『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【書く練習】
どれだけ寝ても疲れがとれない
どれだけ食べても食欲が収まらない
昨日、仕事で消耗したからかな
今日は書くのはお休みします
『脳裏』
離れない
離れないんだ
脳裏に刻まれた君の顔が
どうしてどうしてどうして!
君は俺にとってなんでもなかったのに
なんでなんでなんでなんで!君が君が君が君が!!
ずっとずっとずっと!!!
そうやってそうやってそうやって!!!!
僕に僕に僕に僕に!!!!!
いやだいやだいやだいやだ!!!!!
やめろやめろやめろやめろ!!!!!!
俺は…君を忘れたくないんだ
【脳裏】
はぁはぁ…っ…はぁはぁ…
俺は焦っていた
あいつが
俺を親友と呼んだ、あいつが
自◯を図ったと聞いたから
「大丈夫、大丈夫だから…な?」
あいつの顔が、声が、言葉が脳裏によぎる
『何が大丈夫だよ…!
結局、俺はおまえを救えてねぇじゃん』
雨の降る中、俺は届かない声をあげる
“この思いもこの涙も流してくれよ”
彼の脳裏はとある考えに支配されていた。思いが満たされていた。
その考えというのは、何かを触っていないと不幸が起きてしまうというものだった。その何かというのは不意に思考に降って来る。
近くにある手すりに触ること。ボールに触れることなど、その時々に応じて変わっていた。
時には、尻に触れという異性にやればセクハラになるものもあったが、彼は柔軟に考え、自分の尻を触ることで支配する考えと戦っていた。
しばらくして、自分は異常だと彼は薄々気づいていた。しかし、どうしたらいいのか分からない。
その考えに従わなければ、何かしらの不幸が起きてしまう。
その不幸を避けるためには考えに従わなければならない。
彼は悩んだ。自分で調べてもいた。そして、気づき、認めざるを得なかった。精神病であることを。
受診するための予約をした。支配する考えは何も言わなかった。
受診日が近づいて来ている。支配する考えは何かをさせようと、している。彼は従っていく。時には柔軟に対応して。
そうして、受診日を彼は迎え、先生に話していく。考えとの戦いを。助けを求めて話す。そして、診断を待った。
結果として、彼は統合失調症に近い状態と診断された。
今でも薬を服用しながら病気と戦い、向き合って生きているらしいーー。
ユニクロ、GU、無印でレジ通す時に会員バーコードかざすけど
あれなんのためにやってるのかよく考えると分からない。
ポイント貯てるんだろうけど、ポイントが貯まって恩恵を受けるほどのヘビーユーザーではないのよ。
そう思うとあのバーコードをかざす意味って一体なんなんだろう。
と、思いながら今日も無人レジでバーコードをかざし、とても無意味な「ピッ!」が響くのです。出さなくても、誰も見てないのにね。
脳裏に焼き付くのは、いつか見た夢。真夏のある日、白いワンピースを着た君は現れた。つかの間の短い夏休み。すぐに私たちは友達になり、家に呼んではおやつを一緒に食べた。ずっと一緒には居られないことは、どこかで分かっていた。目が覚めて、それが夢だと思い知らされた。
夢の中で君に会えたのは一度だけ。夢を見てから数年は経つ。夏が来る度に、消して顔が見えなかったあの子が脳裏に浮かぶのだ。
今でも、脳裏に焼き付いて離れない光景がある
その日はバレンタインデーだった
私は彼を呼び出し
学校近くの図書館前で待っていた
いつもは自転車の彼だが
その日は歩きだった
少しずつ彼の姿がはっきりしていく
学ラン姿の彼
朝日に照らされた彼の姿は
なんとも神秘的でかっこよくて儚くて
私はこの光景を思い出すたび
彼を恋しく思う
薄闇と虚ろに鈍い眼差しは恐怖屈辱負い目となりぬ
【脳裏】
夜の住宅街。
少し右側に喫茶店がある。
普通の喫茶店や。
そこのコーヒーは、まずいがまた3日もすればなんやろ飲みに行きたくなるんやなぁ~。
それわええねん、それわ・・・。
ある日の夜、そのコーヒー(モーニングもあるわ)飲みに行ったんやけど、コーヒー注文して、まっとったんやけど、何か声がすんねん。
なんや、てっコーヒーもきたし飲もうか、と思ったら、
『なに飲んでるん』
てっ、声がな、してん。
なんやって店内見ても、誰もきずかへんし、また、声がして、
『おならぷー』
なにゆってんねん!
これが彼女との出会いなんやけどな、名前、教えてくれへんねん!俺の脳裏どないなっとんねん!!
「脳裏」
言葉、行動、表情
自分から出たものや人から受けたもの
日常を過ごしていて、それを振り返り見返りながら
次の日に進んでいくんだけど
過去に起きた出来事や、心にある悩みを
頭にとどめ続けると
今向けなきゃいけない視野が狭くなる
けど、状況や物事を理解しようとするには考えたりしなきゃいけないから、常に脳裏には妄念が居座ってる
頭にある思考を、お腹に落として思いに落ち着けるには
ある程度の楽観さと無関心さが必要
それが人から、適当や無責任と言われても
その時の自身を保つ為にあることだと思う
精神的な病や、持って生まれた障がいは
本人だけじゃなく周りにも影響を及ぼすけど
良いも悪いも大体は、そこまで大した事にはなってない
それを周りの状況や言葉や法に圧されて
それ以上に自身が気持ちを下げてしまうから
悩み事になり、頭の中がいっぱいになってしまう
過去でも今でも
必要以上、不必要なのに意識ばかり達者になってしまって
言動や行動がしょうもなくなるのが人間だから
それに対して不平不満や不快感を持ったり
人に向けたりするのは、思いや意識とは関係ない
いくら裏で考えたり動いていても
一人でも理解してくれる人がそこにいないと
なにもしてないことと同じ
それが外見と損得でできてるの世の中で
無気力や病を引き起こす種
いくら取り繕っても願っても色々な価値観があるから
と許す限り、平等なんてないしそもそも理不尽でできてる世界は変わらない
その人その人に見合った知識じゃない
本人か周りが意識的な欲で学ぶ知識では性格も人格も
逆に馬鹿になっていくから
人としてなんて深く考えないで、思ったことを素直に
なんでもいいから恐れないで言葉にすることが大切
脳内で完結しないことは、取り入れるより
周りを気にせず表に出そう
なにをしてもなにを言ってもどうせ言われるし
気にしないでいようなんて誰でも出来てないから
思い出すことは必要だけど、忘れてることも必要
あるテーマの内容を簡潔に効率的にしようと
出来なかろうと、社会に出てる時以外ではなんら役立たない
言うこともした事も人は覚えていられないから
本人だけがそこを考え続けることはしなくていいんだよ
いくら周りの人間が相手のことを思うが故って言っていても、その人の境遇や経験に左右されるから
自分の思いをそれに納得させて合わせていく必要はあまりないよ
どんな感情でも頭の中だけにするより
こうしてなにかに書き出したり、想像を外に出して
消化するのが大事
頻繁に見返すんじゃなくて、たまに目に入れると
自分や周囲の良いところと悪いところが解かるから
くだらなくてもしょうもなくても内容は気持ちで解釈が変わるから、ただ思ったことを素直に表していこう
あなたを見て、脳裏によぎるは過去の記憶。
逃げたあなたを捕まえたあの日、怒ってぶすくれた顔をされたあの日、一緒にタバコを吸ったあの日。
ろくな日々じゃなかったかもしれない。あなたの記憶にいる私は、いいものではなかったかもしれない。
でも、私の記憶に残るあなたの最後がこんなのなんてひどいよ。
赤であなたを思い出したくないよ。
どんなに時が経っても
思春期の頃の思い出は脳裏に浮かぶ
人間関係につまずいて学校に行けなかったり
どんなに練習しても後輩に負けたり
思い当たる節は無いが先輩にいびられたり
辛いことはたくさんあった
しかし、それと同時に楽しかったことも多かった
修学旅行の実行委員で旅先を詳しく調べたり
文化祭の出し物で色々準備したり
体育祭の為に遅くまで練習したり
もう会うことは無いが
かけがえのない仲間たちだ
書いてる途中で再起動しちゃった
あたまのなかにはあるんだよ
脳裏に焼き付く君の素肌、ごめんと言ってぱっと閉めた戸の向こうにはまだ着替えの住んでいない君がいる。
無防備なのは、本当に良くない。
据え膳食わぬは男の恥なんて古臭い言葉に僕は騙されない、何事も冷静なのが紳士的なのさ、
そっと、風呂場を後にして、朝方まで頭を抱えたのは僕だけの話。
俺の仕事は救急隊で、人を助けることが仕事だ。
緊迫感があって、精神的に参る時もある。だからこそ、普段はバカバカしいまでのくだらない話で盛り上がる。
背中に冷たいものが落ちるような緊張感が走ることだって多い。だからこそ、救助に行く前はストレスを減らしリラックスするように心がけていた。
今日もヒリついた現場で救助を行い、病院に戻ると緊張感が緩んだ。
「休憩入りまーす」
無線で他の隊員へ伝えると、それぞれの言葉で返事が帰ってくる。俺はその言葉を確認して、休憩所に入った。人は誰も居なくて、静かだから聞こえる無機質な機械音が響いている。
迷わず自販機に向かい、飲み物を買うと適当な席に座った。
「ちかれたー……」
誰もいないからこその大きな独り言。ペットボトルのキャップを開けて、一気に含む。
さっきの現場は、久しぶりにキツイ救助だったな……。
俺は目を閉じて、さっきの救助の状況を反芻する。
あそこはもう少し、出来たよな。
ああ、でもその後はいつもより早く対応出来たな。
次の現場に活かしたい。そう思うからこそキツイ時ほど脳裏に浮かべ、思考をめぐらせた。
「ふうー……」
だいぶ頭がパンパンになってきたな。
そんな時、スマホが震えた。なんだろうと覗いてみると連絡事項が回ってきていた。
読み終わって、スワイプしてホーム画面に戻した時、視界に入ったのは恋人の写真。それを見た時に心が軽くなった。
「あ、やっべ……」
いつも彼女から言われていることを思い出す。反省はしてもいい。でも、それで無理しないで、それで苦しまないでと。
自然と口角が上がる。
俺はもう一度スマホの画面を見つめた後、目を閉じた。深呼吸をするとパンパンになっていた頭が、冷静さを取り戻していくのが分かる。
「反省は大事。でも、やるなら冷静に」
俺は飲み物を口に入れてから、もう一度考えていった。
うん。
もう、大丈夫!
おわり
一七七、脳裏
【脳裏】
初元カノも最近彼氏が出来たというのに
オレを求めるなんて…なんて悪い子なんだか。
オレは初元カノに相談された。
内容は「初の営みでどうしたらいいか」だった。
「何もせずに彼氏さんに任せなよ。
きっと前日にはビデオを見て
一生懸命に予行練習してただろうからさ。
…それでもし 満足できなかったら
オレのところにおいでよ?」
「検討はしてるつもりだわw」
「いけない子だな…♪」
「今月は会える?来月はどう?」
「今月は残念ながら会えないが
来月の年末なら会えるよ
もう彼氏さんとデートの約束はしたかい?」
「いや、明日会うからその時聞いてみるわ」
「君にまた会えるのを楽しみにしてるよ」
「あたしも」
これで初元カノとの共犯の約束が出来た。
また2人で禁断の甘味な夢に堕ちよう…。
脳裏を虫が這いずり回っている。
通った足跡が極彩色に色付く。
なめくじ。バッタ。蜘蛛。
かんじ、片仮名、ヒラガナ。
混ざる。色が混ざる。目の中に色が。移る、移る。
サインポールの目。ロイコクロリディウムの温床。
走る。脳裏に走る。
「脳裏」 白米おこめ
ずっと、彼らの舞台に憧れていた
この町に時折訪れる劇団の、喜劇の舞台に
いつの頃からか、ある夢を抱くようになった
私も、彼らの物語の一人になりたいと
その頃から一人、演劇の練習をして
次に彼らが訪れた時、座長に話をするつもりだった
「三日後に、最後の舞台が公演される」
その知らせを受けたのは突然のことだった
最後って、なんのこと?
一瞬の内に頭が真っ白になって
私はその理由を聞くことができなかった
三日後、知らせ通りに最後の舞台が公演された
いつもと何も変わらない、喜劇の舞台
でも、私にとっては…
公演が終わり、観客が誰もいなくなった後も
私はずっと動けないでいた
この席を立ったら、物語が終わってしまう気がして
しばらくそうしていると、舞台から声がした
「やぁ、お客さん、暗い顔をしてどうしたんだい?」
見上げると、座長が私に声をかけてきていた
私は何も言えなかった
何を言おうとしても、涙が零れそうで
「最後の物語は、貴女に」
ふいに座長がそう言った
私は顔をあげ、彼を見た
「私たちの物語はいつだって幸せな喜劇だった」
スポットライトを浴びている彼は、優しく笑う
「貴女が笑ってくれないと、結末を向かえられない
私たちの物語を、笑顔で終わらせてくれるかい?」
その言葉を聞いた瞬間、私は無意識に頷いていた
今までの喜劇を脳裏に浮かべながら
私は席を立ち、笑顔を作って彼らに拍手を送った
「これにて終幕、長い間、誠にありがとうございました」
座長は私に恭しく礼をする
幕が降り、彼ら劇団の終わりを告げる
カーテンコールの時間はない
視界がぼやけて、もうろくに前も観れないけれど
それでも私はずっと、笑顔で拍手を送り続けた
私にはいくつもの情景が脳裏に浮かぶ。その中の私は笑っていた。今ではその自分が懐かしいと思う。
脳裏に焼き付く情景はこれからの自分の心の中に響いていくだろう。
娘が車の免許をとってしばらくは
私の愛車をちょくちょく運転していた
まだ、新車で買って2年ちょっと…
高校卒業後からコンビニでバイトを
始めて、その時も私の車で出勤していた
バイトにも車にもだいぶ慣れたある日…
「母さん、バイトが終わったら友達と
カラオケに行くからね」と言われ…
「あ…わかった…気を付けて行くのよ」
と、日常会話を交わし送り出した
だが…何だか嫌〜な感じ……
何かが引っかかる…親のカンってやつだ
「何もなきゃ良いけど…」と一抹の不安が
脳裏をよぎった…
カラオケBOXで泊まり朝帰りのはずの
娘が夜中前にいきなり帰宅した…
嫌な予感は的中した…
「車当てちゃった…」「ウソ……」
暗闇ではどうする事も出来ず、
結局は、朝を待って確認…
「派手に当てたね…」
即座に修理の手配をしたら「まあ、20万
ってとこですね」「ウソ…」と2回目の
ボーゼン自失…
「まっ、人じゃなくて良かったよ」と
よくある慰めの言葉が後方から聞こえた
いやいや……全然良くないよ…
私は、母として平気なフリをしながら
「夢であってくれ…」と天を仰いだ。