落ちていく』の作文集

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落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/23/2023, 11:04:09 PM

木の葉が
落ちていく
刻々と
冬の訪れを待つように

11/23/2023, 10:53:52 PM

散る瞬間まで人々を魅了するのに

地べたに足を置けば踏まれて終わり

人間なんかに花を語る資格なんてない

11/23/2023, 10:51:17 PM

#110 落ちていく


あの時の悲しみに
落ちていく


部屋の隅っこ
膝を抱えて
目は見開いて
それでいて
何も映さず通り過ぎていく

体は現実の中に生きているのに

頭の中のイカれた8ミリフィルムが
ふざけた走馬灯を作り出す
見たくないと思うほど鮮明になっていく

アリジゴクの罠に嵌ったように
戻らなければと藻搔くほど
落ちていく心、止められず加速して


---

悲しみの記憶は『思い出す』行為を繰り返すほどに強固に定着していきます。
牛の反芻と一緒ですね。戻しては噛み砕いて心に吸収させているんですから、辛くて当たり前です。
滑稽に見えるかもしれませんが、本人は飲み込めば消えると信じて必死なんです。

11/23/2023, 10:49:23 PM

#落ちていく


なにかから落ちていく夢

最近見なくなった

あれは何だったたのか

日々のストレスから
もしくは責任感

肩の荷でも降りたのかな

11/23/2023, 10:47:52 PM

落ちた。
 深い深い穴へ、転げて落ちていった。
 僕は何の為に生まれてきたのだろうか。僕は、僕の生きる意味を見つけたかった。少なくとも、きっとこの今の状況に陥る為ではなかった。そんな、考えてもどうしようもないことを考えてしまう。
 そうやって、永遠とも思えるような長い闇の中を落ちていく。
 どうしようもないことはわかっている。でも、本当はこんなところで諦めたくない……。

 深くて暗い底まで落ちた。
 ……そう、これ以上下なんてなかった。
 視界が開けた。
 そこには、思っていたよりも綺麗な世界が広がっていた。


 穴の中では綺麗な歌声が響いている。
 ふと見上げると、僕が落ちてきた穴から、僕を落とした張本人が落ちてきた。
 そいつも、この状況を見て驚いていた。
「ねずみ!?」
 そこはねずみの世界だった。
「おじいさん、おむすびをありがとう」
 ねずみはおむすびである僕を捕まえた。そして、僕はちゃんとねずみに食べてもらえた。安心した。
 僕を落とした張本人のおじいさんは、僕をねずみに与えたお礼に、なんか小槌を貰っていた。
 それ、1番体を張った僕が貰うべきでは? まぁもう食べられしまっているし、僕自身の役目は全うできたからいいんだけど。

 僕はわかった。
 諦めたらそこで試合(?)終了だ。どんなに闇に落ちようと、その先には素敵な未来が待ち受けていることもあるんだと。
 僕は役目を果たせて。ねずみは僕を美味しいって言って食べて。なんかおじいさんも幸せになったみたいだし。
 めでたしめでたし。


『落ちていく』

11/23/2023, 10:43:52 PM

紅葉の綺麗な道で

堕天使に会った

空から落ちてきたとか

天国とか地獄とか運命とか

そんな話を聞いていたら

上も下もよく分からなくて

高所恐怖症になった

羽のない人間が宙を舞うなんて

変な表現だ

なんて呟いたら

地面の中に引きずり込まれた

ずっと深く

落ちていく

このままどこまで行くのだろう。

浮遊感が不快

光も差し込まない

そんなところで夢から覚めて

ジェットコースターが嫌いになった


『落ちていく』

11/23/2023, 10:42:30 PM

落ちていく

周りが見えなくなる。
それしか考えられなくなる。
気持ちが沈んでいく。

落ちていく

それは
環境を変え、
行動を変え、
思考を変え、
『転換する時』のこと

11/23/2023, 10:38:02 PM

落ちていく
今日も貴方の沼に落ちていく…貴方と同棲して早二週間…今までよりも毎日毎日、好きが溢れていって、どんどん貴方の沼に落ちていく…そして、どんどん貴方の虜になっていく…貴方が好きだ!ずーっと、この先何年経っても!永遠にこの気持ちを大事にしたい!これからも永遠にそばにいたいです!これからもこんな私のそばにいて下さい!それとも、今のままの私じゃ、駄目…ですか…?

11/23/2023, 10:35:31 PM

君を止められなかった。僕は君がこんなにも思い込んでるなんて気づかなかった。彼氏失格だね、ごめんね僕はきみの事をなんも知らなかったみたい、謝りに行こう。君に…「今会いに逝くよ」

[落ちていく]#2

11/23/2023, 9:27:56 PM

【落ちていく】

 客引きたちのやかましい声。けばけばしい蛍光色のネオンの明かり。歓楽街の喧騒にもいつしかすっかりと慣れてしまった。
 ボロアパートの一階の角部屋が、今の僕たちの棲家だ。生まれ育った古くさい因習に雁字搦めになった村を君と二人、手を取り合って逃げるように飛び出して。そうして流れ着いたのがこの街だった。
「ただいま」
 小声で呼びかければ、君の健やかな寝息が聞こえる。起こさないように足音を殺して畳へと上がり、薄いせんべい布団にくるまった君の横に膝をついた。
 あの村にいれば村長の子供と土建屋の社長の子供として、僕たちは不自由なく成長することができただろう。だけどあの頃の僕たちはそんな未来を望まなかった。
 生活費を稼ぐために犯罪スレスレの仕事に手を出す今の生活は、確かに心身を疲弊させていく。まるで底なし沼にどこまでも落ちていくように。それでも閉鎖された村で飼い殺されるよりはずっとずっとマシだった。
(君と二人なら、どこまで落ちたって構わない)
 確かな決意を胸に、眠る君の頬へそっと口付けた。

11/23/2023, 9:02:29 PM

『落ちていく』、私は君の世界に落ちていく。

落ちていく、甘くて暖かい卵焼きとうどんが空っぽの腹の中に落ちていく。

11/23/2023, 9:01:12 PM

落ちてゆく。

⋯ことがすべて、

良くないこととは思わない。

貼り付けられたピカピカのメッキは

剥がれてしまえば、見てくれは悪くなるけど、

あとはずいぶんと軽くなる。

落ちて落ちて落ち着いて、

たどり着いたその場所からなら、

違う景色も見えるでしょ?

何も無い場所に立てば

何も背負わない自分になれば、

シンプルに思考も回る。

だからこそ言えることもある。

だからこそできることもある。

落ちるだけ落ちたなら、

あとは登るか、

そこで眠るか。

選択肢はそう多くは無いはずだから...。

11/23/2023, 7:21:15 PM

「誰でもいいわけないでしょ、貴方だから。」

 その言葉をまた、言えずに終わってしまった。

 青白く、酷く薄い自分の身体が嫌いだ。

 愛らしい顔に似合わない声も嫌いだ。

 傷痕を上書きするようにつけた手首の線。

 俺が俺だから、これを“女々しい”と呼ぶのだろう。

 ズタボロの腕をなんの遠慮もなく鷲掴みにして欲をぶつける貴方が好き。

 言えるわけないな。

 異常、って言うんだって。こういうの。

 でもきっと、お互い様なんだろうな。

 日に日に濃くなっていく隈を見て胸が痛くなって目を背けるのは、俺だけじゃないから。


 異常なのは、貴方も同じ。


 思えば、どうしようもなく退屈で生産性のない人生を、消費するように生きてきた。

 その穴を埋めるように、答え合わせをするように、自分という人間が居ることを確認するように、肌を重ねた。

 始まりは惰性だった。全て。

 どうでもいいから寝て、どうでもいいから食べて、どうでもいいから、“寝る”。


 三大欲求のままに。人を変えて、場所を変えて。


 それなのに何故だろう、不自由で変わり映えしない毎日だった。と、今となってはそう思う。

 人は違うのに最期には寂しさと虚しさを抱えて眠りにつく。

 身体の痛みと引き換えに、ほんの少しの愛情と、溺れるほどの金。



 どうしようもなく、どうでもいい人生。



 くだらなくて、愛しい人生。



 そして、貴方に出逢ってしまった。



 希望でも光でもない、俺以上に不安定な貴方。

 見ているこっちが不安になるような寝顔が少しでも健やかになればいいのに。この先、目が覚めたときに少しでも目覚めてよかった、って思ってくれたらいいのに。


 そして、そのとき隣に居るのは俺でありますように。


 最近、そんなことばかり考えてしまう。これが所謂、“母性”ってやつだろうか。


 貴方に触れようと伸ばした手は、思っていたよりもずっと重かった。

 あぁ、駄目だ。瞼が持ち上がらない。腕ももう上がらない。

 最期に一目、焼きつけて。

 明日からも息ができるように。


 貴方と一緒に、おちていく。

11/23/2023, 6:25:56 PM

そいつに言わせると、恋愛はゲームなのだそう。

目には見えない好感度をより効率的に上げて、相手を自分の虜にさせる。そんなゲーム。
かくいう自分もそのゲームに負けてまんまと恋に落ちてしまったのだけど。

「初めましてこんにちは。今ちょっと時間いいかな?少しでいいから君の時間をわけてもらいたいんだけど」

人目を引く華やかな笑顔に、控えめなようでいて有無を言わせない言葉選び。

「…運命だって思ったんだ。なんて言ったら、君は困るかな?」

さりげなく添えられた手と濡れた瞳で見上げられた上でこの一言。
第三者として聞くと陳腐でしかない言葉なのに、何故こうも容易く落ちていくのか。

今日もゲームは続いていく。
そいつが飽きるまでのインチキ恋愛ゲームが。

11/23/2023, 6:14:29 PM

僕はいつかあなたの恋人になりたい。

眼鏡で髪型もボサボサ、服もよれている。
いわゆる陰キャラな僕だけど、そんな僕にもこの間春が訪れた。
授業終わり消しゴムを落とした時拾ってくれた。
ただそれだけが嬉しかった。ちょろいのはわかっているでも好きになってしまったから仕方ない。

僕は君のために変わると決意した。

とりあえず服を買いに行って、美容室にも行ってこよう。体も鍛えるのもいいななんて考えながら
夏が過ぎか秋が来始めていた。

君のおかげでたくさん趣味が増えた。友達も増えた

本当にありがとう

これからは君に僕に落ちてもらえるように頑張るから覚悟しておいてね。

11/23/2023, 5:22:58 PM

お題「落ちていく」

落ちていく。

真っ逆さまに落ちていく。

必死に手を伸ばしても間に合わない。

あぁ、ここで死ぬのか。

風が冷たい。

落ちていく瞬間がスローに見えた。

しかし、落ちていく速度は早まる一方。

死が怖い。

なんて、死ぬ間際で思っても、もう遅い。

そして私は、地面に叩きつけられる。

息が詰まり、身体は生暖かい。

頭が真っ白になる。

人の叫び声、安否を確かめる声。

その声らと共に私は息絶えた。

あぁ、くだらない人生だったな。

11/23/2023, 4:58:50 PM

どれ程の時間が経っただろうか。遠くなっていく星空をぼんやりと見上げている。想像より深い穴だったようだ。
いや、それにしても長すぎないか?
しかし穴に落ちるのは初めてだ。落下する時の体感時間なんてこんなものなのかもしれない。
遠くに見える空はすっかり明るくなっていた。

11/23/2023, 4:54:27 PM

「落ちていく」

落ちていく。身体が浮遊している。あと少しでぶつかってしまう---
そんな妄想をあなたはしたことがありますか

11/23/2023, 4:51:08 PM

落ちていく
怒りの塊が
憎悪の鎧が
剥げ落ちて
落ちていく

落ちていく
悲しみの氷が
孤独の冷水が
流れ去って
落ちていく

落ちていく
目を塞ぐ鱗が
破裂を待つ殺意が
崩れ崩れて
落ちていく

落ちていく
ねがいの涙が
理解の驚きで
凍った心に
落ちていく

落ちてくる
見ずにいた光が
あたたかい慈雨が
太陽が出る
曇った心に
晴れ間から光が

落ちてくる
愛を抱いた星の光が
この目に
この胸に

これから
何処へ行こうか

11/23/2023, 4:49:30 PM

あなたは私を「落としてみたい」と言う。
好きにすればいい、と思う。

そんな事を言える時点で、あなたは私のことをこれっぽっちも分かってはいないのだ。
それはただの自意識過剰。
自分なら私を意のままに出来るという、ただの思い上がりだというのに、頭脳明晰なはずのあなたがそれを分かっていない。

「落としてみたい」? 馬鹿なことを言う。

私はもう、落ちるところまで落ちきった、ただの残骸だというのに。これ以上無いというほど堕ちて、僅かに残った残骸で未練がましく落ちる前の自分に縋っているだけなのに。

落ちていく時は夢の城も、綺麗な花も、描いた理想も、みんなみんな引き摺り落として汚してしまう。後に残るのは破れてちぎれて粉々になった、想いの欠片だけ。「堕ちる」というのはそういうこと。
そしてそれは……、蜘蛛の糸とて例外じゃない。

「落としてみたい」?馬鹿なことを言う。
緻密に張り巡らされた蜘蛛の糸ごと、引き摺り落とされる覚悟があるならやってみればいい。

どうせみんな、落ちていく。

END

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