『言葉はいらない、ただ・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
言葉はいらない、ただ……
部屋を閉め切ってひとりになりたいけど
家の中にはママが居てほしいと言う。
声をかけずにそっとしといてほしいけど
バタバタと家事をしている音が聞こえて
安心すると言う。
一人で居たいが独りで居たくないのだろう。
俺と幼馴染みのあいつはずっと一緒だった。
悲しみも喜びもずっと二人で分かち合っていた。
しかし、俺は貴族であいつは平民。大人になるにつれ、二人で一緒にいることは困難になっていった。
何より、平民は貴族ひいては国から搾取されるものだと現実を突きつけられた。
俺はそんな祖国を変えると誓い、自分の地位を利用して騎士団長の地位まで登り詰めた。
表向きには祖国のために働き、裏では祖国を変えるために動く日々は孤独だった。
しかし、騎士団の仲間の中に徐々に志を同じくする者が増えていき、俺を支えてくれた。
彼らの存在は俺にとって欠かせないものになった。
彼らと一緒に祖国を正す。それが俺の願いになった。
一方、幼馴染みのあいつは隣国へ亡命した。家族を奪った祖国にいるのは耐えがたかったのだろう。
隣国の兵士になった彼は功績をあげ、騎士団の副団長の地位に就いた。
元々は別国の人間である彼を蔑む者も多かった。しかし、彼の実力を認めて真の意味で力になってくれる仲間も増えていった。
仲間と共にかつての祖国を倒す。それがあいつの願いになった。
あいつと久々に対峙したところは戦場だった。
俺もあいつも、もう譲れないものができたことを悟る。
昔には戻れないことも。
俺たちに言葉はいらない、ただ…静かに剣を構えるのだった。
言葉はいらない、ただ・・・・
「言葉はいらない、ただ私を愛してるかどうか知りたいだけなの!」
ついに言ってしまった。
お母さんは目を開いて固まっている。
お母さんは再婚してから変わってしまった。
4年前お父さんが亡くなってしまって悲しみながらも2人で頑張ってきた。
それなのにそれから2年、お母さんは再婚する男性を連れてきた。
別にそれは良かったんだ。お母さんは幸せになるなら。
でも、それからはお義父さんとばかりいるようになって私のことは後回し。空気のように扱われる。
だけど今日限界になって寂しさが限度を越えて言ってしまった。
別に愛してるとか、私の大切な娘なのとか特別な言葉はいらない。
ただ、前みたいに学校に行く時は"行ってらっしゃい。"
とか、前みたいにつまらないことで笑い合いたかった。
私を頭の片隅にでも置いといてほしかった。
お母さんが必死なのも分かってたから私だって必死に我慢してた。
でも、お母さん。
もう私のこといらないんじゃない?
お義父さんだけそばにいれば嬉しい?
それどころか娘との思い出なんて忘れてしまった?
前のお母さんに戻ってよ。
そんな言葉は言えるわけなかった。
「ごめんね。私邪魔だよね。ごめんね。高校卒業したらすぐ出て行く「何言ってんの!そんなわけない!」
私の言葉を遮ったお母さんは怒ったような悲しいようなそんな顔をしていた。
なんでそんな顔するの・・・・・?
「ごめんね、綾。綾のこと大事な娘だと思ってる。
ただ精一杯だった。優さん(お義父さん)のこと支えなきゃって妻として側にいなきゃってなったらいつの間にか綾との時間がなくなっていた。
お父さんが亡くなってから2人で支え合っていこうって笑って楽しく生きようって約束したのに。
母親失格よね。ごめんなさい。」
お母さん・・・・・
分かってたよ。お母さんが必死なこと頑張ってること。
でもね、
「お母さん。毎日私との時間を作ってほしいなんてわがままいわないよ。だけど、特別な言葉なんてなくても一緒にいる時間がなくても、ただ私のことを思ってくれてるだけで十分なのっ。
私はお母さんが幸せじゃなきゃ嫌だから!
だからさ?私との時間少なくてもいいから私のことも頭の片隅に置いといてほしいな。少しでも前みたいに笑う時間があったら私はそれで満足!」
頬から涙がつたる。
それはお母さんも同じだった。
「ありがとう綾。こんな、私を母親と言ってくれるならもう一度、チャンスが欲しい。」
「もちろんだよ。お母さん。」
私達はお互いの真っ赤になった目を見て笑い合った。
完
言葉はいらない。ただ···。言葉がいらないほうに注目するべきかあるいはただのあとになにを要求するのかに注目するべきか。
というかこれあれだな。大喜利のお題だよな。画像でボケるやつじゃん。ネタ画像で笑わすやつ。あれうまいなーって感心するの多い。二番煎じも多いけど。
ただのあとはアニメキャラでお前を殺すとか弱者男性っぽい画像で愛してくれとかだな。あとはファミチキくださいとかデブが強く抱きしめてくれとかも定番っぽい。
画像でボケるやつはお前たちの募金待ってるぜとかお前たちは募金しすぎたなんかが好き。相撲取りでキャラクターを選択してくださいとかシーチキンのやつはああ、なるほどってなるから好き。
しかし言葉はいらないってのはトラブルの元だよな。確認は大事だよ。自分と相手が同じ認識とは限らないからな。
物事ってのはしつこいくらい確認するくらいでちょうどいいと思う。状況によるだろうけど。雄弁は銀沈黙は金という言葉もあるしね。
自分が当事者なら積極的に発言してその出来事に関係ないなら黙る。それくらいがちょうどいいのかな。
『言葉はいらない。ただ…』
俺たち二人は親友だった。
奴と出会ってかれこれ十年になるだろうか。
この十年という期間、関係性を維持していくのに不可欠であったことが一つだけある。
それは、どちらかが負けを認めるまで徹底的に殴り合うこと。
互いに対して溜まった鬱憤を、拳でぶつけ合うのだ。
他の人間には理解できないだろうが、俺たち二人にとっては、言葉より拳で語る方が雄弁であった。
そして今日、俺たち二人は公園のベンチに並んで座っている。
二人は互いに傷だらけになった顔を見つめて、微笑みあった。
言
葉
は
い
ら
な
い
た
だ
愛
が
ほ
し
い
と
言
わ
れ
AI
に
な
る
僕
「すみません、よくわかりません」
ごめんね、大好きだよ
誰よりも大切にする
そんな気持ちのない言葉なんていらない.
言葉はいらない ただ,
" 君からの愛が欲しい "
大好きだよ
大切だよ
どんなに言葉で言ってくれても
自分本位な行動されたら
言葉なんて信じられなくなる
別に好きじゃないよ
自分のほうが大切だよ
そんなふうに言われても
大切に大切に
いつも
私が困らないようにしてくれたら
言葉なんていらない
言葉より
行動のほうが信じられるから
「ごめん。俺、勘違いしてた。…本当に大事なものは形じゃないって…。そのことを、分かってなかった。」
「言葉はいらない。ただ…。」
彼女はつとそばに来ると、僕にキスをした。
そして、恥ずかしそうにうつむく。
こんな大胆なことをした癖に、と思うと急に彼女が愛おしくなった。
そんな彼女を僕は、衝動的に強く抱きしめた。
【言葉はいらない、ただ…】
どうすればいいのだろうか。探しても調べても分からない。
わたしはあの人と一緒に居たいけれど、別にあの人の恋人になりたい訳じゃない。2人で居る時間が増えたらいいなって思うだけ、2人で居る時間が多い人を恋人と言うのならば話は変わるけど。
恋人がするものとされる手を繋ぐことやキスは一切したいと思えなくて、寧ろ気持ち悪いと感じてしまう。そんなわたしがあの人の恋人になるのを願うのは、失礼だと思うのだ。ただただしょうもない会話をして、互いに笑い合えればそれでいい。
いっその事、あの人に告白してしまえば楽なのだろうか。けれど、恋人になったときを考えると、ひどく気持ち悪くて、やっぱりあの人に感情を抱かない方が楽なのだと気づく。ただの友達の方が、ある程度の物理的距離を生むことが出来る。
歪な関係。それが1番楽だと気づく。友達ではないけれど恋人ではない。友達にしては近すぎるけれど恋人にしては遠すぎる。許される訳がない。でもやっぱり、それで居たいと願ってしまうのだ。
#言葉はいらない、ただ・・・
言葉はいらない…、ただ
ねぇ、君は私のことどう思ってるの?
言葉はいらない…、ただ私のことどう思っているのかが知りたいだけなの。
素直じゃなくて、口が悪い君だけど…。
私はそんな君のことが気になって仕方ないんだ。
ねぇ、君のこと好き…。ねぇ、君は私のことどう思ってるの?
私は君のこともっともっと知りたいし、仲良くなりたいよ。
言葉はいらないから教えてよ…。
うんとか頷いてよ…。
終わり
言葉はいらない……ただ
悲鳴のような歓声の中、まるでスラムダンクみたいだと俺は思った。
1点差。
第4クオーター、ラスト5秒。
時間はない。
奥に切り込めない。
ここからシュートを打つしかないのか。
その瞬間、目の端にあいつが走り込んでくるのが見えた。そこからはスローモーションのような記憶だ。言葉はいらない……ただ体が動いた。
受け取れ。バックビハインドパス。
わずかにディフェンスの動きが遅れて、あいつにボールが渡った。
今だ!
あいつはディフェンスの腕を強引にすり抜けて、体勢を崩しながらゴールに手を差し伸べるようにシュートした。
「行けえっ!!」
空中に浮かんだボールは、きれいな放物線を描いて、ゴールリングに吸い込まれていった。
同時に試合終了のブザーが鳴る。
わずかな静寂の後、轟くような大歓声が湧き上がった。
スコアボードは69−70。
逆転だ。勝った。
俺はコートに倒れ込んだ。もう一歩も動けない。でも最高の気分だった。
口を開いて荒い呼吸をくり返し、今も病院にいるあの娘(こ)を思う。
なあ、俺勝ったぞ。だからお前も頑張れ。手術は必ずうまくいく。
男子バスケット、頑張って欲しいです!
お題:言葉はいらない、ただ・・・
背中を擦って、相槌を打って、優しく包み込む。
言葉はいらない、ただ寄り添って……
なんていらないそれより早くぶん殴ってくれ!!!!
言葉はいらない暴力が欲しい
ただ暴力が欲しい
何より勝る恐怖心を植え付けてくれ。
それしか考えられないように
言葉はいらない、思考はいらない、ただ暴
ありがとう しあわせだ
残暑の厳しい暑い休日。
俺はウォーキングをしていた。
長時間のウォーキングはだんだんとお腹が空いてくる。
2時間過ぎ、3時間過ぎ。
口にするのは熱中症対策の水分のみ。
そして4時間が過ぎた頃目的地たる自宅にへと到達する。
物凄く腹も減っているが、インナーの上に着ているシャツまで汗じみでベッチャリだ。まずはシャワーをあび着替える。
そして今度は腹をすかせたままに、自転車で近くのセルフの定食屋へと向かう。
店内に入ると様々な惣菜が並ぶ、好きな惣菜を選んで食べるシステムだ。俺は納豆やオクラトロロの入ったネバネバサラダをまずはとる。その後は甘辛味の肉豆腐、揚げ物コーナーからはパリパリの春巻きにコロッケイカフライを次々にトレーに置く。
最後はごはんや汁物を注文する。
丼やラーメンなども注文もできるが、俺のいつもの飯の大盛りそして名物の豚汁。
欲望のままに注文すれば、リーズナブルな定食屋なのにそこそこの金額になるしかしここまでくれば、言葉はいらないアツアツの豚汁を汗をかきながらすすり飯をかっこむ。肉豆腐や揚げ物、ネバネバサラダをはさみながら黙々と食べ進める。
全て食べ終われば、ふぅと一息つきセルフのお茶を飲む。腹も満たされ満足感に満たされる。
ただ肉豆腐は温めるのを忘れたしコロッケにはソースをかけ忘れる。
ただただもったいないなぁと感じながら、次は惣菜を温めて揚げ物にはソースをかけよう。
満足感に少しの後悔を残しゆっくりと家へと帰る。
言葉はいらない、ただ、、、
反省点 言葉はいらないで孤独のグルメ的なイメージが頭に浮かびました。ただで失敗を表現しましたが弱かったですかね?もう少しインパクトのあるミスが良かったかもなぁ(笑)
言葉はいらないから、ただ手をぎゅっとして欲しい…。
そしたら、この涙も止まると思うから…。
#言葉はいらない、ただ…
#11
[言葉はいらない、ただ‥]
言葉はいらないよ?
口だけかもしれないし
でもね、言ってほしくないわけでもなくて
なんだろな、行動で示して欲しいのかな
言葉はいらない、ただ…
言葉よりも雄弁な、想いと態度が示している。
「あなたは立派にやり遂げました」
それを、あなたは「私なんて全然です」などと否定する。
「私なんて、人間未満です。全然まともなことができなくていつも反省ばかりで」
本当に恥じたように縮こまるので、私も言葉選びに困る。
「そんなことはありませんよ。あなたはひとつひとつの出来事に真剣に取り組んでいるのですね。小さな失敗ひとつ自分に許すことができない」
「……はい」
「完璧な人間は存在しません。失敗したということは、あなたは間違いなく人間だということです」
あなたははっと目を見開き、やがて伏せた。
瞼が震えるのが見える。
「私は、人間……」
「ええ、そうです」
「あなたは?」
帰ってきた質問に言葉はいらない、ただ……
にこりと微笑んでみせる。
たった今大きな失敗をしたように、安心させるように。
「証拠を出せ」
言ってて嫌になる
まるで2時間サスペンスの犯人
問い詰められてつい口に出た
手にはアイスを入れた保冷バッグ
後1時間しか持たない冷却
解放せよ
※言葉はいらない、ただ…
【言葉はいらない、ただ・・・】
しとしとと雨が降り注ぐ夜、薄暗い押し入れの中で二人きり身を寄せ合う。両親のけたたましい罵り合いも、壁の向こうからひっきりなしに響く隣に住まう誰かの嬌声も、互いの心音が全てをかき消してくれた。
何かを叩きつけるような音の直後に、ガラスが割れるような激しい音が耳をつんざく。びくりと肩を震わせた君の肩を、ぎゅっと抱き寄せた。
会話をすれば殴られるから、黙って息を潜めることしかできないけれど。だけど僕たちにはそれで不自由なんてない。世界でたった一人の片割れ、同じ顔をした二人きりの僕たちに言葉なんていらない。ただ、互いの手を握り合えば。視線を交わし合えば。それだけでお互いの気持ちなんて全部伝わるから。
大丈夫、僕がいるから。絶対に君を守るから。そんな想いを込めて君の手を握り込めば、君は安心したように僕の手を握り返してくれた。
〜言葉はいらない。ただ・・・〜
ぎゅっと抱きしめられた
私は涙をたくさん流した
どんなに励まされても
どんなに共感されても
決して泣かなかった
なのに私はありったけの涙が溢れた
言葉はいらない。ただ抱きしめてほしかったんだ
心を感じたかった
表だけのことばじゃなくて
ちゃんと深くて温かい愛を