『誇らしさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供の頃は
誇らしさはなかった
大人の言う事を
聞くものだと思っていた
ある日
決断の時期が来た
私が私のこれからを決めた時
誇らしさもやって来た
誇らしさ
カーテンレールの上に飛び乗った
猫のなんとも言えぬ誇らしさ
【 No.2 誇らしさ 】
私は自分に誇りを持てない、弱い人間。
弱い人間は、強い人間に喰われて、どんどん呑み込まれ、結局嫌な思いをする。
でも弱い自分が悪いから、と、強い人間を責められない。
「弱いから自信ない?」
そう聞かれたことがあった。
私の答えはもちろん、一切の迷いのない「はい」だ。
「じゃあ、いいこと教えてあげる。弱い人間は強い人間に
喰われる辛さを知ってるから、優しくできるんだよ。」
そんな綺麗事が刺さるはずもなかった。
けど、彼はきっとそれを分かってた。
「覚えてるかな、あの時のこと。」
夕焼け色に染った空に、独り言葉を投げる。
あの綺麗事は刺さらなかったけど、こんな自分に声をかけて励まそうとしてくれた彼の優しさは、温かかった。
「……好きだな、そーいうとこが。」
優しく温かい貴方の事は誇らしく思ってるよ。
そんな彼に選んで貰えた今の自分のこともね。
私に誇れるものは何もない。人より優れた能力も容姿も何も持ち合わせていない。物語の脇役の脇役なんだろうと思う。でも、こんな私だけど、君と出会えた。少しでも思い出ができた。たくさんの笑顔のそばで過ごせたこと。それだけはどんなに時が経っても変わらない、誇りなのかもしれない。
誇らしさ
おとうさんはいつもけいたいに向かってあたまを下げている。
ごはんを食べてるときも休みの日も...
そうやってでんわを切ったあと決まって
「ごめんなあ」と頭をなでてくる。
ぼくはそれがお仕事だと思ってる。
むずかしいことはよくわからないけど、お母さんが
「あれもお仕事だから、
ママたちでお父さんを応援しようね。」と言ってた。
だからぼくはお父さんのことを
かっこわるいと思ったことは1回もない。
休みの日にその大きな背中におぶってもらえるのが
たのしみだな。
今日もかえってきたらいっしょにごはんたべようね。
語り部シルヴァ
誇らしさ、ガチでホコらしい→ガチホコ
誇らしさ=ガチホコ=スプラトゥーン!?
誇れるものなんて
何もなかった
君が産まれる前は
踏み台がぐらぐら揺れて固定されていない
ベッドで、足を自分で持って産めて言われたのよ笑
すごいでしょ!
痛みには強い方だと思ってたけど
恐怖だった
でも産み終えた後
お腹空いて給食食べてたよ
産まれたての君は
可愛くて
可愛くて
私の誇りだよ
今日も明日も
これからも先もずっと…
誇らしさ~?ありますよ?一応ありますよ?笑
去年三年の先輩に勝てなくて私も無理ですた笑
でも、皆練習を頑張ってどんどん勝って行ってしまい、誇らしいなぁーって思い泣いてしまいました笑
私もその時リーダーの立場で応援して居たので「勝った」っと言われた時本当に嬉しかった
私達も三年のように強くなって後輩ちゃん達に負けません!!
美しい派手な尻尾を引き摺りながらゆく。
砂埃は、尾羽の間に積もっていく。
重くて長い矜持と自分への期待を引き摺って今日も行く
嗚呼、孔雀としてではなく、翡翠のように生きられたら
いつか本で読んだ一節が、頭にリフレインする。
何一つ守れなかったヒーローが行くべき先はどこなのだろうか。
尻尾を引き摺りながら、考える。
砂埃が舞い上がる。
痩せこけた体にまとわりついている緋色の尾羽_もとい不死身のマント。
これを授けられた時、心は甘美な誇らしさと鎮重な責任感で満ちていた。
士官学校を主席で卒業し、次期ヒーローとして認められたあの日。
あの日が、この緋色の尾羽が最も美しかった時かもしれなかった。
ヒーローとして行った事は、すべて空回りした。
じわじわと事態は悪化した。
そして、戦いは終結した。どちらも不戦敗という形で、平和が訪れた。
不死身のマントを授けられ、矜持と栄誉の不死身能力を授けられたヒーローたちの掌に残ったのは、砂埃と死の灰だけだった。
何もできなかった私たちヒーローは、擦り切れた心身に、過去の色褪せた誇らしさを纏って、当て所もなく歩いていた。
火緋色の尾羽はただ重いだけだった。
あの時感じた誇らしさも、重たさも、緋色の鮮やかさも。
今となっては重たすぎるだけだ。
全てが砂と化した世界は。
守るものがなくなった世界は。
喉の渇きがひりつくように痛かった。
視界は眩暈がするほど広かった。
耳鳴りがするほど辺りは沈黙に満ちていた。
一歩毎に膝が折れるほど、緋色の尾羽は重たかった。
私たちの他には何もない。
何も持っていなかった。
過去の誇らしさ以外には。
孔雀としてではなく、翡翠のように生きれたら
長すぎる尾羽を引き摺って行く。
砂がただ、緋色の尾羽を汚していた。
どんなにふんわり柔らかくても
どんなに白く綺麗な雲をつけても
どんな形であっても
どんなに甘くても
甘酸っぱくて、綺麗な赤い色の君が
ここに居てくれなくては、
ガラスの向こうの笑顔はみられない。
きっと誰の目にも入らないだろう。
君はただ立っていても、斜めに傾げても
どんな形をしていても、間に居ても
チョコレート色のステージの上でも
君が居れば完璧に決まる。
ラズベリーカラーやブルーベリーカラーの
小さな宝石が一緒にステージに居ても
1番に目を惹くのは圧倒的に君。
透明で甘いベールをかぶった君が居れば
最高に美しく完璧。
そんな甘酸っぱく赤い君がとても誇らしい。
今日も多くの人に選ばれ、愛される
いちごショートケーキになってくれて
ありがとう。
「誇らしさ」
自分が誇らしい。それは自分に自信があるからこそ出て来る言葉だ。たとえ自分が誇らしくなくても…自分自身を大切にしていればそれでいいのだから。
誇らしさ。うーーん、1番自分とは縁遠い言葉だなあ。
誰よりも自分のこう言うとこ、見てほしい。ってことだよね。
目標のために闘う。けど、目的がよくわからない。
つまり、わたしには、1番とおくにある誇らしさ。
(誇らしさ。)🦜
僕は・・・ね。
・大鷲しゃん、みたいに
力強く無いし。🦜
・ハヤブサしゃん、
みたいに速く飛べ無い。🦜
・孔雀しゃん
みたいに美しくも無い🦜
(でもね。)
「お釈迦様が
亡くなる時に
形振り構わず
一生懸命
駆けつけたから。」🦜
【見た目は、
綺麗では無いけど、
他の鳥達にはでき無い。
✣幸せを、運ぶ役目の
眷属の一員に
なれたんだよ。】
誇らしさ
周りを頼ったり…甘えたり
自然にできる人が羨ましい
私は1人で泣いていたり、
上手く頼れないから
誤解されてしまう
誇らしさより…
人に助けてと言えて…
助けてもらえる人が
いいなって思う
わたしは不器用で
周りにわかってもらえず…
孤独、孤立しやすいから
どうしてぼくはみんなと違うんだろう。
どうしてぼくのはみんなみたいに、黒くて、ツヤツヤで、平べったくないんだろう。
みんなと違うぼくはまた仕事をクビになった。
今日から新しい雇い主のところだけど、きっとまたすぐクビになるんだろうな。
みんなにからかわれて笑いものにされるんだろうな。
「なにを言っているんだ! お前の鼻は真っ赤で、ピカピカで、真ん丸で、夜道を進むのにぴったりじゃないか! これからガンガン働いてもらうからな!」
サンタさんにそう言ってもらえて──僕の胸は誇らしさでいっぱいだった。
20240816.NO.24「誇らしさ」
僕が使える主は、正直いって馬鹿だと思う。
食べ方は汚いし所作が先ずなっていない。
シャボン玉だって謝り口の中に含んで飲み込んでしまう始末。
蒼空と同じ色をした髪色は毎朝くしゃくしゃのまま、僕の元に現れて初めて綺麗に整われる。
丁寧に櫛を通しキツく結べば痛いとすぐ言うのだから少しだけ緩めに結んでやる。
まったく仕方の無い主だね。
で、なに?誇らしさだったか、そんなものないよ、付喪神が人間に誇らしさなんて…ねぇ
一振、一振、物にも人にも優しくし、弱いものを助け強き者と肩を並べる。
時に無常な選択肢を目の前に差し出されても、真っ先に己を犠牲にしてしまう。
物に気持ちなんて寄せなくていいのに、
使ってなんぼ、キリキリマイに働いて朽ち果てるまで傍において、人生その最後の一振に僕を選んで、
いつか、ほこりをかぶる。
愚痴を言います。
自分の自慢ばっかして、さらに他人のことを貶めようとする人。
俺の会社はこうだけど、お前んとこはこうだよな。
それでよく平気で働けるなーとか思っちゃうよ。
俺ならすぐやめて、ウチみたいな会社探すけどな。
だって、耐えられないし。
その人は、今までに何度も転職して、中にはリストラにあって数ヶ月でやめた会社もあった。
今の会社は、やっと少し腰を据えて働ける場所となっているようだが、そんな根無し草のような人に、三十年勤め上げている自分の会社を悪く言われるのは、正直腹が立つ。
腹が立つが、義兄の立場のその人に、露骨に言い返すのは、親戚関係に角が立つ。
そう、私は常識人。
他にも、乗っている車や、好きな俳優まで貶される。
そのくせ、自分が良しと認めているものに対するアピールがウザい。
ほとんどそればっかり言っている。
皆が集まる食卓の席でも、空気も読めずにその話題をぶっ込んでくる。
またその話?と思われてもお構いなしだ。
ここまで言うと、その人はかなり自分に自信を持った人に思えるかもしれないけど、私が思うその人の本質は逆だ。
自分に自信が無いから、人を抑えて自分を上げようとする。
自分一人の身勝手なぶっ込みで、自分のプライドを必死で守ろうとしている。
そう、情けないだけの、誇らしさの欠片もない人なんだろなと。
はい。少し溜飲を下げました。この辺にしとこう。
すべて私の偏見で、世間一般には負け犬の遠吠えに聞こえるのかもしれない。
…いや、何も負けちゃいないが。
でもまあ、本人に真っ向から意見出来ない時点で負け犬なのかな。
ここでこうして愚痴を言っている時点で。
世の中、自分が正しいと思い込んでる人間ほど厄介だ。
それは今の私であり、私を貶める彼の人であり、これを読んでいるすべての人でもあったり。
自分に誇らしさを持って、意気揚々と過ごしているすべての人に当てはまる。
さて、どーするか。
他人の誇りを尊重できる自分に、誇りを持とう。
誰もが正しさを持っていて、その形には違いがあることを認めよう。
そしてその正しさを、他人の物差しで測ることも測らせることもやめにしよう。
この世界には、目盛りの違う物差しが約82億個あるんだから。
あの小さく見えた背中が頼もしく思える時が来るだなんて感慨深いものだ。
一人で祝杯をあげよう。
誇らしさ。
最初の頃より
成長してる
私の誇らしさ。
いじめられても
負けなかった
私の誇らしさ。
これからも
ずっと。
共感を生むクリエイト、というものは一瞬で決まると信じている
所謂、ひらめき
主旋が降りてきた瞬間が最高の鮮度で
その鮮度を保ちなから一つの楽曲として成り立たせる為に技術が必要なんだ、と
時代の寵児と持てはやされ
曲を書けばミリオン連発
日本のレコードシーンは
私が持つこのペン先のインクに左右されている
その根源は
このひらめきである、と今でも信じている
ピアノに座り歯を磨くのが日課になった
朝、目覚めた瞬間に降りてきても困らない様に
いつものように歯磨き粉を歯磨きに乗せようとした、その瞬間
頭が真っ白になる
かつて無いほどのひらめき
息ができない
汗が滲む
とにかく鮮度を保たなくては
鍵盤の上に歯磨き粉をまき散らしながらピアノにかじりつく
ミントで手がスースーするが気にならない
至福の瞬間
キャリアハイ
トリプルミリオンだよ、これは
骨を繋げ
肉を付け
顔を整え
名前を授ける
出来上がった個体を完成させるため、マネージャーへ電話を入れるとパジャマのままスタジオへ向かった
到着した時にはすでに最高の演者とエンジニアがスタンバっていた
ピアノから湧き出た源泉を適温にするため
リズムに指示しギターを削りストリングスを束ねる
歌詞とは心である
最高の楽曲と同時に最高の歌詞が降りていた
キャリアハイ
トリプルミリオンになる、
はずだった
理由がわからない
レコーディングの最終盤
どうしてもなにかが合わない
最初に降りてきたサビ
このサビを元に全てが作られた
ここを変えるわけにはいかない
キーを変えピッチを変え楽器を何度も変えた
だけどやればやるほど、
モナリザに油絵の具を塗り重ねる感覚、最高のひらめきが失われていく
サビもメロディも共感を生む歌詞も全て完璧だったはずなのに
愛しさと
切なさと
誇らしさと
どこがおかしいのか、全然わからない
『誇らしさ』