窓越しに見えるのは』の作文集

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窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/1/2024, 9:58:18 PM

No.46『窓越しに見えるのは』

窓越しに君の笑顔を見た。
でも君を笑顔にさせているのは僕じゃない。
こんなんじゃ、僕が君を一生笑顔にするなんて言えないかもしれない。
だけど僕はいつか君に誓うんだ。
「僕が君の人生をもっと彩らせる」
と。

7/1/2024, 9:41:43 PM

窓越しに見えるのは

私は向い隣の彼に恋をしている。
窓越しから見える彼がとても好きだ。
もちろん話したこともない。
だけど猫目で爽やかな感じのある彼が好きだ。
そんな時、お互いの窓が開いていたことから私は勇気を出して
彼に話しかけてみた。
「今何してるんですか.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ」
彼は微笑みながら言ってくれた。
「テストに向けてテスト勉強をしてるんだよ笑」
「そ、そうなんですね‎›⩊‹」
「ち、ちなみにお名前は?」
「太陽、相田太陽だよ☺️」
「私の名前は、日下部茜ですッ!」
「いい名前だね。」
私はその瞬間に彼のことがとても知りたくなった。
私は毎日彼と話すようになった。
勉強で辛いことがあっても彼がいれば全てふきとんだ。
彼と話す時間が私にとって宝物だった。

そんな日々も直ぐに終わってしまった。

「太陽君!何してるの?」
「父さんの仕事の都合で僕引っ越すことになったんだよね。」
「え、あ、そうなんだ。」
私は正直戸惑った、、
よくある事だ。
私の友達もこの間親の仕事の都合と言って引っ越して言った。

「そうだ!茜さん!」
「ん?何?」
「僕と茜さんが離れてしまったとしても僕と茜さんは永遠の友達だからね!」
「またお互い会える時に会おう!」

そう言って太陽君は引っ越した。

その後すぐに太陽君からお手紙が来た。

茜さんへ、
お元気ですか?
僕は引っ越してから友達も出来ました。
茜さんはどうですか?
それと手紙を書いたのも僕からのお願いがあって送りました。
それは、茜さんの隣、(僕が前住んでいたところ)に引っ越してきた人がいたら、僕みたいに話しかけて見てください。
僕は茜さんに話しかけられてとても嬉しかったです。
なので引っ越してした人にも同じことをしてあげてください。
心が救われる人もいると思います。
これが僕のお願いです。
それから、僕は茜さんが好きです。
また会える時に会いましょうね。
待ってます。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎太陽より

私は太陽君の言った通り引っ越して来た人に話しかけてみた。
そしたら私と仲良くしてくれた。
太陽君の言った通りだった、


私は今でも窓越しに見える人に話しかけている。

7/1/2024, 9:37:37 PM

窓越しに見えるのは

窓越しにに見えるのは
いつもお馴染みの景色
今日もいつもと変わらない朝
眠たいけれど
行くしかない
やる気は全然でないけど
なんとか電車に乗って
いつもと同じ景色を眺めて
気づいたら目的地についている
そこまで来たらもう行くしかない
最後の気力をふりしぼって
今日も頑張って1日乗り越える

7/1/2024, 9:32:44 PM

窓越しに見える景色
 最近はずっと雨で運試しはできていない。楽しみもない朝で空気がどんよりしている。暗い1日の始まりにすぎないこの時間が私はあまり好きではない。

7/1/2024, 9:29:33 PM

この薄汚れた
窓越しに見えるのは
あたたかい光に満ちた世界
ガラス1枚隔てただけで
まるで別の世界のよう

7/1/2024, 9:21:17 PM

高校を卒業したら、友人はみんなここを出ていくと言う。  
 友人だけではない。同級生の多くはここを出ていく。
 仕事がないから。給料が安いから。進学のため。田舎の人間関係が嫌だから。
 残るのはどのくらいいるのだろう。少なくとも、よくつるむグループで残るのは彼女ひとりだけだ。
 二両しかないのにガラガラの電車に揺られての帰り道。向こう側の窓には朱い太陽と雲、遠い稜線と田畑があった。
 黒い影の電柱は視界からサッと消えていく。その一方、太陽はどっしり構えて変化に乏しい。
 春、土が見えていた田は機械に耕されて水鏡となり、夏になった今は稲が草原のふりをして青々とした葉をさらに伸ばそうとしている。
 みんなが、何もないと言う風景。
 でも、ほんとうに何もないなんてことはない。
 生まれたときから当たり前にあるから存在感が消えているだけ。空気と同じだ。
 電車に揺られながら、窓枠越しに景色を見るようになって二年と三ヶ月。移ろう景色が連作の絵画ようだと感じたのは一年と少し。これを見られなくなるまであと半年程。
 日に日に強くなる寂しいさから、一秒として同じもののないものを目に焼きつけるように外を眺め続けた。

7/1/2024, 9:19:50 PM

風で揺らめく森の木の葉。
朝日で輝く木々がダンダンとシルエットになっていくのは見ていて面白い。

四季でもわかっていくから、同じ景色は二度とないから一期一会みたいでワクワクしちゃうよね。

中にいても自然を感じられるから窓は好き。
でも、日焼けも暑いのも嫌だから部屋が好き。
だから窓越しに見える景色は最高の額縁だと思う。

-窓越しに見えるのは-

7/1/2024, 9:18:04 PM

授業中は
いつも窓の外を眺めていた
グランドに吹く風や
高く澄んだ青空
なんでもない毎日を
ただ眺めていた

空の向こうには
希望しかなかった

7/1/2024, 9:15:49 PM

窓越しに見えるのは

硝子に写る 透き通った俺の顔の

丁度、口に重なる

道端に落ちてる犬のふん

・・・アーーンしちゃって。

7/1/2024, 9:07:47 PM

窓越しに見えるのは

電線から落ちないように

ちっちゃいニンジャが走ってる!

7/1/2024, 8:40:42 PM

【7/1 テーマ:窓越しに見えたのは】

しとしとと空が泣いている。
ここ数日はこんなのばかりで外に出られず、実に退屈だ。

「何か面白いものはないかな」
そう思い壁にある四角を見る。
紫と青の紫陽花が花開き、よく見るとカタツムリがいた。空は先ほどと変わらず、寧ろ強く泣いていた。

「…家に帰る時は笑顔になっているといいな」

7/1/2024, 8:38:40 PM

【窓越しに見えるのは】

雪がシンシンと降り積もる真冬の夜。
ボロボロの布切れを纏った少年は街を彷徨っていた。
クリスマス・イブということもあり、街は特別キラキラとしていた。

そんな光景など眼中にない少年は風通りの悪い路地裏に座り込むと、懐から寒さでガチガチに凍ってしまったパンを取り出し、弱々しく齧りつく。
パンは表面がほんの少しずつ削れる程度。
少年は食べることを諦めてパンを再度懐に仕舞い、少しでも暖を取ろうと身体を丸めた。

…どれぐらい経っただろうか。
何処からか「わははは」と楽しそうな声が聞こえた。
声がする方向を見ると先程まではなかった、光が漏れている窓。
少年はグッと残り少ない体力を振り絞り、窓の側まで近寄った。
窓越しに見えるのは暖炉の火がパチパチと鳴る部屋で豪華な食事を囲む仲良さげな3人家族の姿。

「いいなぁ…」と呟いた少年は静かに座り、俯いた。

少年は数日前、たった1人の家族を失ったばかりだった。
家族であった老人は少年が出掛けている間に周辺を騒がせていた強盗犯と鉢合わせしてしまい、刺された。
少年が帰って来た時には老人は虫の息。
「遠くへ逃げなさい」と告げてそのまま息を引き取った。
怖くなった少年は僅かな銀貨とパンを持って真冬の空の下を駆けた。
そして、やっとの思いでこの街に辿り着いたのだ。

少年は窓の側で部屋からの僅かな暖を取りながら目を瞑った。
もうどうでもいいや、と…。

暫くして少年が目を覚ますと見知らぬベッドの上だった。
困惑しているとガチャッと扉が開き、入ってきたのは窓越しに見えていた3人家族の内の1人。自分と同い年ぐらいの少女だった。

「あ、気がついた?」と少女は優しく微笑みかけ、大声で父親と母親を呼んだ。
するとバタバタと慌てたような足音が近づき、優しそうな顔の夫婦が現れた。
夫婦は少女が家の側に少年が倒れているのを見つけて介抱していたのだと伝え、少年に何処から来たのか、そして何故倒れていたのかを聞いた。
少年は少し迷ったが、正直に今までのことを全て話した。

3人は静かに少年の話を聞いていた。
やがて父親が「なら、今日からウチの子になればいい。まぁ最低限は働いては貰うが…」と言った。
少年は何か裏があるのではと疑ったが、父親は「男手が欲しかっただけだ」と少年の疑いの言葉を払い、母親も少女も歓迎ムードだった。

少年は泣きながら父親の手を取り、「これからよろしくお願いします」と言った。

少年へのクリスマスプレゼント。
彼は新しい家族を、幸せを手に入れたのだった。

7/1/2024, 8:22:29 PM

『窓越しに見えるのは』



虚な目で 天井を見上げる
差し込んだ光に いざなわれる様に
窓辺に視線を移す

窓越しに 私は見つめる
眩しい光は 私の未来
だったら良いのにと、、、

光を拒絶するかの如く
目を瞑る

真っ暗な世界
そこに また光を見出すかのように
想像する
暗闇の中に 灯る光を

眩しさに顔を歪ませながら 恐る恐る
再び 目を開いてみる

本当は光を求めているんだ
だけど、同時に拒絶してしまう

おかしいよね
だけど、この2つが
今の私の真実

生きるために眠るのか
眠るために生きるのか

求めるのものは
渇望か
安穏か

矛盾している私の目に映る
窓越しに見えるのは

おそらく

絶えず せめぎ合う 葛藤かもしれない

7/1/2024, 8:09:07 PM

『勢いとノリと鍋』

一つの鍋を大人数人でつつく時

汁から盛り付ける人、葉物野菜を多く盛る人、
メインの肉や魚介をよそる人、味変に生姜とかを加える人、その人その人好みと感覚で自分専用の小鉢鍋をつくる。これが個性。

そのそれぞれの個性の味が好きかが価値観。

葉物とメインをよそう2人は
意見が合わないみたい

汁から盛り付ける人と味変の人は
波長を合わせるのがうまい

歳を重ねる度に価値観を重要視するのではなく
お互いに波長を合わせながら歩める関係が素敵かと…思ったりするけれど、価値観の前に個性の段階で否定やケチつけてくる大人が、今の時代には多いということが現状なもので….。

7/1/2024, 7:54:55 PM

窓越しに見えるのは
それは憧れであり現実世界
風を感じて理想を浮かべる
自分をどこかへ連れ出したい
そんなことを感じながら日々は続いてゆく

7/1/2024, 7:52:21 PM

窓越しに見えるのは



俺は野良猫っす。
名前は、そっすねー、道行く人間たちに色んな名前で呼ばれてるっすけど、俺はボスの一番の舎弟なんで舎弟って呼んで欲しいっす。

俺には尊敬するボスがいるっす。
ボスは子猫の頃から立派な雄の野良として縄張り争いに明け暮れる日々を送り、季節が三回巡った頃には、ここら一帯を牛耳るボス猫になったっす。 すごいっすよね!

今思うとボスと出会い、共に過ごした日々は楽しいながらも厳しい日々だったっす。
肥え太った他所のボス猫に立ち向かい、群れで襲ってきた余所者を纏めて返り討ちにし、人間の子供には揉みくちゃにされ、若い人間の雌たちにはチュールを片手に骨抜きになるまで撫で回され、網と籠を手に持った人間たちとは雄の尊厳を賭けた壮絶な鬼ごっこをしてと波瀾万丈な日々を送って来たっす。

そんな厳しい野良の世界を生き抜いたボスにも等々春がやって来たっす。

お相手は縄張りの巡回ルートにある大きなお屋敷で飼われている血統書付きの白い毛長種の可愛いお嬢さん、ではなく、その飼い主さんの方っす。

驚くのも無理ないっすよ。
俺だって最初は耳を疑ったっすもん。
でも今までどんな雌にアプローチされても見向きもせず、そのせいで色々と不名誉な噂を囁かれて来たボスがついに番にしたいと思えた運命の雌と出会えたんっす。

「だからお嬢さんもボスの恋を応援してもらえないっすかね?」

「するわけないじゃん、バーカ」

お嬢さんは優雅に毛繕いをしながら言った。

「この苦労知らずの箱入り小娘、窓越しでこっちが手を出せないからって舐め腐った態度を取りやがって」

これだからお高い飼い猫は嫌いだ。

「でも俺はめげないっすよ! ボスはもう三年生きてるっす! 野良の世界じゃ、そろそろあの世に片足突っ込む年齢なんっすよ! ちょっとだけ! ちょっとだけボスがここに来た時に飼い主さんを連れて来たり、他の部屋へ行かないように足止めしてくれればいいんすよ!」

俺は前足を窓に押し付けながら必死に訴えかけた。

お嬢さんが未知の何かを見たような表情で後退り始めたがここでこの部屋から逃す訳にはいかないっす。

「三年も生きて色恋沙汰経験皆無! いい年したおっさんがっすよ!? せっかく野良にしては綺麗な面持ってんのに同種に恋愛感情持てないせいでその面も無意味っす! どーすんすか! ボスから面の良さ取ったら一体何が残るって言うんすか!!」

「せめて実力は残してあげなさいよ」

「あら、賑やかね? お友達でも来てるのかしら?」

ドアが開き飼い主さんが部屋に入って来た。

お嬢さんがすぐさま飼い主さんの元へ行き甘えた鳴き声を出しながら足に頭を擦り付けた。

「毎日来てくれる黒猫ちゃんかと思ったんだけど、初めて見る子だったわ。 可愛い斑模様ちゃんね」

そう言いながら飼い主さんは窓の近くまで来ると、窓を開け、俺を抱きかかえた。

「えっ……?」

「あぁー!! ご主人様! あたし以外の猫を抱っこするなんて浮気だわ! 早くそいつを外に投げ捨てて! あんたも早くご主人様から降りなさいよー!!」

お嬢さんが俺を睨みながら鳴き叫ぶが飼い主さんは笑うだけで俺を下ろそうとしない。 むしろ俺の体をあちこち撫で回しながらジロジロと見始めた。

「痩せ気味ね、お腹空いてたからあんなに鳴いてたのかしら? あら? この子雄だったのね」

「あんたご主人様に何見せてんのよ!!」

「不可抗力っす……」

そろそろ怒り狂ったお嬢さんが飼い主さんの体をよじ登ってでも俺を排除しようとして来そうなので、飼い主さんの腕から抜け出してお暇を、としたその時だった。

「待っててね、今ご飯用意してあげる」

飼い主さんが俺を抱いたまま窓を閉め、ご丁寧に鍵まで掛けてしまった。

「……ご飯、ご馳走になるっす」

「あんた、ご主人様が部屋から出て行ったら覚悟しなさい」

その後、飯の準備のため一旦床に降ろされた俺は、お嬢さんに睨まれ続け、飼い主さんが持って来た飯を食べてる最中もずっと睨まれ続けた。

誰っすか、お嬢さんを苦労知らずの箱入り小娘とか言ったやつは、こいつはそんなか弱い雌じゃねーっす、檻の中の猛獣っすよ。

「綺麗に食べたわね、そんなに美味しかった?」

おたくのお嬢さんが怖過ぎて味を感じる余裕が無かったっす。

「さっさと帰りなさいよ」

「帰りたくっても窓が開かないと帰れないんすよ」

早く窓開けてくれないっすかね、と窓の方に目線を向けると、そこには雀を咥えながら縄張りに侵入して来た不届きものを見るような目でこちらを凝視するボスが……ボス!?

「何で雀を咥えているわけ?」

「たぶん、飼い主さんへの貢ぎ物っすかね……」

この前ネズミ貢いだら怖がられたって落ち込みながら帰って来たばかりじゃないっすか。 

俺言いましたよね? 人間は俺たちと違って食べ物に困ってないから、貢ぐならもっとこう、可愛い物にしろって。

「何でお前がそこいる」

今まで聞いて来た中で一番ドスの効いた声だった。

「やばいっす。 めっちゃキレてるっす」

「ご主人様ぁ〜、こいつ今すぐ帰りたいってぇ〜」

「俺に死ねと!?」

飼い主さんの元へ行くお嬢さんの後を追う。
足元でにゃーにゃー鳴き続ける俺とお嬢さんの姿を見た飼い主さんが、俺だけを抱き上げ、子猫を見る母猫のような笑みを浮かべながら恐ろしい事を言い出した。

「本当にこの子と仲良しね、うちにお婿さんに来る?」

7/1/2024, 7:32:25 PM

窓越しに見えるのは

雨で濡れるあなた…
傘も差さず

窓越しに見えるのは
じっと…見つめてる
あなたの
真剣な表情

愛してます
ずっと…愛してる

7/1/2024, 7:15:58 PM

お題:窓越しに見えるのは

今きみはどこで何をしているだろうか。

元気で笑っているだろうか。それとも悲しみに負けないように笑っているだろうか。
一瞬でも多く笑っていてほしい、大好きなきみには。

綺麗な容姿に綺麗な心の持ち主。
きみのどんな横横顔も大好きで、何時間でも見ていられると思っていた。

私の大好きなきみの窓越しに見えるのは何?
昔ときっと変わったよね。
今きみの窓越しに見える世界が暗くて、怖くても、心の窓どこか1つくらいは明るいといいな。
その君に寄り添うような優しい世界を私が作り出せたらな。
あぁ、自分で言っといて何を言ってるか分かんなくなってきたけど、、つまり、私は君が大好きだから私の前くらいはホッとひと息ついてリラックスしてほしいってこと!笑

7/1/2024, 6:49:45 PM

壁。いや?。窓越し?。我が家に窓はない。磨りガラスの引き戸しかない。居間だけ最上段が透明だが、そこから見えるのは隣接する幼稚園である。今は小さな裏庭のいろんな木が成長し過ぎて、その葉で幼稚園さえ見えない。あの葉先がいくつにも分かれた大きな葉っぱの木は何と言うのだろう。それが今は幼稚園からの目隠しになっている。昔はその透明ガラスから外を見ていると、目の前は園長室と職員室なので幼稚園の先生と目があったりしてバツが悪かったりした。窓といえばラジオCMで窓に関する文学作品を朗読するものがあった。堀辰雄や岡本かの子の作品だっただろうか。実は今、堀辰雄の『風立ちぬ』を読んでいる。小橋めぐみのトークイベントで小橋めぐみの写真集のタイトル『愛、立ちぬ』は宮崎駿監督の『風立ちぬ』からインスピレーションを得てタイトルをつけたという話があり、まだ観ていない『風立ちぬ』を観たくなった。『風立ちぬ』といえば堀辰雄だ。今読んでいるゴマブックスの電子書籍版『風立ちぬ』の表紙にも「世界のミヤザキにインスピレーションを与えた」というキャッチフレーズが書かれている。映画は図書館のDVDを予約していたものが長く待たされてようやく借りられると連絡が来たので、DVDはまだ受け取りに行っていないが、映画を観る前に堀辰雄の『風立ちぬ』を読んでおきたいということで読み始めたばかりだ。堀辰雄は初めて読むが、文章表現に並外れた旨味を感じる。冒頭に壁と書いたが、ドラマなどでよくあるパターンのイメージだ。住宅街だと窓の外は隣家の窓というのがありがちで、何かバツが悪い。いっそ壁の方が気が楽なので、窓の外は壁というのは憧れでもある。話は逸れるが、岡本かの子といえば「芸術は爆発だ」の岡本太郎の母親だ。先日、シュールレアリスムの美術展を観に美術館に行ったのだが、岡本太郎の絵が1点あった。何か凄味のようなものを感じた。

7/1/2024, 6:29:03 PM

窓越しに見えたのは
僕が君と楽しそうに遊ぶ、夢のような光景だった

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