『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自転車か……最後に乗ったのいつだっけ?
確か高校一年の夏休みで友達と遊びに行く時に乗ったっきりだな
今となってはもう、自分の自転車すら持ってない。久し振りに乗ってみたいな
ペダルをこぐ度に感じる風。流れ行く景色。下りの時にはスリルと共に爽快感も感じたな。
全てが懐かしい。あの時間はなんだかんだ言って楽しかったな。
もう一度、ペダルに足を乗せてみたい。
自転車に乗って
僕が住んでいるのは武蔵小杉、武蔵小杉と言ってもタワーマンションではなく古い小さな家である。
今日は自転車に乗って多摩川を走ってみよう。
先ずは家から丸子橋に出る。
上流方向へ走り出す。直ぐに等々力サッカー場が見える。
河川敷ではゴルフや野球をやっている人達。
頑張って走ると、二子玉の高島屋が見えてきた。
河川敷でバーベキューをしている家族。
二子玉を過ぎてふと見ると、ダンボールで作られた家。ホールレス?なんか見ちゃいけないような気がする。
鴨が泳ぎ、鮒なのかな?時々、跳ねる。
川幅が広くなり、川の向こうは和泉多摩川河川敷。
やっと登戸に着いた。
もっと先に行ってみようか悩んだけど、今日は戻ろう。
ほんの少しの達成感!
自転車に乗ると、風に乗って君が頬擦りしてくる。
寂しい思いをさせてごめんね。すぐに買い物を済ませるから、と思いながら坂を少し急ぎ目に漕ぐ私の姿は悲しげだった。
『自転車に乗って』
自転車に乗っているのは
この世のものとは限りません
時々 怪談話なんかで
自分が運転している車の横を
同じ速度で走っていたとか
車を追い越して走り去ったとか
ある道を通ると
恐ろしい形相の男性が
全力疾走して
自転車で追いかけて来るとか
嘘かまことか
定かではない話が
この時期になると
降って湧いたように出てきます
まぁ
信じるか信じないかは
あなた次第ですが
#自転車に乗って
わたしは自転車に乗るのがすごく好き。
たぶん、自動車に乗るよりもずっと。
しーんと何も聞こえない夜のまちで、
はーっと吐く息づかいと
自転車を漕ぐ音しか聞こえない中、
天を見上げて星を見ながら暗くて辺りがよく見えない
視界を一生懸命目を凝らして昔のここ👉の丘は確か、
やまだったんだよなーとか思い出して、時折すれ違う
にこって笑ってる(怖っ)おじさんに少し震えたり、
野原から飛んできた虫が顔、ぎゃわわーーーーー誰か
つかまえてーっっっっ
て思いながら急停止したりね
、?ここはどこ?もしかして迷った、わたし?
ここから誰か助けてーーってなることもあったり、
こみ入った話をしてる女子高生たちとすれ違ったり、
かみの毛がヘルメットに絡まって、
ライトで照らして必死で取ったり、家の電気が一階も
二階もついてなくて、下から見上げながら
げっ、まさか、鍵しまってないよね??どーしよー
たすけてー!!ってなったり、
いろいろハプニングもあるけど楽しいよねって話。
自転車に乗るのって大好き
時間があれば
何時間でも乗ってられる
そんな気がしちゃう
今は子供のせの電動自転車
子供ら載せて往復3時間までしか
充電が持たなくて
その範囲内しか移動が出来ないんだけど
自転車で色々と出掛けたりしているよ
これからも
自転車に乗って
色々とおでかけするよ
(2023.08.14/自転車に乗って)
自転車に乗って 長い下り坂を
ブレーキを握りしめながら ゆっくりと下ってく
そしてすぐに上り坂を上がってくw
#28
自転車に乗って。
私は自転車に乗って学校に行く。
私の通学路はとても綺麗な景色を見れるところがある
そこを通るたびに小鳥のさえずりがなったり
海の音が聞こえる。
私はそれを楽しみに自転車に乗る。
「愛車」に乗れば どこまでも行ける気がした
この二輪があれば 果てなきところへ行ける気がした
メーターとギアのついた自転車のカゴに
相棒のクマのぬいぐるみを載せて
目に落ちる汗など気にすることなく
ただひたすらにペダルを漕いだ
◇
信号が赤に変わり タイヤはおとなしくなった
青い空を見上げると 魚の形をした雲がみえる
◇
まさにいま 海の中では 見たこともない魚たちが
命を削って 泳いでいる
二度と会うことのない魚たちは
今この瞬間にも 命を育んでいる
そして 誰も知らぬところで
その命が燃え尽きている
ぼくは寒気がしたものだった
◇
時速30キロメートルを越えれば
メーターがどうなるのか 景色が変わるのか
その答えを求めて 坂道を必死に下る
死んだ魚たちがどこへ行くのか そんなことを
考える暇もなく ただ 必死に漕いでいた
近頃暑くて学生達は大変だよなぁ。
そういや、俺も学生時代は
自転車通学だったっけな。
うわっ懐かし。
好きな子を後ろに乗せたり、
友達と馬鹿したな〜
大人になってから
自転車なんて乗ってなかったけど、
久しぶりに自転車でも乗って出掛けるかなっ。
お題 : 自転車に乗って #24
耳もとで、旅の途中の風がささやく。
「今日は、熟れた林檎のかおりを運んだわ」
「あの木の下を通ったら、美しいお姫様がいたのよ」
笑い声がくすぐったく鼓膜をゆすった。
なんだかふしぎな心地になる。
わたしは、自転車のペダルをぐいっと踏み込んだ。
「あなたは、どこへ行くの」
風がそうきいた。
わたしは答えた。
『遠い昔に生まれたところへ』
風は一度だけ、うなずいた。
そして、わたしの手をやさしくとった。
「わたしの行き先と、おんなじだわ」
「ねえ、連れていってあげる」
ふわりと身体が浮き上がって、気づけば空の上。
見下ろすと、倒れたわたしの自転車。
その向こうには、どこまでも広がる碧い海。
わたしは風にほほえんだ。
『いつかもう一度、あの自転車に乗りたいわ』
『だって、わたしはもう──』
自転車に乗って
君に会いに行くんだ!
映画を見ようって!2人で相談して決めたんだ!
誘ってくれた!嬉しかった!
自転車に乗って!電車に乗って!待ち合わせの金の時計に!
とっても面白い映画だった!
美味しくて楽しいランチだった!
戸惑って新鮮なプリクラを撮った!
電車に乗って!自転車に乗って!君と帰った!
『楽しかった!誘ってくれてありがとう!またどこか行こうね!!』
『こちらこそ楽しかった!ありがとう!』
初めて君と2人で遊んだ!
初めて誰かとの映画を楽しいと思えた!
初めて帰りの時間が心地よかった!
楽しかったんだ!楽しかったんだ!僕は楽しかった!!
だからどうかお願い!
またねって言ってよ
花よ蝶よ
「花よ」
「いーや、蝶だね」
狭い居酒屋の狭い席。
そこで言い争う酔っ払い二人は、非常に残念なことに俺の幼馴染だ。
俺たちの共通の友人が旅先から送ってきた絵葉書。この一枚の写真が騒動の原因だった。
「これはどこからどう見てもナージャカランカの花冠よ。それくらいも見分けられないなんて、眼科に行った方がいいわよ」
「冗談だろ? アイツが絵葉書を送ってきた国の名前を覚えてないのか? 健忘症か? これはドミール共和国の国蝶。キリルレサーナンで間違いないね」
さっきからこの調子で、花よ蝶よと喧々諤々だ。
狭い店内で人目も気になりだしたので、そろそろ話に蹴りをつけるべく俺は口を挟むことにした。
「まぁまぁ、二人とも落ち着けよ。
ところで、学術名シュナイダー・シーオリコスって鳥を知ってるか? この絵葉書の写真はその鳥の尾羽にそっくりなんだが」
「はぁ!?」
「おいおい鳥とか正気かよ……」
俺たちの熱い夜はまだまだ続くようだ。
// 花よ蝶よ
自転車に乗って
さあどこへ行きますか
普通に学校へ通いました
自転車に乗って
どこまでも行こう
久々に乗るとオシリが痛いです
自転車に乗って
自転車に乗って
自転車が
今は持って無いので
車に乗ります
いつか免許返納したら
また乗るかも
元気残しておかなきゃね!
あの日の現実は受け入れられない。
というか、受け入れないでいる自分がいる。
苛立ち?
悲しみ?
衝撃感?
疑問感?
全く分からないし、今さらわかったところでどうしようもないが。
一言言いたいのは、
だったら今までの生活、返せよ。
の一言。
Xだか、なんだか、知らないけど。
知ったこっちゃない。
それだけ膨大なお金を動かしておいて、全部この、くだらない遊びに付き合って、一体何がしたいのか、全くわからない。って言ってるの。
人々の平和?人々の祈り?
それで、
人々は変わったかい?変われたかい?
人を窮地に陥れておいて、楽しかったかい?
これが、貴方の、遺産として、形見とした時、
それで貴方は、喜んで、天国へ、逝けるのかい?
私を死んだ事にさせておいて、
それで満足だったのかい?
というか、満足かい?
架空の人物に、させておいて、
満足かい?
貴方が死ぬまで、
架空の人物でいさせたいのなら、
それで、満足できるのなら、
それでいいんじゃない?
今更、過去に戻らないし、
戻ったとしても、
何かかにかのズレは、あるのには間違いないのだから。
貴方がそう、望むのなら、貴方が死を迎えるまで、
そうすればいい。
その代わり、
一生の責任と、
一生の恨みが、
貴方を襲うだろう。
自転車に乗って、草原を走り回る、憧れを想像しながら
私は、架空の人物に、なるであろう。
二人並んで、この隅田川沿いのデパートの下を行けば、連なる繁華街の、街頭の下に、赤いテープが下がっていて、繁華街の年の暮れのセールを表しているとわかる。
彼女の自転車は、ちょっと高価なマウンテンバイクで、社長のお金で買ったのだと、のたまう。
社長というのは、貿易会社の社長で、最近のベトナム戦争の特需景気にあやかって、貿易品がよく出るのだという。
ヒッピーたちは、ラブアンドピースをかかげているが、俺みたいな根暗は、そういうのにもかまけられず、毎日ぐうたら過ごしている。
ビートルズは、すごい影響を与えた。
なんてったて、オノヨーコは、偉い人だ。
ヒッピーじゃない俺ですら知っているのだから、なんともはや。
いーじゃん。いーじゃん。毎日幸せで。
苦労がないって、幸せじゃん?
「それって、本当に幸せ?」
って、彼女は言う。
「幸せだよ」
って、俺は返す。
幸せってさ、毎日食ってる学食の百五十円のAランチみたいに、もっともっと食いたいんだ。
たらふく食って、オナニーこいて、それで、今日も寝るのが、俺の幸せだ。
って、言ったら
「単純ね」
って、返された。
#自転車に乗って
海が見える坂道があると
あれに乗りたくなる
あの魔女の映画のせいか
あのデュオの歌のせいか
あのMVのワンシーンのせいか
風を切って思い切り行きたいんだ
君を後ろに乗せて
最高の思い出をつくるんだ
って詩を宿題で出したら
二人乗りをしてはいけませんと赤ペン入った
自転車に乗って
風が涼しく感じるの…
前だけを向いて
どこか
さみしく感じるの
…
隣にあなたが
いてほしい
だから…
わたしは
自転車から降りるわ
あなたを見ていたいから
…ずっと…
あなたを想って…
ホログラムに映し出されている箱?
輪っかが付いてるものや
細長い箱がいくつも連なっていたり
鳥型まである…?
「先生、これは何ですか?」
「興味深いだろう?
これらはこの星での移動手段なのさ」
移動手段…って何?
「ビックリするのも無理はない
この星ではまだ瞬間移動が出来ない
だからこれらを使って移動するんだ」
そして先生が次に映し出したのが
「おそらく最初に扱う事になるのは
この自転車というものだ
どうだい?ワクワクしてきたかい?」
あまりの習慣の違いにビックリだけど
うんそうだな
ワクワクさせてくれる星
僕らが向かう星
〜自転車に乗って~
時間というものがなく
欲しいものは
すぐ手に入り
行きたいところには
パッと移動できる
そういう世界が
元いた世界
奥さんが死んで家を掃除することにした。
孫達に手伝って貰って予想よりも早く片付いた。残るは庭、倉庫だけだ。
倉庫の鍵を手に外に出た。
ふと目線を向けると蜘蛛の巣に犯された奥さんの自転車が倒れていた。きっと昨日の台風のせいだ。隣にある自分の自転車は何とか無事らしい。
倉庫の鍵を開けると孫たちが風のように入っていった。自分も何があるのか覚えていないから除くように全体を見渡した。
そこには砂埃にまみれた赤い自転車と、小さな青い自転車が並んでいた。
まだ小さかった時自分が乗っていた自転車だ。小さいのは小学生の時、赤いのは高校の時使っていた。懐かしい。
「この自転車まだ乗れそう」
孫は誇りを払い空気を入れて乗ってみた。案の定タイヤのゴムとブレーキが壊れていてまともに使えない。
作品No.003 課題「自転車に乗って」題名「時系列」