脳裏』の作文集

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脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/9/2024, 1:00:53 PM

「あぁ、もうすぐ私は死ぬのだな。」
心の中で呟いてみる。
口に出すことができていたとしても届ける相手が居ないから、気にする必要もないだろう。
今際の際のうわ言だ。良かったら聞いてくれ。

 走馬灯というものはとても悪趣味らしい。
小学生の頃、クラスの元気な子が好きだったとか、
中学生の頃はクラスの隅で本を読んでる子がとても気になっていたとか、
高校生の頃にミニスカにしていた子が周りの子よりも色気づいて見えていたなだとか、しょうもない事ばかりが脳裏を掠めてゆく。
走馬灯って生き残る方法を探すために見るのではなかったのかと考える。
先程から私は好きだった子達の事ばかりを思い出す。
絶対に助からないと体が分かっているから、せめて最期は楽しかった記憶で人生を締めくくろうとしているのだろうか。本当に楽しかったのだろうか。
好きになった人に告白すらしなかったのに。

 心の中で呟く気力すら無くなってきてしまった。
刃物の刺さった体は5番目に好きだった子の事を思い出した時にはに動かなくなっていた。
空しか入らない視界は7番目に好きだった子との出会いを思い出した時に私の世界から消えていた。
雨と血と花の匂いが混ざった空気は2人ぐらい前に分からなくなった。

ん?花の匂い?

私には渡す人は居ないはずだが。
親も祖父母もまだ生きている。
親達より先に死ぬなんてとんだバカ息子だな。
いや、そんな事はどうでもいい。頑張って今日の予定を思い出す。

「そうだったな」
「私はやっと行動に移したんだったな」

 元気だったあの子は卒業式に告白され、嬉しさのあまり泣き崩れていた。
おとなしかったあの子は想い人がいた。
色っぽいあの子は彼氏がいなかった時が無かった。

 私は好きな人がことごとく変わった。
変わる度に恋愛好きの彼女に泣きながら相談していた。彼女はそんな私の話を嫌な顔ひとつせず親身に聞いてくれた。
彼女の声はよく通る。
『…ぇ!ねぇ!起きてよ!』
今もそうだ。
代わり映えの無い雨音と人々のざわめきを拾うことを怠り始めた耳にもよく聞こえる。
彼女の声は、近くに聞こえる気がするサイレンよりもよく通る。


今日は告白をする日だった。
彼女に恋愛相談という体で呼び出して、
今までの相談で、『自分だったら〜』と聞いた彼女の好きな花を渡して好きだと伝える。
うまくいったのであれば、彼女の好きなフレンチを食べに行くつもりだった。

でも叶えられない。鼓膜は仕事を放棄した。


もう時間は無い。



見えない視界が白み始める。




ふと脳裏に浮かぶ。
そういえば
彼女はフレンチよりイタリアンが好きだったな。

【脳裏】

11/9/2024, 12:59:07 PM

──生まれて初めて空を見たような。


 婚約指輪が欲しいと先に言ったのは、意外にも向こうからだった。いつ言い出そうかと悩んでいた矢先のことで、ぽかんとしていたら水が降ってきたのを良く覚えている。婚約者に冷水ぶっかける奴いるか? しかも室内とは言え暖かくはない季節に。

 まあ、当時の一悶着は置いといて。
 貴族として、結婚する予定だということを早めに示しておきたいというのが、向こうが言い出してきた理由らしかった。釣り書きが来るのが鬱陶しいと愚痴られたら指輪を作らない手はない。

 あいつの実家御用達のジュエリーショップで、材質から職人に至るまで協議を重ねて(ほとんど見てるだけだった)店側とあいつの口からぽんぽん飛び出す金額に恐れ慄いて(貴族の体面を保つためだと説得された)どうにか形になったのが今の指輪だ。
 

 後日加筆します。

(脳裏)

11/9/2024, 12:58:33 PM

脳裏に浮かぶのはあの人の笑った顔。
脳裏に浮かぶのはあの人の驚いた顔。
脳裏に浮かぶのあの人の嬉しそうに泣く顔。
脳裏に浮かぶのはあの人の寂しそうに笑う顔。
脳裏に、嗚呼、脳裏に浮かぶのは。

──なんだったかな。

写真立てに飾られている写真を見つめて首を横に傾ける。
若い男女が二人、結婚式だろうか着物を着て笑みを浮かべて立っている写真。
さて、この人は誰だったろうか。
脳裏に浮かぶあの人の顔のような気もするし、違う気もするしわからない。
そんな写真を見て目を閉じて、暖かな陽気に身を委ねてうたた寝をしていると脳裏のあの人がにこりと笑った気がした。


「脳裏/20241109」

11/9/2024, 12:58:22 PM

脳裏の奥に眠る悔恨。
もはや幻のように、あの時代は遠ざかる。
言葉も行動も未熟な、あの頃の自分。
誰かを悲しませたり、自分を信じられなかったり。
だけど、きっとうまくいくと思ってた。
何もかもうまくいくと。

六畳一間のアパートで、お互いに罵り合った。
心にも無い罵詈雑言が、次々と口をついて出る。
こんなにも自分の中に、憎悪の固まりが作られていたとは。
あなたに渡すつもりじゃなかった。
あなたに見せるつもりもなかった。
こんな世の中への怒り、嘆き、悲しみ、そして憎悪を。

終わりゆく時代は、二人の関係を冷やし続けたまま、あの部屋の記憶を曇らせてゆく。
私の人生に必要のない時間だったのだろうか、あなたと過ごした日々は。
出会わなければ、交わらなければ。
二人の男女の悲劇など、この世界に満ちあふれているのに。

だが、脳裏の片隅に残る、あなたの笑顔。
幸せな時間をもたらしてくれた、あなたの笑顔。
これだけは、いつまでも心を離れずに、あなたとの綺麗な思い出として残り続けるだろう。
時が経てば、それだけが事実。それだけが真実。
美化された過去のあなたに、今、惜しみない賛辞を送る。

そして、新しいステージへと。
人は、前に進むことが出来る。
部屋は広くなり、罵り合うことは無くなっても、世の中への怒り、嘆き、悲しみ、そして憎悪は消えやしない。
だけど、きっとうまくいくと思ってる。
何もかもうまくいくと。

そうして人は、すべてを乗り越えて成長してゆくのだから。

11/9/2024, 12:58:21 PM

絶体絶命のピンチの中、咄嗟に脳裏に思い浮かんだのは、昔言われた一言。

『⸺お前って、調子に乗ると駄目だよなぁ』

なんのヒントにもならねぇじゃねぇか!!!
全く役に立たねぇ走馬灯だなぁ!!!

「顔芸してるとこ悪いけど、サッサと食べなよ」
「いやだチーズ食べたくない、吐く」
「自己申告で食べれるって言ったティラミスなんだからさぁ…」

いやだ!このティラミス、チーズが重ったるくていやだぁ!!!

「……床に置くかあーん、どっちが良い?」
「え・・・?⸺って、前者は駄目だろ!!!まだ後者だろうが!!!」
「じゃあはい、あーん」
「ふぇ?あ、んむ……チーズが強くなければ、好きな味」
「そ?作ったかいあるね」

ほんっと私より料理上手なの腑に落ちない……おいひい。

【ただのいちゃつくカップルだこれ!】

11/9/2024, 12:57:39 PM

脳裏に浮かぶ君の顔。

小学生の君。中学生の君。高校生の君。大学生の君。社会人の君。そしてもう年老いていく君。

どれも私が見たかった君だ。

でも私の記憶は赤ちゃんの君で止まったままだ。

だから私は想像する。

君と笑い合い幸せそうにする姿を。

それがいつまでも続く日々を。

         [脳裏]

11/9/2024, 12:57:31 PM

自分よりも他の人の方が自分を知っている
ってよく言う。
僕はその言葉の通りの人間だろう。

いつも自分よりも他の誰かの方が
僕のことを知っている
だからみんな離れていってしまうんだろうな…

いつも自分の考えてることを言って
人を驚かせてしまう。

自分は変な人間だとわかっているから
それは別にいいやって思っているけれど
それで人が離れていくのは少し悲しい

自分を否定された気がして
たったそれだけで自分の全てを嫌いになる。

みんなはどうやって自分を知っているのだろう
やはり周りの評価だろうか。

なら尚のこと自分が分からなくなるな

多分私は、自分が嫌いだ。
でも好きなんだ。
いや、嫌いになりきれないというのが正しいかもな

嫌われるとわかっていながら
やめられないことが幾つかある。
やめたら自分じゃなくなる気がする。

他の誰かにとっては迷惑な事だ。
自分を犠牲にしてでもやめなければならないはずだ

でもその迷惑な事が違う誰かはそれが好きだという。

本当に分からない。自分が。

他にも自分にしか自分は分からないとも言うらしい。
僕はその反対にいる人間だろう。

本当は自分の中に全てがあるのかもしれない
自分を自分が1番知っている人もいるからね

僕は見たくないだけなのかもしれない

本当の僕はずっとずっと卑怯な人間で
ただただ偽善を振りまく人でなし
孤独を嫌うのに孤独に好かれる寂しがり屋
人に嫌われるのは嫌なのに
人に嫌われることしか出来ない天邪鬼
誰かを信じたいのに信じられない臆病者
此処じゃなきゃ自分を自分と言えない意気地無し

そんな人間じゃないと言われて嬉しくなってしまう
罪を理解していない極悪非道な罪人

案外自分が頭で考えてる事は
他人向けなのかもしれない
本当は心の奥底では
違うことを考えているのかもしれない

それが世の言う"本性"というものなのだろうか。

かの親友は僕にこんなことを言った。
僕は自分より他の人の方が僕を知っている と。

ある友は私にこんなことを言った。
私は優しすぎる。心が広い と。

僕は優しいのか、僕は心が広いのか。
そんなの言わなくてもわかる。

騙されているだけなのだ。






おっといけない、いけない。
書きたいことばかり書いてしまった

遅くなったね。
やあ、元気かい。

昨日、書くつもりだったんだけど
いつの間にか違うお題になってしまって
書きたいことただ書いてしまった。

やっぱり、自分のことは自分じゃ分からない

書きたいなら今日書けば良かったのに
分からないものだね、自分のことでも

そろそろ終わろうかな。
君もゆっくり休むといいさ。
少なくとも明日くらいは休日だろう?

仕事かい?それともなにか予定があるのかい?
休むのも難しいものだね。

やはり僕は幸せ者なのだろうな。
いいや、こっちの話だ。気にしなくていい

11/9/2024, 12:56:22 PM

〇月‪×日夜。夕飯を食べ終わり、ゆっくりしていると嫌な予感が脳裏をよぎる。数分すると家が揺れた。おさまってからテレビをつけると
地震があったみたいだ、それも震度5弱。幸いなにも倒れなかったし家族も誰1人怪我をしなかった。それでも怖くて深呼吸を何回もした。落ち着いてからお風呂に入るとまた少し揺れた、余震だ。
震度は低いみたいだ、だが怖くてまた深呼吸をした。しばらく風呂場から出れなかった。

11/9/2024, 12:55:30 PM

脳裏

僕は今頭の中で
やりたいことをすぐやること
それは生き物の世話や遊び
やりたいことや楽しいことやればいい
でも簡単にはやることはできない
仕事や予定は誰でもある
やりたいことは大切な時間

11/9/2024, 12:55:27 PM

─── 脳裏 ───


焼き付けられた記憶
生まれてきた意味
作られた理由

全て記憶の底
脳の奥深く

うっすらと
でもしっかりと

刻まれている

11/9/2024, 12:54:52 PM

題名 脳裏
ふと脳裏によぎった
私は何をしているんだろう
家ではゲーム
学校では授業中爆睡
全く私の将来が
とても心配だ

マジでやばい
(全部事実)

11/9/2024, 12:53:22 PM

脳裏

左脳、右脳、脳裏…どこにあるかわからない。
風船で例えるなら空洞(内側)の部分が脳裏かな?
普段、何気なく使っている、「あの日の事は脳裏に焼きついている」。
遥か昔の記憶が存在する場所だったりして。

11/9/2024, 12:52:38 PM

「脳裏」

後回しにしたくて、思い出さないように他ごとを頑張っているのに人に言われたり急に思い出したりしてしまう。いつか向き合わなきゃいけないのは分かっている。早めに解決した方が不安もなくなるし快適に過ごせることも心の底から理解している。だけど私の性格上、すぐに行動する、嫌なことに耐えるという行動が不可能なのだ。治せ、と言われて簡単に治せるものではない。治したいとは思っていても脳や身体が動かないのだ。
昔はこんなことなかったから、いつかは治るんじゃないかと期待を寄せたり寄せなかったりしたいが、それも含め自分次第なのは理解している(こういう言い訳している自分もダメなんだろうな)
何をするにしても努力が必要なんだろうな。すぐには無理でも、少しだけ、ほんの少しだけ頑張ってみよう。まずはご褒美をネット時間にして…

11/9/2024, 12:52:17 PM

楽しい事だけが脳裏に浮かぶ

そんな最期を目指したい。

11/9/2024, 12:50:06 PM

【脳裏】
『ぇ?、、あ"あ"あ"あ"あ"ッ』
今でも昨日起こった事のように思い出せる。
僕が、、恋人を殺して(病ませて)しまった事を。
僕の恋人は恋人なのに少しよそよそしい。
理由を聞いても交わされる。
だから強行手段で恋人の1番嫌いな言葉、僕も言いたく無い言葉。
“別れる“
を言ってしまった。
『教えてくれないなら別れる。』
すると恋人は。
狂ったように泣き崩れてしまった。
僕は恋人が大声で、狂ったように泣き崩れている様子が脳裏にベッタリとこびりついている。

11/9/2024, 12:49:29 PM

百物語🕯️ 
 まやかしの杜に招待された。私、陽葵ちゃん、夏音ちゃん、木田太一君、高橋悟君、そして、谷川れいん君。リハトに、かすみさん、しのぶさん。
 主催者は、リハトのお師匠さん。百物語をするとか。横型の白い封筒に、意外とカワイイ文字で(^_^;)
今宵🌒、百物語🕯️を開くことにしました。この招待された方にはとてっおきの怖い話しをしてもらいます。怪談やリアルにホラーでも、皆さんが怖いと感じたことを語ってもらいます。
拒否は、認められません。皆さんの参加を心より楽しみにしております😊それから、アフターハローウィン🎃👻としてのイベントなので、それぞれ、仮装をして来て下さいませ。
仮装の指定は、致しません。ご自由に。
 夕刻の時刻に、トビラは開くことでしょう。🌘
尚、皆さんには、豪華な夕食とデザートを用意しております😊どうぞ、楽しみにいらして下さい。
 尚、谷川れいん様に、おいては高橋悟様からご両親さまに承諾をとって頂くように宜しくお願い致します😊
あなたなら、ご両親に信頼されているとしのぶから、聞いております。
 ーーあなたたちの住む所より、半日時計が遅く回っております。
此方は、もう雪❄が降っているために、仮装は必須ですが、暖かい装いを宜しくお願い致します😊カゼを引かれると困ります。
 心より、楽しみにしております。此方のセカイの零時に、百物語がスタートになります。
場所は、まやかし村の外れにある、まやかしの杜が会場になっております🙇
では、失礼します。敬上   リハトの師匠の伊藤メゼルより🌃
   放課後、教室の一室の片隅で、私高橋悟君をはじめ、招待状を見せあった。みんな、眉間に皺を寄せていた。
『一方的だよなぁ〰️、許せないけれども、豪華な夕食って何にか気になる!( ・ิω・ิ)』と、木田太一君は、的を得たような外れているような。
……ハッ!?  『でも、れいん君が可哀想だよ!!』と、陽葵ちゃんが叫んだ。
『苺さんに、オレから連絡するから。ーー伊藤メゼルさんのこの会の意図は、何か🤔、だな。』
高橋悟君の顔に、逆光で半分陰になった。まるで、何かが手招きしているような予感がした。
『高橋君、もうちょっとしか時間ないね。』と、夏音ちゃんが言った。
私は、不意に泣きそうになった。
『あんずちゃん、れいん君より先に泣いちゃダメだヨ。私たちがしっかりしないとね!!』と、陽葵ちゃのが声を大にした。
『不安だろうけれども、あんずを追いて逃げることは絶対にしないから!!大丈夫だから。』と、高橋悟君は私に約束した。
『いざとなったなら、オレがあんず、背負ってやるから!!安心しろ。』と、木田太一君は、力こぶ💪を作ってみせた。
『私たちしか、出来ない、使命がこの度には、裏にあると想う。』と、夏音ちゃんが口を開いた。
『おっ、夏音。鋭い❢オレもそう想っていた。』
 『今年は、何時も行っている学祭が行けなかったりしたから、オレたちは、ストレス溜まっているから。リハトなお師匠さんをぎゃふんと言わせようぜ。
ーーとりま、ハイ!!』と、木田太一君は、手を前に出した。ぎゃふんかぁ〜ソレもイイかも。と、高橋悟君は、木田太一君の手の上に手を置いた。
夏音ちゃん、私、最後に、陽葵ちゃん。   教室のドアがガラリと開いた。
『みんな、まだいたのか。暗くなるから、早く帰った方がいいぞ。』
『想先生、さよなら。』と、私たちは、急いでカバンを持って、想先生の横通った。
『あんずちゃん、ほら、手を繋ごう🎵』と、陽葵ちゃんが私の手を繋いでくれた。
『想先生、さよなら。』と、私と陽葵ちゃんはペコリと一礼をした。
終わりーー続く。

11/9/2024, 12:44:49 PM

のーぷらんさ なんて事を
うそぶいて あてもなく歩いてるつもりでも
りろーどされる記憶が行手に見えてくる

 焼き付いて離れない哀しみの

#脳裏

11/9/2024, 12:43:10 PM

脳裏ってどういう意味??
やばい意味知らんかも、
調べてみよ~!

11/9/2024, 12:41:53 PM

脳裏

私の頭の中
普段は考えたことはない
いざ考えると
思いつかない…
例えば、
迷宮 森 海
どれだけ考えても
分からない
だって今から作るんだから

11/9/2024, 12:40:42 PM

気になる人ができた
好きになりたい
脳裏にちらつくアイツがいつも気持ちの邪魔をする
「見合ってない」「幸せにできない」「お前じゃ駄目だ」
振り切れるほど強くはない
弱い私は今日も曖昧に縋ろう
「明日は運命を感じるか」

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