『誇らしさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小学校では100点なんて当たり前だった。中学生では成績は常に1位。県内でトップクラスの進学校行って、大学は難関大学に。そして国家試験に合格して弁護士になった。この胸についているバッヂが俺の学歴の証だ。
『誇らしさ』
【誇らしさ】
恋人の隣に立つとき、その美しい手を取って共に歩むとき、胸に輝くような誇らしさが満ちる。こんなに素敵で魅力的な人と恋仲なのだから誇りに思わずにはいられない。
歩きながらそっと窺うとこちらを見ていた恋人と目が合った。尋ねる前に花の咲くように微笑んでくれる。
「あなたはいつも素敵だね」
明日枯れても後悔しないように
今日を精一杯咲き誇るんだよ
#誇らしさ
あなたのそばにいれること、これほどまでに誇れることないよ。
誇りとは信念、心情として譲れないもの。
自身の中で譲れないものを考える。
そしてそれが貴方らしさにも繋がる。
私の場合は"悪を許せない"この気持ち、正義感ともいうだろう。
他には"他人を思いやる心"、慈悲や慈愛の感情、想像力を膨らませること。
感情はなんでもいい、譲れないものを紙に書き出すといい。
胸を張りなさい。
それが貴方の強みになる。
「いちばん」この言葉は、幼い頃の私にとってとても魅力的であり他の誰にも譲れないものだった。
テストの点数、作文を書き終える速さ、用紙の枚数。
朝学校に着く順番。
なんでも1番が素晴らしく誇らしいと思っていた。
時は経ち、中学高校と私が「いちばん」となれるものはだんだんと減っていった。
いつしか私は大勢の中の1人となった。
24歳になった今、私は彼の「いちばんだよ」という言葉がとても誇らしくこの世で最も価値のあるものだと思う。
そして彼の「いちばん」を信じきっている。
彼と私、2人だけの時に聞くことのできる最も誇らしく価値のある
「いちばん」
「誇らしさ」
正直誰も傷つけたくない
身体的にも精神的にも
言葉遣いにも気を配る
なのにあれは僕に
それをしない
あれは人の心を持ってない
あれは人の気持ちを考えない
あれは自分の欲求に忠実だ
あれと僕は正反対
そんな奴がいるから思い知る
僕は人としてまだマシな方なんだって
いや、
人として最高峰なんだって
誇らしさでいっぱいになる
誰から見られようと関係なく
なにを言われようと動じす
自身の信じた道を歩み
他とは異なるその志
ある者は褒めたたえるだろう
ある者は執着していると貶すだろう
しかし、前を向くたった一つのまなざしが
私を捕らえて離さない
そんなあなたは誇らしく
けれど、少し物悲しい
#誇らしさ
私の友人は色んなことを話してくれる。今日あったことや、知り合いから聞いた話、昔話など、たくさんのことを私に話す。その話達はどれも面白く、興味を引かれるものばかり。一緒にいてとても楽しいと感じた。それは友人も同じだろう。話すのが大好きで、人を楽しませたいと思っている友人は、私と話す時はいつも楽しそうで、目がいつも以上に輝いている。
今日はその友人と買い物をして、カフェに来ている。席に座ると、既に座って待っていた友人がすぐに口を開いた。
「あ、ありがとね〜。瑠奈の分も持ってきてくれるってほんとに神だよ~」
「フフッ、大袈裟だよ。でもありがとう」
彼女は大袈裟にリアクションをとる。でも、それは不快にならないくらいの大袈裟で、嫌な気持ちにはなったことは無い。
「ねえ、ちょっと話聞いてくれる...?」
さっきとは打って変わって、静かに話しかけてきた。瑠奈がこんな風に話すことは滅多にない。何かあったのだろうか?そうおもいながら私は返した。
「……え、うん。どうしたの?何か...嫌な事でもあったの?」
瑠奈は少し考える素振りを見せて、何かを決意したかのように私の方を見た。
「あのね、じつは私...」
余程言い難いのか、詰まっている。
「ここで無理に言わなくてもいいんだよ。もし言いにくいならうちにでも来る...?」
「いや、大丈夫。......瑠奈さ、見ちゃったんだよね。」
え?何を見たの?
「楓真くんの...浮気現場」
一気に空気が重くなった。楓真が?最近おかしいと思っていたけど、まさか浮気だったなんて......「......ハハッ、もー瑠奈ってば。そうやってまた私をからかうつもりなの?冗談はホントやめてよね。」
認めたくなかった。私は彼にあれだけ尽くしたのに......浮気?そんなのありえない。
「ごめん、言うべきなのか迷ったけど、私見ちゃったし、秘密にするのも気が引けてさぁ」
「瑠奈が謝ることないよ!」
現パロ
ご本人様と関係✕
ベリアン視点
私達が通っているのは『中高一貫デビルズ学園』
圧倒的に高い学力などが誇らしさの学園です。
そのような学園で虐めがあるなんて思ってもいませんでした…しかも被害者が私の身近に居たなんて…何故気づけなかったのでしょう…虐めについては彼女のお友達の“紅さん“にお話を聞いてみましょう。
彼女は確か2年4組だったはずです。
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キャラ紹介
『紅・ガルカイ』
テストは毎回、全学年合わせても1位であり、運動神経も良く、スタイルや顔もいい。まさに『天才の美少女』と云う言葉の擬人化のような人。
クラスメイトにも優しく、ベリアンと同じ学級委員だ。
そんな彼女には男女・学年関係無くファンクラブもある。
何事も積極的に参加する完璧主義者である為、人の為となると周りが見えなくなってしまう所が欠点である。
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2年4組教室前
ガラガラ(扉を開ける音)
ベリアン『紅さんはいらっしゃいますか?』
群青色の髪をなびかせ銀河のような吸い込まれる瞳が目に入る。
紅『どうかなされましたか?』
相変わらずの落ち着く声色だ。
ベリアン『少しお話がありまして…』
私の言い方が悪かったのでしょう。黄色い声が飛び交う。
MOB『キャー!!ベリアン先輩が紅様に告白!?』
MOB『お似合いだ〜!!』
MOB『あれ?でも紅様恋仲の人が居なかった?』
ザワザワ
紅『クラスメイトが五月蝿くしてしまい申し訳ございません…』
ベリアン『慣れていますので大丈夫ですよ』
紅『お話とは…?』
ベリアン『実は…簪さんが虐めにあっていまして…(小声)』
紅『え…?』
紅さんもどうやら知らなかったようだ。
紅『誰にですか』
怒りを抑えきれていないのだろう。
当たり前だ。紅さんは友人なのだから…
ベリアン『まだ聞けていなくて…協力してくれませんか?』
紅『いいえ。と言うとでも?勿論。私でよければ』
ベリアン『ありがとうございます』
ベリアン『あと、他の方には言わないようにしてください』
紅『虐めの事が広まったらどうなるかわかりませんからね…ファンクラブの方達が何するか分かりませんし…』
やはり紅さんに話して良かった。
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紅視点
簪さんが虐めに…?
私は何も出来なかった…?
今までの努力はなんの為に…?
色々な悪い考えが、頭の中を飛び交う。
絶対に違うということさえも、分かっているのに…本当のように思えてしまう。
授業が始まったが、ずっと考え事をしてしまい授業内容が頭に入ってこない…
そんな中私が愛してやまない彼の声が聞こえた。
ラト『紅?どうしましたか?』
紅『ラト…さん…』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈キャラ紹介
ラト・バッカ
テストは毎回全学年合わせても20位以上。運動神経がずば抜けてよく。顔立ちがいい。あの『天才の美少女』である紅・ガルカイと付き合っている。
美しいものが好きで醜いものには酷い態度をとってしまう事も…彼は指揮・補佐委員である。
彼にもファンクラブがあり大半が女性である。
彼には従兄弟が2人いる。※後に登場予定
自由人の彼だが、紅が間違った方向に進みそうになれば、止められるのはラトとラトの従兄弟の2人合わせて3人だけである。
欠点は満月の夜や医療関係に何故か抵抗があるという事のみ。
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紅『あれ?授業は…』
ラト『もうお昼ですよ?』
紅『え?』
考え事をしているうちに授業は残り2限…
紅『あらら…』
ラト『紅!いつもの場所にお昼を食べに行きましょう!』
紅『ラトさんは何時もパセリだけですけどお腹空かないのですか?』
ラト『空きませんよ?紅もパセリ食べます?』
紅『遠慮しておきます。』
パセリの風味が独特で少し苦手なんですよね…
ラト『そろそろ着きますね』
1つ疑問が私の頭に浮かんだ
紅『お2人も一緒ですか?』
ラト『ええ。嫌でしたか?』
紅『逆に嬉しいですよ』
ラトさんの従兄弟さん達は優しくて本当の家族のように接してくれるので一緒に居て心が楽なんですよね
ある国の王の前で4人の男が膝をついて畏まっていた。
王はこの4人が先の戦で多大なる貢献をしたと聞かされ、それぞれに褒美を取らせようと思い呼び集めたのだ。
1人は言う。わたしは多くの敵兵をこの手で打ち払い、戦いに勝利を収めました。
1人は言う。わたしはたくさんの武器を作り上げ、戦況を有利にしました。
1人は言う。わたしは屈強な兵士を幾人も育て上げ、戦場へと送りました。
彼らの為しえた功績を王は順番に聞いていく。最後の1人の話に王が耳を傾けようとした時、最後の1人は言った。
「自国も敵国も関係なく、わたしは戦地でたくさんの負傷兵に治療を施しました──」
最後の1人の言葉に、他の3人は驚いた。
どうして敵側の人間まで助けたのだと、各々から疑問が上がる。
最後の1人は静かに告げた。
「わたしはわたしの誇りを守るため、あの戦地に行ったのです。わたしのしたことをお認めできないのであれば、どうぞ褒美はなかったことに。わたしはそれで構いませんので」
口を噤んだ3人に、最後の1人は一歩も引かなかった。思案した王は3人には褒美を取らせ下がらせた。最後の1人と二人きりになり、王は改めてその者に問う。
「お前はどの地へ行っても同じ事をするのか?」
「もちろんです」
王はその者に褒美を取らせた。そして、もうひとつ、その者に命じた。
この国に大きな病院を作れ。今や平和になろうとしているこの地に、かつての敵国だからといって、いつまでも憎しみを持つ者ばかりいては真の平和は訪れない。
お前はその憎しみを晴らすための第一の礎となるのだ。
最後の1人は深く頭を垂れると、自国の王に尊敬と誇らしさを持って了承した。
【誇らしさ】
「誇らしさ」というアイテムが見つかりません。
わりと序盤でそのようなアイテムを手に入れた覚えがあって
でも、袋にも預かり所にも無いんです。
間違えて売ってしまったのでしょうか?え、売れないアイテム?
でも、イベントによってはお金と引き換えることが出来る?
いえ、そのようなイベントは発生してません。
あ、前に「おともなく くずれさった」アイテムがあったんですが
ひょっとしたら、これだったのかもしれません。
そうですか、壊れてしまうアイテムだったんですね。
もう手に入れることは出来ませんか?
ここまで進めてしまうとなかなか難しい…そうですか。
でも、可能性が無くはないんですね。
え、無くてもエンディングは迎えられる?
あ、そうなんですね。分かりました。
それでは続けてみます。はい、ありがとうございました。
【誇らしさ】
自分の価値は他者の評価で決まるもの。
他の誰かより少しでも優れていないといけない。
才能があるとかないとか、そんなことに振り回される。
褒めそやされて入部した美術部には強敵ばかりいた。
デッサンしかしないけど、立体感を出すのが上手い人。
構図はありきたりだけど、色使いが独特できれいな人。
特別、上手なわけではないけど、不思議と目を引く人。
それらの絵を見るほどに、私は自信を失っていった。
もちろん私の絵を上手だと褒めてくれる人もいる。
何度、賞に応募しても一度も入賞できなかったのに。
私にはもう、自分の絵に価値があるとは思えなかった。
中学卒業と同時に、上手いだけの絵を描くのはやめた。
高校では美術部に入らず、創作部を選んだ。
校則で、一年時は入部が必須らしいのでしかたなく。
選んだ理由は、見るだけの人も歓迎と聞いたから。
自分に描けないものを見るのは変わらず好きで、楽しい。
創作部にも自分の世界をしっかり持った人が多くいる。
そういう作品は、一枚絵でも漫画でも小説でも面白い。
とはいえ、小説の上手さはよくわからない。
だから感想を求められたとき、私は読みやすさで答える。
感想を求めてくる人など、同級生の彼しかいないけど。
彼はいつも、満面の笑みで原稿を持ってくる。
早く読んでほしいと言わんばかりにそわそわして。
美術部にいた頃の私みたいだな、って密かに思う。
原稿を読んでいる途中で「なあ」と彼が遠慮がちに言う。
「絵描くのやめたの?」思わず中断して目を向けた。
「俺、好きなのに」校舎内に飾られていた美術部の絵。
君が大切に思ってくれるなら、また描いてみようかな。
誇らしさ
誇らしさと言っても何も無いだって私は親の動くおもちゃみたいなものだから。
「はい!
今日もバスケ頑張ってね!
期待してるよ!」
って言われるけどそれが期待なのだろうか?
私は自分自身を見失っていた。
ある日友達に相談したら「期待されるって事は、頑張って欲しいから期待してるよ!って言ってるんじゃない?」
でも私の誇れることは、アニメ好きとかかな?
8/16 お題「誇らしさ」
「また王子の護衛を放ったらかしていなくなっただと?」
騎士団長が声を荒げる。
「まったく、素行の悪さといい貧民街への出入りといい騎士の風上にも置けん! あの男には誇りというものがないのか!」
「まあそう言うな」
王子は笑う。
「あれですべきことはしているのだ」
「奴のすべき事は…」
「私の護衛以外にもある」
「あの、ありがとうございます。何とお礼を言っていいか…」
「あ? いや、いいよ。俺は俺のやるべきことをやっただけだから」
膝についた土を払う。地面には悪漢が3人ごろりと転がってのびている。
「暗い道は気をつけなよ? って言っても悪いのは圧倒的にこいつらだけど」
「はい…。あの、」
「おにいちゃん、これ」
小さな少女の方が、手のひらに乗る程度の人形を差し出す。
「おまもり、あげる。おれいに。ママがつくってくれた…」
「いいよ、持ってな。俺の代わりに守ってくれるようにおまじないしてやるから」
ちょいちょいと指で触れると、少女はにっこりと笑った。
「ありがとう!」
走っていく少女たちを見送る。そんな自分を、青年は少し誇らしく思う。
(所要時間:13分)
「誇らしげにする」ことが大事だという。
日本人は謙虚になりがちだが、自信を持って己を発することが大切なことだという人もいる。
私は自信を持つことが苦手だ。
けれど、自分に誇りを持てるようになりたい。
そのためには、やはり自己表現をすることが大切なんだ。
#誇らしさ
僕は魔術師を諦めた。
向いていなかったわけではない、むしろ才能はあったほうだ。
僕は魔術師に未来を感じなかったんだ。
そもそも魔術師は
空気中の魔力の気を集め魔法を使う
熟練の魔術師になれば120種類近くの魔法を自在に使える
でも一人前になるには数十年の鍛錬が必要だった。
当日駆け出しの俺はまだまだ30種類ほどしか使えなかったがそれでも大半の人間に称賛されて誇らしさすらあった。
しかし時代が移り変わり、自動で魔法を出力する機械が誕生した。
自動出力は改良を重ね軽量化されていき、
手袋式の魔力自動生成装置が量産された。
誰でも機械で出力生成して魔法が使えるようになり
魔術師不要論を唱える者も出てきた。
悔しかった。
なんの努力もしない人間に種類の数や魔力で負かされ、嘲笑されることが、なんとか努力を重ねても
「どうせアイツも自動生成装置を使っている」と言われのない疑念をかけられた、
次第に努力する気力も尽きていた、
わかってる環境のせいにしているが、結局は僕自身の問題だ、
僕は思っていたより僕は魔術師に情熱がなかったんだ。
誇らしさ…
私には、ない。
だから人から、なめられるのかな…
『誇らしさ』
自分にとって誇れる部分があるというのは、なんて素晴らしいことだろう。
好きなことや、得意なことを、誇れるところまで磨きあげるのは、一筋縄ではいかない。それこそ、充実した人生と言えるのではいか。
「誇らしさ」
ずっと、我慢して努力して
その先に輝かしい未来を切り開いたあの子
なりたかったなぁ、と呟けば
今を真面目に生きてるだけで充分だから
自分を卑下することないよ、と言ってくれる人が
そばにいてくれる。
それが私の誇らしさ