視線の先には』の作文集

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視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/19/2024, 3:09:37 PM

「君は決してこちらを見ない」




君が誰を見ているのかなんて、初めからわかっていた。

そんなヤツやめとけ。
そう言えたらいいのに。
悔しいことに、そんなこと言えないほど、あいつはいいヤツなのだ。
しかも、あいつも君のことをいつも見ている。
入り込める隙間など無いし、入り込もうとも思わない。


いい加減もう諦めてしまいたいのに、なぜ君から目を離せないのだろう。

そして、君が振られることを願ってしまう。


こんな人の不幸を願うようなヤツが、君の視界に入るわけないのに。



────視線の先には

7/19/2024, 3:08:23 PM

『ようこそ。生者の未来を記す図書館、生人図書館へ。何をお求めかい?』
「いつも僕を虐めてくるあいつの、未来が知りたい。」
『知ってどうする?より惨めになるかもよ。』
「どうするかは、知った後に考えるよ。」
『喰えないね〜。先に言っとくが、未来はコロコロ変わる。見た内容が、本当かは分からない。』
「分かったよ。」
『お前を虐めてる奴は、結果から言えば成功者となる。』
「…世界って、不公平だね。」
『そうだな。でも、俺はこの世が好きだな。不公平だからこそ、自分の欲を解消できるってもんよ。』
「そうかな。そうかもね。」
『おい、どこに行く気だ?』
「どこって、帰るんだけど。」
『何言ってるんだ?ここからが本題だろ。』
「何だよ?」
『復讐だよ。とりあえず、今までの借りを返そうか。』
「そんな事しても意味がない。それに、そんな事して僕が捕まったらどうすんだよ。」
『じゃあこのまま、惨めな姿で生きるか?それも面白いかもな。』
「何が言いたい?」
『どっちに転ぼうが、お前の未来は暗闇だ。それならば、この世の不公平さを叫びながらが良いだろ?』

『視線の先に暗闇しか見えなくても、お前は前に進めるか?お前の復讐という喜劇の物語を読みながら、本日もお待ちしてます。』

7/19/2024, 3:03:57 PM

君しか見えない僕は

君の視線の先を知らない_

【視線の先には】

7/19/2024, 3:03:32 PM

この前…

後ろから声が…

振り向くこともなく…

みーちゃん♪


俺はトレーニング後で…

ヘロヘロ😵🌀

カッコ悪いかもと…

あんまり眼を合わさなかった…

みーちゃんは出社へ

俺は家事たくさん…(笑)

けっこう気持ちやられてて…

みーちゃん♪って…


気持ちの中で

ビージーズの

愛はきらめきの中に

を歌ったよ


朝から声にしてたら…

ゴミ出しお婆ちゃん衆に囲まれて…

近所中の噂にされて…

ハイカラだとか?

仏壇の前でもとか言われそうで…(笑)





余計な言葉は浮かぶんだ…

笑顔が見たいから…

でも肝心な言葉が浮かんでも…

その一言が…

どうしても…どうしても…

声にならないんだよ…

目の前にみーちゃん居るのに…

言葉にならないんだよ…

わかってるのに…

今もこんなに切ないのに…

たった一言言えばいいのに…



明日は…

明日こそは…

きっと…




世間知らずだった少年時代から


自分だけを信じてきたけど


心ある人の支えの中で…


何とか生きてる今の僕で…


弱音晒したり愚痴を溢したり


人の痛みを


見て見ない降りをしたり


幸せすぎて大切な事が


わかりづらい現代だから


ウソや矛盾を両手に抱え


それも人だよと笑えるの


愛すべき人よ!君に会いたい!


何を犠牲にしても守るべきものは1つ


君なんだよ!


いつでも君なんだよ!

7/19/2024, 3:00:03 PM

気がついたら、知らない場所にいた。

ここどこだろ?まさか最近話題の漫画みたいな異世界転移というやつか?

そんな事を考えながら、知ってる道がないかとふらふらとさまよい歩く

数時間ほど歩き続け、人が住んでいそうな小屋を見つけた。

俺は帰り道を知らないか尋ねるためにその小屋に向かった。

「誰かいませんか?」

「おや?こんな所に客人とは珍しい、どうかしたのかい?」

小屋の扉が開き、声の主が現れる

「えっ?」

視線の先には、俺と同じ顔をした男が立っていた

7/19/2024, 2:51:30 PM

(現パロ、モブ視点)
 俺の友達の名前は『フォルテ』という。もちろん本名じゃない、そういうあだ名だ。
 そんな俺の友人フォルテは、いつも四限が終わって三学年だから帰れるはずなのに、わざわざ弁当もってまで残って勉強をしている。
 いつもは付き合わない。勉強するのもめんどくさいし、そもそも残るために昼飯買うのもめんどい。
 でもその日は、どうしても明日頑張らなきゃいけない小テストと課題があって、家ではどうも集中力できないからと、仕方なく残ることにした。
「ってことで、一緒に勉強していいか」
 下の学年なら昼休みと呼べる時間帯も残り十分となった頃、俺はフォルテに声をかけた。
「……一緒にいてもいいけど、僕は次の時間は勉強しないよ」
「しないのかよ。じゃあなんでいつも残ってんだ?
「いや、いつもはしてる。ただ、今日の曜日はしないだけ。一週間のご褒美って感じかな」
 そう言って笑った。
 チャイムが鳴って五限が始まる。フォルテは窓の外を見つめ始めた。
 俺らの教室の窓からは校庭が見える。どうやら二年のクラスが体育のようで外で集まってラジオ体操をしている。
 そのうちの一人に向かって、まるで愛おしいものでも見るかのような視線をフォルテは送っていた。
「……好きなやつでもいんの?」
「いるよ。とても好きな子」
 俺の方なんか目もくれずに彼はそう言った。
 一時間、彼は見続けたあと、チャイムがなって五限が終わったと同時に流れるような速度でテキストとノートを取り出して勉強を始めた。
 俺は、クールなフォルテがあんな優しい笑顔をすることに驚いて全く勉強に手がつかなかった。

7/19/2024, 2:49:46 PM

視線の先には
つい、君の姿を探してしまう…もう、ストーカーと云われても、仕方無い位に…あの日、偶々鍵を落として探していたところに、通り掛かったあなたは、直に一緒に探してくれたね…随時遅く迄、探してくれて、漸く見つけてくれて…何かお礼したくて、でも、君は、お互い様だからと云って、帰って行ったね…優しくて、さり気なくて…そんな君に、あっと言う間に、恋に落ちて…

7/19/2024, 2:46:46 PM

視線の先に映るのはいつも私じゃなかった。

「あのね、今日学校のリレーでね。」

「ふーん。よかったわねー。」

 私の母は言葉は返してくれるが目線はスマホにあった。お気に入りのアイドルとか、コスメとか、好きな人のことで忙しかった。

「あのね、給食のピーマン食べられたよ。」

「おー。」

 私の父は褒めてはくれなかった。反応をするだけ。目線はパソコンにあった。仕事で忙しい人だった。
 私は、とにかく誰かの視線の先に居たかった。誰かの瞳に映りたかった。だから、とにかく頑張って勉強をして有名な学校に入ったり、賞状を取ったりとしたが、だんだんとそれが当たり前になっていき、逆に落ちてしまったときに怒られるようになった。
 私は一人で頑張れる。そういう風に先生たちも思ったらしい。「貴方は一人でも大丈夫よね。」そんな風に言われて、学校の中の問題を抱える子たちを見ることがほとんどだった。
 誰も見てくれない。誰も褒めてくれない。私は誰かの視線の先に居ることが出来ない。

 だから、死んだんだ。死んだら見てもらえると思ったから。私の抜け殻を。私の仏壇を。私のお墓を。
 最初の頃は皆見てくれていた。泣いて、生きていた頃の私をたくさん褒めてくれた。「頑張ったね。」とか「気づいてあげられなくてごめんね。」とか。
 けど、だんだんと皆私のことを見なくなっていった。悲しみも涙と一緒に流れてしまうらしい。
 唯一見てくれたのは親友だけ。親友は常に私を見てくれていた。賞状を受け取るときも、成績を公開されたときも、私が飛び降りたときも。

 そして、私が地縛霊になった今でも。

No.23 _視線の先には_

7/19/2024, 2:45:08 PM

視線の先には

怯えるように虚空を見つめる君
その視線の先には僕には何も見えなかった

あの時君は何を見ていたの?
何を感じていたの?

今となっては何もわからない

だけど今、もういないはずの君に導かれて
僕はここへ来たんだ

姿は見えないのに、確かに感じる君のこと
僕はあの時の答えを求めて
気配だけで呼ぶ君に着いてきた

かくして
僕の視線の先には
あの時の答えがはっきりと見えていた

7/19/2024, 2:45:06 PM

視線の先には、カレンダーがある。

土曜日、日曜日、月曜日。
楽しい三連休はあっという間に通り過ぎ、またやってくる土曜日、日曜日…月曜日。

私が先程から穴が空くほど見ているのは、日曜日だ。

ここのところずっと行くか行くまいか決めかねている、飲食系のイベントが日曜日に某所である。

参加したい気持ちがあるのだから、心の赴くままに参加すれば良い。
気持ちを優先するならば、その通りである。

しかし、事はそう単純ではなく──心軽く参加を決められないのには、2つほど理由がある。

まず、小麦を接種すると肌に吹き出物ができてしまうという体質の問題だ。
今回、私が食べたいと思っているものは、小麦が使われている。
食べたいという気持ちを叶えることは可能だが、食べたら薬を飲まなくてはいけない。
そこまでして、食べたいという気持ちを満たすべきか否か。これが1つ目の問題だ。

第2の問題は、日付だ。
日曜日の次の日、月曜日は普通に朝から仕事がある。
出かけた次の日は、休まないと疲労が抜けない私にとって、日曜日のイベントはなかなかにハードルが高い。

普通に考えれば「見送る」が妥当なのだろう。

しかし、食べてみたいという感情の発露を潰してよいものだろうか。
一度きりの人生、好奇心があるものは体験すべきなのではないだろうか。

吹き出物の問題は、一時の我慢でなんとかなるだろう。薬を飲んで、以後小麦の摂取をしないようにすればなんとかなる。

やはり問題は、曜日だ。
…土曜日だったなら良いのに…或いは、月曜日も休みだったなら何の問題もないのに…。

視線の先にあるカレンダーは黙したまま、通常の休みを掲示している。

…仕事で疲れた今日は、決断出来そうにもない。
疲れていると、まともな判断は出来ないものだ。
仕方ない、仕方ない。
明日の自分に託すとしよう。

明日の自分、決断よろしく。

…何処からか「疲労を言い訳に決断を先延ばしにするなっ!!!!」という怒声が聞こえてきた気がするが、多分気の所為だろう。

7/19/2024, 2:42:10 PM

(視線の先には。)🦜
    あのね。
      先日に 
        余りの
      暑さに、耐えかねて、

     (娘雀しゃんと
         水辺に
       水浴びしたんだね。)

    ・そしたら
      青サギしゃんが
        羽根を合わせて
         (念仏修行)
        して居るみたい
            なんだよ。🦜
    《感心して
       仏様の名前を、
         そっと
       聴いてみたら、》
    [ ・鰯。・鰤。・鯉。。]
         皆、魚なんだよ。🦜

   「つまり、🦜 お腹が空いて
       魚を、食べたい
     一身だけだったんだね。」🦜

    【断食修行、は
         大変な事なんだね。】

7/19/2024, 2:39:37 PM

→クリィムソーダ

あの日の思い出。
視線の先に、
クリィムソーダふたつ、そして彼。
美味しいねって飲んだよね。
いつか一緒にこんな色の海に行こうよ、なんて盛り上がって。
スマホをグラスに近づけて海っぽく見える写真撮ったよね。楽しかったな。
私ね、あれから何度も夢に見たよ。
碧色ソーダの海とアイスクリームの大きな雲に囲まれて、あなたと豪華なホテルに泊まる夢。

結局、大シケで辿り着けなかったけど。
嵐の後は晴天とか言うけど、ホントかな?
あなたを思い出してまだ泣いちゃうよ。

あの日とおんなじ席に座って、
視線の先には、
クリィムソーダがひとつだけ。
飲んでも美味しいと思わなかった。
炭酸が喉でプチプチ
お店はザワザワ
みんな楽しそうだね。
私だけ、テーブルにひとり。

テーマ; 視線の先には

7/19/2024, 2:39:11 PM

【視線の先には】*42*

いつもあなたが…
こんな気持ちは高校生の時が1番あったかなぁ

正直今は気になる、くらいはあっても
いつも視線の先にって感覚はなくなってる


ときめき度薄れてきてるのかな

なんかちょっと寂しい気も笑


姿を見たら目が離せなくなっちゃう
気づいたら目で追ってる
こんな気持ちにさせてくれる人、あらわれないかな♪

ちょっと角度を変えるとストーカーっぽくもあるけど笑

7/19/2024, 2:33:58 PM

俺がサボりから戻ると、教室に行くと誰もいなかった。
 移動教室?とも思ったが、今は昼休憩の時間で教室。
 皆は弁当を食べているはずだ。

 けれど教室にいるはずの皆は、どこにもいなかった
 俺がサボっている間、何が起こったのだろうか。
 まさか俺みたいに、『面倒くさくなったから帰る』と言った不良ばかりでもあるまい。

 ふとあることに気づく。
 他の教室も、人の気配がしないのだ。
 隣のクラスを恐る恐る覗いてみるが、誰もいない……
 念のためにさらに隣の教室を覗いてみるが、やはり誰もいない……
 この調子で行けば、他の学年も教室には誰もいないだろう……

 誰もいない学校というのは、まるで異世界のようだ。
 まるで世界に自分だけが取り残されたような錯覚を覚える……
 俺に起こっている異常事態に、気が狂いそうだ!
 
 なんとか『ここは現実世界だ』と自分に言い聞かせて、正気を保つ。
 そうでもしなければ、俺はどうにかなってしまいそうだった。

 俺は一度深呼吸し、何をすべきかを考える。
 学校で何かが起こったのは間違いない。
 けれど自分のちっぽけな頭では、何をすべきか何も分からなかった……

 大人を頼る?
 でも大人を頼るのは、
 こういう時はどうすれば……

 その時後ろから誰かの足音が聞こえてきた。
「桐野か?」
 俺の名前を嫌そうに呼ぶ声の主、それは生活指導のコバセンだった。
 不良の俺を目の敵にする、頼りたくない大人の筆頭だ……

 けれど、背に腹は抱えられない。
 俺は皆に何が起こったかは知る必要がある。
 恥を忍んでコバセンに聞く。

「コバセン、皆いないんだけど何か知ってる?」
「小林先生と呼べ!
 まったくおまえと来たら……
 他の生徒は帰ったぞ」
「帰った!?
 何で?」
「何でって、今日は終業式だからな」
 終業式?
 俺は唖然とする。
 事件が起こったと思ったら、下校しただけだったとは……
 俺は恥ずかしさのあまり、火を吹きそうなほど顔が熱くなる。

「大方朝からサボって気づかなかったな?
 どうせ、HRでも話聞いてないんだろ?
 いつもサボっているからこうなる」
 コバセンの、俺を馬鹿にするような言動に腹が立つも、まったくの事実なので言い返せない。
 畜生、よりにもよってコバセンの前で恥をかくとは。
 俺もついてない。

「コバセン、じゃあな」
 授業がないのなら、ここにいる必要はない。
 俺は踵を返して、げた箱に向かう。
 こういうのは寝て忘れるに限る

「待て、桐野」
 だが、なぜかコバセンに呼び止められる。
 そんなにコバセンって呼ばれるのが嫌いなのか?

「おまえは居残りだ」
「はあ、居残り?
 なんで自分だけ?
 皆帰ったんなら、俺も帰るよ」
 なんだよ、居残りって。
 説教はゴメンだ。

「お前、サボりすぎなんだよ。
 すでに出席日数は足りてない。
 補習を受けないと進級できん」
「……マジ?」
「大マジだ」
 ギリギリ進級できるよう出席日数を計算したのだが、計算をミスったらしい。
 やってしまった。

「というわけで補習を受けてもらう。
 拒否権はない」
 コバセンはジリジリと、俺に近づいてくる。
 いつものムカつく仏頂面も、今日だけは恐怖を覚えてしまう。

「桐野、じつは俺はお前を探していてな。
 げた箱に靴があるから、まだ学内にいると思って教師陣総出で捜索していたんだ」
「そ、そうなんだ。
 でも俺、今日用事あっから」
「逃げても無駄だぞ」
 俺がコバセンから逃げようと振り向くと、そこには数学のサトーと英語のスズキが、逃げ道を塞ぐように廊下に立っていた。

「桐野、もう一度言うぞ。
 お前に拒否権はない。
 親御さんからも了解は取っている」
 コバセンの方に振り向くと、コバセンの後ろにはさらに教師が増えていた。
 完全に囲まれ、蒙逃げられないことを悟る。

「待ってくれ。
 他にも出席日数ヤバイヤツいるだろ?
 なんで自分だけ……」
「安心しろ、他のやつらはすでに捕獲済みだ。
 大人しく補習を受けろ。
 力ずくでも受けさせてやる。
 自分だけは逃げられるとは思わないことだな」

7/19/2024, 2:32:08 PM

視線の先には、何がある。

今は具体的に何が視線の先にあるのか分からない。
薄っすら上を向いているつもりではあるが、何があるのかは見えてこない。

まだまだ先に進まないと見えてこないのだろう。何が先にあるか見えてこないと、本当にこのまま進んでいいのか不安になる。

しかし、このまま進んでいかなければ、この先にあるのが何かは見えてこない。不安になるが、今は進む時なのだと思う。

自分信じて前に進む。それが今の自分にできることなのだと思う。

7/19/2024, 2:31:54 PM

視線の先には、私の大好きな人がいた
私は【月夜 鈴(ツキヤ スズ)】不良グループ【butterfly(バタフライ)】所属のNo.7 韓国で言うマンネ(末っ子)だそんな私の好きな人……それはbutterfly首領【星宮 藍(ホシミヤ ラン)】butterflyNo.1の実力者で勝ったものはいないという
「おはよー」
「おはようございます! 藍先輩!」
「おはよう、鈴ちゃん」
鈴ちゃんって呼ばれるのは私がマンネだから
藍先輩は私を妹として見てる……恋愛対象にはならない、一生
学校が終わって帰る時間、藍先輩はbutterflyNo.2【黒瀬 玲奈(クロセ レナ)】強くて頼りになる、私とは正反対のオンニ(お姉さん)だ
「藍〜、一緒にかーえろ?」
「いいけど、そのまま家寄るとかやめてよ?w」
2人は仲がいい、私が入る隙もない……
「一人で帰るか……」
それからしばらく思い足取りで帰っていたら
「おい、お前」
「はい?どちら様ですか?」
「着いてこい?」
「えっ、ちょっ……!」
わけも分からないまま声をかけてきたチャラい男の人の車に乗せられてしまった
嫌な予感しかしない……

意識が朦朧としながらも重たい瞼を開けると……
そこには幼なじみの【水谷 湊(ミズヤ ミナト)】と【粼 朱里(セセラギシュリ)】の姿があった
「久しぶり、鈴」
「…………心配してた」
久しぶりに2人の姿を見て安心したのか、体の力が抜けていく感覚を感じた
2人は【2匹狼(ニヒキオオカミ)】の名で知られていた
「ありがとう、2人とも……」
感動の再会で少しジーンとしていると
「……なんもされてない?」
「え、何が?」
「あいつに、星宮藍だよ」
「いや?何も……」
「そっか」
「明日一緒に買い物行こーよ、鈴の服買いたい」
「ありがとぉ……!やっぱ持つ物は幼なじみだね!」
「ほんと元気だよね〜」
「それが私のいい所だから!」

「おはよ!」
「おはよぉ、行こ?」
「れっつごー!」
「うわぁ、可愛い……」
「なんでも似合うしね」
「確かに」
「んなっ///急に変なこと言わないでよ!」
「照れてるの?可愛い、」
「…………あれ、あいつ星宮藍じゃない?」
「えっ……?」
藍先輩がここにいるの?
「ほんとだ、早く逃げよ」
「あれ?鈴ちゃん?」
「あ……藍先輩」
「捕まっちゃった……」
「人生最大のやらかし」
「どうして2匹狼と一緒に?」
「幼なじみで、今日は服を買いに」
「そっか、じゃあもう行くね」
「早くどっか行けよ」
「鈴ちゃんに変なことしたら許さないよ」
なんか神経戦が始まっています……

「うわぁ〜!いっぱい買ったー!!」
「めちゃくちゃ買っちゃったけど、いいの?」
「いいよ、湊の金だし」
「それはそうかもw」
「酷ぉい!ww」
「…………藍先輩……」
「どうしてあいつのことなんか気にすんの?」
「気にするって言うか………好き……なんだよね」
「え……」
「あいつはダメ!絶対に!それに俺らがいるでしょ?」
「知ってるけどさ……かっこいいのはしょうがないじゃん」
「でもあいつ、黒瀬玲奈と付き合ってるって噂されてるよ?」
「下手に傷つくよりも、俺らにしよーよ、」
「……最低」
「まだどうなるか分からないのに……勝手に決めつけないでよ!」
「そっちの都合で私の気持ちを勝手に変えようとしないで!」
「鈴……」
「ふたりが私のことを思って言ってくれてるのはわかるけど、それは優しさじゃないよ」
「ごめん、俺らも鈴を取られたくなかったから……」
あれ、今サラッとなんか重要なこと言ったよね?
「今なんて?」
「だから!俺らも……鈴のことが好き……///」
「……ごめん、その気持ちには応えられないかも」
「告白失敗したら応えてあげる」
「鈴らしいね」
「ほんと!そーゆーところも可愛いし!」
「告白、頑張ってね」

「藍先輩、今日の放課後時間ありますか?」
「あるけど、どうかしたの?」
「いえ、少しお話があって」
「そっか、じゃあまた放課後にね」
「はい!ありがとうございます!」

「おまたせ、鈴ちゃん」
「いえいえ!私も今来たばっかです!」
「それで、話って?」
「あの……!私、藍先輩のことが好きです!付き合ってください!」
「ありがとう、伝えてくれて」
やっぱりだめか、、私には似合わないし……
「お願いします」
「え……?なんでですか?」
「なんでって……好きだからだよ?」
「黒瀬先輩と付き合ってるんじゃ……」
「あ〜、あれは腐れ縁、恋愛対象としては見てないから」
「じゃあ、本当に……?」
「そうだね、彼氏彼女だ」
「嬉しいです、こんないい日はありません!」
「浮気したらダメだよ?w」
「そんなことしません!絶対に!」
「知ってる、w」
私の視線の先には、憧れで大好きな愛しい彼氏が映っています

7/19/2024, 2:31:03 PM

視線の先にはいつも君がいる。

表情がコロコロ変わって、

人あたりがよくて、

どんなことにも素直に向き合う。


そんな君が大好きだ。


【No. 05 視線の先には】

7/19/2024, 2:28:43 PM

ここ1週間、残業三昧。
家に帰って布団に倒れ込む。
重力をずっしり感じる。
疲労感が絶対物として見えるようだ。

はぁ…
やりがいは感じている。
それなりの地位も手に入れた。
毎日充実もしている。

でも、このままでいいのだろうか。
いや、いいのだろう。
でも、もっとすごいこもを成し遂げられる気がする。
いや、やりたいことなんてないし…
でも、、、

ふと見上げた先には窓越しに映る自分の顔。
10代の希望に溢れた日のあたしに
今のあたしは誇れるだろうか。

ガラス越しに見える自身の目の奥には
なんとも表現できぬ靄があっだ。



「視線の先には」

7/19/2024, 2:28:34 PM

あなたの視線の先にはあの子

叶わない恋は
二度と出てこないように
溢れてしまわないように
そっと仕舞って

見えないように
忘れるように

滲んだ視線の先には

7/19/2024, 2:24:52 PM

顔を上げれば美しい四季があり

表情豊かなあなたがいて

心を震わすことができるのに

多くの目に映るのは

板の上に煩雑に散らばる言葉だけ

そこにあるのは

傷つき乱れる心だけ


#視線の先には

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