『絆』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりに話す時に昨日会ったかのように話せる人、が絆で繋がってる人なんじゃないの?
絆とか縁とか人とのつながり指す言葉を聞くたびなんとなく糸のようなものを想像する。誰かと誰かをつなぐ糸なんとなく運命の赤い糸とかを連想するのかもしれない。あいにくそれには縁が無いが。自分の糸はどこにもつながっていないような気がして自分の身体にばかりがんじがらめに巻き付いたそんな糸を想像する。前をゆくカップルだろう女性にデレデレとした男の姿を見ながらそんなことを考えていたら飲み屋のキャッチにつかまった。これも縁と思ってなどと言われ一瞬先ほどまでの思考に引きずられかける。その縁はお呼びじゃないです。
家族を持つことは、手枷足枷と同じ。
僕には耐えられない。責任も持てない。
自由がいいんだ。
だけど性交渉はしたい。
だから、都合の良い女性がいればいいな。
優柔不断だと言われても良い。
苦しい生き方なんかしたってしょうがない。
僕には絆なんて、いらない。
ドクターからICがあった。
胃がん ステージ4 既に腹膜播種も起こしている。
自宅の暗闇の中…家族と一緒に来てください、というドクターの言葉が、頭の中でこだましていた。
第三十七話 その妃、力と命と誓い
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その言葉の意味が“恋慕”でないことくらいはわかっていた。
ただ彼からそんな言葉が出てきたことが意外過ぎて、すぐには理解が追い付かなかっただけで。
だから、一瞬だけ空いていた口は、あっという間に閉じたのだが。
「……ねえ。どういうこと。浮気する気?」
そう言うや否や、ロンはというと、愛すべき馬鹿に壁へと追いやられていた。
「……だったら?」
「嘘まで言って、僕を煽るのがそんなに楽しいの」
そもそも妻と娘を溺愛してることくらいは、流石のポンコツも知っているだろうに。
まさか、ここで喧嘩でもする気か?
「僕は本音を言っただけだけど。お前と違って」
「僕が本音で話してないって言いたいの」
「一番大事なこと言ってないでしょって言ってるんだけど」
「……ちゃんと言う。約束もしてる」
「あっそ。まあそれはどうでもいいんだけど」
と思っていたが、あっさり掌を返され肩透かしを喰らったポンコツは、案の定口をあんぐりと開けたままぼうっとしていた。
「僕にも、絶対に人には言えない秘密があります」
その間抜けを放って話し始めたロンの、言葉の意味を何度も噛み締めてから、静かに頷いた。
「私にもあるわ。決して人には言えない秘密が」
ただの隠し事ではない。
“秘密”などと言う言葉で収めてはいけないものが。
「……何ですかその言い方。僕にはないって? 二人は仲良しだって言いたいんですか」
「ポンコツ」
「なにおう⁉︎」
この“力”は、決して人には言えないものだ。
知っているのは、本物の父と兄たちだけ。御上にさえも、詳細は話していない。
これは、決して自分の欲のために使ってはならないものだからだ。
そして、他人に預けてはならないもの。他人に操られてはならないものだからだ。
この力が、命そのもの。
それは、誰しもが理解していること。
「その秘密を打ち明けられる程の絆はありますよ。まあ、その秘密もあなたはご存知でしょうけど」
「……あなたには驚かされてばかりね。こんなにいい男なら、浮気相手にしとくには勿体無いわ」
「残念ながら、妻一筋なので」
「歳下のくせに生意気ね」
恋人関係でもなければ、主従の契約を交わした関係でもない。
ましてや、出会ってまだ日は浅いというのに、ここまでの信頼を裏切ろうとしたことが恥ずかしい。
「ポンコツばかりにいいところを持って行かせるわけにはいきませんからね」
「それはしょうがないわよ」
「どういう意味で?」
「ん? そうねえ……」
そっと手を伸ばすと、意図を察したロンが微笑みながらその手を迎えいれる。
そしてすぐに、ブハッと噴き出した。
「そういうことなら、諦めざるを得ませんね」
「そう言ってくれてありがとう」
「それは此方の台詞ですよ」
そうして跪いたロンは、握ったままの指先を額に当てて、今度こそ本物の誓いを立てる。
「……頼んだわよ」
「お任せください」
上がった顔は、年相応の楽しそうな笑顔だった。
#絆/和風ファンタジー/気まぐれ更新
雨上がりの道を一人で帰る。
吐く息はまだ白い。
子どもの頃、あいつと一緒に白い息を吐きながら町が霧に覆い尽くされないかと飽きもせず白い息を吐いていた。
はー、はー、ふー。
白い息は広がり消える。
遠くの街で。
あなたの側で。
そこに私はいないけど、大丈夫。
重ねた時間があなたをきっと守ってくれる。
はー、はー、ふー。
消えないものは確かにある。
はー、はー、ふー。
夜空に白い息が広がっていく。
「ウチらってマジ合うよねー!」
「ね!今まで出来た友達とはレベチで仲良しだわ」
「ほんとに!絆つよつよじゃん!?」
などなど、、
クラスのいわゆる一軍女子達が賑やかにはしゃいでいる。
何が絆だか。
ひとたび誰かが席を外すようならそいつの悪口しか言わないくせに。
二軍どころかそういった括りに入れるかすら怪しいぼっちな私は心の中で悪態をつく。
トイレの個室にいる時、気づいていてか気づいていなくてかは知らないが悪口大会を開催するのはいい加減やめて欲しいものだ。
出ていきずらいだろう。
たまたま、その一軍女子のひとりしかもかなりリーダー格の子と2人になったので興味本位で聞いてみた。
悪口は言うが嫌がらせをしている訳ではないのでこの会話がいじめなどに繋がることはない、と思う。
「ねぇ、絆ってなんだと思う?」
「は?」
彼女は何言ってんのコイツ?と怪訝な顔をしたが私がいたって真面目な顔をしていたので答えてさっさと立ち去ろうと決めたようだ。
「ふつーに、仲良くて気が合って何するにも一緒、とか」
「あ、あと考え方が同じで誰かが頑張るなら全力で協力、応援出来る、、」
「ふーん」
「もういいでしょ、私教室かえるから」
「うん、ありがと」
彼女は小走りでトイレを出ていった。
、、彼女の言うようなものが絆と呼ぶのなら、私はやっぱりそんなもの要らない。
全く理解できない訳ではないが、それぞれ違った価値観で、お互いの為に意見を言い合えることが絆なのでは。
悪口として否定するのではなく、面と向かって話し合う。
そしてお互いの考えを広げ高め合う。
同じ考えを強制するのは絆とは呼ばない、と私は思う。
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『絆』
絆で結ばれてるって言えるのは、世界でたった1人しかいない。
保育園の頃からの付き合いの君とは好きな人が被ったり考えがすれ違ったり、結構なんかあったけど、最終的には仲直りしてたな。
高校離れたら自然と話さなくなる人って多いけどさ、未だに恋愛の報告とか愚痴とかちょくちょく話すよね。笑
同じ高校の友達と関わる時間が多いけどさ、たまにやなことあって、そのタイミングで連絡来ると、やっぱり君じゃなきゃだめなんだって思う。
彼氏できたら報告するねー。
絆
(本稿を下書きとして保管)
2024.3.6 藍
邪魔だったのかもしれない
免罪符のようでいて
組織の潤滑油として秩序を保つ規範のうちにある美徳
絆があれば、
絆を信じて、
みんな一緒に。
カーストは存在するし、否定しようもない。
ただ、それは実際に傷にふれることでしか認知できない
ボーダーラインは幾重にも走っている。
その一本一本は好き嫌いが激しい
その繊細さを見誤ると、
もう。
◆絆◆
元々は馬などを繋ぎ止める縄などの意味だったらしい
今の使われ方とは、ちょっと違うよう
今なら卒業式とかで、私達○○学校○クラスの絆は永遠!とか言ってそう
そんなことないかな?どうなんだろう
繋ぎ止めるのが絆
いつ戻ってきてもいいのも絆があってこそ
私はどうしたい?
私は…
家族の絆
家族の絆は綺麗事で語られることが多い。私はそういうの嫌い。家族はいつも仲良くすべきだと考える人は私からすると窮屈でひとりよがりだと思う。家族だってそれぞれ考えは違うのだから必ずしも常に同じ考えで同じことをするべきだとは思わない。
年季の入った脆い鎖で繋がれた、
言葉にできない、特別な…
偽物ほどその言葉をよく口にして、
本物ほどその言葉は口に出さない。
大切なことは、言葉にできないんだ。
そんな見分けることが簡単な宝石。
それが、絆。
絆
二人だけの絆…それが欲しい…
そう呟くあなたに、本当は、私がもっと前に欲しいって想っていた…だけど、その頃は、もしもそれで、二人の関係が壊れるのが怖くて…
最初は、ただ側に居るだけで、幸せだって思っていたのに、一緒に過すうちに、もっと確かな何かを欲しくて…何となく繫っているのが不安だから…
絆
どんなお題でも、娘のことを考えてしまう。
どうすれば良かったのだろうかと
悔いることはない。
どうすれば良いかと、今を悩むこともない。
どうすることもできないと、歯痒いだけ。
ただ寄り添い、温もりを伝えるだけ。
絆はじんわり温かい。
テーマ『絆』
絆か。絆という言葉を聞くと眩しい光をイメージするのではないか。昔は、友達との間に絆があると信じていた。しかし、成長するにつれ、人の醜さ、裏切りを見ていくうちに、絆なんてものは忘れ去っていた。
今現在、私には友達がいる。かなり多いほうだと自負している。しかし、それぞれに絆があるかと聞かれたらキッパリと『ない』と答えるだろう。なぜなら、そこまで信用していないからだ。いくら信用したとしても、いくら仲良くでも、人はいつか変わり、時には裏切る。
だからこそ、大人になった今では絆など、このテーマがなければ、忘れていた単語であった。ああ、あの純粋な幼少期が懐かしい。人生で一番輝いてたであろうあの頃が、一番楽しかった。思い出させてくれてありがとう。
もう一度、人間関係について振り返ろうと思う。
いつか、絆を深めたいと、この結びつきを断ちたくないと思えるような存在に出会えるよう。
絆
手を取り合い
涙と笑顔を共有し
時を超え絆いでく
どんな困難も
決して切れることのない
強く結ばれた絆
遠く離れていても
心は繋がっている
絆は奇跡の贈り物
大切にしよう
永遠に続く絆を…
ワンピースって結局何だと思うって質問に、目に見えないものを答える人と、実際に目に見えるモノを答える人のどっちが好きかを考えている。
漫画や小説なんかのフィクションの世界で、それは劇的に、美しく、感動的に描かれる。
現実でも有り得るのだろう。ニュースで時々そういう〝奇跡の実話〟みたいな話は見るし、それを見て感動する気持ちはある。家族や友人、または同じコミュニティの者同士の深い繋がりを感じさせる話を見聞きして、「いいな」と思う気持ちはある。
けれど実感が無い。
それは感じる必要が無いほど人生で深刻な事態に陥ったことが無いからか、それとも·····そういう感情がそもそも欠落しているからか。
いつか、私も誰かとの絆を感じる日が来るのだろうか。
END
「絆」
「絆ってさ、切っても切れないものなんだって。」
『じゃあ、人間切断マジックにでも出演して来たら。』
「嫌だよ、痛そう。」
『でも絆は切れないんでしょ?』
「確かに私の名前は絆だけどさ、物理的に切ろうとするのはやめてよね。」
〈絆〉
友情の証、親愛の証。
無理して元からあるカタチの内側に当てはめようとしなくても、それとなく連絡を取る人物とは、日々の愉快さを分け合い笑っている。
自分ではないのが、電話口の相手。
人が良すぎるあの子は、時々訪ねて来るような押し売りの業者に負けそうで少し心配になる。
……この例え話だと杞憂で終わるけど。
それでも、いろいろキッパリ物を言うタイプの私とは、真逆の人柄だ。
初めのキッカケは何気ないものだったと、話かけた側の私が多分一番驚いている。
それがいつしか数年経ち、今では信じられないほど長い付き合いの友人になっていた。
ただ、明確に親しさを喜べる繋がりは、安易に得られる代物じゃあないと知っている。
何よりも変え難いのが分かるからこそ、自分にとっても大切な関係性の一人だと認められる。
時間をかけて深まる理解と共感が、いつか互いのかけがえのない財産になると柄でもなく受け止めてしまうほどに。
まあその、なんていうかさ。
まだ面と向かって伝えるのには、正直こそばゆいなとは思うんだけどね。
いつも、ありがとなって言いたくなるんだよ。
【絆】