』の作文集

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』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/11/2023, 3:14:13 PM

年数を重ね、重ねていくうちに、私の知らない街へと変わっていく。

6/11/2023, 3:08:15 PM

わたし今夜は、とうさまと星宿のつらなりを眺めていましたの。天にこぼしたミルクの伝うのを、まばたき三度、その都度に余計伝って往くのを少しばかり濡れた草はらで見ていましたわ。あんまりにやさしくって、シルクみたいなやわらかさをともなっているものですから、 舐めてみたら甘いあじがするのかしら、水瓶座には満杯にミルクがつまっているんじゃアないかしら。 そう云ッたらとうさまに、笑われてしまった。もうわたし恥かしくって恥かしくって、くちの中に入れてゐた琥珀糖を黙って呑み込んだんですわよ。勿体ないことしちゃった。.....フン。......あのね、あのねエ。あとでわたしに海色のチョコレイトを渡して謝ってきたけど、許してあげないの!羊の人形を抱えて知らんぷりした。しろういやわらかい綿に顔うずめて、聞いてないですよッてしたんです。そしたらとうさま、しょんぼりしてた。さっき見た時も。今思い出したらわたし、チョッピリ可愛そうな気がしてきましたわ、しようがないから明日の朝ンなったら許してあげようかしら?はちみつ入れたホットミルク、持って行ってハグしてあげようっと。

6/11/2023, 3:05:00 PM

街は美しい額縁のように人を生き生きと写し出す。
賑わう街では人が主役だ。
人は目的を持って街に存在し、それを果たしたら帰っていく。人が人のために作り出した街。
そこには生きる力がみなぎっている。

夜の人一人いない静まり返った様は、街自身が主役となる。街そのものがとても美しく、夜中や早朝、季節によって色んな顔を見せてくれる。

そんな街が私は好きだ。

6/11/2023, 3:04:23 PM

紫蘇ジュースのような赤紫色の蔦が、生気を失った高層ビルに絡みついている。アスファルト舗装されていた道路には、まるでモグラが通ったかのように地面が歪に盛り上がり、亀裂が入り、陥没している箇所もあり、コンクリートの瓦礫が散乱していた。

仰向けになった車の後部座席は、あかあかと燃え上がる炎が立ち上り、どこからか鳥が金切り声を上げて叫び、からからと乾いた風がこの死んだ街を吹き抜けていく。

彼は空を見上げた。

黄土色に染まった空。かつては青空が広がっていたはずの、醜く汚らしい空。

顔を覆っているガスマスクに触れながら、彼は笑う。

「侵略、完了」

6/11/2023, 3:04:05 PM

ショーウィンドウに飾られた純白のドレスを見上げながら考える。
 自分が着る時はどんな装いになるのだろう。此処にあるようなフリルをふんだんに使ったものか、マーメイド調のすらっとしたラインのものか、レースで彩られた大人の雰囲気が漂うものか。
 どのドレスを着る事になっても、晴れ姿を見せる両親が自分には居ない。生きていたら、父は感情を隠さず泣いていただろう。両親を思い出すと、どうしても目が潤んでしまう。
 それ以前の問題として『相手は?』と誰かにツッコミを入れられそうだが。
 不意に頭へ浮かぶ“彼”の存在。
 子供っぽくて大人で、イジワルなのに紳士で。何処か掴みどころのない雲のように飄々とした人。
 共に愛を誓うなんて全く考えられない間柄だ。ただのパーティー仲間、それが自分たちの距離。
 でも会う度に彼へ深くのめり込んでしまう。他者には決して見せぬ努力を偶然知ってから、更に好意の芽が吹いた。
 転びそうになった時に自分を支えてくれた腕の感触が、掴まれた手の感覚が、まだ抜けない。あの日からそれらの部分がなんだか熱いような気がして、不可思議に愛を強める。
 あの人の隣で、いつか着られたら――。
 街角のウエディングドレスは、穢れなき白さで眩いばかりの輝きを放っていた。

6/11/2023, 3:00:25 PM

いつもより賑わいが少ないこの街。
私は少しあった人混みに流され、しばらくすると抜け出す。
抜け出した後はまたあえて人が少ない道を歩く。
そのほうがこんな私の愚かな存在を
見てくる人を 気にしなくて済むから。

6/11/2023, 2:47:04 PM

【⠀街 】
街は好きだ、
その地域の個性が見れる、
地域、地域、での個性は国として遺産として認められることが多いと感じる、
だが、人一人の個性は拒否される、
一体何が違うのが、どこがダメなのか、私には理解出来ない領域、


比べるものが違うからと言って価値が変わる訳では無い

6/11/2023, 2:45:53 PM

街、私の掌の中の街。

それは、情景。
もう、戻れぬジオラマ。

掌の中の街の小さな部屋の隅に
膝を抱えた、私が居る。

燃え尽きかけた茜色の夕陽は
追うことを諦めた私の情熱のようだ。

沈むまで、口惜しく燃えろ。


街…街…街…


【お題:街】

6/11/2023, 2:44:28 PM

明るい夜。

夜7時だというのに空はまだ明るく、水色の空さえ見せている。

なんて明るい夜!

と胸を踊らせながら歩く。

歩いていると、ひさしぶりに見かける黒猫。

変わらずでっぷりとしていて目がまんまるで可愛い。

箱座りしている。

なんだー、生きてたんだね、元気そうだねなどと好き勝手に話しかけてしばし時間を過ごす。

そろそろおうちに帰らなくちゃねと立ち上がって歩き出す。

気付けば辺りがうっすらピンク色に。

なんて可愛い空気なんだろうと、なんとなく後ろを向いてみた。

そしたら、なんとも形容し難い綺麗な夕焼け空が一面に広がっていて、

街を見下ろせる丘まで急いだ。

写真を撮りながら、

「写真は思い出の手がかり」と言った友人の言葉を思い出した。

今日はとてもいい日だった。

神さまがくれたごほうびのような日だった。

6/11/2023, 2:43:06 PM

「街」から連想する言葉たち

人々の心が集う場所
誰も私のことを知らない
空を遠くする背の高い建物
陽を反射して輝くビル
すれ違いざまにぶつかる肩
ひとの間を縫って歩く
欲と嫉妬に濡れた路地裏は眠らない
片隅で膝を抱える

6/11/2023, 2:41:41 PM




といえばアジカンの君の街まで。
私はアジカンとかバンプの世代で、
めちゃくちゃ聴いてた。
マニアックなバンドとかめちゃくちゃ聴いてた。

今はどうしてんだろうな?
私はバンド→お笑い→アニメ→声優とハマってきたから今どうしてるのかわからない。

久しぶりにGDHM聴くかな。

6/11/2023, 2:38:35 PM


大都会、と言うのに憧れながら、地方の街で生きていた…十代の頃には、とにかく東京に憧れていた…やがて結婚して諸事情でこの町に来た。長閑で山々に囲まれたこの場所は、田舎街と思っていた故郷より、遥かに寂れた町…もう引っ越して十年越しだが、あの街が恋しい…

6/11/2023, 2:35:17 PM

もう30年ちょい、
ずっとこの街にいてて

もういいかな、他の景色見てみたいな、
なんて思ったりもするけど
結局出ていくなんて、できなくて。

ほんと臆病者ね。


でも新しい景色も見れたよ。
きょうなんて、公園で
おはなさんのおさんぽをしよーて誘われたので
おはなさんのおさんぽしてきたよ。

だいすきな子たちとたくさん新しい景色
見ていきたいなあ、、

#3

6/11/2023, 2:24:22 PM

街の風景を聴いてみた…

そして気づいたら…

17歳の地図を聴いていた!


尾崎豊さんの歌

OH MY LITTLE GIRL



米軍キャンプ

say good-bye mama

路上のルール

ダンスホール

太陽の破片

etc.


尾崎豊さんが存命の頃も後も

曲が流れ歌が聞こえくると

その歌ごとに見える風景が俺はあります


街角に立ち何か求めていた

あの頃…


街の風景の曲と歌とともに…

街角に立ち風景

行き交う人々を…



店の厨房から脂が焼ける音

配達中のトラックの排気ガス

駅への改札へ走り階段を上がる人

無理やりな笑みで気を張る礼服の群れ

演説の拡声スピーカーからの主張

スクランブルを走り塾へ向かうはしゃぐ子供達

交通誘導員のおっちゃんの汗だくな笑顔

レコード店からの北島三郎さんのこぶし

パン工房の焼きたてのタイムサービス


そして…

見たことないはずの31アイスを売る君…


あの頃の風景の何処かに君が居たかも?

そう言えば…何て…突然思い出した風景に君が…

居たら何て…もし何か思い出したら…

そんな幸せいいね嬉しいね!



ミーチャン…

チョコミントとストロベリーチーズのタブル食べたい…

あの風景にミーチャンと俺と…

あの街の風景の中に…ふたりで…食べよ!

明日食べよ!これからもふたりで食べよ!

6/11/2023, 2:24:07 PM

嫌いじゃあない。
 道ばたでしらない人が芸を披露していたり、本を読んでいたり、紙コップにお金を貯めていたりする。
 それはとても悲しいような気もするけれど、この街は彼らがいることで成り立っていたり、成り立っていなかったりする。定かでは無いけれど。
 まあ、道なりみちなりに進んで楽しむことは、それなりに得られるものはある。


6/11/2023, 2:22:48 PM

《街》

あの街、この街

色々行ったけど

なんだかんだ住み慣れた街が一番

6/11/2023, 2:22:03 PM

「街」

丘の上に一本の大きな木があって
その木を気に入った神様が
木の根元に小さな社を建て
お住まいになられました。

しばらくすると、年老いた夫婦が
「素敵な丘ですね。
右隣に家を建ててもいいですか?」
と神様に挨拶に訪れました。
神様は「勿論ですよ」と答えました。

もうしばらくすると
小さな子どもを2人連れた夫婦が来て
「この木には昆虫も集まるでしょう。
子どもたちを喜ばせたいので
左隣りに家を建ててもいいですか?」
と神様にお願いしました。
神様は「勿論ですよ」と答えました。

次に食堂を開きたい夫婦が、
また仕立て屋を始めたい女性が
靴屋の若者が、パン屋の男が
大工が 花屋が 学校の教師が

次々に神様に
「ここは素敵な場所ですね」といって
「住んでもいいですか?」と訊ねました。
神様は「勿論ですよ」と答えました。

大きな木のある丘には
多くの家が建ちました。
みんな最初の木のことや
神様が「勿論ですよ」と
自分たちを迎えてくれたことを
決して忘れませんでした。
子の代、孫の代までも。

優しくて感謝に満ちた村でした。





そのうち、新しく家を建てるものが
次々と現れました。

「家がたくさんあるのだから
 一軒増えても構わないだろう」

「自分の好きなように家を建てよう。」

「好きなだけ広く土地を囲もう。」

「もっと広い土地が欲しい」

「川を埋め立てよう」

「森を切り拓こう」


村にはそんな見知らぬ余所者たちが
どんどん増えていき
ついには丘の木を切り倒し
社を壊し、平地にしました。

騙し、騙され、盗み、盗まれ、
殴り、殴られ、殺し合う

誰も他人を信じない、
誰も神様に感謝をしない

いつの間にか村は
そんな集落になりました。

そんな集落、




     それを「街」といいます。





「街」

6/11/2023, 2:15:31 PM

今日のテーマ
《街》





夕暮れ時。
だんだんと空が暗さを増していき、ぽつぽつと街に明かりが灯り出す。
空を見れば、たなびく雲が残照を受けて見事なグラデーションを描いている。
夕方と夜の境界のようなこの時間、観覧車から見るその景色は、見慣れたものであるはずなのに、まるで奇跡のように美しく思えた。
それはきっと隣に彼女がいるから。
初めてのデートにしては出来すぎなシチュエーションと言えるだろう。

揺れるゴンドラの中、言葉もなく、ただ手を繋いでその景色を眺める。
いや、僕は景色を見るのと同じくらい、チラチラと隣の彼女の横顔を盗み見ていた。
時々目が合うのは、彼女もまた僕のことをチラチラと窺ってきているから。

『夕陽に照らされた街を見下ろす観覧車でキスをしてみたい』

漫画か小説か、それともドラマや映画の類か。
詳しく聞いてはいないが、とにかく何らかの影響を受けてのことなのだろう。
まだお互いに恋愛感情なんて欠片もないただの友達だった頃、そんな憧れを彼女が口にしていた。
律儀に覚えていたのは、そのシチュエーションが叶いそうな場所が身近にあって想像しやすかったから。
だから、彼女とつきあうことになって、初デートの締めくくりは絶対にここにすると決めていた。

ゆっくりと上がっていく小さな密室がその頂点に達した時、僕は体の向きを変え、繋いでない方の手でそっと彼女の肩を引き寄せた。
彼女もまた期待に潤んだ目を伏せて、僕に身を委ねてくれる。
そして、僕らは生まれ育った街と夕陽を背景に、ドキドキしながら初めてのキスを交わした。
緊張しすぎて現実感さえも朧気で、とても彼女の唇の柔らかさを味わうどころではなかった。
全力疾走した時みたいな胸の鼓動と息苦しさ、繋いだ手のしっとりした感触、そしてふわりと鼻を擽った制汗剤の香りだけが鮮烈な印象を残していて。

唇を離したそばからもう一度、いや、もう何度でもキスを繰り返したくなったけど、あんまりがっついたら引かれてしまうかもしれないと、名残惜しさを全力で捩じ伏せ、せめてもと絡めた指に力を込める。
恐る恐る彼女を見ると、頬を真っ赤に染めながら恥ずかしそうに、でもどこか嬉しそうに微笑んでいた。

「覚えててくれたの?」
「う、うん」
「ここに誘ってくれた時、もしかしてそうかなってちょっと期待してたんだ」
「うん……」
「すごく、すごく嬉しい。ありがとう。大好き」

はにかみながらそう言って彼女はぎゅっと腕に抱き着いてくる。
そんな風に可愛さを爆発させる彼女とは裏腹に、僕はただ「うん」しか言えず、落ち着かない気分で近づいてくる街並みに視線を逸らすしかできない。
何か気の利いたことを言えればいいのに、腕から伝柔らかさと柔らかさと体温ばかりに意識が向いてしまっていて、何も考えられないのだからどうしようもない。

「でも、正直言うとちょっとだけ残念なことがあってね」
「!?」

何か失敗してしまっただろうか?
キスが下手だった?
ガチガチに緊張してたのがバレバレで興醒めされた?
まさか臭かったとかそういうことはないよな!?

血の気を引かせて頭の中で思いつくまま理由をあれこれ考えていると、彼女がより密着して僕の肩に頭を預けてきた。
見下ろした顔には、恐れていた嫌悪のようなものはない。
それどころか逆にどこか不安そうな雰囲気さえしていて。
それを不思議に思いながらも勇気を振り絞って「残念なことって?」と先を促すと。

「嬉しすぎたのと緊張しすぎたのとで、せっかくキスしてもらったのに、何だかあっというまに終わっちゃった感じで……」

彼女は恥じ入るように俯きながらそう言った。
緊張して、何が何だか分からなくなっていたのは僕だけじゃなかった。
彼女もまた、同じように現実感をなくしていたのだ。
そのことに安堵して、僕はようやく強張っていた全身から力を抜いた。

小さな密室が地上に着くまであと少し。
さすがにここでもう一度チャレンジするのは係の人から見られてしまうから無理だけど。
帰り道のどこかのタイミングで、もう一度彼女にキスしようと心に決める。
初デートの記憶に残る場所は他にどこかあっただろうか。
生まれ育った街なのだから、記憶を辿ればひとつやふたつは相応しい場所くらい思いつくだろう。
目まぐるしく頭の中に地図を浮かべながら、僕は繋いでた手をほどき、ひとまず彼女の指先に恭しくキスをしてみせた。
セカンドキスではみっともなくテンパったりしないよう、予行演習を兼ねて。

6/11/2023, 2:07:22 PM

何色もの街

外に出ると下を向き憂鬱な朝の街並みと夜の騒々しい街の雰囲気を
毎日繰り返している。
圧迫感を味わいたくて都会の街に出るとどこを向いても裏の顔をしている。
誰が狼かこの世界では見破る必要性があるって事はとても
重要なんだよって思う
窮屈な世界で私達は必死に藻搔いている
もう頑張らなくていい、ただ自分の未来を見つけてほしい

6/11/2023, 2:04:33 PM




街の中をふらふら、決まった用事もないのに歩く。ウインドショッピングってことですね。

アイスクリーム屋さん、メガネ屋さん、和菓子屋さん。街の通りを歩きながら、何の意図もなくぼーっとお店を見るのが楽しい。

数年前までは時間に追われて、街を用もなく歩く何てなかった。年がら年中、急いでた。

時間が出来た最近は、街はわたしを飲み込んでくれる。街は見知らぬ人の中で、孤独を満喫するところ。


その孤独の中でこれからの人生考えようか。

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