『窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『窓越しに見えるのは』
⇓題材変更
『五十嵐ハルさん』の
『少しだけ』
「もう少しだけ 出会うのがさ 早かったならば…
絶え間なく陽気な君に遅れぬように
笑顔の日が増えていたんだよ
今さら「愛さない」とか無理難題
神様とやらに押し付けられた
「どうかお幸せに」
…脇役らしい言葉だ
もう少しだけ出会うのがさ 早かったならば
お揃いの指輪の相手は僕だったか?
君の好きな歌覚えて話し合わせて
笑い合ってるだけでも幸せだったな
「私たち相性がいいんだね」よく言われた
半分くらい君の好みを好きなフリしたのは内緒です
未だに細すぎる光に期待するバカ
「頑張ったで賞」くらいがお似合いかも
I love youが遅すぎてどこに行く宛てもなく
もう少しだけ出会うのがさ 早かったならば
ドレス姿に泣いている相手は僕だったか?
あの日のまま愛しさだけ全て残って
思い出してしまうのは僕だけかな
君が触れたものが鮮やかすぎて
今じゃ白黒でぼやけてしまう
映画みたいな恋だから
終わりも決まってたのかな
もう少しだけ出会うのがさ 早かったならば
お揃いの指輪の相手は僕だったか?
君の好きな歌覚えて話し合わせて
笑い合ってるだけでも幸せだったな」
“ずっと何気なく聴いていたこの歌が
急に頭に入ってきて…
歌詞を見たら…
胸が締め付けられた
こんな曲って言ったら失礼だけど…
今はさ…聴きたくなかった…
知りたくなかった…
知らなければ良かった…”
窓越しに見えるのは
梅雨の晴れ間
窓越しに見えるのは
春に植えたゴーヤー
緑の葉を雨粒でキラキラと輝かせ、
蔓を上に横にぐんぐんのばし
いくつかの小さな実をつけているのが見える
中でも黄色の小さな花を実の先に携えたままの姿はことさら可愛らしい!
一雨ごと成長する姿を見るのもとても嬉しい
目で緑を楽しみ
緑のカーテンで真夏の日差しを和らげ涼しさを体感し
大きくなった実はを美味しくいただく
五感で味わう日も近い!
窓から覗く影
ここ二階だよぉ…なんて呟きながらそっと離れる
電気をつけもう一度近づくとそこには鏡があった
なんでこんなとこに鏡があるんだよw
なんて笑った俺には真顔の俺が見えた
窓越しに見えるのはいつもの景色
でも、必ずどこか違う、
全く一緒何て怖いから、笑
違う物にはそれぞれ価値がある 例えば
雲の形、空の色、仲良く話している人、
沢山ある 違う所があっていいな
お題「窓越しに見えるのは」
狐の形にした両手を組んで、窓をつくる。昔、手遊びのひとつとして覚えたものだ。人体には些か無理な組み方をするので、指とか手首の筋とか、色々なところが引き攣れて結構痛い。いや、僕の身体が固いだけかもしれないけど。
狐の窓。両手で作ったこの窓を通して見れば、妖怪とかお化けとか、そういうものが見えるとか言うオカルトの類いの遊びだ。傾倒はしてないけど、知識としては面白いものだなと思っている。
あと、ちょっとかっこいい。覚えた時分は中学生とかそんなものだったので、まぁ、そういう年頃だったのだろう。
昔の自分を思い出してちょっと恥ずかしくなって、組んだ手をほどこうとすると。ひょいっと君がこちらを覗き込んできた。
「なにそれかっこいい」
目を輝かせて口角が上がっている、ちょっとわくわくした君が窓越しに見えた。それどうやるのと僕に問い、見比べながら、めちゃくちゃに自分の指を絡めたり、手を組んだりしている。
僕はというと、遊びが遊びだったので、いきなり目に飛び込んできた彼女の姿にびっくりして硬直していた。心臓に良くない。
でも、窓を通して見た彼女は当然といえば当然なんだけど、あまりにもいつも通りだったので、ちょっと安心したりもした。
「出来ない」
しばらく悪戦苦闘していた君が、悔しそうに呻く。あぁ本当に、いつも通り過ぎて、気が抜ける。気が抜けて変な笑いが込み上げるがままに笑っていると、自分が笑われたかと勘違いした彼女が、むっと唇を突き出しながら「教えてってば」とにじりよってくる。教えても良いけれど、
「お化けが見える遊びだよ」
と言うと、とたん毛を逆立てて威嚇する猫みたいになった君が、
「どうして!そんな!!怖いことを!!」
そう叫びながら、組んでいた僕の指を無理矢理ほどいた。
小さい頃から体が弱い私。とある日、謎の病気にかかって通い付けの病院に入院する事になった。これで何回目だろうか。
痛くて苦しい検査をいっぱいされた。しょぼんとしている私を撫でるママの手があったかくて、優しくて、泣きたくなる。
ようやくベットに横たわると、体から力が抜けていって、身動きを取るのが一苦労になる。
ベットの隣には大きな窓があった。丸っこくて、柔らかい印象の窓。私はこの窓が大好きだった。
可愛いし、外がよく見えるから。
そこから外を覗くと、公園のようか所があるのが見えた。男の子達が元気に遊んでいる。たまに私と目があっては、慌ててそらしたりしている。
いいな、と思った。私はこうしてぼーっと外を眺めることしかできないのに。
なんだか……こことそっちが違う世界みたい。この窓が境界線で、幸せな世界と不幸せな世界に分けられているんだ。
目頭に涙が浮かんで、慌てて目をこする。そしてまた、ぼーっと外を眺めていると、公園で遊んでいた同い年くらいの男の子とバチっと目があった。そのまま見つめ合う。男の子は不思議そうに首をかしげると、やがて、にかっと微笑んだ。私はなんだか恥ずかしくてたまらなくなって、ベットに潜り込んだ。
胸のあたりがドキドキとうるさくて、顔がかーっと熱くなって、寝れなかった。
小さい頃からやんちゃしてきた俺。今日も、行きつけの公園に遊びに行った。
爽やかな風が頬を撫でて、ボールをつくぽんぽんとした音が心地良い。
公園につくと、そうまとれんがこちらに大きく手を振っていた。心做しか二人共、なぜか顔が赤い気がする。
「こっちだ!ほら、来い!」「んだよ」「いいから早く!!」
二人に手を引かれた先には、大きな病院が立ちはだかっていた。そこの大きくて丸い窓の外に、長い黒髪をいじる女の子がいた。ぱっちりの大きな瞳、薄い唇。どこか儚げで、すごく綺麗だった。
ぼーっと見つめていると、パチっと目があった。女の子はどこか怯えた視線をこちらにやっている。
俺は少し考えた後、思いっきり微笑んだ。女の子が少し顔を赤くして、窓の外から消えた。
ベットに寝転んだんだろう。
あの女の子はこちらをどんな視点で見ているんだろう。きっと、俺とは違う世界に生まれて、綺麗で儚い世界を生きているんだろうな。
一瞬だったけど、きゅんと胸が切なくなった。ふっと体から力が抜けていき、自分の顔がとても熱くなっていることに気がついた。
いっしょだけど、違う世界に生きている
窓越しに見えるのは、あなたの笑顔
手を振る私
会う日まで、ずっと手を振り続けたい
棲む世界が違う私たち
私は、妖精
あなたは、龍
風羅羽
このお題を見て、窓の外を観てみた。改めて観てみると、大きい窓だ。お母さんも、それが自慢だと言っていた。……掃除は大変ではないのだろうか。
そんな、自慢の窓越しには、雲、雲、雲。考えてみたら、それはそうで、昨日から、今日まで、警報級の大雨が降っていたらしいのだ。今朝だって、このスマホの、ビービー鳴る音で目を覚ました。
しかし、本当に雲しか見えない。これが晴れていたら、奇麗に違いない。なぜ、そんなものを今まで、見過ごして居たのか、、、後悔する日々を過ごしそうである。
窓越しに見えるのは
送電線
だいぶ前に
業者の人が登って
なにやら作業をしていました
高所作業すごいですね
窓越しに見えるのは
ヘリコプター
これもだいぶ前のことだけど
思ったより近くで
びっくりした思い出
住宅街はかつて田んぼで
ヘリコプターでの農薬散布
早朝でしたね
窓はもちろんしっかり閉めたまま
ちょっと懐かしい記憶
窓越しに見えるのは
左手の薬指に指輪をしたふたり
オレンジ色の明かりに包まれた
少し広いダイニングで夕食を囲んでいる
笑いが絶えないとまではいかないけれど
お互いにしか聞こえない声で
もう分かりあっているような会話を
重ねて、重ねて、紡いでいるように見える
その美しさにめまいがして
座り込んだ足元には
土砂降りのあとの河川のような
濁流が私の方へと流れてきていた
目に見えるのは
一瞬にして流されるはずの濁流なのに
めまいがして座り込んだはずなのに
そこから少しも動かなかった
動けなかった
あの人からほのかにする
あの香りは
香水なのだろうか
柔軟剤なのだろうか
会いたいのに
早く会えなくなってほしい
あと2回
窓越しに見えるのは
可愛いあの子
大事にされている
お姫さま
大きくなって強くなったら
迎えに行くんだ
それまで待っててね
窓越しに見えるのは
10年前のこの病棟
この部屋で私は看護師のイトウさんから
時期が来たら
付き合おう。
と言われ
当時彼氏が居た私は
ありがとう。
と返事して居た
冬の日の出来事だった
あれから10年
また同じ病院に入院する事になった私は
もう当時の彼氏とは別れて
1人になって居た
若い日を思い出し
苦笑する
何と無く病室の窓の外を見やる
雨が風に煽られ窓を叩いている
(あの人は、今はどこに居るんだろう。)
懐かしい気持ちと
今のほろ苦い気持ちで複雑な心境だ
コーヒーを飲む。
窓ガラスに映る自分の顔がやけに老けて見えた
考え込むと眉間に皺を寄せてしまうせいか、
(とっくの昔に、結婚して
幸せで居てくれてるといいな…)
窓越しに見える大きなハナミズキの木が
雨に濡れている
私は不治の病で
今回は一時的な病気の悪化
10年の月日を経て
今こうして2回目の入院に至る
もうすぐ入院してから一年を迎える
いろんな人に出会い
様々なことを教わり
人の退院を見送り
そうして繰り返す日々に
多少は慣れてきたことと思う。
1年前の自分は
酷い暮らしっぷりだったなぁ
入院してすっかり
前の自分を他人事のように見て居た。
もう
退院まであと少し
出逢い、別れて
それはセットになっているから
誰にでもある
特別な事
日常に隠れる
特別な出来事
出逢い、別れて
また出逢う
この繰り返しで人は成長するのかもしれない
両親は元気にしているだろうか、
久しぶりに父さんに
電話をかけてみよう
父さん、喜ぶかな
了
窓越しに見えるのは
明日はは友達と買い物に行く予定だった
僕の恋人にあげるプレゼントを選ぶ為
貯めてたお小遣いを崩して買おうと
ワクワクしながら窓の外を眺めた
僕の恋人が近くにいるのに気づいて
声をかけようとした時
友達がいつもしないようなお洒落をして
しかも距離が近い
その時友達が僕の恋人とキスをしているのを
目撃してしまう
僕の恋人は気持ちよさそうな
僕にでも見せないような表情をしていた
窓越しに見えるのは絶望の始まりだった
電車が迎えに来た
今日はいつもより
空が明るい
田んぼから住宅街
住宅街からビル
移り変わる景色
紫色の夕焼け
それらをぼんやり眺めていた
電車が地下に潜り
パチッと明かりを消したように
窓越しの景色は暗闇になった
代わりに見えたのは人
セットしたであろう
髪は崩れて、
今日も頑張ったのだろう
顔から疲労が見てとれた
頑張ったね 今日もお疲れ様と
声をかけようとするが、
彼女はいなくなる
代わりに見えたのは
優しく包むような月と
温かみのある街の光
改札を出て 家に帰ろうとする足は
コンビニに向かった
少し高めのプリンを買って
心で呟く
「今日もお疲れ様」
〜窓越しに見えるのは〜
いつもの通学路
晴れの日も雨の日も風の日も、
あの子の姿が見られるだけで楽しい気持ちになる
怒られた日も泣きたい日も友達とケンカした日も
あの子と目が合うだけで舞い上がる
あの子に会えない日は心が沈む
今日はいるかな…
ドキドキしながら通学路の角にある家の窓を見上げれば
「ニャー」
お目当てのかわいい子が待っててくれていた
今日はいい日になりそうです
***窓越しに見えるのは***
山にかかっている雲
鳥はポーと鳴いてかわいい
家の屋根瓦がいい
山から月が昇る
先月満月も見えた
場所を変えて
とんがり山
大きな虹が二重に出た
みんなほんわか笑顔で
良かった
水彩画の絵のようだった
私は複雑な思いだった
顔をそむけてしまった
バスの窓から店や車を見る
ずっと見てられる
飽きもしないで
息抜きになっている
お母さんにアップルパイを
買いに行かないと
店が狭いからパン一斤棚に出すのに
邪魔そうにされた
窓越しに見えるのは60
きちんとします
ありがとうございます
勇気を出してしまって
いいものかと悩みました
これは私の悪い性格です
右往左往してしまう
目標はあります
必ず行きます
それがあの時の
約束だと思います
ここも約束だと
思っています
水色のジャケットで
出て来た
書いてあげなさいと
言われた気がした
窓越しに見えるのは
窓から見える景色は
いつもと変わらないようで違う
ずっと見てても見ても飽きない
夕日がとても綺麗で
感動するんだよね
今見てた景色が
1分後には違って見える
雲の形とか
空の色とか
窓越しに見えるのは、
窓をつたう雨。
生まれて一度も
外に出たことの無い私には、
その感触が分からない。
だから、想像する。
冷たい?それとも温かい?
サラサラなのかしら。それともドロドロ?
毎日、たくさん想像する。
___いつか、現実で触れることを夢見ながら。
毎日の風景。
授業終わりの休憩時間、
廊下を歩いて、ふと教室を覗くと
本を読んでる君の姿。
窓越しからでも見えた、
君の幸せそうな表情。
きっと彼女にとって素敵な時間なんだと思う。
窓越しに見えるのは
ベランダを隠すように
大きな木が一本はえている
あの木さえなければ景色もいいのに
と彼は言ったが
私は木がある方がいい
大通りに面しているから目隠しになるし
天気のいい日に
葉っぱをキラキラさせているのを見ると
晴れていることがどれだけ幸せなことなのか
思い出させてくれる