花畑』の作文集

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花畑』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/17/2023, 3:25:09 PM

花畑


一面に広がる鮮やかな色の花畑

その脇で咲く名も知らない野花

そんな野花を可愛いと見つける

あなたが、可愛くてしかたない

9/17/2023, 3:12:44 PM

#88【花畑】


ネモフィラの青が好きだ。
去年は近くのパークへ
ネモフィラの丘を観に行った。

ぶわっと広がる青。
青、青、青…!

青を持つ花は他にもあるが
何故か惹かれるネモフィラの青。

花言葉に隠された
それのせいなのかしら。

9/17/2023, 3:09:38 PM

【花畑】


よく「脳内お花畑だね」と言う人がいる。
要するに、何だか幸せそうに見えたり、平和染みた考えや価値観のことを皮肉めいて表現する言葉のよう。
ただ、私はそんな"脳内お花畑な人"に助けられたことがある。

私は、大学受験に失敗し、浪人を経て現在社会人になる。受験失敗をした年は、本当に地獄のような1年間だった。親には「生きてる価値ないね」と、お金をかけてきたことを悔やむような言葉をかけられ、自宅で浪人をしていたから、周りに同じような受験仲間がいるわけでもなく、ただただ孤立した小さな小さな世界で、ひたすら勉強をしていた記憶がある。そんな時に、ある日ふと「ここから消えたいな」という気持ちになった。勉強から逃れたい、楽になりたい、(親から)許されたいーーー、色々な葛藤があったんだと思う。私は何を迷ったか、中学時代の親友に連絡したのだ。

「私、生きてる価値ないから、死のうと思う」
「何で?価値ないって決めるには、早すぎない?」
「親に言われたし、私は何よりもう勉強したくない」
「勿体無いよ!きっと、上手くいくよ!多分!」

こんな感じのことを言われた。きっと上手くいく?…何て無責任な言葉なんだろうと、その当時の私はすごく腹立たしく思った。自分は行きたい進路先で充実していて、私のことなんてどうでも良いんだろうとさえ思っていた。同時に悔しく、たしかに勿体なく感じる自分がいた。結果的に、勉強を諦めることはせず、頑張り続けた結果、大学に進学することが出来た。

そして、大学卒業間近に、遠く離れたところに住む親友に会いに行った時、その当時の話をした。どうしてあんな事を言ったの?と聞いたら、「思い詰めている人は、本当は止めてほしくて連絡してくる。私だって、思い止まって欲しいと思った。だから、敢えて気持ちが軽くなるような言葉を発したんだと思う」と。
たしかに、拍子抜けするような無責任にも聞こえるような言葉に見えて、励ましてくれていた。だから私は、今あの時自分で人生を終わらせなくて良かったと感じる。

今でも、親友は新しい家族が出来てからも、たまに連絡をくれる。その度に私は当時のことを思い出し、心の中で感謝しながら、今日生きていることを噛み締めるのだ。

9/17/2023, 3:02:11 PM

むかしむかし
まだ大家族だったころ、
長崎のオランダ村行ったなあ。
チューリップの花畑と風車、
あと弟のサザエボンのTシャツしか覚えてない

今の家族は野焼きされた あぜ道

9/17/2023, 2:58:03 PM

「お題としては『花』は4回目だけど、花をネタにした投稿は、他にも複数回書いてるのよな……」
今回ばかりは、「花」ひとつのモチーフに今まで頼りすぎてきた自分のせいだな。
某所在住物書きは、今回ばかりは物語の書きづらさを、己の失態によるものと認めた。
桜吹雪を流れ星に見立てたり、ポットの中に工芸茶の花を咲かせたり、名字に埋め込んだ花とその花言葉を連動させたり。
フクジュソウ等々、季節の「花畑」を物語に登場させたこともあった。

「花畑を星空に例えたこともあった、かな?」
そういえば。物書きは苦し紛れに、ひとつ物語を仮組みする。
「逆に星空を花畑に例えるとか」
つまり、こういうことなんだがな。物書きはメモ帳アプリを呼び出し、投稿文の下書きを打ち始めて……

――――――

「花」のモチーフを何度も使いまわして、段々花ネタの尽きてきた物書きがお送りするおはなしです。
困った時の、童話頼みなおはなしです。
せっかくの3連休に、それでも特別な予定無き物書きの、以下は、いわばちょっとした、イジけ節です。

最近最近の都内某所、某稲荷神社に、不思議なお餅を売り歩く、不思議な子狐が住んでおりました。
子狐は、時折神社の参拝客の、過去の祈りや現在の思い出、未来の願いなんかを夜の夢に見るのですが、
連休だったり、夏休みだったり冬休みだったり、行楽シーズンの丁度終わった頃合いに、
たまに、それはそれは、美しい夢を見るのでした。

『光害、こうがい、と言うんだ』
昔々父狐が、子狐に言ってきかせました。
『お外が暗いと、お空の星がよく見える。お外が明るいと、お空の星は見えづらい。
ここから遠い、とおい、人間も明かりも少ない田舎には、そういう夜空を、毎日見られる所もあるんだよ』

それは、子狐の知らない夜の空。子狐の知らない土地の風景。
東京から地方へ旅行なり帰省なりした面々が、主に子供たちが見た、田舎や里山の星空の記憶。
高層ビル無き広い広いお空に、キラキラ小ちゃな星がいっぱい輝いて、お月さまが満月だったり三日月だったり、いつもより明るく見えるのです。
子狐はその美しい空を、誰かの思い出を、彼等が東京に戻ってくる頃夢に見るのです。

『お花畑だ!』
東京から一歩も出たことのないコンコン子狐。
広い空も、満点の星も、ましてや天の川や、LED照明無き真っ暗な夜など、絵本の中でしか見たことがないのです。
『お空に、お花畑がある!』
そんなコンコン子狐です。なにより想像力豊かなガキんちょ子狐です。おまけに、今日のお題が「花畑」なのです。
旅行や帰省から戻ってきた子供たちが持ち帰ってくる星空を、
その星空知らぬ子狐は、空の草原にカスミソウかワスレナグサか、アキカラマツかもしれません、
ともかく大きな花畑ができたと、かわいらしく、想像するのでした。

子狐は夜空の夢を見るたび、お肉もおやつもお餅も全部忘れて、ぴょんぴょんぴょん、飛び跳ねます。
お空に咲くあの花々が、コンコンコン、どうしても欲しいのです。
だけどお空のタニギキョウだかスズランだかは、遠くて遠くて、掴めず触れず、
ゆえに子狐は、心をモニョモニョさせるのでした。

『お花、おはな!』
ぴょんぴょんぴょん。
今日の夜も子狐は、知らない誰かの思い出の中で、一生懸命飛び跳ねて、小ちゃい両手を伸ばします。
『今日こそは、あのお花で花束作るんだ!』
ぴょんぴょんぴょん。
その美しい勘違いと努力は、リアルの朝日がのぼって、母狐が子狐を優しく愛しく起こすまで、ずっと、ずっと、続きましたとさ。

9/17/2023, 2:55:49 PM

花畑

 まるで、空の上にいるようだと思った。
「お前にも見せてやりたいなぁ」
 花を揺らす風に紛れて懐かしい声が聞こえた気がして辺りを見回せど、当然ながら姿はない。そもそもその姿すら曖昧な記憶の中に佇んでいるだけで、はっきりと思い出すのは彼が書いて寄越す手紙の几帳面な文字だった。
 空の上は、それはそれは綺麗な青色で。海の中にいるようでもあって不思議な心持ちになるのだと、それを私達にも見せてやりたいと、兄は何度も葉書に綴っていた。
「──どう? おばあちゃん」
「そうねぇ。とても綺麗だわ」
 隣に並ぶ孫が教えてくれたネモフィラ畑は。見渡す限りを青に塗られた世界は。どうしてだか歪んで見えた。

9/17/2023, 2:51:13 PM

彼の所へ来た。
   待ち望んでいた彼が、私に向かって笑顔を浮かべている。
       後悔なんてする意味が見つからない。
           会えたんだから。
       今だったら、何でもできる気がする。
         "ねぇ、空飛んでみようよ"
      そう言って見せると、驚いた様子の彼。
          もう、分かってるよ?
         自分が現実には居ないこと。
            "飛んでみるか"
            優しく言った。

9/17/2023, 2:50:06 PM

夏の思い出



頭の中の花畑には

いまだにひまわりが満開だ

後悔と眩しさを栄養に

咲き誇る




※花畑

9/17/2023, 2:48:18 PM

ここは何処だろう
辺りは明るい
空間全体が柔らかな金色に包まれている
暑くも寒くもない
足元を見ると一面の花畑
白い花たちが光を浴びて柔らかな金色に光る
もしかして死んだのか?
そう思い至ったが如何せん記憶が無い
少々困ったが致し方無いので歩くことにした
花畑に寝転がるという選択肢もあった
だが歩かなければならない気がしたので歩くことにした
歩き始めてはみたものの何の変化も無い
歩けども歩けどもずっと明るい空とずっと輝く花畑が続く
どこまで歩くか悩み始めたその時
突然
花畑が途切れた
途切れたという言い方は正しくない
さっきまで見えていた花畑が消えたのだ
歩みを止め振り返るとそこにはちゃんと花畑がある
さて何が起きたのか
何が起ころうとしているのか
しばらくその場に佇んでいると雨が降り出した
柔らかな金色の光を浴びて黄金色に輝く雫が降り注ぐ
すると虹が架かった
丁度足元から空へ吸い込まれるように上へのびる虹の橋
これを渡ったら完全に生が終わる
そう思うと虹の橋を渡ることが躊躇われた
ふと花畑が途切れた先を見るともう1本の虹の橋が見えた
丁度足元から深淵へ吸い込まれるように下へのびる虹の橋
水面も無いのにまるで反射しているかのような2本の橋
何となく下から呼ばれているような気がした
好奇心が勝った
どうせ生が尽きるならと腹を決め下の橋へ歩を進めた


―――死神洞窟ツアー [序]


               #69【空が泣く】【花畑】

9/17/2023, 2:43:21 PM

私は小さい頃、秋になると通っていた場所があった
少し家から遠いコスモスの畑である
そこは広く、当時130cm位だった私の身長では、ここで迷子になると絶対帰り方が分からなくなる
そう思いながら、いつも通りコスモス畑を歩き回っていた時にふと、見慣れない道を見つけた
日頃から来ている私の目は誤魔化せない。
私は興味本位でその道に入ればたちまち光に包ま、れ、気がつけば私は多くの花が連なる大きな花畑に来てしまっていたのです
その時私は呑気だったのか無知だったのか、帰り方なんて考えることなくひたすら、そこにある花たちを見ていたのでした
そこには覚えてる限りですが、
桃色のスズラン
黄緑のムスカリ
青の彼岸花
等など実在するはずのない花達が確かにそこにはあったのです
(書いていたのが夜中なので力尽きましたすみません)
(1つ目)

9/17/2023, 2:42:33 PM

花畑


 目の前に広がるのは、一面の花畑。

 赤、水色、紫、桃色、黄色、そして緑。

 色鮮やかな花たちが、寄り添うように咲き誇っている。

 そうだ、ここの花を摘んで、花束を作ろう。

 彼に「おかえり」って言えるんだ。想像もつかないくらい、盛大に祝おう。

 数年後、いや、十年後、二十年後に。今日は素晴らしい日だったと、語り合えるように。

__________________________

シクフォニ すちくん、復帰おめでとうございます!

9/17/2023, 2:37:18 PM

花畑でハサミ虫踏んだ
なんとなく下を見たときに足の下に
咎めない良心に心が痛んだ

僕はいつからか際限なくカッコつけ
これからもそうするのだろう
たとえ一歩進むごとにハサミ虫を踏んでも
澄ました顔で歩きスマホしてさ

花畑の寛容に甘えていたけど
きっと僕はここに立ち入ってはいけない

花畑で歩いていいのは花から目を離さない人だけ

9/17/2023, 2:35:50 PM

花畑


辺り一面に咲いた花の絨毯の上で、少女は天使のように微笑んだ。水のように透き通った声で、少女は唄う。
希望と祝福のそれは、風に乗って遠くへと伝わっていく。
最後の一音を伸ばして、唄い終えた少女は、花が咲くみたいに笑った。

9/17/2023, 2:30:11 PM

伝書鳩は

足首に結ぶ言葉も無く

それでも飛び立ち

空の青さに迷う

9/17/2023, 2:27:27 PM

花畑

花びらがくっついてる植物。

沢山あると、もっと心が踊る。

きれいだなって、沢山思える。

9/17/2023, 2:26:39 PM

「俺,この花,好きなんだ!花言葉が”終わりのない友情”,俺たちにピッタリだろ?」
照れているのだろうか,恥ずかしげに言いながらアイツは一輪のローダンセを見せる。
「おまえはホント,花に関しては博識だな」
「いつか花屋になってお客を笑顔にするのが俺の夢だからな!!」
希望に満ちあふれた笑みを浮かべながら話すアイツは,俺の幼なじみにして初恋の人だった,しかし俺はこの思いを伝えられず数年も胸に秘めたままだった。
「おまえだったらなれるよ,なんなら最初の客は俺がなってやってもいいぜ?」
こんなたわいのない会話を最後にアイツはその短い生涯を終えた,居眠り運転による交通事故だ。
「…花屋になるんじゃなかったのかよ」
アイツの葬式,色とりどりの花が手向けられ寝ているかのように眠るアイツを見,俺は柄にもなく大声で泣いてしまった。
この瞬間,俺は幼なじみと初恋の人を同時に失ってしまったことを痛感した。
そして今,
「おまえの夢,俺がかなえちまったな…」
誰もいない店の中で俺のつぶやきだけが響く。
今日,ついに俺はアイツの夢でもあった花屋をオープンする,小さな店の中で他の花に負けじと咲き誇るマリーゴールドはまるでアイツの生まれ変わりかと思えるほど美しかった。
チリリン
ふとベルがなり,二人組の男子高校生が店に入ってきた。
まるで花畑みたいだな,とつぶやきながら見てまわっていると突然,一人の男子高校生が聞き覚えのある言葉を口にした。
「俺,この花,好きなんだ!花言葉が”終わりのない友情”,俺たちにピッタリだろ?」
なぁ,聞こえるか?おまえと似たやつが店に来たぞ…

9/17/2023, 2:21:50 PM

花畑
少し冷たさが残る春の風に揺れる花々
その真ん中まで歩みを進めると、
空の上に登ったような錯覚を覚える。
優しい甘さを含んだ風が頬を掠め、
ポカポカと太陽が見つめている。
鼻から鼻へ蝶は飛び回り、蜂はせっせと花粉を集める
花々と空の境界線さえ曖昧になり、
時間の経過によって、
それらの同色と夕暮れの橙、
夜空の藍から黒へと、
そのコントラストもまた綺麗に映る。
寂しさも、幸せも、
全てを包み込み、優しく慰めるような景色が
瞳に映っている。
そんな場所、唯一の場所…

9/17/2023, 2:18:24 PM

花畑
どこも続く秋桜の波…そこに立つ貴女は、カメラに向かって微笑んでいる…あの頃よりも、ふっくらした面影、明るい目元…そして、その顔は、妹と同じで…二十年振りに会ったお母さん…当時も、母さんが出て行った理由に納得していたけれど、突然の別れと、家族でなくなる、母さんと言える人が眼の前からいなくなる…捨てられる…色んな想いが交差した…小学校の卒業式直前の出来事…50も後半になろうとする今も、お母さん、と云う言葉を聞くと、切なく、哀しく、そして怒りが湧いて来る…初孫を見せたくて、漸くとった連絡、そして再会、でも、その時のお母さんの一言が、親子の再会の喜びで無く、怖いものを見る目で放たれたことが、今でも夢に出て来る…大好きな花と、この世にたった一人の存在の写真…

9/17/2023, 2:11:37 PM

本を読むのが好きなんです

小さい頃、父親が本をたくさん読むようにと

色々買ってくれたり

図書館に連れて行ってくれた

父親は放任だったので

買い与えるだけ

連れて行くだけ

だったけど、それが別に嫌じゃなかった

本を読んでいると

自分の孤独が忘れられるというか

とにかく

少しだけ前進できる気がするのです

今日も初めて行った図書館で

セロトニンでまくった

私にとってのお花畑だった

9/17/2023, 2:10:17 PM

空と花畑の関係は不思議だね。
空が泣いたら雨が降る。
でも雨が降らないと花畑はつらくなる。
どうすればいいのか‥

天気雨ならいいのかな。
空は明るいけど、雨が降るからきっと空は嬉しくて泣いているのだろう。天気雨が終われば虹も出る。
空も喜んでるし、きっと花畑も喜んでるに違いない。

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