことにしているんじゃよ」
俺は膝から崩れ落ちる。
「若いの。これでどうかな」
「はい、申し訳ありません。あなたは本物です。かつて助けてもらったこともあります」
「そうか……見たことがあると思ったが、やはりな」
「申し訳ありません。悪から足を洗うと言いながら、この道に戻ってまいりました」
「うむ、だが君は若い。これからは償いをするといい」
「はい」
俺は自然と土下座の姿勢を取っていた。
この人を偽物だと、一瞬でも疑った自分が恥ずかしい。
「黄門様、私は残りの人生を償いに捧げることを誓います」
「うむ、心を入れ替えるとよい」
黄門様(真)は満足そうにうなずく。
そして土下座している仲間たちを見渡し、全員に聞こえるように告げた。
「罪を憎んで人を憎まず。お前たちも心を入れ替えることだ」
「「「「ははーー」」」」
この場にいた全員が涙を流していた。
無理もない。
誰もが黄門仮面に助けてもらったことがあるのだ。
そして彼のようになりたいと憧れ、だけどどこで道を間違えてしまったのか……
やり直そう。
誰もがみんな、そう思ったのだった
どれくらいそうしていただろう。窓の外が夕焼け色になっているからもうすぐ夜なんだと思う。
膝をかかえ部屋の隅でうずくまってた。理由は、言えない。きっと、僕のこの悩みは他の人たちにとっては“そんなこと”レベルで片づけられちゃうんだ。それを思うと簡単に誰かに打ち明ける気にならなかった。
誰もがみんな、悩みとか不安を抱えている。それ以上にもっとどす黒い感情をもってる人だっている。汚くて醜い姿だから普段は表に見せずに隠しているけど、どうしようもなくおさえられない時がある。それが、今だった。
1日何もせずじっとしていた。それでもなんの解決もしなかった。ただ無駄にしただけだった。
この苦しみから解放されたい。どうすれば、僕は前に進めるのだろうか。思い悩んで足掻いていれば、いつかは神様が救ってくれるのだろうか。今が1番気持ちのどん底だから何の希望も持てないや。だからせめて、生きてるだけで自分は素晴らしいと思わなくては。
明日になったら笑えているか、今日の夜が無事に眠りにつけるかも分からないけど。そろそろ涙を拭いて、立ち上がってみようか。きっと僕のように絶望してる人が今この瞬間にだってごまんといる。僕はその人たちに言ってあげたい。
何もしなくてもいい。
何を思ってもいい。
でも生きてることだけは、どうか否定しないで。
誰もがみんな、平等に持っているもの。
でもそれは『権利』であって、『義務』ではないよね?
それなら私一人くらい、手放す奴がいたって良いと思うんだ。
「誰もがみんな」と同じに成れない私一人くらい、いなくなったって惜しくもないでしょ?
誰もがみんな
『誰もがみんな悩んでいる』
ヴィラン「なぁ、ヒーロー、俺はもう100人以上の人間を殺した大ヴィランだ、今更後戻りなんてできなぇーんだよ」
俺はヒーロー、スパーパワーを使い沢山のヴィランを退治してきた。
そしてずっと追っていたヴィランをついに追い詰めた。
ヒーロー「後戻りなんてできないかもしれない、でもこれから先お前の手で亡くなる人をなくすことはできる、だからもうヴィランなんてやめるんだ」
俺はこのヴィランになんて言葉をかければいいのかわからず、それらしいことしか言えなかった。
俺はずっと悩んでる、何が正しくて何が間違っているのかがわからない。
俺はただひたすら自分の思う正義の通りにひた走ってきた。
それが世間からも正義だと認められた。
しかしこのヴィランも自分の思う正義の通りにひた走ってきた、それが世間から悪だと言われた。
ヴィラン「俺は長いことヴィランをやってきてわからなくなった、何が正しくて何が間違っているのか、でもひとつの答えにたどり着いた」
ヒーロー「なんだ?」
俺は気になった、ずっと悩んでいる答えをこいつはわかったのだ。
ヴィラン「何が正しくて何が間違っているのかなんて誰にもわからない、それなら!自分の正義を最後まで押し切るだけだ!」
俺はこのヴィランと対峙する前にこのヴィランの情報は全て知っていた。
こいつはこの世の中、人間に見捨てられ絶望した挙げ句、ヴィランとなった。
この世の中には犯罪を犯さずとも悪いことをしている悪人がいる、このヴィランはそういう人たちを殺して回ってる。
悪人の退治、やっていることは同じでも大きく違うところがある。
悪人を切り捨て殺すか悪人をねじ伏せ更生させるか。
ヒーロー「そうか、、、」
俺はどうしていいか、何を言えばいいのかわからなくなった。
何が正しくて何が間違っているのかわからない。
子ども「ヒーロー!がんばれ!」
そんな時後ろから子どもの応援する声が聞こえてきた。
そうだ!
ヒーロー「おい!ヴィラン、何が正しくて何が間違っているのかなんて誰にもわからない!でも俺は人々が笑顔になる正義を最後まで押し切る!、それがヒーローだ」
ヴィラン「、、、良い答えだヒーロー、お前に負けれてよかった」
誰もがみんな、私と同じものを面白いとは限らない。
好みは人それぞれなのだから、それで失望したり、怒りを抱くのは違う。
強要するのもやめた方がいい。それはただ、相手を不快にさせるだけだから。
「人それぞれ違う」これを忘れてはいけない。
個人的な自戒の言葉です。
カエルが卵を産む数は、
一度におそよ数千から1万を超えるという。
卵たちの誰もがみんな、カエルになれる訳ではなく、
卵の95%がオタマジャクシになれるらしい。
オタマジャクシたちが、何とかカエルまで成長できるのは、およそ20%。
更にその中から、
親となり卵を産むことができるのは、大体2%だと言われている。
つまり、仮にカエルが卵を10000個産んだとしても、
その中から親ガエルになれる確率は0.002%くらいしかない。
だから何だという話ではあるが、これは年末ジャンボで3等の100万円が当たる確率と同じである。
誰もがみんな
ニュースを見ることができない。
胸が痛くなる映像が多くて。
現実から目を背けてはいけないんだろうけれど。
ありきたりだけど、私は祈ることしかできない。
誰もがみんな幸せでありますようにと。
第十四話 その妃、口を閉ざす
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「翡翠宮」
「宝石に目がない女」
「天雀宮」
「やり放題揉み消し女」
「……春鳥宮」
「艶談好物女」
リアンは堪らず頭を抱えた。
「……誰がいつ、内面の話をしろと言ったんです」
「見たこともないのに外見答えろって言う方が無理な話でしょ」
「だから教えているじゃないですか」
「誰もがみんな、あんたの言葉をすんなり信じると思ったら大間違いよ」
リアンは思わず項垂れた。
まだ自分は、信用に足る人間になれていないのかと。
にもかかわらず、無愛想な陰陽師の心友は信用するのか。
荒んでいた子供の頃から慕ってくれていた少女にまで、先を越されるのか。
これだけ尽くして、これだけの扱いをされているというのに。ぐれずに甘んじて嫌がらせを受けているのだから、多少の施しがあってもいいくらいだ。
唇を尖らせていた最中「ま、使い方次第か」と、不意に妃が卓をとんと指先でつつく。
「慈鳥宮と鳳凰宮の妃の名がないのはどうしてかしら」
「……『日』の一族間で少々問題があったため、慈鳥宮の妃選定が遅れていると小耳に挟みました。鳳凰宮は……正妃となられる方のみ、入宮することができます」
沈黙が落ちる。それが短い間だったのか、それとも長かったのかはわからない。
ただ「……そう」と妃が声を発するまで、耳が痛くなるほどの沈黙は続いた。
「言うまでもないだろうけど、後宮には気を付けなさい」
「聞くまでもないでしょうが、その理由は?」
妃は口を閉ざした。静かに視線を外して、冷めた茶に口を付けながら。
疚しいことがあるわけではないのだろう。ただ、この表情が不安からくるものなのか、それとも憂いからくるものなのかは、判断しかねた。
「……言わなければ、わかりません」
それでも彼らには、理解できるのだろうか。
この妃が信用している、二人なら。
「ごめんなさい、確証はないの」
「……え?」
「あまりこういうことは言いたくないんだけど、気を付けていて損はない気がするというだけ」
「……えっと」
聞き間違いでなければ、今謝ったのか?
傲岸蕪村とまでは言わなくとも、容易に頭を下げる人ではないと思っていた、あの妃が。
いや、けれどこれはきっと、そうではない。
「……心配、してくださったのですか?」
「私の相手が務まる物好きが他にいるなら、好きにするといいわ」
「重々気を付けておきます。主人に涙は似合いませんから」
「あんたのために流す涙なんか一滴もないわよ」
それで、気が晴れるのなら。
これからどんなことがあろうと、喜んで彼女からの享受を選びましょうとも。
#誰もがみんな/和風ファンタジー/気まぐれ更新
みんな頑張っているのだから、
ただでさえ出来てないあなたはもっと頑張りなさい。
努力の仕方、学び忘れちゃった。
逃げてばっかだったもんね。
#誰もがみんな
《誰もがみんな》
人知れず小さくとも人は悩みを抱えている。
だからあなたは独りじゃない。
似た悩みを抱えていたり、同じ悩みを抱えている人はいる。
あなたに共感してくれる誰ががいる。
今、過去、未来のどこかに存在している。
お願いだから、独りにならないで。
大丈夫。
「あの言葉が君のくれた、唯一の形見なのかよ」
——嘘吐き。
誰もがみんな通る青春という過程だが、私は青春が分からないし大嫌いだ。
みんな学生の身である私に起きた嫌なこととか悩みを青春で片付けようとするから。こんな変な学生な私なんかの話なんて聞きたくないからだと分かっているけど。
私が人の期待に応えられなくてその日から期待してきた張本人に無視され続けたことも志望校の偏差値で自分の価値が下に見られても、全部大人は私に『青春なんだから仕方ないよね』と話してくる。
それを思い出して、これが青春なら捨てて消えてしまいたいと感じてしまった春の日。
まだ時が経っても青春は嫌いなままだなんて悲しいよね、惨めだよね。
誰もがみんな
世界を共有したいと思ってるわけでもないし
恋愛したいと思ってるわけでもないし
仲良く生きていきたいと
思ってるわけじゃねぇっつーの。
ふざけんな、バーカ