『誰もがみんな』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
♪Everybody loves somebody sometime…
My sometime is now
#誰もがみんな
僕はいい子なのだ。みんなそう言ってくれる。優等生といえば、と問えば、学校の先生も、親も、友達も、みんな口を揃えて僕の名を挙げた。
彼らの期待を裏切らないために、誰にも嫌われず、迷惑をかけず、平凡な日常を過ごすために、僕は必死だった。毎日毎日、表面上の僕が誰の願いも断れないのをいいことに利用してくる奴らを相手して、無駄な仕事を増やされて、それでも愚痴の一つさえこぼさず笑顔で受け入れた。
そんな、僕にも唯一、何より嫌いな人がいる。
そいつは必死に取り繕って被っている猫を、いとも容易く、たった一言で剥がしてしまうのだ。僕と同等が、あるいはそれ以上に人々に好かれているのに、何故か僕とは振る舞いが真逆。クールぶっていて一匹狼、素行不良に粗野な物言い。それなのに、彼はその全てを許されていた。
ずっと前、ほんの二、三言話したことがある。その時に分かってしまった。彼は、天性の人誑しなのだ。
いつも一人で、態度は冷たい。それなのに、案外子供っぽく、幼稚で、素直。話してみれば話し上手で、誰にでも話題を合わせられる。僕なんかより、ずっと器用に生きているタイプの人間なのだろう。
僕はそれが、気に食わなかった。何故みんなあんな奴を好くのかと。内心ずっと、彼に対する嫉妬と羨望の混じり合ったドロドロとした感情が渦を巻いていた。
そんな折だった。僕はほんの少しのミスで全てを失った。一度だけだ。たった一度、クラスの中心人物から頼まれた頼み事を断った。その日は妹の誕生日で、どれだけ人に好かれようと努力している僕でも、流石にそこを邪魔されるのは嫌だった。
彼はそれが気に食わなかったらしい。次の日から僕はクラス中から無視されて、先生達も気まずそうな顔をして見ぬふりをする。親には迷惑ばかりかけているし、こんなこと言えそうにない。誰もがみんな敵になって、僕は逃げ場も無いままに押し殺されそうになっていた。
僕はいい子なんじゃなかった。誰にとっても、都合のいい子でしかなかった。
そんな絶望に浸かりかけていた僕を救ったのは、僕が心の底から嫌いだった、彼一人だけだった。
一匹狼で、誰の意見も聞かない彼は、中心人物の男子の命令にも平然と逆らった。みんなの前で、僕に話しかけた。
彼が自分から人に話しかけることは滅多にない。それも相まって、あの男子生徒の癪に障ったらしい。僕らは2人で、クラス中から無視される存在となった。
けれど、もうそれでよかった。一人ではなかったのだ。誰もがみんな敵になっても、彼はまっすぐ僕を見ていてくれた。大きすぎた嫉妬と嫌いが裏返って、重たくて、見せられないような醜い執着と愛に変わっていく。
誰も見ない教室の隅で、僕らはずっと、ふたりぼっちになることを選んだ。
テーマ:誰もがみんな
誰もがみんな得意なことがある。自分が苦手だと思うことが、何でもなくできる人もいる。逆に自分が何でもなくできることを、すごいねと言ってくれる人もいる。
誰がいいとかそういうことではなく、皆それぞれがすごいのだ。色んな人が集まれば、でこぼこのピースがピタッと合うように、補い合うことができる。
「誰もがみんな」
誰もがみんな、生きている。
誰もがみんな、いつか死ぬ。
生死はいつでもそばに在る。
みんなみんな、生まれて死ぬまで生きている。
『誰もがみんな』
そんなふうに人を判断するようになったら
個性なんて宝物(もの)は消えちゃうね
#誰もがみんな
『誰もがみんな』
皆が皆、「悩みのない人っていいよね」と口々に口にすることがある。
でも、正直言って悩みのない人はいないと思う。
·····だって、もしそうならこの世に“ ストレス”という言葉はないから。
実際、私がそうだし。仕事で良いことが会った時に限って人間関係に拗れが発生するんだ。
誰もがみんな、悩みを持って生きているだろう。
そうじゃないと私、「悲しくて泣きそう·····」。
チリン。
私が泣いていると鈴の音と共に、飼い猫のノアがやって来た。黒一色の毛並みが可愛いんだよね。
「ノア、ただいま」
ニャア。
短い返事をしてくれた。か、可愛い。
「はぁ〜、癒される、どうしてこんなに可愛いの、ノアは」
仕事じゃなくて、相手が動物だったら癒されながら仕事ができるのになぁ。
相手が動物でもそんな簡単な仕事じゃないよね…。
そんなくだらない事を考えながら、眠気がきてすぐに寝てしまった。
飼い主が寝た後。
(·····飼い主は今日も疲れた様子だった)
僕はノア。飼い主にそう呼ばれている。
僕は飼い主が高校生?の頃から一緒にいる。
もう長い付き合いになるけれど。
(·····こんなに弱っている飼い主を見たのは初めてだ·····)
人が……誰もがみんな強いわけではないのに。
優しい人ほど心の痛みに鈍感なんだ。
傲慢な人ほど優しい人の心を壊すんだ。
僕は知っている人間にそんな存在がいるということを。
分かっているのに、飼い主を支えてあげることは僕には出来ない。
猫だし、人間になれるわけではないし、言葉を交わせるわけではない。
僕はなんて無力なんだろう。
せめて、飼い主の傍で心を癒してあげることが僕にとって飼い主を支えることだ。
誰もがみんな
誰にも言えない
秘密がある
それは
恥ずかしいこと?
闇の深いこと?
なんだろう
でも
誰もがみんな
誰にも言えない
秘密がある
No.43
来年はそばにいられない、なんて。
それが寂しくてたまらない、なんて。
口に出せば貴方は笑って
「来年のことは俺にもよく分からない。」なんて。
それは甘くて優しい嘘だと知っているのに、知った上で騙される私はきっと恋に落ちている。
少し冷えた指先で私の髪を撫でた貴方はきっと私が嘘に気づいた上で騙されていることを知ってる。
私の気持ちも、この後の展開も、私たちの未来も全てわかっているのに、なんにも言わないひどいひと。
好きなんて言ってやらない。
全て分かっている貴方に明確な答えなんてくれてやらない。
そうして私の事で頭の中をいっぱいにして、他になんにも考えられなくなって、そうして、そうして。
最後に残ったものを私だけに見せてよ。
「ところで」
「ところで?」
「よくわからないので、検索してみた」
「ほう?」
「やなせたかし氏の手のひらを太陽にが出てきたね」
「なるほど?……なるほど」
「ここで、解釈を交えるとよくないので感想は差し控えるがやなせたかし氏はアンパンマンの人だったんだね」
「それは有名かも。アンパンマン見てないけど」
「いや、小さい時に見てるかもしれない」
「そうかなー?」
「じゃあ、誰もがみんなじゃないじゃないか」
「あ、そうなるのか」
お題『誰もがみんな』
いま現在、人生ゲームに取り組んでいる皆さまですが、
″人生って、うまくいかないなあ″
と、感じたことが1度は必ずあるのではないでしょうか?
人生ゲームには、誰もがみんな、それぞれクリアすべき課題があります。
花に水をやるような、一見簡単にみえるようなものもありますし(人によっては、水やりがとても困難な場合もあるので、一概に簡単である、とは決めつけられませんね)、死に至りそうな場面を乗り越えなくてはならない場合も、あります。
誰もがみんな、それぞれがクリアできる程度の問題を抱えているわけです。
クリアできるはずなのに、これがなかなか大変なもので、本当に人生ゲームとは、豊かなものですね。簡単にクリアしてしまったら、つまらないですからね、ゲーム、ですから。
なので、まあ、
生きてるといろいろあると思いますが、それを味わい体験経験できることは、わたしたちにとっては羨ましいことなのですよ。
やってみたいですねえ、人生ゲーム。
え?
わたしは誰か?って?
ふふふ、ナイショです。
では、みなさま、頑張って!
楽しんでくださいね、人生ゲームの続きを。
「誰もがみんな」
あぁ、どうしてそうなるのか。
なかなか思った通りにはいかない世の中だ。かといって悲観はまったくしていない。世の中とは、人生とは、生きるとはこういうことなのだと思っているから。良いことも悪いことも満遍なく楽しめるようになったから。喜怒哀楽があるから人生は楽しいんだ。そう、だから今は楽しいんだ!
そう自分言い聞かせながらたった今タンスに当てたばかりの足の小指の回復を待つのであった。
誰もがみんな
誰もがみんな
誰もがみんな
誰もがみんな
大人になって感じる
誰もがみんななんかない
普通こうなるでしょ
ってなるところを
それてく人がいる
なぜそうなるってなる
そして頭がついていかず
疲れてしまう
だったらこの人はこういう人
って受入れるしかない
でも結局受け入れられない
だから私は距離をおく
誰もがみんなから
私も逸れてやる
誰もがみんな
かつて誰もがみんな二つの扉を持っていると信じられていた
一つ目は生…卵子に辿り着いた勝者に与えられた扉で同時に人は選ぶ力を授けられたという
もしも二つ目の扉…死のドアを開けたくなったらその前にセイフティーネットが用意されている世に存在していることを思い起こすといいとされ、選ぶのは自分なのだと気づかされたらしい
既に自身の生と死の覇者なのだから思う存分この世を楽しめばいい
そう思えるんじゃないか…と
一握りの人の世で同時進行していた事がある
あなたは銀のスプーンを持って生まれた方
あなた様の扉はこちらにご用意があります
扉を選ぶ必要はありません
なので我々執事に全てお任せ下さい
ご両親様の意向は既にプログラミング済みですそして2つ目の扉を開けることはないでしょう
そもそも選ぶ力は必要ないのです
等しく生と死を持っていたのは遥か昔…
下等な生き物だった頃
今は主人と従者の扉のみ
あなた様はご主人様のスペアなのですから
もし選ぶ力を欲したならそれは従者の扉を開けてしまうことになるでしょう
人の歴史の表と裏 姿形を変えて繰り返し
これを進化というのだろうか
大きな手が
すくいあげにくるんだ
『誰もがみんな』を
『誰もがみんな』
あの手の中にあって
でもポロリと
指の隙間から
こぼれ落ちたボクには
『誰もがみんな』の
誰もが
気づかない
落ちてしまった
ボクは
どんどん高くに
遠ざかる手の甲を
じっ、と見上げている
『誰もがみんな』には
なれなかったな、って
けれども
あるときは
ボクはあたたかな
手のひらの内側にいて
つまりは
『誰もがみんな』の
みんなの中にいて
指の隙間から
下に見える
小さくなってゆく
なにかを
少しだって
気にしたことはなく
過去なのか
未来なのか
いつかの
こぼれ落ちたときの
記憶を
感情を
忘れてしまえるのだ
『誰もがみんな』になれた
という
ただ
それだけの理由で
♯誰もがみんな
自分では気づいていなかったけれど
どうやら完璧主義らしい。
夫に指摘されるまで気づかなかった。
確かに自分の行動を思い返したら
「完璧」になんでもやることが好きな気がする。
そんな私も今は完璧でいられない。
逃げることは嫌いだし
立ち向かおうと思って踏ん張り続けたけど
無理なものは無理。限界。
優しさだけが取り柄だと思ってたのに
気づいたら、自分が言われて嫌だったことを
友達にも言ってしまったことに気づいた。
これは相当追い込まれてる。
誰もがみんな強いわけじゃないことを願って
私は一旦この地を離れる。
"花束"
"誰もがみんな"
誰もがみんな、手放しに花束を喜べるわけじゃ無い。
せっかく貰ったけど、家に持って帰っても大事に出来ないから君にあげる、と。
花束を貰う度に、貴女は僕に押し付けに来た。
当時の貴女の家庭環境を考えれば、花束なんて嵩張るもの、ましてや世話が必要となるものは家に持ち込めなかったんだろう。
だからといってなんで僕に渡しに来るのかは分からなかったけどね。
あげるというから貰ったけど。
受け取った花束の中から薔薇やラナンキュラスなどの花弁が沢山ある花を選び、その花びらを数枚頂戴して、貴女の頭上に降らせる。
おめでとう、と言葉を添えて。
引き取るにしても、本来貴女に贈られたものなんだから一部だけでも貴女をお祝いするために使われるのが道理ってものだろう?
まぁ、要は僕の自己満足。
花びらに触れながら、諦めたように笑う貴女は寂しそうで。
だから、貴女が生家を出たその時は一番に花束を贈ると決めていた。
みんな心のどこかに温かいものがある。
どんなに棘を生やしていても、
心の奥にはきっと大切なものがある。
だからもう少し穏やかに暮らしたいな。
だって、人間って素晴らしい生き物だと思うから。
*誰もがみんな*
本当に平和がいちばん。
「誰もがみんな」
色んな色があって
世界が白黒ではないように
一人一人の顔が違って
当然、一人一人の抱える哀しみも
情念や想いが違うように
みんながみんな
違っている
違うから
何かが生み出す力が出たり
火花が散ったりする
人と人は
違うから
底から出ようと頑張ったりする
違うから
認め合ったり
理解することが必要になる
世界は
一人じゃ分からないことばかりだ
誰もがみんな、そのみんなと対峙している。
主観と客観。私と私たち。私と我々。
私とみんな。
あーあ
今日は僕から話すよ
珍しいね
君からだなんて
そろそろね
君を殺してしまっても、
いいんじゃないかって
へぇ
どうやって?
言葉でさ
君は問いを解くことで
生を保っているだろう
だから、問いに答えなんてないって
君の生きてる理由なんて───
ははっ、えぇ…
そんなこと分かってるさ
誰しもみんな、承知済みに決まってる
は?
じゃあなんで、
死にたい、なんて言うんだ