視線の先には』の作文集

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視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/19/2024, 2:20:13 PM

私の視線の先には、いつもスマホやテレビがある。
YouTube·映画やドラマ、大人なサイトばっかりだ。
いつも今日はもう終わりにしようとか言って、
僕は自分をいつも裏切っている。
 
デジタル社会の渦に巻き込まれるな、
いつも自分自身にそう言い聞かさせている。

7/19/2024, 2:19:50 PM

視線の先には



たとえば猫の視線の先
虫がいることよくある話
取り込んだばかりの洗濯物の山
じっと見つめる猫
ヤスデまぎれこんでてショック

珍しく部屋に寝に来ない猫
なぜか台所にいて
じっと壁の隙間を見つめ続けてる
もちろん嫌な予感は的中
朝になったらGのナキガラこれこそショック

でもねやっつけてくれてありがとね

7/19/2024, 2:19:03 PM

「なーんにも、できなかった」
 少女は、屋上からの景色に、ぐぐっとからだを伸ばして欠伸をした。
「私の楽しい高校生活はどこ行ったの。これもあれも全部あんたのせいだからね」
 その視線の先には、浮かんでは消える死神の姿があった。


─視線の先には─ #7

7/19/2024, 2:14:22 PM

淡栗色のふわふわの髪の毛
大きい瞳に華奢な身体。
可愛いが詰まった女の子。
私とは正反対の女の子。

「最近、仲良いよね」
「委員会同じだから、それでね」

回りくどい聞き方をする私はずるい人間だ。
でも、何もないみたいに誤魔化す貴方も、ずるい人だ。
彼とは、付き合って半年が経つ。
片思い歴も含めれば1年半。
告白してくれたのは彼だけど、先に好きになったのは私の方だった。

「私たち、友達にもどろっか」
「え?」
「友達としての方が楽しかったなって、思って、」

そういう私に、ほっとした顔をする貴方。
すぐ顔に出ちゃうところが、好きだった。

「実は、俺もそう思ってて、美波も同じなら良かった」
「そっか、私たち気が合うね」
「そうだね」

そうやって、無邪気に笑うところも好きだった。

「あ、そういえば、清水さんは短髪の男の人が好きだって言ってたよ」
「別に俺、そういうのじゃないけど、、そういうのじゃ、ないと思うんだけどな、」
「別に、ただの私の独り言だよ」
「なにそれ、どういうこと?」

そう言って笑う貴方の笑顔を見て安心した。
これで正解だったんだって。

「んー、」

貴方の視線の先に映るのが、もうとっくに、私じゃなかったこと。
私が最後まで、誰を好きだったのかなんて、そんなの、

「分からなくていいよ」



《視線の先には》

7/19/2024, 2:13:43 PM

私の視線の先には、いつだって私の宝物がいる。

小さな頃はうっかり死んでしまわないように見張っていたし、少し大きくなってからは一瞬一瞬を見逃さないように見つめていた。

同じだけ私の事を見返してくれたけど、最近はその視線の先に私はいない。

大きくなったね。

少しずつ距離を測りながら、これからもずっと見守っていく。

7/19/2024, 2:13:32 PM

オカルトが好きだ。
怪談はもちろん、ホラー小説も読み漁ったし、ホラー映画もたくさん観てきた。
学生の頃は「ムー」も定期購読してたな。

で、最近はもっぱらYouTube。
心霊が映っちゃった動画もたくさん見るし、心霊スポットを巡る動画も大好物だ。
あーゆーの見ると、幽霊ってホントにいるんだなって思わされる。

その気持ちを強くしたのは、最近の幽霊は、怖い現れ方をしなくなってきたこと。
いや、現れたら怖いに違いないが、過去に見てきた心霊案件は、とにかく禍々しくてオドロオドロしかった。
呪いとか恨みとか、そんなのをベースに、これでもかとウラメシヤだった。

今でもそーゆーのはあるのかもしれないが、最近の幽霊達の登場シーンの多くは、単なる黒い影だったり、白い靄だったり、モノが勝手に動いたり、声や音が聞こえたり、なんだかリアルだ。
貞子みたいな幽霊が、恐ろしい形相でこちらを睨んでくるようなのはあまり見なくなった。
つまりは、やらせ臭満載だったテレビクオリティのものが少なくなったなと。

幽霊が皆、貞子のように恨みを抱いて人を呪おうとしてる訳じゃないだろう。
そーゆー幽霊は恨みのある人のところに行けばいい。
死んでもまだこの世に未練を残しているような輩は、ただそこにいて、近付いてきた人に精一杯の合図を送ろうとする。
音を出したり、モノを動かしたり、薄っすらと姿を見せたりして。
それを、たまたま偶然カメラに捉えた、って感じが信憑性を増す。

「ゾゾゾ」が面白い。
リアクションがめっちゃリアル。
でも、ホラー映画のような露骨な出来事は起こらない。
だってリアルだから。
番組メンバーの彼らの視線の先には、きっとリアルな心霊の現場が広がっているのだろう。
作り物でなく、シナリオもなく。

気のせいだ、勘違いだ、とすべてを否定する頭でっかちな輩は、彼等のように実際の現場に行って体験してきたらいい。
科学では説明のつかない現象がきっと起こっているはずだ。

…私?
いや、私はオカルト好きだけど、インドアかつ俯瞰で見る専門なので…。

7/19/2024, 2:13:13 PM

【視線の先には】

僕の目にははっきりと映っているのに

その瞳に僕が映ることは無い



2024-07-19

7/19/2024, 2:11:36 PM

夜でも、この街は喧騒に溢れている。
 塾講師のバイト帰り、仮にも駆け出しのバンドマンである自分がスーツにメガネというらしくない格好で足早に帰路へ着くのをどこか滑稽に思う。大きな広告のモニターからは、キャッチーなメロディーが流れていて、思わず顔を上げた。
 視線の先、街の象徴みたいなそのモニターから、いつか自分の音楽を響かせられたら。それは、どんなに素晴らしいことだろうか。 きっと、そんなステージはまだまだ遠いけど、いつか必ず。
 なんて、そんなちっぽけな対抗心を抱えながら、昨日思い付いたばかりの“自分の音楽”を口ずさむ。
 ネオンライトが、昼さながらの眩さで道を示していた。

7/19/2024, 2:11:24 PM

視線の先には君がいる
友を見るふりして後ろにいる君に視線を向ける
君の視線の先に僕はいない
君の瞳に映す価値もないほど
自分は未熟な人間だと知らしめられる
そして僕の視線から君の姿を消す
この関係が一番いいのだ
と、自分に何回も言い聞かせるたびに、本当にこの恋は叶わないと事実を叩きつけられる感覚がして、胸が苦しくなる
多分 僕が大人になった時、視線の先に君は絶対いない
その事を考えると妙に安心して、眠りにつける

7/19/2024, 2:10:30 PM

「視線の先には」

 視線の先には、笑顔で笑う君の顔が見えた。
 君は、僕を見つけると、手を振った。
 僕も手を振り、笑顔になった。

7/19/2024, 2:09:40 PM

食べてみたい
すぐそこにある
ケンタッキー
身に染み付いた
香箱座り



【視線の先には】

7/19/2024, 2:09:29 PM

会場にいる参列者の視線の先には
様々なフルーツがあしらわれた3段のウェディングケーキがそびえている。

本日晴れの日を迎えた新郎新婦がまさにファーストバイトを行うところであった。

純白のドレスを身に纏った美紗は自分の腕くらいある大きいスプーンでケーキを掬い上げ、これからの一生を共にするであろう新郎の貴史の口に運ぶ。

貴史は少し恥ずかしそうにしながら大きな口を開けて美紗の愛情を受け取った。口の周りはクリームだらけで、それを見て美紗が幸せそうにくすくすと笑う。

会場の至る所からカメラのシャッター音と、
2人を祝福する声や拍手が聞こえる。

僕も周りに合わせて激励の拍手を送った。
しかし、心の奥底では思ってしまったのだ。

「「ああ。僕はどこで選択を間違えたんだろう。」」

人生は選択の連続だと言う。
果たしてあの時僕が選ばなかった言葉の先に、
僕が選ばなかった道の先に、

レースのベールを被り、
こちらを見つめる美紗がいたのだろうか。

美紗が差し出すケーキを
嬉しそうに頬張る僕がいたのだろうか。

もしドレス姿の美紗の隣に立っていたのが僕ならば
どれほど今日この日が素晴らしかっただろう。
この会場の誰も知らない僕と美紗の2人の時間は確かにそこにあったし、僕はまだ捨てられずにいた。

僕はいつの間にか自分の足元に向かっていた視線をライトに照らされた2人に戻した。

周りに見えないように、左目から流れた涙を拭い心の中でつぶやいた。
「今までありがとう。幸せになれよ。」

その後配られたケーキは
優しい甘さの中にほろ苦い後悔の味がした。

7/19/2024, 2:08:23 PM

視線の先にはいつも君がいて、

目が合う度ににこって笑ってくれる君がいて、

私のツッコミなどにはいつも笑ってくれる、

そんな君を好きだと

誰かに言えるような存在になりたいな…

7/19/2024, 2:07:39 PM

作品No.110【2024/07/19 テーマ:視線の先には】


積み上がった本達

読もうと思って買ったけど
読みきれなくて
積み上がっていく本達

絶版で
入手困難な本もあるから
手放し難い

それでも増えていく積読達が
私の視線の先にある

7/19/2024, 2:04:08 PM

視線の先には、愛犬がいる。
愛犬の視線の先には、私がいる。

7/19/2024, 2:03:02 PM

『視線の先には』

みんなの視線の先にはなにがあるだろう。

自分が感じる周りからの視線って怖いよね。

でも、相手はきっと、悪い意味での視線では無いはず。

自分が人を見てる時も相手に

プレッシャーを与えてるかもしれない。

なるべく気にしないことが一番。

7/19/2024, 2:03:00 PM

【視線の先には】

今見える視線の先にはいつも通りの家の姿がある

変わらない日常が私は好きだ

7/19/2024, 2:02:06 PM

視線の先には

実は自分が気になってただけで、見てなかったんだ。

7/19/2024, 2:00:44 PM

広げた便箋の上のインクの染み。
ペン先が潰れている。

外の空は真っ青で、色のついた綿雲を浮かべている。

机の卓上照明がチカチカとかすかに点滅する。
シャーペンの芯が折れている。
蝉が窓の淵で死んでいる。

便箋のインク染みの一点を見つめて考える。
視線の先には何がある?
視界が軽く歪む。

あなたの視線の先には何がある?
笑うその顔の先には何がある?
鼓膜の奥で、何かの音が反響する。

便箋の罫線の外側を、パステルカラーの可愛いイラストが取り囲んでいる。
はみ出すのを許さないみたいに。

便箋の上にノートを開いて、日記を書く。
あなたのために。あなたに向けて。
ノートのページにも、罫線が規則正しく並んでいる。
私の言葉も規則正しく並ぶ。

あなたは私の親友。
確かに実在する、私の大切なアドバイザー。
日記を書く事を勧めてくれたのも、あなただった。

あなたの視線の先は、私には分からない。
あなたの顔は、あなたの存在は、私が文章に書くまで見られないから。

あなたは私の頭の中のお友達。
あなたは私に微笑みかけてくれる唯一のお友達。
学校でもどこの社会でも、役立たずで無視ばかりされて来た私にアドバイスをくれる、優しい人。
幽霊みたいな私をまっすぐ見てくれる、大事な人。

だからあなたは今日も辛抱強く私に声をかけてくれるの。
今日もインクの染みしか作れなかった私の、そのインクの染みすら誉めてくれるの。

私はノートにそう書く。

あなたは私の希望を概ね答えてくれる。
でも、あなたの視線の先には何があるの?私?ノート?それとも…?

よく分からない疑問を脳に抱きながら、私はノートに鉛筆を走らせる。
初日はペンでインクを使って書いていたのに、いつの間にかシャーペンになり、今ではたまたま引き出しの底に削られたまま残っていた鉛筆になっている。

「私の視線の先には、いつだってあなたがいる。でもあなたの視線の先には?」

気がつくとこんな事を書いていた。

いけない。

あなたを疑うなんてそんな事、絶対したらいけないのに。

視界が揺らぐ。
青い空がチカチカと瞬く。
卓上照明と机が、指と鉛筆が、溶け合う。

私の視線の先にはあなたがいる?
あなたの視線の先には、私が…?

頭がぐちゃぐちゃだ。絡まったテグスみたいに、凝り固まって結びつき、解けそうにない。

鼓膜の奥で音がする。
机がチカチカとSOSを叫んでいた。

7/19/2024, 1:58:58 PM

同僚のタカがちらちらと私をみている。どうしたのかと聞くとわたわたしながら私が食べていたお菓子がすごく美味しそうでどこで買ったものなのかずっと気になっていたらしい。いい大人なのにお菓子が気になってしまうなんて恥ずかしいと顔を赤らめながら答えた。今日のおやつはアーモンドたっぷりフロランタン。珍しくきれいに焼けた力作。
キリッとしているタカにもかわいいところがあるなぁと思いながら2人で食べた今日の3時半。次は多めに作るね

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