『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
脳裏
まっくらに
しらないこ
あのこ
こっちむいてて
おくちぱくぱくして
えんえんしてるの
まっくらな所に
見たことがない子がいます
その子は
こっちを見てて
わたしに
“ころして”
?
って言ってます
なんでかな
いっぱいないてて
かわいそうです
暗く小さな場所に
よく見ると私に似た
小さな女の子がいます
その子は
“殺して”と言いながら
泣いています
殺せないから
困っているのに
泣きたいのは
こっちなのに
暗い夢の中で
私の弱い部分が
具現化した子が
問いかけます
“どうしてあの時
何もしなかったの”
“どうしてあの時
殺してくれなかったの”
“殺して”
“殺してよ”
“貴方のために”
泣きながら喚くその頭に
いつまでも
いつまでも
銃口を向けたまま
引き金は
ひけないまま
脳裏で
その子に
お別れを言えたのは
私の灯火が
消える時でした
私は結局
あの子を
この手で
殺せませんでした
私は負けたのです
私の弱さに乾杯を
私の怠惰に讃美歌を
どうか安らかに
脳裏
或る言葉を
言いかけてやめた
ううん
言えなかった
貴方の影が
遠く
遠くなってしまったから
頭の中で反芻したひとつの言の葉
ぐちゃぐちゃに丸めて
仕舞った
誰でも良い、
俺の頭蓋を開けて脳に焼き記してくれ!
死の代償なぞこの光景だけでいい!
‹脳裏›
恋を出来ないけど好意くらいは分かった
愛の認識は無いけど慈しむくらいは出来た
区別を理解しないけど平等くらいは成せた
ひとの育て方なんて何にも知らなかったけど
知識と環境を整える余裕はあった
ひとでなしだってできることだった
ここに正しさが在ったかは
最期に至っても解答は無いけれど
‹意味がないこと›
脳裏をよぎるっていう感覚が自分にはあまりない。
ただ、脳裏によぎったこともないようなすっかり忘れていたこと、不思議なことがよく夢に出てくる。
これは、思考を越えてるんじゃないかと恐ろしくさえ感じる。
みのる
「脳裏」
脳裏に巣食う嫌な記憶が消えてくれますように。
多くの人の心が癒され、安らぎに満ちますように。
今夜もおやすみなさい、良い眠りを。
(脳裏。)🦜
あのね
・僕が、眷属として
お勤めして居る
のはね。🦜
【大日如来。】
なんだね。🦜
✣眷属でも僕は
小雀で、鳳凰の幼鳥に
過ぎないけど。
✣平等院鳳凰堂が有名だよね。🦜
そして
「脳裏に浮かぶ、眷属は
お稲荷さんに
仕えるキツネ、しゃん、
なんだね。」🦜
✣狐、しゃん。は
眷属の中で、一番
繊細で、怖いんだよ。🦜
✣もちろん、誠実で
御利益も、力量も強い。🦜
✣でも、不誠実な者には
容赦無く祟るんだよ。🦜
・商売が悪く成る。
・家族が病気になる。
・家庭で喧嘩が絶えない。
でもね。
【正しい心で、お祀りすれば
心配は要らないし、安心してね。】
❝触らぬ神に祟りなし。❞
《僕は、此れが一番だと思うけどね。》🦜
『脳裏』
はた、と気づく
ああ、まただ
頷く、間違えてはいけない
返事、間違えてはいけない
まだ、
いまだ、
否否否否
間違え続けてる
本音をノートに書くことが恥ずかしい
自分しか見ないのに
きっと読んだらそのときの気持ちが
ぶわりと湧くことに抵抗感があるのだと思う
元々自分の感情を言語化することが苦手だ
くわえて口下手なこともあり誤解されやすい
そんな自分をちょっとでも変えたい気持ちはある
毎日だと続かなそうだから
気が向いたときにノートと向き合ってみようかな
脳裏で考えてること
といえば
夫のことかな
やっぱり
たとえば?
夫の、、、
ちょっとした発言が
かっこ良かったり可愛かったりするとき
カッコいいな可愛いな
と思うことがあるなぁ
脳裏で考えてること
といえば
妻のことだな
たとえば?
今の可愛かったとかだな
脳裏でなくてもお互い思ってるけどね
脳裏
その時、脳裏に浮かんだのは、嫌っていた母のことだった。
「あんたも、母親になったら分かるよ」と、事あるごとに言われていた。でも母になっていないのだから分からない。とりわけ激しく叱責されて、感情的になった母に髪の毛を掴まれて振り回されたこともあるが、そういう時に必ずそう言うのだった。
私にとって母は、自分の感情を制御できない人間に見えて、言うこともやることもきらいだった。
長じて、結婚して母になっても、長く分からなかった。子どもは可愛くて可愛くて、反抗されても、その瞬間は腹が立つが、感情的になって殴ったりしたことはなかった。
「育ててやった恩も忘れて!」という親のセリフがあるが、私は可愛くて守りたくて大切に育てたので、育ててやった、などと思ったことはなく、むしろ生まれてきてくれてありがとうと思っていた。
そんなある日、子どもが私にこう言った。
「専業主婦って一日中ヒマでいいよね」
主婦がヒマだと思うこと自体間違っているが、私の生き方を全否定する言い方に胸が冷えた。悲しかった。あなたを大切に育てたかったから、結婚前に取った資格も使えない専業主婦になったのよ。でも、そう言ったら、そんなことは頼んでいないと言われるに決まっている。
流石にひっぱたいてやろうかと思ったが、その時、母の言葉を思い出した。人生で、子育てほど思ったとおりにならないことは無い。自分が努力してもどうにもならないことが多すぎる。
母の子育てが良かったか悪かったかは別として、少し母の気持ちが分かった。やはり母親になったからなのか
【脳裏】
これ不思議な言葉だよね。脳ミソに裏表って存在しなさそうなのにね。月の裏的な?脳裏って部位は後頭部?難しいー。でも、脳裏を過る感覚ってのは分かるんだよね。変だよね。考えれば考える程宇宙猫になってきた。この話終わり。訳分かんなーい。
脳裏
脳裏をよぎる
この感覚はけっこう大切である
自分の感覚を大切に生きていると
自分の行きたい方向が見えるからである
脳裏をよぎる事柄を信じて
自分を信じて
現実世界で自分にとって良い事を真実にして
生きていきたい
そう思う
偏頭痛の感じ方は人それぞれ、だそうだ。
自身のそれに対しても同意を得たことは一度もないので本当に千差万別なのだろう。
私の場合、まず気圧変化と共に頭がグッと重くなる。
そして、眉間に皺を寄せて力を入れれば耐えられる程度のじわじわとした痛みがやってくるのだ。
軽い場合や、薬が効く場合はここまで済む。
済まない場合は次のステップがある。
息苦しく、妙な熱っぽさに冷や汗をかき始めるのだ。
更に、PCやスマートフォンのような光源を見ていられなくなる。文書の文字なぞ更に。
周りの音も嫌に耳に響く。電話の応答の声、キーボードの打鍵や紙の擦れる音。普段なら気にも留めない全ての取捨選択ができないのだ。
香水の匂いや季節の花の匂いでさえ、煩わしくってたまらない。
五感全てを逆撫でされる感覚に眩暈がする。倒れ込んで、全てを投げ出したくなる。
そして最後に、頭の裏側に手のひらを差し込まれそのまま後ろから眼球を押し出されるような痛みがやってくる。いっそ押し出して欲しいのにそうはならないのがもどかしく、腹立たしい。
カーテンを閉じ、室温を下げ、冷感シートを額に貼ったりもして、自身を冷暗所において、脳の暴走が治るまでひたすら眠る以外に選択肢はない。
取扱説明書には最重要項目として挙げてこうと思う。
閑話休題。
脳裏に差し込まれる、生白い魚の腹のようなあの手のイメージはどこから来たのか、どこの誰のものなのか。
もし同じ感じ方をする人がいるならば、教えて欲しいと思う。
主治医に以前、昔にあった嫌なことが頭から消えず、時々ふと思い出すと話したら、「フラッシュバックするんだね。」と言われた。
フラッシュバック。そうなのだろうか。
脳裏に焼き付いているということなのだろうか。だから思い出すのだろうか。
あの時、あの人にひとこと言えなかった。それが後悔となり、時々それが顔を出す。
今は、主治医に話したことで、思い出すことは随分減った。自分の外側に出して良かったと思う。
嫌な記憶ほど、脳は忘れてくれない気がする。そんな風にならなくていいのに。
「脳裏」
「脳裏」
私はダメな人間だ
誰の役にも立たない
私には何の価値も無い
生きている資格も無い
消えて無くなりたい
全部終わらせたい
そう思って泣く度に
あの子の顔が脳裏に浮かんで...
いつも
あの笑顔に支えられて
どうにか生きて来れた気がする
脳裏
よぎると浮かぶと焼き付く。
他になにかありますか?
なんだか語彙力チェックされてる気分になります。
まず仕事中には使わない単語ですが、皆さんは馴染みありますか?
さて。
明るそうな話題と暗そうな話題、どちらを読んでみたいですか?
えっ?
どっちも読みたい?
えっ??
どっちも読みたくない??
そんなときにはこうしましょう。
どーちーらーにーしーよーおーかーなー
てーんーのーかーみーさーまーのーいーうーとーおーりー
これ偶数で終わるから、必ず後者になってしまいますよね。
てっぽーうってーばんばんばん
もひとつおまけにばんばんばん
続きを言っても結局偶数で後者。
後半の言葉違うのは、地域や年代で違うからだと思います。
ということで、どちらかの話にしましょうか。
また選ぶのは省略して、後者の暗そうな話題を。
脳裏に浮かぶのは、罵声をあびせられる光景ばかり。
そうかあ、私はこんなにも嫌われているんだなあ。
しょうがないんです。
人間でも動物でも、好き嫌いはあって当然。
死ぬほど好きな人もいれば、殺したいほど嫌いな人もいるのが世の中。
好かれる努力をしろよと言われた時期もありますが、こんな私でもあなたらしくていいと言ってくれる人もいたので、ひとりいてくれるだけでもありがたいものです。
まあ人生そんな甘いわけがなく。
友達とも思ってないしもちろん好きでもないし、むしろキモいから。
あなたらしくていいって嘘だったそうです。
あなたらしくてキモかったが正解でした。
あの時の光景、あの不快感全開なひきつり顔が脳裏に浮かびます。
なんでそんな嘘をついていたのか聞こうにも、音信不通なので分かりません。
特に金せびりとかもなかったので、今でも謎なままです。
人付き合いは嫌われの連続。
自然と脳裏にもそんな光景ばかりが焼き付いていくんです。
そこはしょうがないので諦めるとして、上書きできないものかとは思います。
なにか良い思い出でも作って上書きしてみたらどうか?
いい思い出ねえ。
カラッカラになるまで絞り尽くしてみましたが、残念ながら出てきません。
どなたかいい思い出作りのお手伝いしてくれそうな人知りませんかね?
脳裏
忘れたい記憶は脳裏に焼き付いて
シミのようにこびりつく。
覚えていたい記憶は色が抜け
輪郭がぼやけていく。
自分の脳裏ぐらい
都合よく扱えないものか。
それでもあの時の笑顔を
何とか覚えておきたいと
何度も何度も上書きする。
あの箱を見るといつも脳裏をよぎるあの時間。
あれから50年経ったが、約束を守り箱はそのままだ。
向こうではままだ半日しか時間が経っていないのだろう。
もう年齢的にも寿命は近い気がする。もう一度あそこへ行っても長く楽しめないだろう。
いっその事箱を開けて楽になってしまうのもありかもしれない。
そんな考えも脳裏を幾度も浮かんだ。
今はもう、朝から日が暮れるまで砂浜の陰で海を眺めるだけしか出来ない。
時々波の間に亀が頭を出すが、すぐに見えなくなる。
箱を開けてないか、約束を破ってないか確認に来ているのだろう。
もしかしたら、箱を開けることを待っているのかもしれないと脳裏に浮かんだが、頭を振り考えを追い出す。
もうすぐ日が暮れる。明日も来るから今日は家に帰ろう。
凪の海にはもう誰も居なかった。
(脳裏)
浦島太郎のオマージュ、玉手箱の約束を守り続けた太郎。
本当は人が怖い事。
人前で話すとか、
かなり勇気がいる事。
毎日気力使って、
疲れきってたりする事。
言ったらどうなるかなって
脳裏によぎる。
楽になるのかな。
がっかりされるのかな。
いや言わない。負けるみたいだし。
なりたい自分に挑戦中だから。
脳裏
過去の事が脳裏に浮かぶ
もう戻らない過去…
でも…
思い出は消えない
ごめんね
出会えてよかった
ありがとう…
ありがとう…
失ったものの重さは
果てしなく重い…
脳裏から離れない…