『衣替え』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『ホントノハナシ』
僕は衣替えをしません
おかしいと思うでしょう
衣替えをしないなんてへんでしょう
いい加減変えろと
暑さや寒さで死んでしまうぞと
何度も何度も家族は季節の変わり目に言いました
おかしいと思うでしょう
なぜ変えないのだと思ったでしょう
だけどもう
自分自身どうでも良くなったんです
暑さや寒さを感じてるときが
唯一生きてると感じるから
自分の体をぞんざいに扱っているとわかっていても
唯一生きてると感じるから
ただそれだけなんです
次第に寒くなってきましたね。
夏眠していた冬服が顔を覗き……それまで活動していた夏服は冬眠を始めます。
私は衣替えをするのが下手なので服たちが自分で動いてくれたらいいなと夢見ています。
#衣替え
衣替え
苦手です、衣替え。
自分ひとりの分でも上手くいかないのに、以前は子どもたちのもあって
苦戦しました。
夫は自分でできる人。助かります。
片付け、性別は関係ないようです。
当たり前ですね!
上手にはならないので、
楽しみながらの作業にしたいと思います。
『衣替え』
追い立てられるように
季節に
箱を開けると
ファッションショー
忘れてる服にわくわく
着替えては鏡をみつめ
タンスにつめていく
冬が来るよ
唇の内側で留めておいたまま、持て余したの重すぎる呪い
ほら、口の端にくっついたままのホイップクリームみたいな
隠しきれないくせに気づいてもらえない好意、重いくせに身軽なフルーツサンドさながら
寝穢い熱が誘う、いまでも人生の重心は君でできていること、勘づいてはいるけど
「三木、似合ってるね。」
彼が言った言葉。8月にデートで言われた。
「えへへ…ありがとっ。」
「三木?その服、どこで買ったの?今度僕も行きたい」
彼が言った言葉。12月にデートで言われた。
私の衣替えの楽しみ。彼に褒められること。
「三木…。似合ってるね。」
彼の瞳には、ウエディングドレスを着た私。
「龍樹だって、似合ってるよ。」
私の瞳にはきっと、タキシードを着た彼が映ってる。
長そで 半袖
衣替えの季節の女学生は
眩しいね
…衣替え…
季節の変わり目
そろそろ洋服の変えときだ。
新しい洋服を買う?
それかタンスの中から
古着を出してみるかい?
さて 今日も素敵な洋服で
決めていきましょう!
_end_
君が可愛いと言ってくれた夏服から
君が綺麗だねと言ってくれた冬服へ
「衣替え」
もうこんなに寒くなってきたね。
あの頃はもうすぐ
暖かくなる季節だった。
長い様で
早くももう半年になる。
それでもまだ
心はまだあなたに奪われたまま…。
衣替え
なるほど
これはお客様に
ウケが悪いようだ
もう少し
落ち着きのある
厚めの服にしよう
暑くなって
寒くなって
その波に乗り
流れるように
遷移する
寒くなってきたから
ニットを着て外に出る
衣替えの季節
この涼しい匂いが好きだ
衣替えの季節になってきましたね。
寒い冬を迎えるためにも暖かい服を着る準備をしなきゃいけないですね。
透き通るほど淡い夜に あなたの夢がひとつ叶って 歓声と拍手の中に 誰かの悲鳴が隠れている 耐える理由を探しながら いくつも答えを抱えながら 悩んで あなたは自分を知るでしょう 誰の心に残る事も 目に焼き付く事もない今日も 雑音と足音の奥で 私はここだと叫んでいる
「衣替え」
冬服
すき
膨らんだクローゼット服を捨て冬へ
寒波踏み入れ間髪入れず青い上着を羽織る
四つに折られた思い出の香る赤タオル
サボる掃除を許さず積もる埃のダンス
懐かしも恥ずかし昔の話も悲し
不可思議な思い出に古い服を揺らし
たたみ再び着る服と捨てる服の違い
名残も無粋に断つ裁ちばさみの光
何だろうなぁ、、
やっぱり甘えたいしあまえられたいなぁ
さりげなく心地よく
旦那は出来ないから嫌ってなってだけど
そもそも理論になった
そんな人じゃない
自分を持っててかっこいいってなってた
でも実際頼りすぎるとダメダメ
頼り過ぎてしまう自分も悪いけど
頭悪くて弱かったらやっぱりダメ?ってなる
ダメなんて言ってないじゃなくて
ただただ抱きしめて欲しいんよな
衣替えをするたび君の姿が新しくなって、眩しく見える。
普段の君も素敵だけど衣替えをして新しい服を着て笑う君はもっと素敵で。
自分を惚れさせる最高のスパイス。なんてね。
一年ぶりに冬服を出すと
袖が短く感じられた
君と離れてから過ごした年月が
じわりと胸にしみる
衣替えで、年々綺麗になるあなたを
結局見ることしか出来ない。