『紅茶の香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《 紅茶の香り 》
ふんわりした香りで癒される
子どもの頃は家にある紅茶を適当に飲んでいた私は
中学・高校の頃には当時読んでいた漫画の本の中で
二人の姉妹がそれぞれ
オレンジペコとアールグレイを好んでいたのを見て
そこで初めて知った「アールグレイ」という、
なんとも高貴な響きに感じた紅茶に惹かれたのでした
実際に飲んでみて、その味と香りにノックアウト
その後、沼にはまっていきました・・・
あれから随分経ちました
今はアールグレイも好きですが、アッサムの方が好き
数年越しの実家。
数年ぶりの祖母と両親。
俺が数年前家を飛び出して行った家は
思っていたよりも暖かくて気が抜けた。
何も言わずに帰宅したにもかかわらず
僕を見ても祖母と両親は何も聞いてこなかった。
「おかえり」
祖母は
「紅茶好きだったでしょう」
そう言って
紅茶をいれてくれていた。
僕は紅茶よりも珈琲が好きになのに。
久しぶりに飲んだ紅茶は
僕を温かく迎え入れてくれるようで
ほっとした。
─────『紅茶の香り』
「早くしなさい!」
一階から娘の怒鳴り声…
今朝も双子たちはのらりくらりと
マイペースにやっているようだ
まだ、カーテンの開かぬ薄暗い
部屋で、目を覚まし時計を見る
「7時前か…」
また、そろそろ行動の時間だ
1度起きたら今度横になれるのは
15時間後だ…だからあとちょっと
だけ……と目を閉じる
1日中、目まぐるしく働く中で
少しだけゆっくり起きる事が
私が決めたちょっと幸せな時間
しかし、タイムリミットは来た
カーテンを開けて光を入れる
「紅茶の香り」ではなく…
味噌汁の香り漂う一階に…いざ!
「砂糖と一緒に溶かせたらいいのに」
あぁ、この人は私とは生きてきた世界が違うのだ。
そう確信したのは、ふたりで喫茶店に入ったとき。
手渡されたメニューには、初めて目にした紅茶の名前ばかり。
よくわからないものを注文してマズかったら嫌なので、数少ない知っている名前のルイボスティーを注文した。
それに対して彼は、私が聞いたこともない名の紅茶を注文。
「僕は、このお茶の香りが好きなんだ」
目の前に置かれたカップを取り、瞼を閉じる彼。
まるで絵画のよう。
美しくて、眩しくて、息が詰まる。
何度かその店でお茶をしたし、紅茶についてインターネットで調べてみたけど、どうしても名前も味も香りも覚えられない。
「そんなこと、気にしなくていいよ。お茶するたびに僕が教えるから」
彼はそう言うけれど、気遣ってくれているその言葉が辛い。
雨の匂いも雪の匂いもわかるのに、どうして紅茶の種類を嗅ぎ分けることはできないのだろう。
「雪の匂いがわかる方がすごいよ」
そう言って笑う彼に、私はどこまでついていけるだろうか。
砂糖をひとつ、カップに落とす。
この痛みも、不安も、すべてこの砂糖と一緒に溶かせたらいのに。
────紅茶の香り
フレーバーティーが気に入って
イベントに行ったり
福袋でたっぷり買ったり
この5年間飲み続けた
すると この3ヶ月
飲むと調子が悪い
毎日飲むことは叶わず
たまに飲むことにした
昔の人はよく言ったものだ
過ぎたるは及ばざるが如し
全くそれを地でいっていた
買い続けて たっぷり余った
この紅茶のティーパックを
どうしよう
幸い賞味期限は長いので
まわりの人たちに
少しずつ配ろう
過ぎたるは〜なので
ほんの少しずつ
紅茶の香りは良い香り。
それなのに何故あとから人工的に違ったフレーバーを付けたがるのか、それを珍重する人が多くいるのかよくわからない。
と言いつつノンカフェが欲しい時に私も飲んでるけどね、フレーバーティー。
あれは紅茶じゃないな。
紅茶良い香り 好き
11月1日は、紅茶の日だとか
知らなかった
その日は、大好きなロイヤルミルクティー作って楽しもうかな、本当だとクッキーやケーキと一緒に飲みたいけど
小麦粉やめてるから…
パンも大好きなんだけど…
早く米粉パン沢山売り出されないかな…
米粉パン、もちもちして美味しいのにな~
米粉で、出来たお菓子など
色々沢山、作ってくれたら嬉しいのに🥰
私の朝食は、いつも米粉で作るパンケーキ簡単だし美味しい(^q^) そして豆乳コーヒー☕と一緒に最高ー👍️
有機栽培の紅茶もあるのに朝は、決まって豆乳コーヒー
牛乳🐮も、大好きなんだけど
乳製品も控えてるのよね
だから牛乳の変わりに有機栽培の豆乳飲んでるの癖もなくゴクゴク飲める😃
パンケーキにも、米粉豆乳パンケーキにしてます。
すごーく美味しい😋
米粉豆乳使って薄く焼いて
好みの具材入れたり
明日は、何を焼こうかな☺️
初めて行った人気スリランカ料理店のランチには
メニューがなかった。
何が出てくるのか…ドキドキ。
レンズ豆やチキン、野菜などがたっぷりと美しく載ったカレーのワンプレート。辛いけど美味しい!
いつもなら食後には必ずコーヒー。
そこに運ばれた紅茶。
スリランカだもの、そりゃ紅茶よね。
ホッとする心地よさ。
自分で選ばなかったからこその出会いに感謝。
委ねることもときには必要かも。
【紅茶の香り】
紅茶は、大人の飲み物だと教えられた。
独特の香り、透明感のある薄茶色。
どれをとっても、僕がいつも飲んでいる麦茶とは違っていた。
大人になってからね。
母が飲む紅茶をこっそり飲もうとすると、母は決まってそう言った。
僕も、早く大人になりたいと思った。
fin.
紅茶の香り
いい香り、と思うものがいくつかある
紅茶の香りも好き
香りは、この世界にいくつも存在する「人間の目には見えないけど確かに存在しているもの」だ
見ることも掴むこともできないけど
記憶に結びつくし
時には人の心も動かす
そして、そういうものは総じて
残しておくことが難しい
匂いや温かさを残せたらいいのに。
忘れたくないのに。
〜紅茶の香り〜
ほっと一息つく
やっと落ち着いてきた
この頃ずっとバタバタしてたんだ
色んな人に振り回され
色んな言葉に振り回され
何を信じればいいか分からなくなっていた
相変わらず嘘をつく人は嘘をつく
ちゃんとやらない人はちゃんとやらない
それに気づいた
気付かないふりをしていたのかもしれない
誰にでも優しくその言葉の裏で
どんな人にも優しく
自分より人を優先して
という概念が自分を締め付けていた
だってひどい人は関われば関わるほど
傷つけてくるし
自分のことしか考えてない人は
関われば関わるほど使われる
そんな人達に優しくしていれば
自分の心が壊れてしまうのは当たり前だろう
逆に今までそれを続けてきた自分に尊敬だ
正しさの裏側に人を苦しめる闇がある
正しさをつきつめ心を無いものにする
そんな世界なら
ほっと一息紅茶でも飲も
どこにあるか分からない真実よりも
この気持ちを大切にしたい
今日はわたし紅茶なんだと
水筒を見せながら教えてくれた
部室のすみでこっそり開かれる
ティーパーティー
りんごの香りが忘れられない
なんでもない日
香ってきた この匂い
懐かしい この彼の匂い
いい香り
「あなたからは嗅ぎ慣れた紅茶の香りがします」
執事がそう指摘すると、男は思い出したように説明を始めた。
「ああ、さっき紅茶をシャツにこぼしてしまってね。ほら、見てくれよ、この染みだ」
男はこれ見よがしに上着を捲る。彼の胸元辺りには確かに紅茶をこぼしたような染みの跡があった。
「いいえ、わたくしが嗅ぎ慣れたと申した紅茶はこの世にひとつとない一点ものです。市場に出回る紅茶の茶葉と少し製法が違いまして、香りが多少異なるのです」
男が馬鹿にしたように鼻を鳴らす。それでも執事は動じない。
「そんな微妙な香りの違いなんて、本当に嗅ぎわけられるのか? しかも違いが分かるのはお前だけなんだろ? それだけでこの染みが主人が飲んでいた紅茶であるという明確な証拠にはなり得ないだろう」
「確かにそうかもしれません。けれどあなたはいま仰いました。主人が飲んでいた紅茶であるという明確な証拠にはなり得ない、と。時には奥様が開くお茶会にもこの茶葉の紅茶はお出しします。あなたはどうしてこの紅茶が、主人が飲んでいたと断定したのです?」
執事の問いに男の顔が一気に青ざめた。
どうやらこの屋敷の主人が殺された事件は、そろそろ解決しそうだ、と、刑事は腕組みをしながら事態を見守った。
【紅茶の香り】
「紅茶の香り」
珈琲が苦手なわたしは
カフェでは紅茶一択
でも最近
美味しい紅茶を飲みに
カフェへいく
紅茶の香り
お気に入りの本とともに
紅茶の香り
紅茶は
そんなに
飲みません
遥か昔、イギリスの人々は萎れた茶葉を炒って煎じて飲んだらしい。
そのお陰で現在にわたるまで紅茶の文化がひろまったと言っても過言では無い。
かく言う私もそのおこぼれにあずかる人間の1人だ。
たっぷりのお湯でティーバックを蒸らす時のあの鼻腔を擽る香りと来たら。
紅茶ソムリエ、いつか資格を取りたいと思っているものの1つだ。
あなたもとっておきの時間に紅茶はいかが?
1度だけしてみたいことがある。
それは、たった1人きりになって本を読みながら紅茶を1杯飲んでみたい。
花がどこまでもずっと続いている場所で、紅茶の香りに包まれながら。
誰にも邪魔されない場所でね。
でも、1人になりたい時に限って1人になれなくて、1人になりたくない時に限って1人になっちゃうの。
難しい。
紅茶の香りを辿っていけば、自由になれるのかな。
ほのかに紅茶の優しい香りが漂う。
貴方も1杯、如何ですか──?
ここは街外れの喫茶店。夕焼け空に照らされている店外には星屑のランプが飾られており、小鳥の唄い声が聞こえる。そこに蓄音機の音色が響く。
「いらっしゃいませ♪」
店の奥から歌うような声色で出迎えてくれた。
綺麗な長い白髪を後ろで結っていて、紫陽花を閉じ込めたような艶やかな目が、どこか浮世離れした様な青年だった。
この喫茶店の少しだけ和風な制服がぴったりだ。
「当店おすすめ、紅茶1杯如何ですか?
くふふ、今日は特別に“すいーつ”を作ったので良ければおひとつ試食していきませんか〜♪」
少しだけ糸切歯が見えた気がしたのは気の所為だろうか…?
「…うま!」
僕は感動した。今までこんなに美味しいスイーツと紅茶は飲んだことが無いと。
「えへへ、それは良かったです♪」
そう、満面の笑みで言う店員さんがとても可愛い。
窓からは綺麗な紅葉が見え、まるで幻想の中のような場所だな、と僕は心の中で呟いた。
シックな内装にアンティークな家具。店主のお兄さんに色々と話を聞いてみたところ、骨董品店も兼ねているらしい。
ゆっくりと紅茶を飲み、窓を眺める。
疲れが全て浄化された気分だった。
それから暫くして、ふと時計を見てみるといつの間にか3時間も経っていた。
微睡みのように陽の光に溶けてゆく、儚い時間だった。
「ありがとうございました!
またのご来店、お待ちしております〜♪」
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お題:紅茶の香り
ある晴れた日、スプリングフィールド小学校に新しい転校生がやってきた。教室の中はざわつき、リサは「どんな子なのかしら?」と興味津々だった。シーモア先生が前に立ち、声を張り上げる。
「それでは、新しい生徒を紹介しましょう。」
教室のドアが開き、入ってきたのはやや緊張気味の少女だった。彼女は少し恥ずかしそうに微笑んで、「マナです」と自己紹介した。
「それじゃあ、マナはリサ・シンプソンの隣に座りなさい」とシーモア先生が指示する。
マナが隣に座ると、リサはにっこりと「よろしくね」と声をかけた。
「ええ、こちらこそ」とマナも返事をする。二人は自然と話が弾み、段々と仲良くなっていった。
ある日、放課後にマナが誰かと電話をしているのをリサが見かけた。マナは電話口で「うん、分かってる、パパ」と話している。
リサは気になって近づき、「誰と電話してたの?」と尋ねた。
「教えてよ、誰にも言わないから」とリサが続けると、マナは少し迷った様子だったが、とうとう打ち明けることにした。
「えっと、実は…」
「えー!マナ、クラスティーの娘だったの?」とリサは驚きの声をあげた。
「ちょっと!声が大きい!」とマナが慌てて口を塞ぐ。
「あ、ごめんなさい」とリサが小声で謝ると、マナも少し落ち着いた様子で続けた。
「実はね…パパのショーに出ないといけなくなったの。でも、コメディアンってどんな感じかわからないし、どうしたらいいかわからなくて…」と不安げな顔をする。
リサは考え込んだ末に、いいアイデアを思いついた。「そうだ!お兄ちゃん、クラスティーの大ファンなの!だから、特訓してもらったら?」
マナの目がぱっと輝き、「本当に?リサ、ありがとう!」と喜びを表した。
次の日から、バートは熱心にマナのための特訓を開始した。彼はクラスティーのジョークのタイミングや、コミカルな動きのコツを教え、一緒に練習を重ねた。マナも最初は戸惑っていたが、だんだんと自信をつけていった。
そして、ついにパパのショーの当日。緊張で手が震えるマナの横で、バートとリサが励ます。「マナ、大丈夫!君ならできる!」
マナは深呼吸をし、ステージに立つと観客を見渡した。バートから教わった通りにジョークを放ち、リズムよく動きながらパフォーマンスを進めた。その姿に観客は大笑いし、クラスティーも目を細めて娘の成長を見守った。
ショーが終わった後、マナは満面の笑みでバートとリサに駆け寄った。「ありがとう、二人とも!パパも喜んでくれたわ!」
こうして、マナはコメディアンとしての第一歩を踏み出し、リサやバートとも強い友情の絆を築いたのだった。