『衣替え』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
衣替え
秋も深まる10月後半。金木犀の香りが庭に満ちる今日この頃。
朝が死ぬほど寒い。だってこの家暖房ないもん。クーラーもない。
ちょっと前まで冷感ブランケットで寝てたってのに季節の移り変わりがすごい。季節っていつもそうだよな。俺たちに優しくしてくれたと思ったらすぐ冷たくなったり殺しにかかってきたりする。
何?俺たち人間に恨みとかある?環境破壊しくさってるから?
覚えがありすぎる。しぶとく生き残っててごめん。
これからも地球に寄生する身分ですがなんとかして返していく方法模索するから見逃してくれ。虫が良すぎるかごめん。
「衣替えっつーか模様替えっつーか、しないの?この家」
「むしろなぜ貴方夏仕様なんですか。毛布とかださないんですか」
「石蕗さん男子」
後日加筆します
いつしたらいいの?衣替え。
小さい頃は6月と10月きれいに
半袖と長袖がきりかわった。
最近はどうにもこうにも
うまくいかない。
いつまでも暑かったり
1日で暑いと寒いがきたり。
もう出しっぱでいいかもね
テーマ「衣替え」
私の夏から冬にかけての衣替えはまわりの人より早い。
学校の制服が夏服の人がちらほらいるなかで私はしっかり冬服+カーディガンも着込んでいる。
もちろん目立つ。目立ちたくない私には地獄に決まってる。
でも仕方ない。周りが暑い暑い言ってるなかで寒いだなんて言えるわけがない。着込んで体温調節するしかないのだ。
そんな私には暑がりな友達がいる。
温度の感覚の差が大きいことは想像がつくだろうが具体的に言うと、私が冬服で過ごしやすい気温だなと思っていても友達は半袖で「今日暑くない?」と聞いてくる。
逆に友達がちょうどいい気温だと言っている時は私は寒さで震えている。
もちろん感覚には個人差があるのはわかる。しかしこんなにも違うものなのだろうか?
さすがに真夏や真冬では暑けりゃ暑いし寒けりゃ寒いが、衣替えの時期になるとこの話は毎回出てくるし毎回その不思議さで笑っている。
ゆっくりと待合室に染み渡る
テレビの中の「歌会始め」
○子がくれし「脳活本」へ忍び寄る
ボケの足音負けてたまるか
春を待つ菩提寺の庭
百回忌の朝祖父を偲ばん
○ゆっくりと待合室に流れ込む
テレビの中の「歌会始め」
○初夢で亡き父母に語りかけ
ひ孫の笑顔 未来の夢を
○初詣2時間超えてたどり着く
社殿の隅で「吉」に癒され
○子がくれし「脳トレ本」に抗いて
老いの足音負けてたまるか
流れ込む→溶け込むは?
テレビの中の→音の拡がり
語りかけ→見せてやる
に抗いて→と闘いて
老いの足音→老いの近づき
戻れない道を歩いてきたんだと
65でただ思い知る
ぐいーっと軀震わせ自販機が
冷やした「ビール」ぐいーっと飲む
○顔知らぬ祖父を忍びし百回忌
恥ずかしながら僕が「孫」です
○百回忌祖父に届けとからメール
「孫もひ孫も玄孫もいます」
顔知らぬ祖父を忍びし百回忌
孫も曾孫も玄孫もいます
○百回忌出来ることなら伝えたい
「孫もひ孫も玄孫もいます」
知らぬ間にスポーツジムに
なっていた元コンビニに面影探す
知らぬ間にスポーツジムになっていた
元コンビニに残る面影
○知らぬ間にデイサービスに変わっていた
元コンビニに爪痕探す
年取れば備わる訳じゃないけれど
もう少しほしいな品格とやら
還暦を過ぎてこそ知る教訓は
人生に起きること全てに意味がある
戻れない川を渡って来たんだと
66でふと気付く夜
○戻れない川を渡って来たんだと
還暦過ぎてただ
○グウィーンと体震わせ自販機が
冷やしたビールグウィーンと飲む
○自販機に入りて間もない「いろはす」じゃ
喉の渇きを癒せやしない
政治家に求めることは無理なれど
せめてほしいな品格とやら
知らぬ間に空き店舗だらけの街を
いつまでも銀天街などと呼べるかな
衣替え
着るものに悩む今日この頃
基本、同じような服ばかり着るので
そろそろ切り替えないと
衣替えしないと、ですね
タンスは引き出しで半袖と長袖に分けてるし
あとは上着は押し入れみたいなところに
ハンガーでかかってるので
衣服の入れ替え作業としての
衣替えは
とくにしないけれど
気がつくと似たような服を買ってしまうのは
どうしてなんでしょうね
色も似かよってるし
おしゃれをしたいわけではなく
無難な格好をしたいのです
年相応の格好が、もうわからなくて困る
周りに溶け込み
違和感の無い
体型に合った洋服
ほんとわからない
でも最近思うのは
地味な色合いではなく
ちょっと明るい色の服を着ておきたいな、と
安全のためですよ
暗くても目立つ方がいいですよね
毎週末ほぼ同じようなの着るのだから
安物買いの銭失いにならないようにしたい
わかっていても、わかっていても
高い服を買う勇気は湧いてこないし
そもそも試着が苦手っていう
なんか詰んでる
未練なら捨てちまえよ!と服を脱ぎ、十月だぞ!?と半袖を着る
題-衣替え
何着ようかなって悩む時間、嫌いじゃない。
『 衣替え』
衣替え
そろそろそんな季節ね、季節が変わるたびごと着飾って鏡の前に立つ装うのは誰のため?友達の為とか君は言ったけど、とんだ思い違いの夢想家だね(笑)ファッションリーダーのつもり?もうそれ自体が全て自分の為でしょ、人に良く思われたい、人より上に立ちたいそんな思いがスケスケよ、いくら高い洋服に身をつつんでもそれが友達の気を引くとは限らない、むしろ安い洋服を着ていても、君の魅力に魅せられて「それ、どこで買ったの?」となる人が本物よ、そんな人を周りに置きなさい。
心の衣替えが必要ね君は、もうそろそろ。
何時も自分のことは棚の上で
何時も被害者でってもういい加減卒業なさいな、「人を呪わば穴二つ」復讐とは仕返しとは所詮、自分が嫌う憎む相手と同じになるということを、教えてあげる(笑)
心の衣替えをなさいな、もうそろそろ。
他人に差した人差し指は自分に向けなさい、それはあなたのことよ木偶の坊だからハッキリ言わなきゃ分からない? 人のことはどうでもイイのよ、あなたのことを言ってるの、あなたもあの人もやってるじゃないじゃなくて、あなたのやってることを言ってます、人の親として私は言ってます。
「ガイジン」は酷い言葉だと分かっても
「朝鮮人だ」は酷い言葉だと分からない
「小学生レベル」は酷い言葉だと分かっても
「中学生レベル」は酷い言葉だと分からない
同じでしょ。
自分の言った酷い言葉は消えて
誰かの言った酷い言葉は残る これ、どっちが後先関係ない、所詮同じ穴の狢の人を呪わば穴二つだから。法律厳守の優しくありたい賢者のあなたならそう自分を言うなら、令和日本私刑復讐は犯罪であると心得るべき。私は暇人の日本人の人の親ですが、「正義の味方の手は誰の手よりも汚れていなければならない」と信じるものです。
あなたの場合
自分の嘘は消えて
誰かの嘘は残る
あなたの場合
自分の秘密は暴かれると火がついたように泣き
誰かの秘密を暴くのは火がついたように使命感に燃える
あなたの場合
好きなものを貶されれば、しつこいくらい「嫌なら観るな」と言うくせに、自分が嫌いなものを貶す時は、前言撤回の何処かに頭でもぶつけたかくらいの記憶喪失で今度は執念深く執拗に嫌いなものを叩く、直接関係のない人間性まで否定する異常さに気づけない。
便利な心をお持ちのようだ。
心の衣替えなさいな。
令和6年10月22日
心幸
「衣替え」
夏服をしまい冬服を出す為に押し入れを開く。
冬服、と大きな文字で書かれた圧縮袋を見つけ、服を出すことにする。
モコモコのアウターや、裏起毛の長ズボンが出てくる。
時折懐かしみながら、白ばっかりの服の中に異様に目立つ物を見つける。
「何これ」
薄めのピンクに白が少し混ざった毛糸の……
マフラー…!
「ああ……」
自然に涙が溢れ出てくる。それは、
亡き母が、反抗期真っ只中の私に最初で最後に編んでくれた手作りのマフラーだったから。
衣替え
夏
【⠀僕の心も衣替え⠀】
いつもの教室
いつものメンバー
いつもの先生
いつもの学校
これだけで
充分。
そんな日々が
ずっと続く、
続いて欲しい。
冬
【⠀枯れはじめた心 】
学校に行けばさ
誰かと必ず会って
挨拶してさ
良いもんだよね
でもね
思うんだよね。
学校の先生とフツーに
仲良さそーに話せてる
のが羨ましいーってね。
まあ、でもそれを見るのも
楽しいもんだけどね。
友だって、
私を理解してくれて
いた人も……
もう友じゃなくなったみたい。
だからか、他の人みると
楽しそうだなーと思えて、
なんかさあたたかい気分にさ
なったんだよ
学校は僕にとって思い出、大切が
すっごく詰まってる場所なんだ
6月某日 俺は何時も通り電車に揺られて会社に出勤を
している。 電車の中では皆きっちりスーツを着て
いかにも「俺 (私)は社会人です」みたいな雰囲気が
あるんだよな。 会社に着いて自分のロッカーに荷物を
置いて水分補給をするための水筒 後携帯 を持って
自席に着席をして携帯を弄って朝の朝礼まで時間を
潰してる。15分頃経った今課長が来た。 めちゃくちゃ
眠そうな顔をしてる それで何時も通り朝礼を受けて
さ 仕事しようと思った時課長が、言った
「明日からこの会社衣替えだから、薄いスーツで出社してねー」
俺はめちゃくちゃ喜んだ。 涼しくもなるけど何より
着込まなくて良い!! ありがとう衣替え ありがとう梅雨
俺はその時心の中で天気に御礼を述べ
仕事を始めた。
ああ、何時もは憂鬱な仕事も今日は頑張れそうだ
衣替え
夏の日
秋の日と
主に2シーズン。
暑くて涼しい格好するにも
寒くて暖かい格好するするにも
なんだかよくわからない気温。
だって、今まで半袖だったのに、今日から長袖
今まで長袖だったのに今日から半袖。
なんの服着ようと悩む
みんな何着てるんだろ?街を見渡すにもあやふやな季節。
お天気アプリでコーデネートチェック。
これなら、迷わず、コーデ出来る。
日中で暑さ寒さが変わるあやふやな季節。
でも、新しい衣服に変わるのは、なんだかワクワクする。
季節の変わり目での衣替えは、全ての服を断捨離してリセットしたくなる。
同じ時期に、メンタルの変わり目が始まり人間関係もリセットしたくなる。
─── 衣替え ───
なんかこう
幻想的なやつ書けそうだな〜と思ったけど
なにも思い浮かばないので
後日、またね
・衣替え
店のドアが開く。顔をあげるといつもと雰囲気の違う彼女がそこに居た。
目を凝らして見ていると少し不安そうな表情を浮かべて身構えられてしまった。
「アタシ、また何かしました……!?」
「いや。いつもと雰囲気が違うと思ってただけだ」
「えぇ?なんでしょう、特に何か変わった訳じゃ……あ!」
突如、両腕を広げる彼女。
「多分これですよ!ほら、カーディガン!」
「カーディガン……ああ。そうか。もうそんな時期か」
「そうですよ!すっかり秋になっちゃいましたもん」
衣替えした彼女を見つめ、すぎた季節を振り返る。
彼女と出会ってからもうこんなに過ごしたのかと思うと感慨深い。
「あのぉ……本当に私何もしてないんですよね……?」
「今回はしていない。それより早くお店の支度を頼む」
「あ、そうだった……!!」
忙しなく動く彼女を見守り、今日も来てくれた平穏に心の中で小さく安堵するのだった。
「よろしければ来月入荷の商品をご覧ください」
好きな洋服屋さん、靴の試着をしたくて久しぶりに店頭で買い物をした。その会計中に、お店のお姉さんがカタログを引っ張り出して私に見せてきた。
最近はめっきり通販を利用するようになったけれど、通販だと写真で見たものよりも印象が違ったり、サイズが合わないことが多々おきる。靴の場合はなおさら、失敗したらひとたまりもない。そうなった時の返品交換も正直面倒くさい。
好きなブランドの靴が欲しくて、後々通販で嫌な思いをするかもしれないことを想像して、本当に重い腰をあげて外へ出た。
夏の盛りの頃よりも暑さは和らぎ、カーディガンでもあれば良かったと、後になって季節の変化に気がついた。
店に着いて、お姉さんに欲しい靴を伝えて、在庫からわざわざ出してきてもらった靴は、私好みで、足のサイズはぴったりだった。履き心地もゆったりしていてキツさもない。これにしよう。
会計をお願いしている間、渡されたカタログを何となしに眺める。「これからどんどん秋冬物がでますよ」とお姉さんはどことなく嬉しそうに話している。
コート、ニット、ブーツ、ワンピース。
どれもこれも今見るとなんだか暑そうに見えるけれど、あと1ヶ月もしないうちに、そのぬくもりが恋しくなるのだろう。
お姉さんとしばらくの間、こっちが可愛い、あっちも可愛いと指差してカタログを見せあった。
誰かと雑誌やカタログを共有してはしゃぐなんて、学生ぶりだった。最近は随分と通販に慣らされて、自分が欲しいものしか目に入らないし、誰かと好きなものを共有することもなくなった。衣替えだって面倒くさいからまぁいいかとサボりがちだ。
でも、久しぶりに衣替えをしてみよう。
家に仕舞われてしまった、かつて自分が「可愛い」と思い、キラキラと輝いて見えた宝物が、まだそこにあるはずだから。
お題/衣替え
衣替え
僕の(俺の)冬服送ってちょうだい
そんな連絡が来たのは今日のこと
東京に進学した長男は
まだ半袖だよと言っていたけど
さすがに少し寒く
なったらしい
北海道に進学した次男のとこでは
もう初雪が降ったみたい
届くまでなんとか
厚着してればいいけど
こちらは雪はまだだけど
霜はもう降りているよ
離れて暮らしていて
季節の進む速度は違っているけど
同じように
夏が過ぎ
秋になって
冬が来る
それを感じてちよっと嬉しい
どうか風邪など引かず
健やかで
──なあ、明日は何を着て出かけようか。
「寒ぃ……」
ローブの袖に手を入れて、震えながら渡り廊下を歩く。天気予報を見逃しただけでこんな事になるなんて。おかしいな、日頃の行いは良いはずなのに。
「この寒さで夏用のローブを着るとは……馬鹿なのか」
「うるせえ、昨日暑かったから今日もそのままだと思ったんだよ」
隣を歩く恋人は、厚手の冬用ローブを羽織って冷たい空気の中で平然としている。もしかして寒さに強かったりすんのかな、水と氷使いだし。
「あー、手ぇ冷たい。ほら、氷みてえ」
「手を突っ込むな、冷たい、やめろ、おい」
「良いだろー」
隙を見てローブの中の腕に手を巻き付ける。あったかい。俺より細いのに、なんでこんなぽかぼかしてんのお前。あ、服装の違いか。
「やめろと言っているだろうが。なんだ、それとも濡れ鼠にされたいのか」
「待って、流石に風邪引くわ」
暖をとっていた相手が杖を構えるのを見て、慌てて手を離す。この気温の中でびしょ濡れは勘弁だ。しかもこいつが出す水冷たいし。
「仕方がない、手を出せ」
「ん? はい」
教科書を抱えたまま手を差し出すと、目の前で小さく杖が振られた。
「おお?」
冷え切っていた両手がじんわりと温もりを帯びる。手だけ暖房に当たってるような感じだ。
「結界魔法の応用だ。しばらくは続くだろう」
「おー、あったけえ!」
(衣替え)
後日加筆します。衣替えが難しい天気が続きますね……。
衣替えの時期になりました。もうすぐ冬が訪れますが、雪と同時にわたしの前に現れてくれる貴方に会う日を楽しみにしています。
出来れば、その日まで命が持って欲しいなと思います。わたしは九十を迎えました。雪の精霊である貴方と初めて出会った十二のわたしに比べて、だいぶお転婆さは消えましたけれど、あなたを恋い慕う想いは強くなるばかりです。
貴方は約束してくれましたね。冬の季節に命が尽きそうになるのであれば、俺が腕に包んで優しい死を与えると。そのおかげで昔から抱いていた死の恐怖が多少、薄れましたのよ。
わたしは冬の時期だけに会える貴方を、心待ちにしています。
まんまるで、ふわふわ
もこもこ、冬の雀みたいな君
雪も解けそうなほどの熱が
何重もの布で隠されている
【衣替え】