『衣替え』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
衣替えと幸せ
オシャレ好きには最高の
大きなクローゼット。
幸せに比例してるとよく笑った。
季節を通して服は増えて
それでも全部入り切っていたのに
君と出会ってからは
入り切らない程になった。
幸せが溢れ出したと笑ったあの日から
また季節が変わる
楽しい幸せの交換だ。
「あー、こんな服もあったなぁ」
急に肌寒くなって、慌ててクローゼットを漁る。
鼻炎持ちには毎回地味に辛いこの作業、マスクに薬で完全ブロックしながら戦う。
「これはさすがに今年はもう着れないかな」
昨年しまう時には“まだいける!”と思っていても、久しぶりに出してみると結構傷んでいたり、トレンドから大きくはずれていたり。
急遽の買い足しも考えながらどんどん入れ替えていく。
そんな中ふと奥底に押しやられていた袋を見つけて取り出す。
「あ・・・」
淡いオレンジ色したモヘアニットのワンピース。
首元に華奢なビーズがあしらわれたそれは、
かつて「よく似合ってる」と言われてから、とびきりのお気に入りになっていたもの。
せっかくだから袖を通して鏡の前に立ってみると、
あれだけ似合っていると自分でも思っていた服装が、なんだかとてもちぐはぐに見えた。
そりゃそうか。
あの頃よりも年を取って、
気をつけてはいるけど体型も変わった、
髪型やメイクも当時とは違う。
そして何よりも・・・
「これはさすがにもう着れないかな」
そっとごみ行きの紙袋に入れる。
今年の衣替えは、鼻炎がたまらなく辛かった。
マフラーさん今日までありがとう
また来年
大事におりたたんでタンスにしまった
17:20頃、聖堂の鍵を掛けに行くために、職員室に鍵を貰いに行った。誰か話せる先生を探していたところ、私の前にいた生徒が誰か先生を探していて、それに反応したら田中先生が、対応した。私は先生に話しかけるチャンスだと思って、田中先生に声を掛けた。そして、「聖堂の鍵が、欲しいのですが、」と言ったところ、「水道の鍵?」と言われた。違う、と思ってもう少し大きな声で、先生に言い直した。そしたら、先生は探し始めてくれた。先生の髪は少し濡れていて、頑張って探してくれている感じがして、とても可愛かった!なかなか見つからず、田中先生は戻ってきて、「聖堂の鍵はどんなのかわかる?」と言ってくれて、説明した。そして、また田中先生は鍵を探し始めてくれた。すぐに戻ってきてくれて、「これかな?」と言ってくれた。そして、私は、「ありがとうございます!」と言って受け取った。少し、先生の手に私の手が当たった気がして、嬉しかった!
そして、職員室を後にして、急いで、聖堂の鍵を締めに行き、『もしかしたら田中先生に鍵を返せるかも!!』という思いで、職員室に戻った。そして、職員室を覗いたところ、田中先生がいて、私は、咄嗟に、【田中先生お願いします!】と言った。自分でもびっくりした。『先生の名前を呼ぶことができるなんて!』と、そして、少しして、田中先生がこちらにきてくれて、「鍵かけれたんだね!」と言ってくれた。私は田中先生に「ありがとうございました!」と言って、鍵を返した。田中先生は目を見て、鍵を受け取ってくれた!鍵の受け渡しの時間も幸せだった。鍵を渡した後も田中先生は私のことをじっと見てくれた。私は田中先生にお辞儀をして、その場を去った。ずっと田中先生のことを見ていたかった…。職員室を去って、中庭に出たとき、私は田中先生との光景を思い出して、発狂していた!
その後も、思い出しては、いきなり飛び跳ねたり、顔がほころんだりと、とても嬉しがっていた。田中先生との距離が少し縮まったようで、嬉しかった!!
衣替えの季節ですね街に出ると、秋の装いする人がチラホラと、言いたいとこだがうちは街中とかじゃないため、とりあえず長袖きておけばよいかなとか言う考えも無きにしも非ず的な!!
最近は、そういう街に出かける機会が減ったから(例えば名古屋とか?)というのもあるし、暑くなったり寒くなったりでよく分からん時期でもあり服を決めにくい。
とわたしは勝手に思っている!だがそろそろ衣替えしなきゃ!
衣替え。
そろそろ衣替え。
寒いのは
嫌だから
いろんな
服を買ってる。
去年の服は
だいたい捨てるから
衣替えっぽいのは
あまりないなぁ。
だから着てる服で
何年前か
なんとなくわかる気がする。
そろそろ、衣替えの季節ですね
と、お天気キャスターが次節先取りのコーディネートでマイクを通して話す
昨年着なかった服や
クリーニングに出しそびれて収納してた服たちが再会する
夏服とのバトンタッチが
季節のリレー
運動会だ
どれだけこねくり回しても目頭は溶けないで
ふゆのゆめをみた 寒くて、臆病に横たわる心臓の
鼓動が、寝息が、甲高く鳴る叫び声が 全部冬、
全部いつもと変わらないから 嫌いな冬
左耳から聞こえてくる ひぐらし 虫けらみたいに装って
僕、隣町 フェードアウトしたうつつ 。
消えたい塊の灯火が消えて 心がねじけたの
殻にこもった亀 何も言えなくなった
何も悪いことをしていないよう、
謂れのないみみず そんな塊 外にいる虫、蛙に挨拶をした事があるのかと 目がどうしてか 湯船にぷかぷかと浮いているの それもまた 何も言えないんでしょう
衣替え
夏服と冬服を入れ替えるように、自分が被っている何かを着替えることはできないだろうか。
半年毎に、自分も真新しくできないものだろうか。
そんな馬鹿げたことを考えていたら、隣を歩いていた彼が、上着を私に着せ掛けながら、笑う。
「まだ、衣替えしてないの?」
こうして笑いかけてほしかったからだ。
とは口にしないで、私は上着に残った彼の温もりを感じている。
秋の服は好きだ。厚着できるから、組み合わせでオシャレができる。落ち着いた暖色が映えるから、私の好きな色に包まれて過ごせる。夏の終わり頃になると、毎年長袖を下ろしたくてウズウズしてる。
だけど、好きだからこそ時々考えてしまう。
(私の身長があと5cm高かったら、この服たちももっとちゃんと着こなせるんだろうな)
(私なんかがこんな服着ても浮いてしまうよな)
自分のことを特別かわいいとも思わないし、クール系だとも思ってない。お洒落もメイクも好きだけど、ダイエットするとかファッションの勉強をするとかではない。私はいつも中途半端。そんな私がいい服を着たとして、写真のモデルのようになれるわけがない。
秋は好きだ。こんな中途半端な私でも、受け入れてくれる気がするから。
衣替え
夏が始まって衣替え。
冬が近づいて衣替え。
毎年恒例の、衣替え。
衣替えをする度に、また新しい季節が来たな、と思う。
あと何回、衣替えをするのだろうか?
衣替え
衣替えって意識
したことないの…
さむくても…
あつくても…
おなじ…
変わらない…
へんなの…
今日、久しぶりに衣替えをした。寝ていたら、誰かが近くを歩いている気配がした。起きると目の前には、泥棒が入っていて走って包丁を取りに行った。バレてなかった。慌てて刺しに行った壁は真っ白だったから。
(最初から呼んでください。)
くる、とまわったら、コートの端が浮かんだ。
「素敵でしょ?お気に入りなの」
鏡は何も答えてはくれない。答えたら怖いから別に答えてもらわなくていい。鏡はひとりごとを言うのに最適な相手なのだ。なくなったら困る。
「素敵だね」
不躾な声が右耳に入ってくる
「…居たのね」
「うん。衣替え?こっちじゃ、今日結構暑いのに…早くなぁい?」
不躾で、不愉快で、ユーモアの一つだってない声は華麗に無視してブーツを履く。
「じゃあね」
「えぇ?ちょっと待ってよ。来たばっかなんだ、ね、久しぶりなんだし話そうよ」
開いたドアを閉じながら、不躾な声の主ににっこりと笑う。
「いやよ」
「…つれないね、君って」
#14 ベットから起き上がる朝。
いつものように目覚めている朝は、本当は当たり前のことではない。当たり前だと思っている事こそ、特別だということに世の中のほとんどの人々は気づいていないのだろう。
今日は、休みだ。
最近は毎日忙しく、オフの日なんてなかった。
やっと休みだし、どこかに出かけようと、服を選ぶ。
そろそろ、衣替えもしないとなぁ。
そう思いながら、鏡の前で服をあわせていた。
選び終わると、服を脱ぐ。
いつも必ずあの傷を見ないといけない。
何気なく、着替えるときは、時々、手が止まる。
目を背けたくて思い出さないようにしているのに。
ため息をついて、すぐに手を動かした。
「今日は、ありのまんまの自分で楽しもう」一人呟いた。
___衣替え
お題 衣替え
衣替えの季節が来て棚を開けると
あなたが最後にくれたコートが見つかった
未だに捨てられないまま
いつの間にか二年が経ち
想い出も薄れていく
今もたまに想うけど
好きだったのは愛してた頃のあなた
衣替え?
転職って衣替えが
1番したいかも(*^-^*)
人っていつか死ぬって
分かってたんです。わかってるふりをしていたのかも知れません。
少し前、私の大切な人が亡くなりました。
あの日からもう、2ヶ月は経ちます。
2ヶ月過ぎてやっと、亡くなってしまったんだなって
実感してます。
まだ、涙は沢山出てきます。
人が本当に死ぬのは、忘れ去られた時
なんて言葉をよく聞きます。
私は思います。
忘れることなんて、出来ないと。
そして
忘れないから、絶対忘れることなんてないから
もう1回会わせてほしいって。
沢山のありがとうを目を見て、もう一度言わせて欲しいって。
毎日ちゃんと生きていたら
夢に出てきてくれますか_?
きっと夢に出てきてくれるよね。
明日も、頑張って生きるから見ててね
「最近寒くなってきたよね。」
「ね〜」
なんて普通の会話をしていた。
空は青いのに、寒い。震えが止まらない。
「上着欲しい〜」
「もう今日は帰ろう。寒いし」
「うん。ばいばーい」
家に帰るとお母さんが料理をしていた。
「最近寒くなってきたでしょ?今日はシチューにしてみたんだけど、味見してみる?」
いい香りがふわりと鼻をとおりすぎた。
「いい匂い〜。味見する」
温かさと旨みがいい感じにマッチして美味しかった。
「美味し〜!」
「良かった〜。あ、そろそろ衣替えの季節じゃない?」
「そうだよね。さっきも友達と早く帰ろって言って帰ってきた。」
「じゃあ明日から長袖にしましょうか。」
「さんせーい!」
翌日
鳥のさえずりが聞こえた。
「ん〜…ふわぁーあ…朝だ。あ、長袖用意してある…」
「あら、起きた?おはよう。朝ごはんできてるわよ。」
「おはよー。すぐ行く〜。」
(布団から出たくないなぁ…冬の始まりがこんな寒いだなんて…。)
「やっぱ今日朝ごはんいらない!一日中寝とく!」
「はあっ?!体に悪いわよ?早く起きなさい!ほら!起きろ!」
布団をぺらりとめくられる。
「ちょっとお母さんやめてよ〜…もうちょっと暖まりたいのに…!」
「朝ごはん食べたらまた寝ていいから…。」
「じゃあ食べる。それかこっちに持ってきて。」
「無理よ。」
「はい…」
やっぱり布団から出ると寒い。足と耳が冷たくなるのを感じる。
「ひいい!寒い…」
ブルブルと震えながらもイスに座り、朝食を黙々と食べ始める。
今日も明日も寒いから、衣替えしよ?
お題 衣替え
「久しぶり」
そう言って君は手を振ってくれる。そして君との再会を喜ぶ。突然寒くなったものだから、着る服を探すのに戸惑って少しだけ集合時間に遅れてしまったのだ。
君は早くも秋色を散りばめた服装だった。
街だって、すっかりハロウィンに向けて彩られている。最近まで夏だったのに。
夏の終わりは何度も何度も過ごしたはずなのに、毎年終わってしまうと寂しさが残る。長い夏休み、賑わう夏祭り、あのときの花火の音や、君と話したこと。何もかもが、毎年積み重なって、突然に寒くなる夕暮れ時に全て流れ込んでくる。
だから寂しいんだろうな。
君は僕に笑いかけてくれる。無垢な瞳で。
僕だけがこんなにも、あの夏を引き摺っているのだろうか。
僕もしよう。衣替え――――