『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街の明かりが点々としか見えない。
そんな中、彼は下を向いて歩いてる。
昨日の七夕を思いながら。
彼には願いなんてない。
自分には願いを持つだけ無駄で、
おこがましく思っている。
その時に視界の端で明かりが消えて顔を上げた。
気付いたら街に灯りはなくなっていた。
彼は空を見上げて星を探したが真っ暗だった。
夜の街の明かりを1人で眺めていた。不安で不安で死にそうな時に街の明かりは見守ってくれる。大丈夫、きみは大丈夫、って。そう言ってくれてるみたい。優しくて暖かい街の明かりが大好きだな。明日も頑張ろう。
街の明かり
♪街の明かりがとてもきれいね
横浜〜ブルーライト横浜〜♪
これ見て直ぐ歌えるのは、
そこそこの年齢ね笑
ヒットする曲も今ほどたくさんなかったし、皆んなが歌ってたな。
懐メロの話しでした♪
《街の灯り》
目に映ったのは暖かい光。
何故か懐かしく見える光に涙が溢れてしまった。
たくさんの思い出が綺麗に見えた。
明日出る街に感謝を込めて。
「今までありがとうございました。」
(歌詞みたいに書くの難しすぎる…)
街の明かり/
あんたちょっとずれてるって
言われた、
頭が悪いって
言われた日、
街を歩いてても街の明かりはとおい
街というのがどこか他所(よそ)で
みんなが住んでるところのような気がして
私の街はどこですかあ、
どこですかあ、
って
頭の中で言いながら歩いた日。
題.街の明かり
見上げると部屋の明かりが見えた。
この前までは帰ってきても真っ暗だったのに。
はやく、「ただいま」が言いたくなる。
坂道を上がっていけば、家はもうすぐそこだ。
仕事終わりでぐったりと疲れているのに、自然と駆け足になった。
そんな夜。
昭和から平成にかけて、「一気飲み」が流行った頃、煽る掛け声でその地名を入れて飲んでたわ。♪街の灯りがとても綺麗な『地名』。お酒は一気に飲みましょう。それ一気、一気。赤羽が語呂が良くて言いやすかった。
街の明かりに照らされて。
トボトボと家に帰る夜。
常に思考を巡らせて。
東京タワーみたく自分自身が暗闇を照らせるように
そんな存在に私はなりたい。
『街の明かり』
遠くなる
街の明かり
今度 見るのは
いつになるだろう
同窓会? 友達の結婚式?
こんな風に
親族の訃報でだけは
帰りたくないな
見なれた
街の明かりが
どんどん 小さくなる
あれ?
もしかして 私
泣いてる?
誰もいない
最終電車
声をあげて おもいっきり
泣いた
地上できらめく
星のような街灯り
丘から眺める夕景は
わたしの涙を拭ってくれない
寂しいなと呟いても
夜に虚しく消えていくだけ
#街の明かり
私は、今日も家に引きこもっていた。
足が骨折してから2ヶ月近く経とうとしているが、外の世界を堪能するのはほんのひと握りでしかない。
それは、週に4日だけ学校へ登下校できるものだった。
いつもなら、電車で通えばいいのだが足のことがあって、母の車に送り迎えしてもらって、学校へ向かっている。
たまに、左足が使えないという不自由さにもどかしさを感じることもあったが、学校へ登下校するたび街の明かりを目にすることがある。
それは、私の知らない街並みだった。
例えば、太陽が海に沈む時にやがて訪れる、点灯時間。
この時間が訪れると、電柱やお店の建物、人の住まいである家などに光が宿る。
日は闇へ眠るが、光は日の代わりをしてくれる。
そのきらめきは、私の心を照らしてくれるのだ。
身体の不自由さに苦しみ、泣くこともあったが希望を捨てるなと街並みは応援してくれている。
それは、アイドルがつらい時にファンが輝かせるペンライトのようなもの。
それと構図が似ているなと、私はつくづく思う。
だけど、私だけではない。みんな、ここに歩いてるみんなの心をやさしくしてくれる。
だから、光は闇に勝てる…のかもしれない。
月夜の晩に
白く輝く街灯
静寂が広がる街は
昼とは異なる
鏡の世界を創り出す
泣きじゃくりながら街を歩く。皆自身を軽蔑した目で見ていく。だが、街の灯りだけは自身の味方。
美しい光は自身を慰めてくれる。
『どうして……』
その声は静かに地面に消えていった。大好きな彼が居なくなってしまった。ひたすらに愛していた彼を…失ってしまった。
こんな自分を愛してくれていたのに。そんな時隣から話し掛けて来る声。
「笑、なぁに書いてるの」
『えっとね、街の灯りっていう小説。このアプリ結構使いやすくて』
そう、この話は全て自身の創作。全て。
彼は自身の友人。それ以上ではない。…もし、彼と一緒になれたなら、幸せなのに。そう思いながら、小説を書き綴る。
『街の明かり』 No.100
吐息が寒さに掠れて白く濁る。はぁ、はぁと息切れが激しい。しんしんと降り注ぐ粉雪が、黒いローブに染みていく。当たりは真っ暗だ。
なんとなく家を飛び出したのが、悪かった。
何ももっていない。ランタンさえも。
濁った緑の街灯からこぼれ落ちる、小さな光を頼りにするしかない。ローブにしっかり体をうずめ、小股で少しずつ、進む。厳しい寒さで手先が赤くなっていく。かおに近づけて息をはあっとかけても、固まった手は柔らかくならなかった。
深夜の街の光が、ぽつぽつと見えるかとおもえば少しずつ消えていく。みんなが夜を迎えているのだ。私はそれでも、家にかえらなかった。
やがて街の明かりがほとんど失われてから、私は錆びたベンチに横になった。すっかり冷え切ったベンチは緑の塗装が剥がれ落ち、人が座ったような温もりはなかった。
頬に舞い降りる粉雪は優しかった。
街の明かりがもどる、そのときまで。
目を閉じて、私はねむる。
街のあかりひとつひとつに
家庭があって、
それぞれの人生があって、
思い出がある。
そう考えたら、
この地上の星々のようなあかりが、
なんだかより壮大で美しく見えた。
日が落ちた。
ここからは星達の出番。
地球にないものを
宇宙から降らせる
夜限定の演出。
月の明かりは
太陽の代わりに
私の影を作る。
そんなのはずいぶん前の話
空をひっくり返した様に
街は星々みたいに光ってる
夜景だね。
綺麗なの…?
つまらない。
–街の明かり–
高いところから見た街中の景色って、
たくさんの建物の明かりが満点に光ってすごく輝いて綺麗に見える。
それは私が幼い頃に描いていた無数の夢みたいだった。
時間が経てば経つほど建物の明かりは消えて街中は暗闇に満ちる。
街灯の小さい光だけが灯っている。
それは今の夢の数。
『街の明かり』
街の明かり
私の街には夜、明かりがほとんどない。
夜は、暗い方が良い。隠れられるから
ほら、行き場のない人が今日もまた、
街へと迷い込む
夜は、暗い方が良い。
皆で星が見られるから
蒸し暑い土曜日の夜。
俺は出張先のホテルから街の灯りを眺めていた。
駅に向かうサラリーマン、部活終わりの学生、買い物帰りの主婦。
それぞれの光の元へ帰っていく。
それを見るのがなんとなく好き。
真っ暗な山並みの麓で、ぼんやりとした街灯りがまたたいている。私はぬるくなりかけたビールを飲みながら、今日起きた出来事を反芻してみる。
あの洞窟はいったいどこに続いているのか。遮光式土器に似たあの宇宙人は、どこから来たのか。UFOに拉致されたあの男性は、無事なのか。
自分はいま、こうして穏やかな時間を過ごしているが、彼にとっての今は、恐怖と苦痛に満ちた時間なのかもしれない。
かすかな罪悪感に胸が疼くが、今の自分の力ではどうにもできない。もやもやした気分で、缶の底に申し訳程度に残っていたビールを飲み干した。
何かヒントはないか…視線をさまよわせていると、目の端に振動するスマホが目に飛び込んできた。
電話の主は、友達のスミレだ。愚痴じゃなければいいな、と思いながら私は通話ボタンを押した。
「ねえ、聞いて!わたしUFOを見たよ!」
スミレはいきなり、驚くような事実を告げてきた。
【街灯り】