『誰かのためになるならば』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰かのためになるならば、私はどんなことでもしよう。
自分の中で、とっくに殺した命。
今更どうなったっていい。
どんな罵声も暴力も、受け入れるだけの隙間が私の体には沢山ある。
一年も経たないうちに、私の体はもっと黒く染まるだろうけど。
そんな時は君に殺してほしいな。
私の命をあげるから、あなたの未来をちょうだい。
僕が幼い頃、亡くなった大好きな祖父がよく「誰かのためになる事をして生きなさい。」と話してくれた。それから僕は祖父のためにも「誰かのためになることをする」と考えて生きてきた。
だから僕は誰かが困っていれば助けたいと思った。
掃除の当番を急用があるからと、頼まれた時。
発表の原稿制作が上手くできないから 作って欲しいと頼まれた時。
いつも寝てしまうから授業のノートを書くよう頼まれた時。
僕は「誰かのためになるのなら」と、全て笑顔でOKした。そうすれば「ありがとう」「頼りになる」「やさしい」と言われる。
そうして僕は「誰かのためになった」と錯覚する。
ただ面倒事を押し付けられているだけなのに。
1話
自己犠牲
【誰かのためになるならば】
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ある日僕はこんな夢をみた
僕のおじいちゃんは
素直じゃない理不尽な人。
僕はおじいちゃんの手伝いで木を切っていた
でも日常的に使うハサミで 1ミリ2ミリ程度の
"見栄えを良くする形で''
でも、他の人が来るにつれその形は変わってった
"木を根こそぎ切っていた''
僕は聞いた、何故そんなことをするの
次の瞬間庭を横ぎりトラックが走った
「仕方ないのよ」
そして、祖母が祖父に怒られた
僕は守るために間に入り頭を下げた
「僕が最初に始めたことです。
申し訳ございませんでした。」
それでも敵意は祖母
僕はホースを手に取り思いっきり
自分に水をかけ
「キィャァァァァア!」と発狂した
"なにしてるのっ?!''
従姉妹は駆けつけ僕に言った
僕は事情も全て話した。でも変わらなかった。
僕は拾った赤子の動物を抱きながら泣いた。
そして大好きな従兄弟に
"ごめんね、大好きだよもう疲れた''
そう言い、他とは違う暗い道へ進んだ。
目を醒ませば僕は泣いていた。
【15歳の精一杯】
『誰かのためになるならば』
あなたのためならば、死んだって構わない。本当にそう思っているのに、届かない。叫んでも、叫んでも、届かない。
あぁ、そうか。
怖い。あなたに嫌われるのがこんなにも怖い。死んだって構わない、なんて言ってあなたに怖がられたら、引かれたら、嫌われたら。私は生きていけない。
結局、矛盾してるじゃないか。
『血液』
スクラップ工場の鐘の音は 不穏な報せだ 住民はカップ麺をすすりながら茶番劇を心待ちにする 3分経過
15分は寝よう 明日は知らない むしろ1分後にも興味がない 植林たちが嘲笑う 意思のある血液が諦めるなと十字架つくる
《誰かのためになるのならば》
『友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛は無い』 ヨハネによる福音書15:13
ミッションスクールに通っている僕にとっては耳馴染み深い言葉だ。キリスト教に興味が無い人も知っているぐらい有名だし。
幼稚園、小学校の頃なんかは、「凄いなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。
ただ今の僕が聞いたら可笑しいとしか思えない。
愛だの恋だのが大っ嫌いだからか分からないけれど、自分の命より相手の命を優先する意味が分からない。
聖書の中にある「友」という言葉。
これはこの世界の全ての人を指している。
つまり、どんな殺人鬼も、惨い政治家も「友」になる。
そんなくっだらない人間の命を自分の命と引き換えに助けろなんて冗談じゃない。
(内容少し違う気がする…題名見て思い浮かんだのがこれだったんです…)
「いいんだ、それで」
君はひどく軽い笑顔を浮かべた。それはきっと、真夏の青空に似ている。清々しくて、雲ひとつなくて、まっさらで、──その明るさに焼かれてしまう人間たちのことなんて、微塵も考えていない。
「俺の行動が誰かのためになるならさ。それだけで、報われた気持ちになる。実利がなぁんにもなくったって」
「──なるほど。……なるほど、ね。君は、そういうやつだったか」
「うん」
「我らが生徒会長様は、反吐が出るような愚か者ってわけだ」
心底軽蔑した瞳でそう告げてやっても、君は優しい笑みを崩さなかった。それが気に食わなかった。──誰かのために、なんて、まったく。
まったくもって、バカバカしい。
「愚か者でも世界は変えられるよ」
「改善になるかはわからないけど」
「そうだね。そうしたら、まあ……また出てくるでしょ。俺みたいのが」
そう告げて、本当に、君は最後まで憎らしくて/愛おしくて/どうして君が/いかないで、
「ばいばい」
──肉塊の潰れる音は、静かな世界でやけに響いた。
きっとそれが、彼らの革命の狼煙なのだった。
#誰かのためになるならば
「誰かのためになるならば」
そう言って笑顔で旅立っていく貴方を、どうして引き止められましょうか。
「必ず帰って参ります」
だからどうか泣かないで、笑って送り出してください。そんな優しい言葉をかけてくれた貴方。
本当なら行かないでと叫びたかったけれど、そんなことを口にすることすら許されなかった、あの時代。
誰もが大切な人を、家族を、行かせたくない戦地へ送り出した、あの時代。
あれから何年も何十年も経った、今。
すっかりシワシワのおばあちゃんになってしまった私を、あのころと変わらないままの貴方は迎えに来てくれました。
「誰かのためじゃない、あなたの為になるならば。そう思って戦地に向かったのですよ」
そのひと言に救われた私は、まるでサナギが蝶に生まれ変わるように、シワシワのおばあちゃんという『殻』を脱ぎ捨て若い頃の姿に変わると、あなたに手を引かれるまま、新しい光の中に向かって走り出したのです。
「誰かのためになるならば」と身を尽くして来たようだけど…
その『誰か』は「君のためになるならばと」尽くしてくれたのかい?
誰かのためになるならば____
誰かのためになるなら、
自分なんてどうでもいい。
ただ、誰かのために
自分の大切なものを犠牲にされるなら、
その誰かなんてどうでもいい。
人のために何かができるだなんて、なんて素晴らしいことなのだろうか。強制でも任意でも、他人のために動くという行動をとったら、人は認められるべきだ。他人のためになったなら賞賛されるべきだ。
けれどわたしは、賞賛されるためではなく、あなたの笑顔を見るために行動する。
#誰かのためになるならば
誰かのためになるならば
自分を犠牲にして構わない?
自分さえ我慢すればいい?
そんな働き方も
生き方もしたくないなあ
誰かのためになるならば
貴方様に、生涯この身を捧ぐと誓った。
あの日から、私の全ては貴方様のために。
貴方様の笑顔が、優しい眼差しが、私の名を呼ぶ綺麗な声が、私にとっては全て宝物です。
しかし最近の貴方様は、どうも思い詰めているように見えた。理由を尋ねても、にこりと笑うだけ。
風の噂で、貴方様は重い難病を患っている事を知った。
それも、寿命はあとわずか。
私は純白のベッドに横たわる貴方様の手を握っていた。
もう、長くはない。
直感的にそう感じた。
「ねぇ、お願いがあるの。
私の命を、あなたの手で終わらせて」
消え入るような声で、貴方様は懇願した。
聞き間違えかと思いたかったが、貴方様の瞳に迷いはなかった。
大切な人の命をを、自分が奪うなんて。
躊躇う私の手を、貴方様は優しく握りしめ、微笑みを浮かべながら私の手を首元まで持ってきた。
残酷だ、と思った。
それでも、これが貴方様の幸せになるならば。
――どうか、安らかに、お眠りください。
私の涙は暫く止まらなかった。
誰かのためになるなら私は一体何をする。
他人になんて興味は無い
もし私の行動1つで人を救えるとしても私は動かない
私は最低だ、きっとアニメの世界に行けばヒーローに殺されるヴィランの1人だろう。
ただ存在が邪魔なだけの邪悪な生き物
それでも、そんな私だって人の役には立ててると思う時がある
でもそれはきっと声をかけられなければ動けない
1人で勝手に行動して恥をかくのが怖いから。
こんな私でも誰かの役に立ててるのだろうか___
「ね、お願い。最後に、さ私のわがまま聞いてくれる?」
「ん、いーよー。僕ちょうど暇だったし」
「あの、ね。この近くにさ、孤児院があるでしょう。そこにね、私の遺産ぜーんぶ寄付しておいて、くれる?お願い、」
「いーよ。ワガママってえのはそれだけ?」
訊いてみても返事はない。
もう二度と動かない、彼女だったモノがあるだけ。
「いやあ。本当にいい人だったよ。初対面だけど。よくあるんだよねえ。初対面の人に昔からの友人だって思われること。」
けたけた笑いながら一人で喋る。
「で、なんだっけか。寄付か、そっかそっか。」
そう言うと彼女は、この家の地下へと向かった。
「んー!サイアクな空気ー!」
地下の金庫にそっと近づくと、ガコンと音を立てて扉を外した。
金庫の中には沢山の金。
「彼女ねえ、誰かのためになるなら私死んでもいいわって言ってた、らしい。頭のおかしい彼女にしちゃ、なんか良いこと?いってたね」
こちらを見ながら語り出す。
「余命残りわずかって宣言されたからってさ、すげーのよ?自分の内臓ぽぽいのぽい!換金しちゃいましたあ」
阿呆かあ!と叫ぶと彼女は、金庫の中の金に火をつけた
「いやー!物凄い阿呆!本当に死ぬんかーい!例えやないんかーい!生きろやあ!」
何処から取り出したのか、消化器で火を消す。
地下からでると、死体に向かって叫ぶ。
「起きんかあ!阿呆!頭ほんっとうにおかしいなあ!書き替えたる!テメエの人生書き替えたるわ!」
そう言うと紙とペンを取り出し、なにかを書き始めた。
「……焦げ臭い。」
「起きたな?!テメエ起きたな?!燃やしたからな!金!全部!」
「全部?!内臓売った意味は?!」
「ナッシングじゃ!生きろ!」
「余命残りわずかだけど?!後2日だけど?!」
「あー!話が長え!オチがねえ!とりあえずテメエは生きる!あと50年は生きる!それ以上生きるかもだけど!生きる!」
ポカンとしている死体だった彼女から視線を外し、こちらを向くとまた彼女は叫ぶ。
「この話はオチがない!オチが!ない!(大事だから2回いうよ)とりま、誰かのためになるならーで命投げ出すなあ!分かったか!内臓換金少女!」
『誰かのためになるならば』
本当にオチがねえのよ
私は生きていて何かを感じることは多々あるが
誰かのためと言われるとそのような経験はない
貴方はそんな経験があるのだろうか?
齢15の僕に分かるだろうか
30を超えれば分かる様になってくるのだろうか?
答えは誰も知らない神も悪魔も誰も知らない
闇の中に一つポッカリと浮かんでいるのだ
【誰かのためになるならば】
最近、有名人が自分のセクシュアリティを公表することが増えてきた。
公表する人は皆、もし同じ境遇の方のためになるならば、カミングアウトしないまでも、1人で悩んでる方に、一人じゃないって思ってもらえるのであれば、そんな気持ちで公表しているんだと思う。
セクシュアリティを公表すると、イジメにあうんしゃないか、友達が離れてしまうんじゃないか、親にどう伝えよう、認めてもらえるんだろうか、いろいろな悩みがあると思う。
セクシュアリティをカミングアウトすることは、相当な勇気が必要だとおもう。一人でも背中を押してくれる味方がいると、少しは気持ちも楽になるのかな?
私はあまり、誰が誰を好きになったみたいなことは興味がなくて。相手が女でも男でも、幸せならそれでいいと思うし。
私がこんなスタンスでいるからか、カミングアウトされたことかある。〈へーそうなんだ。一緒にいて幸せ?〉みたいな。「気持ち悪くない?」って言われたけど、〈幸せならそれでよくない?〉って言ったら、「ありがとう」と言われた。
感謝されることはしてないけど、けど、その子の気持ちが少しでも軽くなるなら、その子のためになるなら、私は、すべてを受け入れるよ。背中を押すことはできないかもしれないけど。
でも貴方の味方でいることはできるよ。
人と違うことは、ただの個性だと思うから。異性が好きになることは、別に〈普通〉ではないし。割合的に異性が好きな人が多いだけで。
セクシュアリティなんてただの個性。
個性は大事にすべき。
誰かのためになるならば、と、自分を犠牲にできる人間ではないと思う。思うというか、実際そう。
家族とか、友達とか、大切に思ってる人相手にさえ、自分を犠牲にできるかどうかわからない。どこまでいっても自分が大切で、そんな薄情な自分が怖くて不安できえてしまいたくなる。自分自身はこんなに周りにしてもらっているのに、私はきちんと返せるのだろうか?人からの優しさが、暖かいだけ不安になる。
大切だと、思っているはずの人たちに、こんなことを思ってしまう自分が情けないなと常々思う。
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誰かのためになるならば
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あなたは
知らない誰かのために
どこまで出来ますか?
家 嫌
事 荷 い
の 物 一 な
手 運 緒 物
伝 び に を 自
い を 幸 い 食 分
を 代 せ て 仕 べ を
す わ誰 を 上 事 て 捨
る りか 願 げ を 上 て
こ にを う る が げ る
と す嫌 こ苦 こ 誰ん こ こ
? るい とし と かば おと と
借 こに 嘘 ?み ? をる 金? ?
金 とな で を 殺こ を
を ?る 幸 耐 すと い 呪
か こ せ え こ? っ 家う
ば 愛と に る 友 と ぱ 族こ
う を? し死 こ 達 ? い をと
こ瀕取 てを と を 嘘寄 売?幸
と死り あ覚 ? 見 を付 る を
?の上 誰 げ悟 捨 嘘す こ 壊
魚げ か るで て でる と す
をる の こ戦 命 る 言こ ? こ
見こ た とう 懸 こ 自 いと と
なと め ?こ け と 分 訳? 地?
か? に と で ? を す 獄
っ 毎 ? 守 蔑 る に
た 日 り ろ こ 墜
こ 涙 ぬ に と ち
と を く し ? る
に 流 こ て こ
す す と 押 と
る こ ? し ?
こ と 殺
と ? す
? こ
と
?
他人に
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┃出 あ┃
┃来どな┃
┃まこた┃
┃すまは┃
┃かで ┃
┃? ┃
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誰かのためになるならば
貴方はどんなことをする?
私は、ある程度自分ができる範囲ならする。
あー、でも自殺しろとか無理だよ?w
私は、死にたいが出来ない。
自殺が出来ないのは、誰かに生きろって言ってしまったからだ。
生きてたらいいことがあると人を励ましたからだ。
生きろって言った人間が死ぬのはダメだろ?
それに、私はこの世を知った気でいる。
いや、私たちか…
この世は、残酷で、汚いが、綺麗で美しい。
それをできる限り知れたら私は死んでいいと思う。
寿命というものが私たちにはあるから全て知るのは私たちが作った神様という幻ぐらいだろう。