行かないで』の作文集

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行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/24/2024, 1:40:50 PM

君は

行かないで、捨てないで、ほって置かないで

と言うけれど

先に置いていったのも、捨てたのも君だ。

君と僕のエンドロールを迎えよう

リセットやリスタートはもうやめだ

先に進む為に終止符を

別れよう

さようなら

10/24/2024, 1:38:29 PM

その電車は最終だった
行かないでーー!
心の声も虚しく、ドアが閉まる。

仕方なくタクシー乗り場に歩いたが
白ナンバーの車が1台止まっているだけである
勇気を振り絞って運転手に声をかけた。

自宅までは高速を使っても18,000円かかったが
何とか家族の居る家に辿り着くことができた
皆寝静まっている。

僕は家族を起こさぬよう
そっと着替えてベッドに滑り込んだ
勿論、風呂は省略である。

その日遅くなったことで、翌日
小言は言われたが、タクシーと代金のことだけは
一生、内緒である。

10/24/2024, 1:36:21 PM

恋人が風邪をひいてしまった。
 少し前に俺が風邪を引いた。その時は彼女が看病してくれたが、風邪はうつらなかった。
 時間が経ち、また寒暖の差にやられてしまい気がついたら発熱していた。
 
「体温計で熱を計るまでもないよ。今日は家でゆっくりしててね」
 
 俺はスマホを取り出し、彼女の職場に電話をかけながら扉から部屋を出ていった。
 
『はいはーい、どうしたん?』
「あ、すみません。彼女が熱を出しちゃったので、今日は休ませて欲しいんです」
『ああ、了解、了解。知らせてくれて、ありがとね』
「いえ、こっちこそ、ありがとうございます」
『ほななー』
 
 通話が終わって部屋に戻ると、ベッドで俺に向かって手を伸ばし、その瞳から涙を溢れさせた彼女がいた。
 
「社長に連絡したからね……ってなに!? どうしたの!?」
 
 彼女が片手を伸ばしている姿に気がつくと、血の気が引いた。俺は顔色を変えて床を蹴る。
 そして、強く、強く抱き締めた。何かを言うわけではなく、彼女の熱を受け取るように抱き締めた。
 
「やだ、行かないで……そばにいて……」
 
 普段は元気で笑顔が耐えない彼女。それが、こうやって俺にわがままを言うのは本当に珍しい。自分の意見が無いわけじゃなくて、相手を尊重する子だから。
 だからこそ、彼女の言葉に胸を締め付けられた。
 
 彼女の頭を優しく撫でながら、彼女の体重を俺に寄せる。
 
「そばにいるよ」
「うん……」
 
 彼女の身体をゆっくり倒し、隣に寄り添った。
 
「ずっとそばにいるからね」
「うん」
 
 熱があるからか、少し息遣いが荒い。それでもどこか安心したように、瞳を閉じた。
 
 彼女が眠ったら、俺も職場に連絡しよう。
 今日……なんて言ったけれど、俺はずっとそばにいるよ。
 
 ずっとね。
 
 
 
おわり
 
 
 
一六一、行かないで

10/24/2024, 1:36:10 PM

行かないで


私は天然記念物。

古くて旧くて簡単に動けない凝り固まった考えの人間、じゃなくて幽霊。

動けない幽霊は地縛霊、それはヤダから「地縛霊時々動くってよ」とシネマティックにお呼び頂きたい。

なぜこの世の人々はあんなに急ぎ足で歩くんだろう。その先に何があるっていうの?
私にはわからなくて。

「行かないで、私を置いてかないでよ、一緒にいてよ」
私の声は届かない。

あんなに仲のよかった子達も好きだったあの人も知らぬ間に何処か遠くへ行ってしまった。

諦めずに「一緒にいてよ、ずっとそばにいてよ」と言い続けたらどうなったかな。

きっと笑顔で優しい口調で「いいよ」って言うね。
でも、気がつけば誰もいなくなるのはわかってる。

諦めずに言うのは「私も一緒に行くよ、負けないよ」
だったんだね。気づくのが遅くてごめんね。

これから出会う人、大事な人とは一緒に歩いていけますように。

よろしくお願いします。


end

10/24/2024, 1:35:02 PM

深いため息をついて、仕事を終わらせる。決して疲れていたのではなくて、嫌になったんだ。

奴隷じゃないけどさ、傲慢な上司にヘコヘコ頭下げちゃってさ、嫌いなのに逆らえない。何とも言えない屈辱が、オレの精神を乱す。

「辞めます。」
辞職届とともにそう言った。

あんな傲慢で、ヘラヘラしてたあいつはもういなくて、「行かないで」なんて言われちゃったりして?必死に止めてくれると思ったのに…

あっそ、たったそれだけで、オレのことを片付けた。

きっと何処かでは構ってほしいっていう想いがあったんだと思う。何時も、誰にも構ってくれないから、今日だけは!ってきっと思ってたよ。

嗚呼、めんどくせーオレ。何だよそれ。気持ち悪い。

「行かないで」なんて言われてたら、本当に行かなかったと思うか? オレ…


テーマ-【行かないで】

10/24/2024, 1:34:43 PM

ずっと自分に自信がなかった
だって、頭が悪いから
全然覚えられなくて、ミスも治らなくて、効率も悪くて
でも、憧れてしまった
だから入った地獄のような塾だった

トップを走る同年代も
当たり前のように高みを目指せと言う先生の姿も
かっこよくてキラキラしてて憧れた

それと同時に苦しかった
自分のできなさが、頭の悪さが
どうしようもなく自分を蝕んで、何度も泣いた

だけど、先生が言ったんだ
「お前は光る部分がある。」って
「喋りなら誰にも負けないだろう」って
「その発想力は誰にもできないだろう」って

だから私ここまで来れたよ
「おれの目に狂いはない」そう言ってくれてありがとう

あなたの審美眼を証明してみせる
どうか今日の私よ、どこにも行かず、側にいてくれ。

10/24/2024, 1:31:00 PM

あれ?なんで行っちゃうの❓💦
やだよ……お願い……
行かないでーーーーー

……

次の電車は40分後_| ̄|○ il||li

10/24/2024, 1:29:59 PM

結婚おめでとう。
あの時私が行かないでって言えていたら、未来は変わっていたのかな。
あなたの手を掴んで、泣きながら縋っていたら今あなたの隣には私がいたのかな。
可愛くない私だったけれど、そんな私を理解して支えてくれてありがとう。
これからは自分で歩いて行くから、最後に少しだけ目を閉じていて。
目を開けた時には笑って祝福するからさ。

10/24/2024, 1:29:39 PM

執着だけで息をする
味のないガムを噛み続けるような日々と
くだらなさが競争する街に頭痛がする
我慢ならなくなって不潔ばかりを嫌っている
明日の味を知るにはどう生きれば良いか
今日までを許すにはどうすれば良いのか
自分の吐いた唾も飲めないような口先ばかりで
どうにも動けなくなってしまったみたいだ
置いていかれる
心だけが前に進めないまま
置いていかれる
私が好きだった私に
ただ、置いて行かないでほしかっただけだ


自分自身のことがなんにもわからないなんて
そんなこと考えたことも無かったんだよなって。



私の心だけを置いて時間は進んでいってしまうので、もう何がなんだか分からないまま命を浪費している気がします。無能感に苛まれる前に新しい事で私を上塗りしていかないと空っぽになってしまいそうな位で、成し遂げるには短い人生の殆どを過去に縋り付いていないと上手く生きられない私を体は置いて行くのです。

行かないで

10/24/2024, 1:29:32 PM

行かないでと引き止めても無駄だろう
どうせ行ってしまうのだから
せめて笑顔で見送ろう
遠く離れた場所から応援してると伝えよう

10/24/2024, 1:29:09 PM

そこにあった。
確かに、ここに、私の側にあった。

ねぇ、まだ嫌だよ。

ねぇ、もうちょっとだけまってよ。

ねぇ、お願い。
まだ 嫌だよ。


言えなくて

貴方の幸せを止めることなんてできなくて
伸ばした手は、貴方を掴めなくて

貴方が辛くならないように

強い言葉に、嘘の笑顔に隠したの。


「ねぇ、私をおいて行かないで…」

10/24/2024, 1:28:57 PM

05

しばらくは仕事に没頭することで

その子のことを考えないようにしていた


年末になると仕事が忙しくなった

いろいろ変わる書類などに追われて

遅くなることも増えた


家に帰ってるともう日が変わっていた

布団に倒れこむようにして

そのまま眠ってしまった


「行かないで…」

はっとして目を冷ますと涙が出ていた

誰かに置いていかれる夢

最近は見なかったのに

また誰かと一緒にいたいと

思っている自分がいる気がして

苦しくなった

10/24/2024, 1:28:54 PM

駅で見かけたのは
大好きなおばあちゃん
らしき人と
別れるのがつらい小さな子
行かないでと言っている

まわりの大人も そして私も
もう 大好きな人に
そんなふうに叫べない

行かないでと言って
行かないでいてくれることは
めったにないけれど

その子はまだ気づけない
大人がみんなニコニコしていることも

10/24/2024, 1:27:17 PM

行かないで


ここは怖くて嫌なんだ。
私をここから連れ出して。

10/24/2024, 1:24:11 PM

小説
おばみつ※転生if



「行かないで」

遠慮気味に俺の服の端を掴み、蚊のような小さな声で彼女は呟く。その美しい瞳から大粒の涙を幾つも零していた。初めて見る甘露寺の姿に俺はおろおろと情けなくうろたえることしか出来なかった。

彼女は、俺に弱音を吐いたことが一度も無かった。いつも明るく気丈に振る舞い、彼女を見た者は皆笑顔になる。そんな存在が甘露寺だった。

「か、甘露寺、どうしたんだ。何があった」

俯く彼女に俺は何も出来ず、自らの不甲斐なさを恨んだ。彼女にこんな顔をさせたくなど無いのに。

「…いかないでよぉ…」

くしゃりと顔を歪めた彼女は、俺とは目を合わせず掴んだ服の裾を一層強く握りしめる。

「…何処にも行かないよ。ほら、そこに座ろう」

頬の涙を拭うと、近くにあったベンチに二人で座る。

「どうした、何があったんだ?ゆっくりでいいから俺に教えてくれ」

優しく促すと、彼女はぽつりぽつりと話してくれた。

「……あのね、あのね伊黒さん。私、夢をみたの。ずっとずっと昔の時代の夢。…貴方も私も何かと戦っていて…皆傷だらけで…」

彼女の語る夢の話。

「伊黒さんは…私を助けるために、一人で戦いに行っちゃって…。でもね、行かないで欲しかったの」

「…甘露寺…」

「それでね、それをさっき思い出しちゃって、心がぶわーってして、ぎゅーってして、とっても悲しくなっちゃったの」

彼女の手は強く握りしめられていて、真っ白になってしまっていた。

「……ごめんなさい、訳分からないよね。…忘れて…」

俺より少し背の高い彼女が、今は触れてしまえば消えてしまいそうなほど小さく見えた。俺は彼女の白くなってしまった手に自らの手を添える。

「…甘露寺、俺はここにいるよ」

はっと顔を上げる彼女の目を優しく見つめる。若草色の瞳がゆらゆらと儚げに揺れていた。

「…まだ、ちょっと早いかと思っていたんだが…」

俺はポケットの中にある、小さな箱を取り出す。
彼女は目を見開くと、視線を俺に戻した。

「きっとこの先、俺はまた君を不安にさせてしまうかもしれない」

「…」

「けれども約束しよう。俺は何があっても君を一人にはしない。ずっとずっと一緒に生きていこう」

…もっとちゃんとしたレストランとかでしようと考えていた。一生に一度のことだから。彼女が喜ぶのはどんなのだろうと、何度も考えた。だけど、今しなければ意味が無いと思った。今だからこそするべきだと思った。

俺は立ち上がり彼女の目の前に立つ。そして跪くとゆっくりと箱を開けた。

「俺と結婚してください」

もう二度と置いて行ったりしないから。君とずっと一緒にいたいから。

彼女の涙と手元の指輪が光を受け、星のように輝いていた。

10/24/2024, 1:23:53 PM

「大したことないすぐ帰ってくる」
「いや」
そう強い口調で反発した彼女の目には
涙が浮かんでいた。
「なんて事ないただの用事さ」
「ならここにいてよ!」
悲痛な声がだだっぴろいロビーに響く。
付き人のロンは気まずいだろうに、それを全く顔には出さない。
崩れ落ちた彼女はエリックの脚にしがみつく。
エリックは動揺した。
普段は我儘を言うなんて決してないリリーが感情剥き出しに縋り付くなんて。
エリックは本当に大したことない用事ならそんな彼女の我儘を叶えてここにいてやりたかった。
けどだめだ。
今日は外せない。
今日だけは。
震え出した拳ぎゅっと握る。
彼女を大切に思うなら。

「お土産は何がいいかな」
「そんなの、いらない」
「…」
「どうしても駄目ならついて行く」
「悪いが、」
「そうよね、分かってる」

「花を1輪」
絞り出したような小さな声でそう言った。
「花…?」
「あなたの一番好きな花を」
「あぁ必ず」
目を細めてなるべく優しい笑顔を浮かべる。
最後に彼女頭を撫でる。

大した用事でもないと言うのに
彼女はいつまでも不安そうな瞳で
今にも行くなという。



リリーは知っていた。
エリックは必ず届けてくれることを。
ロンから彼の一番好きな花を受け取る。


彼の代わりに抱きしめる。
ユリが微かに香る。

10/24/2024, 1:23:38 PM

「行かないで」

行かないで、と言っていたエピソードはきっと自分の中にあるんだろうが、なぜか出てこない。「行かないで」にはマイナスの意味合いしかない(多分)を考えると、過去の嫌なことを消し去ろうとした結果、本当に消えたのだろうか。そんなこんなを考えても全く出てこない。ここに書きたいことも湧いてこない。ということで今回はここまで。

10/24/2024, 1:22:57 PM

[行かないで]

行かないでって離れないでって
言いたかったけど言えなかった
夢を追う貴方の目が輝いていたから

10/24/2024, 1:20:53 PM

その日はアパートへの引越しも終わり、住み始める日だった。大学生になった私は、隣県のワンルームアパートにすむことになった。学校から程よく近く、家賃もかなり安い。好条件のアパートだった。家族総出で何日もかけて行われた引越し作業も終了。私以外の家族全員がアパートから出ていき、車に乗り込む。それを窓から見ていた。じわじわ込み上げてくる寂しさ。何度も手を振る家族。
「行かないで」
それが言えたらどれだけ良かったか。しかし出来上がった自室を前にしてそれだけは言えなかった。今日から一人暮らし。今日から新生活。今日から大人……。酷いホームシックになって地元に帰るのはもう少し先の話。

10/24/2024, 1:20:27 PM

大きい魚が掛かった 竿先の紐が切れる
あっという間にいなくなる魚と仕掛け ソコが切れるのか…

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