『絆』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この教室も今日で見納めか。3年間通いつめたこの学校とおさらばする日になってしまった。
友達なんてろくに出来ず、だらだらと1人で過ごすことが多かったけど中々いい高校生活だったんじゃないだろうか?
ぼーっと窓際の席から空を眺めていると岩下くんが教室に入ってきた。もう生徒は全員帰ったものだと思っていたから少し驚いたけど特に話す用もない。ただただ気まずい時間が流れるだけだった。
岩下くんは少し不思議な人だった。友達もいるし勉強も中々できる、至って普通の人だ。しかし何故か不思議な雰囲気を持つ人だった。言葉に表すのは難しい。何故か惹き付けられるような人だった。
岩下くんは自分の机から何かゴソゴソと取り出しお、あったと呟いて嬉しそうにしていた。どうやら忘れ物を取りに来たらしい。無意識にぼーっとその様子を眺めていると岩下くんがこちらに近づいてきた。
「いやーもう卒業だよ、早いなー。」
と一言。まさか話しかけられると思わなくてそうだな、と短く返した。それからこれからどうするのかと他愛もないことを話し、少しして岩下くんは教室から出ていった。
たったそれだけだけど僕は今でも時々岩下くんを思い出す。彼が纏っている不思議な雰囲気も顔も声も鮮明に覚えている。
友達と呼ぶのはおこがましいだろうか?絆が出来たというのもおこがましだろうか?でも僕には確かにそこに絆があったと思いたかった。
絆
2人の絆は
何で、どうやって繋がってるだろうか。
とたまに不安になる。
それはお金か、愛情か、情か。
私は彼と居る時間全て愛おしい。
居ない時間は彼を思うこと、それが愛おしい。
時に激しく衝突し合って、納得いくまで
話し合う。そしてまた笑い会えたら
それこそ、また硬い絆になるような気がする。
しかし、絆はとても危うくて脆い。
だから慎重に確かめ合わなければならない。
その相手が自分の全てなら。
絆が確認出来る時は、2人で共通の何かを
達成したときだとおもう。
お互いがお互いのやるべき事をして
共通する何かにむかって前むいて向かっていく。
時には挫けそうになり、弱音もでてしまうこともある。そこでお互いがお互いを思いやり達成できるように言葉だったり、行動を起こす。
倒れそうなら支える。支えられたら支え返す。
こういうことの繰り返しで絆が生まれて
達成出来た時、確認ということができる。
そんな気がする。
それは紛れもなくお金でもなく、情でなく
愛情で動かされることであって欲しいと願う。
#絆
「久しぶり、元気にしてる?」
何年ぶりかの幼なじみからの電話だった
「どしたの?急に連絡とか。何かあった?」
そう聞くと、
「いや、なんかあったのあんたでしょ」
と言われた。
「なんか胸騒ぎしたんだよね」
そういう彼女に驚きが隠せない。
泣き出しそうな嗚咽混じりに声が出なくなる。
「なんで分かるの?」
「SNSの写真とか見て何となく」
「私なんか病んでる投稿とか上げてないよ?天井写真とかしてないし」
「そんなの無くてもわかるの」
「エスパーかよ」
「ねえ、どこに居んのよ?」
「……公園」
「市役所の側の?」
「うん」
小さい頃から良く遊んだ公園だ。
「時計塔のとこで待ってなさいよ。飲み行くわよ」
「え、顔ぐちゃぐちゃなんだけど」
「あんたの顔なんて誰も見ちゃいないわよ」
「うわ、ひど」
有無を言わさない彼女の言動に笑いが込み上げる。
普段から連絡取り合うほどに今は親しくないくせに、
こんな時にさっと気付いてくれる彼女。
自慢の幼なじみである。
体育館のキャットウォークにかかる垂れ幕には僕たちへのメッセージが綴られていた
「ご卒業おめでとうございます」だとか「今までありがとうございました」だとか
どこにでもありふれた何でもない言葉の数々
この情景にも何も思えなかった
これまでに僕は感動という体験をしたことがない
別に薄っぺらい道のりを歩んできたわけでもないのに
どちらかというとそういう体験ができる環境に恵まれていた
親は金持ちだし、僕自身も優れた能力を持ち得ていると自負している
特に最近は友達といえる人間もできた
だけど、僕はそいつとも本気で気持ちをぶつけ合うことはなかった
生まれつきだから仕方ないと言い訳をして何も変わろうとしなかった
でも、もうそんなことしたくない
何の努力もしないで、いつでも冷静な僕に自惚れて
僕は……変わりたい
__すべての感情を込めて鍵盤を弾ませる
指揮を振るあいつと目を合わせ、心なしか笑ってみる
向こうは察したのか微笑みかけるように優しく笑っくれた
僕は間違えないよう、丁寧に音を鳴らす
何度も弾いたこの曲だけど今日はいつもより調子が乗る気がする
あいつが向こうを向いて、左手を出した瞬間、そちらからの和声が僕の耳に入った
その声は僕の奏でる音と調和し、美しく響いた
一瞬、僕はあふれんばかりの“何か”を感じた
プロのオペラ歌手なんかの方が格段に上手いはずなのに
あぁ、美しい
気づくと、僕の視界は歪み、頬に温かい感覚を覚えた
そうか…これが…“感動”
いくら見えづらくたって
たとえ眼を閉じたとしても
鍵盤を押しまちがえることなんてないと確信した
僕たち全員が一つになる
これで最後か……
__今まで、ありがとうございました。
ちょっと前まで
あなたは
彼氏で
わたしは
彼女
だった。
今は
あなたは
夫で
わたしは
妻だ。
2人だから
毎日が
豊かになったなぁ
と思うし
しんどい時も
味方がいる
って思えるし
あなたが
大変な時
助けてあげたい
って思える。
今後
その
【タイヘン】が
想像以上に
もっともっと
【タイヘン】になっていく
かもしれない。
それでも
あなたの家族で
あなたの支えで
在りたいな。
#絆
絆
「断つことのできない人と人との深いつながり」
今も昔も他者とのコミュニケーションを疎んじている私だけれども、最低限の意志疎通は図れるようにその時々で連絡先は交換している
LINEやSNSが発達した今日では、アカウントやIDを教えるだろうが、10年以上も前の当時は、電話番号とメールアドレスの交換が主流だ
交換した数は大して多くないけれど、今も連絡先は携帯電話に記録され続けている
大半は既に繋がらない連絡先であると思う
中にはおそらく一度も連絡したことが無い人もいる
それでも私は、
使えないと分かるその日までは、
連絡先からその人を消すことが出来ない
小中高と積み重ねてきた時間で、私たちは絆をより強固にしてきた。
けれど、もう今の私は今のあなたの話で笑えない。
私が変わったのか、あなたが変わったのかも分からない。
でも過ごしてきた時間があなたから離れることを許さない。
あなたとのたくさんの思い出が、今の私を縛るしがらみになるから。
そうしてまた、あなたの連絡に返事をしてしまった。
男女間の友情ってのは存在しえなくても
男女間の絆ってのは存在するんじゃないかな。
「そう言った君に裏切られた私はどうしたらいいのよ。」
「えへへ、ごめんごめん。」
目の前には椅子に座りコーヒーを飲む男が1人。
私は真っ白のお皿に乗ったチーズケーキをフォークでふすっと切って口に運ぶ。
「でも、"絆"って一体なんだろうね?」
「話、逸らさないでよ。」
「スミマセン。」
彼はもう一口コーヒーを飲む。
私はチーズケーキを食べる。
「私を裏切ったことは、もう時効だし許してあげる。」
「ほんと?ありがとう!」
彼はもう一口コーヒーを飲む。
私はチーズケーキを食べる。
「私、用事あるから行くわね。」
「うん!じゃあね!」
彼は空のカップを置く。
私はお財布から千円札を机に置く。
彼は
もう春が近づいてきてる。
出会いと別れの季節。
こんなに縮まったのに、また離れて。
忘れていっちゃうのかな。
拙くてもいいから、
糸、1本でいいから。
もしも、人との「繋がり」が見えたなら。
忘れないし、寂しくもないし、
安心することもできるのかしら。
#2
絆
絆
英語で絆はボンド。人との繋がりもボンドでくっつけられたらいいのに。そしたらあなたの事を離さないでいられるのに。
私達の心は絆で繋がってる。
この夏、起きたことは本来ならありえないこと。
私たちはこんなことが怒らなければ、会うことなんてな
かったかもしれない。
いや、なかったと思う。
絆は強い。
深い、深い所で繋がってる。
私はこの絆を大切に生きていきたい。
絆。
2人との絆が
深いよ。
絆は
見えないけど
大切。
この想いが
ちゃんと2人に
届けっ。
"絆"
整理や片付けで手が離せない時、開院前や閉院後の来客──時間外で来る来客は全員見知った奴──の出迎えをハナに頼む事がある。
最初はただの好奇心で、俺より早く行って出迎えてたが、数週間前から俺が『頼む』と言った時以外は俺が立ち上がるのを待ってから俺の少し前を歩いて出迎えるようになって、それが定着しつつある。
それと少し前から、来た時の俺の反応を『見て』なのか、歩き方が変わっているのに気付いた。
基本は俺の少し先を、あまり来る事が無い来客の場合は何メートルも先を歩いて迎えるが、飛彩の場合のみ俺の横にピッタリ付いて歩いている。
それが他の人から見れば『絆の芽生え』なのか。
俺には《周りを見るようになった》という、《成長》だと思う。
僕は、 [絆]と言う意味がわからない
友情の絆?
仲間との絆?
ってたまに聞くけれどよく分からないし
知らない
少しわかったことは、絆はある言葉に似ている
[証]によく似ている
僕には、大切な友人が居て周りから見たら
『君とあの子は仲良いね
友情の絆があるみたいだ』と言っていた
それで僕は理解した
この[絆]を大事にしようと思う
離席した友人が戻ってきたとき気配に気付けずに肩を跳ねさせたら、「下手になったねぇ」と愉しげに笑われた。
「前は気配がしたらすぐ気付いて振り返ってたのにね」なんて言わなくたって分かることを加えて言ってくるあたり意地が悪い。
あなたに絆されたせいだよ、とは言えなくて適当に言い訳をする。
ふぅん、とにやけている友人が癪で小突く。
そんな何でもないようなじゃれ合いが大切で愛おしくてたまらない。
そう思ってしまうのもきっとあなたに絆されたせいだ。
(絆)
絆ってすごく難しい。
そもそも絆ってなんなの??と考えてしまった私はすごくめんどくさいのかな、、、とかも考えちゃったり。
でも、そんなことを気にせずに人と関わっていくのが楽しいのかなーーと思います。
あのこが自分のことをちゃんと友達って思ってるかな、と最近思い始めてきてます。。
多分思ってはくれてると思いたいです笑
こんなことを思わない人が自分の中で
大切で、絆が深い人と言うのかな??
ひとりは寂しくなんかないよ。
ゆっくり進んでいきましょ
絆
それは人と人とのつながりを表す言葉
例えば友達の絆、親子の絆。
仲が良い証拠とも言いかえることが出来る
絆というものは何なのか。
私はいつも君と喧嘩をしてしまう。
喧嘩の原因は大体私だ。私が後先考えずに行動するから。そのせいでいつも君を泣かしてしまう。そして先生が私の親に電話を入れる。それを聞いた親は、当然私を怒る。質問攻めされて私はメンタルはボロボロで泣きそうだった。でも加害者の私が泣くのはおかしいし、親に負けた気分になる。でも今喋ったら涙が溢れてきそうだった。だから私は親の質問に黙ってしまった。それを見て親は「〇〇ちゃんがどういう気持ちか分かってるのか?言葉で表せ。伝わらないだろ?」と一方的攻めてくる。私だって言葉に出したい。でも涙は見せたくない。いつ親が私を殴ってくるか分からない。そういえば昔、親に怒られて殴られたのが痛くて。でもそれ以上に怖くて親が苦手になってそれと同時に怖くなった。
でも私にだって意見はある。
今回の喧嘩に関しては私が悪いかもしれない。でも前回の喧嘩は〇〇ちゃんが悪かった。そのとき親は「あんたが日頃〇〇ちゃんにストレスを与えているんだから、もっと〇〇ちゃんを大切にしなさい。」って。
そんなチグハグな私と君は共通の趣味を持っているから何だかんだ言って、2日もすればお互いけろっとして笑い合っている。
こういうのを絆というんだろなぁ。
絆
彼と僕の絆、そんなものはもとからあったのだろうか、
なんて思う。
彼と話さなくなってから、もう 3ヶ月経つ。
今思えば、あいつが悪い、自分が悪い、そんなのどうでもいいくらい些細なことだった。
でも気づいたら行く道、帰り道を一緒に歩いてる。
絆って不思議だ。
いつからか絆という言葉が可愛く思えてしまうようになった