『良いお年を』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
紅白に小さくまざる寝息のなか今年の挨拶小さくまぜる
題-良いお年を
良いお年を
「いい1年にするぞ」
「まさかの断言系」
「『したい』じゃなくて断言したほうが叶いやすいって聞いたから、俺はいつも断言するようにしてる」
「「なるほど」」
ここで物語を綴り始めたのがいつだったかはあまり覚えてないけど、いつも読んでくれるあなたも、たまたま巡り逢えたあなたにも、最大級の感謝を。
大丈夫、来年も笑っていたらなんとかなるよ。
(いつもの3人シリーズ)
(来年はもうちょっと更新頑張ります)
今も世界中で苦しんでいる人がいる中で、こうして生きていられて、幸せを感じられて、
大切な人と共に新年を迎えられることに感謝しないと駄目ですね。
今年も一年、お疲れ様でした。みなさん、良いお年を。
慌ただしい年末。
年始の準備。
買い忘れを見つける。
溜息をつき、夕暮れ激混みのスーパーに向かう。
レジも長蛇の列だ。
唇がカサつく。
リップを塗っても間に合わない乾燥。
早く家に帰らねばという焦燥。
バッグのポケットに戻したはずのリップがこぼれ落ちる。
「あっ、」
声を出している間に、前を並ぶ人に先に拾われ渡された。
「すみません。ありがとうございます。」
「あ。いえ。」
突然流れる時間が変わる。
「良いお年を。」
その人は先に会計を済ませ、にっこり笑って去っていった。
ふと、慌ただしさにのまれていた自分を恥じた。
「そんじゃ、良いお年を。星姫さん」
情けない。年越しまで一緒に居ませんか、だなんて心の中では一番最初からずっと思っていた癖に、それを言う時になるとそれとは真反対の言の葉が口から飛び出ていく。
ぽろぽろと外は粉雪が花びらのように舞っていた。星みたいだ、なんてうっとりと眺めていた彼女をぼんやりと微睡みの中で思い出す。
10時半。いつもより何倍も遅い彼女の帰りの時間。それに、今日は元旦の前日。けど、だからと言って彼女が育てている星の子達はそんなの関係無しに母を待っているだろう。中には夢の中の子もいるだろうが、躊躇して、真反対の事を言ってしまったのはその所為でもある。
ぱちくりと彼女が瞬きをする。
ああ、ごめんな。こんな弱虫な俺のせいで。
貴女の、今年の最後を奪う訳にはいかなかった。
「……私が、一緒に年越しまで居たいと言ったら?」
「……え、……あ……」
こんなこと、あっていいのだろうか。
良いお年を、で終わる筈だったその後悔は、あけましておめでとうで始まるという嬉しさに変わった。
「良いお年を」ワルロゼ
良いお年を。
2024って、テンキーで打った時、結構軽やかだったんだけど、2025になるとどうかな〜。
と、来年のことをいうと鬼が笑うので、良いお年を。
『よいお年を』
忙しい日々を過ごし、あっという間に一年が終わる。
良いことも悪いこともてんこ盛りだったが、それでも
こうして年末を無事迎えらることは嬉しいことだと思う。
リアルタイムで少し紅白を観た。
ゆず湯にいつもよりゆっくり入った。
去年は出来無かったことが今年は出来ている。
またきっと明日も変わっていく。少しずつだけれど。
そんな来年への期待を持ちつつ、今年も良い年だったと一年を締めくくりたい。
皆さまもお疲れ様でした。
どうぞ良いお年をお迎えください。
12/31日寮のベッドの中、今年1年を振り返る。
学園に入学し、友達もでき、気になる相手もできた。
それなりに実りのある1年だったように思う。
自分は訳ありで寮で1人寂しく年越しだが、あいつは今頃実家で家族と過ごしている頃だろうか。
感傷に浸っていると、スマホが鳴った。
枕横に置いてあるスマホを手に取り、画面を見る。
あいつからだ。
慌てて通話ボタンを押す。
『おー、お前のことがやっぱ気になっちまって。
今、除夜の鐘が聞こえてるんだが、お前にも聞かせてやろうと思ってつい電話しちまった。聞こえるか?』
「ああ、聞こえる」
あいつが俺の事を気にかけてくれていた事が嬉しい。
自然と顔が綻ぶ。
『早く帰る予定だから。戻ったらどっか初詣にでも行こうぜ!』
「いいな、楽しみだ」
『じゃあ、またな。良いお年を』
「今外か?寒いから風邪引くなよ
お前も良いお年を」
2024年は、新しい作業所にも通所をし始めてポイ活も ちゃんとし始めた。
自分のステップアップも少しは出来たと思う。
でも、相方の発言に いつも 関係をどうするか 悩むことがある。
嫌なときは距離を置くだけで良いのに その時に よって 気分も態度も違うふうに見えてしまうから難しい
自分が感じてるだけかもしれないけども、次 どんな態度になるんだろうかって 緊張してる自分が嫌だ。
猫たちと過ごす時間の方が大切なので、自分が大切な事から順番に考える事にした。
今年も健康で 猫たちと生活できる事に感謝。
令和6年目、2024年、最後の日。
ももいろ紅白歌合戦から紅白歌合戦を視聴。
音楽聴くと元気もらえる。
また明日から気持ち切り替えて新年悔いなく過ごしたい。
所在無く大晦日をやり過ごす良いお年をと言えば良いかと
「良いお年を」
今年も残すところ1時間余り。みなさんはどんな1年でしたか?これ昨日も聞いた気がする。災害、政治、戦争など悪いことが目立つ1年ではありましたが、来年はどんな年になるのでしょうか。今日ばかりはみんながそば食べて、特番や紅白見て、のんびり除夜の鐘を聴きながら年越しを過ごせると良いなぁ。来年もこのアプリ続けていきたいです。どうかみなさんが良い年を過ごせますように。良いお年を。
良いお年を
ゆえに遥か彼方過ぎた日々は、歳を忘れ恋も忘れ飲むる美酒はタラリトロリ流れ落ちた雨の雫こぼす涙筋を残す。明日の夕陽観たり微か煙る飛沫音を発すピアノ弾きつ隣り観つつ映画暗しうつつ目覚め耐えた日々は彼方遥か。
言葉あそび
凝縮された蒼き悲哀は、胸の底に孔を穿ち。こひ薫る白き刃は、露を弾き玉と変わりつ。翼切り裂く風の名残は目玉を誘ひ愛を育む。折れた鉄扇下腹に喰い入り散らばる臓腑は何のためぞ。開きし口腔漆黒に展開、夜が降りて灯は清か幸せ積み上げ崩しは難し。愚か血脈吊られぬ死屍引き攣り笑みなど溶ける。皮の厚みは建築資材。漫画嘗めて美鶴折りて悦に煎りて転じ間悪。くり切った楔文字睨め付けて卸売り。血や褪せて花織為し花吹雪く七夕の夜。あの夏に刀咲きルナ晒し釜譲り浮く。引き攣れたあの餌撒き綱弾きて火薬羞づ。
「良いお年を」
流れる川のような時間に
涙を捨てて
約束の星を探しに行こう
来年という明日が
輝いていることを信じよう
皆に幸あらんことを
来年の自分に少しワクワクして、どんな事が待っているか妄想して、0:00をひたすら待つ。
皆様良いお年を。
2024/12/31 #良いお年を
良いお年を
体調悪
これで年越し
あぁまじか
end
『良いお年を』
何日ぶりだろう、家族みんなで食卓を囲むのは。
朝コンビニで買ったパンを学校で頬張った日も、
ちょっと贅沢してもう1品プラスした塾の日も、
もうみんなが寝てる中で母親と夜ご飯を食べた日も、
数え切れないけれど、
きっと、今日は本当に数週間、数ヶ月くらい間が空いた、特別な日。
いつもはご飯中も勉強する行儀悪いやつだけど、
今日だけは、行儀いい子でいます。
なんてね。
年越しの瞬間も家族といたかったけれど、
全てをかけなければいけないので。
ひとり、部屋でお勉強をします。
数ヶ月後には、笑ってやるんだ。
みんな、良いお年を。
春に、溢れるほどの笑顔を見せてください。
年末 如何お過ごしですか
美味しいものを沢山食べて
あったかいところでたくさん寝て
いろんな人と笑いあって
素敵な年始になりますように
えっと、ちなみにですが
わたしはインフルで寝込んでいます
ついていないですね
みなさん、よいお年を。
_ ₂₀₄
読者の皆様、いつも拙作をお読みいただきありがとうございます。
2024年はいかがでしたか?
今年も、あともう少しとなりました。
本日は大みそかという事で、予定を変えて取り留めのない事を書こうと思います。
今年も世界中で色々ありましたが、皆さんはどうですか?
自分の今年一番のイベントは、弟の結婚です。
人見知りする性質なので、お嫁さんの顔合わせに参加するかは悩みましたね。
悩み抜いた末に参加を決めたのですが、そのことを弟がとても驚いていました。
……弟からも諦められていたレベルで人見知りです、はいw
なお、自分は結婚する予定はありません(聞いてない)
どこかに偽装結婚に付き合ってくれる人いませんかねw
そういえば、ハンターハンターが再開したのも驚きましたね。
あのまま忘れ去られていくと思ったのに……
すぐに休載になったけど、果たして完結するんでしょうか?
完結まで長生きできるといいなw
あと、短編の更新をなんとか毎日することが出来て一安心です。
技術の向上を目的としての毎日更新でしたが、レベルアップ出来たのでしょうか?
自分ではよく分からない……
ちなみに実際は『ほぼ毎日』ですが、突然の残業とか体調不良とかだったのでノーカンです。
自分ではどうする事も出来ない不幸な出来事によるものなので、仕方ありませんね!
よって、事実上の皆勤賞なのです!
あった事と言えば、それくらいでしょうか?
特に波乱もない一年でしたが、満点はいかないまでも、それなりの一年だったと思います
ただ、一つだけ心残りはあります。
新年の抱負です。
皆さんは達成できましたか?
結論から言います
自分は出来てません!
自分の新年の抱負は『創作のネタとしてサメ映画を見る』でした
でも見てません……
ずっと頭に引っ掛かってたんですけど、なかなかねえw
ちなみにこの新年の抱負は、来年に再利用しますw
エコです。
SDGsです
使える内は、捨てては駄目ですからね!
再来年も、リサイクル出来ればいいなとと思ってます(コラ)
グダグダですが、書くのはここまでにしたいと思います。
オチもついてるから問題よね?
では、よいお年を!
▶61.「良いお年を」
60.「1年間を振り返る」
:
1.「永遠に」近い時を生きる人形✕✕✕
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人形が冬ごもりに向かう前に滞在していた町にて。
仕入れ屋のシブの妻で服屋を営むクロアと、
店仲間である野菜売りのベル、肉屋のミランダ、魚屋のフィーナは
年内最後の井戸端会議に花を咲かせていた。
「みんな、年越しの準備は大丈夫ね?」
野菜売りのベルが話を振れば、
「やだ、心配性ねぇベルったら」
肉屋のミランダがのんきに返す。
「そんなこと言って、年明け早々私のところに『新年用の魚買い忘れてた!』って言ってたのはどなた?」
魚屋のフィーナは鋭く切り込み、
「あ、それは…だってお肉があるから大丈夫だと思ったのよ」
「前の日まではね、でしょ?まぁ、ミランダだからね」
クロアがまとめる。
「今年もありがとう。ベル、ミランダ、フィーナ、ほんとうに」
「いいのよ、クロアはよくやってる。私こそありがとう」
「ほんと、わたしだったら挫けちゃうよー。旦那さんが冬以外ほとんど仕事で町にすらいないなんて」
「代わりに冬はべったりだものね、クロアのところは。時間まだ平気なの?」
「もう少し居たいわ、シブも休んでるし」
「そういえば、前に旦那さん様子おかしいって話してたの、解決したの?」
「あれからはいつも通りよ。ほんと、何だったのかしら」
「クロアの旦那さんが考え事なんて珍しーよね」
「仕事中の出来事だったのでしょう?街の外だもの、色々あるのでしょうね」
「そうね。私があれこれ考えても仕方ないって、思ったわ」
ふぅ、と
誰ともなくついた、ため息のような間が流れた。
「シブさんが、とにかく今の冬も無事にクロアのところへ帰ってこれて良かったわ。良いお年を迎えられそう」
「うん、そうそう。シブさんが帰ってこないと冬が来た!って感じしないもん」
「ミランダなんか冬支度の合図にしてるものね」
「あっ、言わないでー」
毎日のように顔を合わせていても、
年終わりの独特の焦燥感が、もう少しもう少しと話を繋いでいく。
良い年を、良い年を。祈るように彼女たちは繰り返した。