『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終わらせないでよ。まだ、ごめんなさいも言ってないのに。ありがとうも伝えてないのに。
「今までありがとう」
そう言って真哉は、この家を出て行った。何が悪かったのか、何を治せばここにいてもらえたのか、何度も何度も考えてたらキリが無くて。
布団に入って泣きじゃくるような生活を繰り返してた。真哉と、撮った写真をずっと眺めて、ごめんなさいの練習をしてた。どうやったら真哉は帰ってくるかな。そう考える日々。
何も言わなかった。真哉はありがとうだけ言って出て行ったから、どうすればいいかわからない。ずっと真哉が帰ってくる方法を考えてる。
だって、終わりにしたくないから、私の恋は終わったんだって思いたくない。ずっと過去に縋ることが醜いことだと分かっていても、真哉に帰ってきて欲しい。その思いは本物で、自分の部屋で毎日叫ぶ。
「終わりにしないでよ!」
こんなに弱るのが早いとは思わなかった
注射をすれば、まだしばらくは元気でいられると思ったのに
神様、お願いだから、まだこの子の命を終わらせないで
親友と遊んでいた。
変化に気づけなかった。
簡単に離れていくことにもっと早く気づきたかった。
さよなら青春。
僕は君の親友になれなかった。
「終わらせないで」
遠距離の彼と2ヶ月ぶりに会えた。
3日間の期限付きで、、
2ヶ月分の想いは、私の中で埋まらなくて。
最後に言った、「私はこの感じで来年1年会えないのはしんどいかもしれない。」と。彼は泣きそうだと言った。
ごめんね。最後にこんなこと言って。
飛行機に乗る時「じゃあ、またね、。」とハグをしてくれた
あなたが愛おしい
この関係も、あの3日間も、どうか終わらせないで。
「終わらせないで」
あきらめないで
悔しいままで
うつむかないで
悲しいままで
努力してきたこと
無駄なんかじゃない
全部身について
力になってる ほんとだよ
出来ることはもうない?
全部ぜんぶやり尽くした?
捨て鉢に終わらせないで
最後まで食いついて
やり切って笑って、
そして大きく踏み出そう
「終わらせないで」
#259
終わらせないで
秒針が進み、夜景を作っていた光は消え、私たちの街は眠りにつこうとしていました。
返していないメールが溜まっています。学校に行かなくなってから半月ほど経ったでしょうか。
私は、幼なじみの麻里の家に来ていました。親から電話が来たときも、教授からレポート提出の督促メールが来たときも、知人からのLINEが来たときも、ずっとこの家で生活していました。
あのとき、麻里が電話をしてくれなかったら。私はここにはいませんでした。あのとき、麻里を泣かせた男がいなかったら。私は麻里の家を知りませんでした。
麻里は私の顔を見た途端抱きつき、はっきりと「死にたい」と言いました。私は麻里のことを尊重したかったから、それに応えました。
友だちとしての責務を果たしたあと、急に人恋しくなってしまったので、麻里の手をずっと握っていました。麻里はまだ温かくて、このまま残しておきたいなと思ったので、麻里の手を冷蔵庫に入れました。
次の日は大丈夫だったのに、だんだん崩れてきたそれを見て、このままじゃいなくなってしまうと思ったので、1番下のところを切って、切って、切ってを繰り返しました。
なぜだか電気がつかなくなってしまって、麻里は変な色になってしまいました。とても悲しくて、涙が止まりませんでした。
爪とちょっとの肉になった麻里は、私の死にたいを叶えてくれませんでした。
"終わらせないで"
──〜♪…
夕食も、シャワーも済ませた後、フルートを出して軽くワンコーラスを演奏する。
フルートを持ったのは久々だ。最近はやる事が多く、フルートを吹くどころか、触る暇すらなかった。
──良かった。音、最後に吹いた時と変わってない。
息をフルートの中に送り込んで音が出るまで心配していたが、杞憂だった。相変わらず、奏でているこっちがうっとりしてしまう程綺麗で伸びやかな音色。
ここまで触らなかったのは久方ぶりだ。けれど『音色が変わったんじゃないか』という心配は、フルートをもう一度触ったあの時には無かった感情。
──こんな俺でも、まだまだ変われるんだな。
曲の最後の一音を奏でて、フルートを離す。机の上に、開きっぱなしにして置いていたケースの中からクロスを取ろうと手を伸ばした時。
「みゃあ」
ケージの中にいた子猫が、開け放っていた扉から外に出て、足に擦り寄りながら鳴いてきた。
「みゃあん!」
「うおっ」
俺の顔を見上げて一際大きな鳴き声を上げ、驚いて少し身を引く。
──『止めんな』って言ってんのか…?
不思議そうに子猫と目を合わせる。そして数秒後、口角を上げる。
──俺も、吹き足りねぇ。
再びフルートを口に当てて、吹く体勢を作る。
そして、先程とは別の曲を吹く。ワンコーラスだが、軽くではなくしっかりと。そして先程より吹きごたえがある曲を選んだ。
ちらりと横目で子猫を見ると、座ったまま動かず、大人しく聴いている。
──小さくても、綺麗な音は静かに聴きたいんだな。
猫は聴覚が人より優れているから、俺の奏でる音がどう聞こえているのか分からないが、少し嬉しい。
──なら時間が許す限り、たくさん吹いてやる。調子に乗るなんて柄にもないけど、俺だってたまにはいいだろ?
そして本当に、時間が許す限りたくさんの曲を演奏した。
時計を見て、慌ててフルートをケースに仕舞ってベッドの中に滑り込むように入ったのは、それから数時間後の話。
終わらせないで
長年、自慰行為を、していて、2ヶ月くらい、オナキン、していて、今日の、お題が、終わらせないで。続けますよ?
終わらせないで
LINEが終わってしまった。ショップに行って認証すると言って継続してもらった。
今年ガラケーからスマホデビューした。それが最後のガラケーサービスで今年いっぱいで終了だった。
ガラも終了しないで電話専門にしたい。スマホは電話よりアプリ専門になってしまっている!何本も電話に出ていない!
来年からAM放送が順次無くなる。経費が嵩むかららしい。FMに移行するらしい。たくさんあるAMラジオはどうすればいいの!ブラウン菅TVと同じ運命かな!一斉に捨てられると困るからお家の飾りかな?
何年かたったらアナログレコードみたいに復活したりして!
アナログカメラみたいに首からぶら下げようかな!おしゃれ~♡って!!
71作目
最初の、バッテリーのバカデカイ携帯電話が欲しい 徳博😀
もし神様がいたらきっと僕らで遊んでいる。もしもそうじゃなかったらこれは一体なんだろう?僕の前で人が死んでいる。「大丈夫ですか!!」その人に触れたとたん頭にヒビが入るような痛みが走った。何かが流れ込んでくる。「誰かの記憶?違う…僕の記憶だ…」僕がこの人を殺したんだ。ひひ…なんだそんなことか、さっさと次の獲物を見つけなきゃ…「きゃー」あちらこちらから人が叫んでいる。「何十人も死んでるぞ」グサッ…パタンまた一人もう一人…あー楽しい終わッてほしくナいな~。
もしモ神様がいルならお願いです。
「この楽シいコノ幸福な時間ヲドうカウバワナイデクダサイ」
[終わらせないで]#7
『終わらせないで』と、君が言うから、走り続ける。
けれど、走り続けていることが本来の目的のように感じられてしまって、肝心な『叶える』には、どんどん臆病になっていく。
けれど、まだ言うから。
君が、『終わらせないで』と。
もしかしたら、言わせているのは、僕なのかもしれない。
…ただ、僕が望んでいるから言っているだけなのかもしれない。
終わらせたくない君が、僕が、かけた目覚まし時計が、鳴る。
終わらせないでよ。
あなたとの時間を、今を、終わらせないで。
なんで終わらそうとするの?
まだ、一緒にいたいのに、まだ、話していたかったのに。
お願いだから、終わらせないで。
終わらせないでという声はもう届かない。
離婚しよう。
『閉まる扉にご注意ください』
静かな車内に、ノイズ混じりのアナウンスが鈍く響く。
プシッ、と空気が抜ける鋭い音がして、背後でドアが閉まる。
私の体を一度だけぐっと右に引っ張って、緩やかに列車は動き始めた。
傾いたリュックを背負いなおし、開いている座席がないか辺りを見渡す。
通路の奥、列車の車両の一番端のブロック席が空いている。
くたくたに疲れた足を速く休ませるため、持っていた小ぶりなスーツケースの柄を強く引いた。
幸運にも4人掛けの席に先客はいなかった。
スーツケースを荷台に預け、窓際の席を陣取った。
窓には、見知らぬ景色が流れては消え、また流れては消えていく。
この町へは観光目的で来た。
珍しく有給が取れた。ずっと仕事で埋まっていたスケジュールに突如空いた二泊三日の穴。
折角だから普段しないようなことを、と思い立って重い腰を上げたのはつい三日前のことなのに、なぜだか遠い昔のような気がする。
目的地をここに選んだのは、ただ豊かな自然と触れ合えるとか、観光名所が多いとか、ご飯が美味しいとかそんな大したことのない理由。
動機の割に、この三日間は充実した時間を過ごせた、と思う。
一日目にこの町に着いた時の感動も、二日目に食べた名産品の美味しさも、ついさっきのことのように鮮明に蘇る。
だからこそ、もう帰路についているのが信じがたい。
タタン、タタン、と規則的に電車が揺れている。
景色が次々と飛んでいく。
何の思い入れもなかった場所なのに、離れる瞬間がどうしてこんなに物悲しくなるのか。
緑ばかりだった窓の外に、灰色が混じりだす。
非日常から日常に、最寄り駅まで一本のこの列車が今は少し恨めしい。
せめてもの抵抗に、瞼を閉じて旅の思い出に浸る。
幸せでも不幸でも、その時間はいつか終わるんだって。
でも、幸せなときはずっと続いて欲しい。
そう、今のような時間が。
あなたを愛すことができて、
あなたに愛されることができる時間を。
ずっとあなたを想っていたい、
ずっとあなたに想われていたい。
そしてそれをずっと、噛み締めていたい。
幸せでも不幸でも、その時間はいつか終わるんだって。
でも、不幸なときはすぐに終わって欲しい。
そう、今のような時間が。
あなたを呼ぶことが許されなくて、
あなたに呼ばれることが二度とない時間を。
早くあなたに許して欲しい、
早くわたしを受け入れて欲しい。
けれどそれはずっと、叶うことはない。
#終わらせないで
ほとんど終わりを迎えた教科書
大掃除が始まる教室
終わりを迎える日々のカウントダウン
あぁ
冬の声が聞こえなくなった。
春だ。
‘’卒業”
終わらせないで私の ‘’青春”
「進捗はどんな感じ?」
「あともう少しかな」
真昼間の静かな部屋で二人向かい合って座る。
僕は目の前に座る彼女をじっと見つめた。
陽に透けた黒髪は色を変えて、君の雰囲気を優しくする。
時々顔を上げて僕に視線を移す君に、
思わず胸がどきりと音を立てる。
そんな僕の様子も知らず、
君は長い睫毛を伏せてキャンバスに鉛筆を走らせた。
古めかしい美術室に充満する油絵具の匂い。
ガヤガヤと聞こえる周りのクラスメイトの声。
薄汚れた黒板に描かれた「似顔絵の練習」。
君の瞳に僕はどう写っているのだろうか。
君の描く僕は一体どんな姿をしているのだろうか。
早く君の描いた絵がみたい。
けれど、この時間がずっと続いて欲しいと願ってしまうのは
僕の我儘なのだろうか。
“終わらせないで”
君と出会ったあとの私は
たしかに幸せなんだけど
君と出会う前から
私はずっと幸せだから
君がいなくなっても
私はなにも変わらない
私の幸せを
勝手に終わらることなんて
絶対させない
【終わらせないで】
終わらせないで
ねぇ。心から愛する貴方へ。どうかこの恋を永遠に終わらせないで…どうかこの恋に永遠に終止符を打たないで…だって、こんなにも、初めて、心から人を愛せたの…貴方は、私に沢山の事を教えてくれたし、沢山の初めてをくれた。貴方と出会って、付き合って、月日は、流れ、同棲して、沢山私、変われたから…だから、どうかお願い…この恋だけは、永遠に終わらせないで…ホントに心からこの恋に、貴方に、本気なんだ…私、貴方を失ったら、この先、何も出来ないの…重く聞こえるかもだけど、これが私の本音なの…ごめんね…重くて…でもどんな私でも、受け止めて、受け入れて欲しい…これって、物凄く我儘…だよね…?我儘でごめんね…でも、もし、この世が終わりを迎えても、人類が全て滅びても、貴方だけは、絶対に失いたくない…けれど、生きている物全て「終わり」が訪れてしまう…終わりなんて無ければ良いのにとは、思うが、もし、ホントに、人生に終わりが来なかったら、どんなに死にたくなっても、どんなに終わりを迎えたくても、迎えられないのは、それは、それで嫌だな…そう。何時だって、人類は、「矛盾」で出来ている…
続けたいこの時間
終わりたくないこの時間
ふざけて笑って
バカみたいに楽しんで
そんな時間、終わって欲しくがない。
どれだけ長くてもあっという間に感じてしまう。
それなら時間が経たなければ…
時間...お願い。この時間を終わらせないで。
「終わらせないで」